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先住民の検索結果161 - 200 件 / 355件

  • カナダでビクトリア女王の銅像が倒される、先住民の子供の遺体発見を受けて

    エリザベス2世の銅像も倒される 7月1日、マニトバ州の州都・Winnipegにある、イギリスのビクトリア女王の銅像が、抗議デモに参加していた人々によって引き倒された。 また、そばにあったエリザベス2世(現在のイギリスの女王陛下)の小さな銅像も、同様に引き倒されたという。 警察は、その際スタンガンを使って1人の男性を逮捕。しかし抗議活動はおおむね平和的に行われていたそうだ。 The Queen Victoria statue that stood in Winnipeg for more than a century was toppled yesterday; its head was removed overnight. I'll launch my Vic Studies course this fall with the long overdue removal of this st

      カナダでビクトリア女王の銅像が倒される、先住民の子供の遺体発見を受けて
    • 先住民族ヤノマミ居留地で違法採掘が急増 ブラジル

      ブラジル・パラ州にある金の違法採掘地(2021年9月21日撮影、資料写真)。(c)MAURO PIMENTEL / AFP 【4月12日 AFP】ブラジル北部のアマゾン(Amazon)熱帯雨林にある保護区の先住民族ヤノマミ(Yanomami)居留地で、昨年の金の違法採掘が急増したことが、ヤノマミの権利擁護運動を行っている「フトゥカラ協会(HAY)」が11日に公表した報告書で明らかになった。 報告書によると、違法な金の採掘が行われた地域は2021年に対前年比で46%増加し、3272ヘクタールに及んだ。18年に監視活動が始まって以来、最大の増加率になった。 HAYは報告書で、「われわれの土地での森林伐採や水源の破壊に加えて、ヤノマミ居留地での金やスズ石の違法採掘は、マラリアや他の感染症の爆発的な拡大や、先住民族に対する暴力の恐ろしいほどの急激な増加をもたらしている」と指摘した。 違法な採掘は、

        先住民族ヤノマミ居留地で違法採掘が急増 ブラジル
      • 米先住民チェロキー、ジープに名称使用の停止呼び掛け

        ジープのSUV「チェロキー」。米ニューヨークで開催されたモーターショーにて(2013年3月27日撮影、資料写真)。(c)Don EMMERT / AFP 【2月23日 AFP】米先民自治政府「チェロキー・ネイション(Cherokee Nation)」は22日、ジープ(Jeep)社のSUVについてチェロキーという名を使用しないよう要請するとともに、「文化の盗用」について話し合いを呼び掛けた。 チェロキー・ネイションのチャック・ホスキン・ジュニア(Chuck Hoskin Jr.)長官は、ジープの親会社「ステランティス(Stellantis)」に対し、チェロキーの名を乗用車に使用していることを非難はしていないとしている。 ホスキン氏は先月、自動車情報誌「カー・アンド・ドライバー(Car and Driver)」から質問を受け、ステランティスとビデオ会議を実施していた。 ホスキン氏は声明で、米国

          米先住民チェロキー、ジープに名称使用の停止呼び掛け
        • 【記者コラム】先住民にもらったあだ名は「折れた足」、私のアマゾン冒険談

          ブラジル・パラ州メディシランディア近くを通るアマゾン横断道路の航空写真(2019年3月13日撮影)。(c)AFP / Mauro Pimentel 【6月12日 AFP】南米でビデオジャーナリストとして5年間仕事をした経験から気付いたのは、この仕事には適度なユーモアが必要だということだ。紛争や災害、政治といった「重い」話題の消化を促すだけではなく、ちょっとしたつまずきで駄目になってしまう夢のような仕事をやり遂げる場合にも。 南米アマゾン(Amazon)で初めて転倒したとき、自分の足首が弱いことに気が付いた。2年前の出来事だ。内陸の湖で巨大なピラルク(重さ100キロ!)を釣り上げた漁師たちの撮影を終え、急いでボートに戻る途中のことだった。 上機嫌で歩いていた私は、次の瞬間、地面に突っ伏していた。その後の移動では、同僚のカメラマンたちが三脚を運んでくれた。 この地域を再び取材に訪れたときにも転

            【記者コラム】先住民にもらったあだ名は「折れた足」、私のアマゾン冒険談
          • カナダの先住民女性、警官に撃たれ死亡 先住民団体は独立調査要求

            カナダ・オンタリオ州の道路上に設置されたバリケードを挟んで立つ、同州の警察と先住民の抗議参加者ら(2020年2月26日撮影、資料写真)。(c)Geoff Robins / AFP 【6月7日 AFP】カナダ東部ニューブランズウィック(New Brunswick)州エドマンズトン(Edmundston)で、先住民女性のシャンテル・ムーア(Chantel Moore)さん(26)が警察官によって射殺される出来事があり、先住民団体は6日、独立調査を行うよう求めた。 カナダの先住民を代表する5団体の一つ、先住民会議(CPA)は、「シャンテル・ムーアさんの死亡と、警察活動や司法システムが先住民族に示す、現在も続く組織的な偏見や差別への公開調査」を要求した。 ムーアさんは4日、健康状態を確認するために親族が呼んだ警察官によって射殺された。 エドマンズトン警察は、ムーアさんが警官を刃物で脅したと証言。遺

              カナダの先住民女性、警官に撃たれ死亡 先住民団体は独立調査要求
            • 海沿いの小部屋は先住民の子の「監獄」だった…生存者が語る米寄宿学校での人種差別とは:東京新聞 TOKYO Web

              トゥラリップの先住民寄宿学校で子どもたちへの体罰に使われた「監獄」の跡。潮が満ちると海水が押し寄せたという=杉藤貴浩撮影

                海沿いの小部屋は先住民の子の「監獄」だった…生存者が語る米寄宿学校での人種差別とは:東京新聞 TOKYO Web
              • 米先住民ナバホ指導部、脆弱な居留地への新型コロナの影響を懸念

                米ユタ州にあるモニュメントバレー・ナバホ・トライバル公園(2015年5月16日撮影)。(c)MLADEN ANTONOV / AFP 【4月2日 AFP】米最大の先住民居留地、ナバホ・ネーション(Navajo Nation)の指導部は、新型コロナウイルスがもともと脆弱(ぜいじゃく)な同居留地にもたらし得る影響を懸念している。 先住民ナバホ(Navajo)の指導部は、すでに境界を閉ざし、夜間外出禁止令を出していたが、1日までに感染者174人、死者7人が確認された。 ナバホ・ネーションの人口は約17万5000人。面積は7万1000平方キロで、3州にまたがっている。中にはもともと大きく孤立した生活を送っている住民もいる。 多くは高齢者または糖尿病などの慢性疾患がある人々なので、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に感染すると重症化しやすい。 また、大家族が一つ屋根の下で暮らしているため、

                  米先住民ナバホ指導部、脆弱な居留地への新型コロナの影響を懸念
                • アマゾン先住民ら大会合、ブラジル大統領の密林開発で共同戦線

                  ブラジル・マトグロソドスル州ピアラスで行われた先住民の集会で、記者会見に臨むカヤポ一族の長老ラオーニ・メトゥティレさん(2020年1月15日撮影)。(c)CARL DE SOUZA / AFP 【1月17日 AFP】ブラジルの熱帯雨林アマゾン(Amazon)の奥地で今週、数十部族の先住民の長老たちが大集合し、ジャイル・ボルソナロ(Jair Bolsonaro)大統領の開発計画に対抗して共同戦線を張るため協議している。ボルソナロ氏はアマゾンの環境規制を緩和し、先住民たちの土地で鉱山開発を進めようとしている。 先住民らは、ボルソナロ氏の計画は熱帯雨林と先住民の生活をおびやかすだけでなく、土地の所有権をめぐる紛争を引き起こしかねないと批判している。 会合は14日、熱帯雨林の破壊が進む中西部マトグロソ(Mato Grosso)州の村で始まった。先住民カヤポ(Kayapo)の長老ラオーニ・メトゥティ

                    アマゾン先住民ら大会合、ブラジル大統領の密林開発で共同戦線
                  • 「琉球民族は先住民族ではない」政府発言に抗議 具志堅、松島氏が声明 - 琉球新報デジタル

                    国連本部ビル=スイス・ジュネーブ(資料写真) スイス・ジュネーブで開催された国連の先住民族の権利に関する専門家機構(EMRIP)会議に参加した遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」の具志堅隆松代表とニライ・カナイぬ会の松島泰勝共同代表は、同会議で日本政府代表が琉球民族を先住民族ではないと発言したことについて7日付で抗議声明を発表した。 声明は「1879年までに琉球王国を侵略し、併合した日本政府が認知しなくても、先住民族は存在する。日本政府は、琉球民族が先住民族であるかどうかを決める権限を持っていない」と指摘。政府発言は先住民族の権利に関する国連宣言やEMRIPの目的を侮辱しているとし、「国連人権理事会の理事国の一つとしての資質に欠ける」と糾弾した。 EMRIPの会議では具志堅氏や松島氏らが登壇し、日米安保条約により琉球の自己決定権が侵害されているなどと訴えていた。 (稲福政俊) 【関連記事】

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                    • 先住民寄宿学校跡から子ども215人の遺骨、カナダ各地で追悼

                      カナダ・ブリティッシュコロンビア州の寄宿学校跡地から215人の子どもの遺骨が発見されたことを受けて、犠牲者を追悼しデモ行進する同国ケベック州のカナワク・モホーク居留地の人たち(2021年5月30日撮影)。(c)Peter MCCABE / AFP 【5月31日 AFP】先住民を同化させる目的で100年以上前にカナダのブリティッシュコロンビア(British Columbia)州に建てられた寄宿学校の跡地から3歳児を含む子ども215人の遺骨が見つかったことを受けて、カナダ各地で30日、追悼行事が開かれ、半旗が掲げられた。 ジャスティン・トルドー(Justin Trudeau)首相は、「カムループス(Kamloops)の寄宿学校で命を落とした215人の子どもたち、そしてついに家に帰ることができなかったすべての先住民の子どもたち、生存者、その家族のために、(首都オタワの)ピースタワー(Peace

                        先住民寄宿学校跡から子ども215人の遺骨、カナダ各地で追悼
                      • 絶滅危惧カリブーが3倍に増加、カナダ先住民9年越しの成果

                        カナダはブリティッシュ・コロンビア州のロッキー山脈に作られた母子用の囲いの中にいるメスのカリブー。2022年に捕獲され、ここへ移された。(Photograph By Ryan Dickie) カナダのブリティッシュ・コロンビア州東部にはかつて、数えられないほどのカリブー(トナカイ)がいた。「長老たちは、かつてはカリブーが虫のようにたくさん生息していたと言っていました」 カリブーに頼って生きてきた先住民グループのひとつ、ウェスト・モーバリー・ファースト・ネーションズの首長(チーフ)であるローランド・ウィルソン氏は言う。「カリブーはいつも身近にいたのです」 現在、カリブーの数は激減している。アルバータ州との州境からほど近いウェスト・モーバリーでは、20世紀に入植者たちが原生林を破壊し、カリブーの生息数が徐々に減っていった。ウィルソン氏が生まれた1966年には、巨大な群れがいた時代は終わりを告げ

                          絶滅危惧カリブーが3倍に増加、カナダ先住民9年越しの成果
                        • アマゾン先住民から“TikTokスター”誕生! 「カブトムシの幼虫を食べる」動画でフォロワー600万人 | 「日常」を見せただけなのに…

                          「バイラル動画」の新星 アマゾンの熱帯雨林の真ん中、ネグロ川のほとり沿いで、顔にペイントを施した若い女性が退屈していた。新型コロナウイルスの感染拡大で観光客が途絶え、ボートでしかたどりつけないこの先住民村はますます孤立していた。 時間を持て余したクンハポランガ・タトゥヨ(22)は、動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の使い方を覚えようと、スマートフォンを片手に日々を過ごしていた。 最初は曲に合わせて踊ったり、動画の吹き替えをしたり、自分の見た目を加工で大きくゆがめてみたりと、TikTokの機能を存分に活用した。だが、どれも受けはいまいちだった。 クンハポランガの自宅は、周りにアマゾンのジャングルしかない川沿いのかやぶき屋根の集落にある。ここに住む数十人の住民はタトゥヨ族の仲間だ。彼らは顔に真っ赤なペイントを施し、精巧な羽の頭飾りをつけ、鳴き声のやかましいコンゴウインコ(クンハポ

                            アマゾン先住民から“TikTokスター”誕生! 「カブトムシの幼虫を食べる」動画でフォロワー600万人 | 「日常」を見せただけなのに…
                          • ブラジル先住民の貴重映像公開、ボルソナロ政権下の伐採で絶滅の危機

                            文明社会と未接触とされる先住民アワの男性。ブラジル北部マラニョン州のアマゾン熱帯雨林で撮影された映像より。サバイバル・インターナショナル提供(2018年8月撮影、2019年7月22日公開)。(c)AFP PHOTO / MIDIA INDIA / WWW.SURVIVALINTERNATIONAL.ORG 【7月23日 AFP】文明社会と接触していないとされるブラジルの先住民が、アマゾン(Amazon)の熱帯雨林で狩猟をする姿を捉えた貴重な映像が22日、保護団体によって公開された。 北部マラニョン(Maranhao)州の熱帯雨林の中で撮影された58秒間の映像では、山刀を持つ先住民アワ(Awa)の若い男性が葉のにおいを嗅ぎ、その後撮影者の方を見ると数秒後に、槍を持つ先住民の一団と一緒に走り去る姿が捉えられている。 先住民らの権利保護団体「サバイバル・インターナショナル(Survival In

                              ブラジル先住民の貴重映像公開、ボルソナロ政権下の伐採で絶滅の危機
                            • トルドー首相、大量の墓見つかった先住民寄宿学校跡地を訪問

                              【7月8日 AFP】カナダのジャスティン・トルドー(Justin Trudeau)首相は6日、墓標のない墓が数百基見つかった同国中部サスカチワン(Saskatchewan)州にあるカトリック寄宿学校の跡地を訪問した。学校跡地から見つかった墓や遺骨は、寄宿学校で生活していた先住民の子どもたちのものだった。 トルドー首相は同日、児童福祉に関する権限を連邦政府から先住民に戻すことを定める協定に署名した。署名を前に「ここカウェセス(Cowessess)、そして全国で、寄宿学校をめぐる有害な政策によって子どもたちが命を落とした。これは恥ずべきことだ」と語った。 先住民団体カウェセス・ファースト・ネイション(Cowessess First Nation)のカドマス・デローム(Cadmus Delorme)代表らとも面会したトルドー首相は、墓が見つかった場所に足を運び、テディベアを手に亡くなった子どもた

                                トルドー首相、大量の墓見つかった先住民寄宿学校跡地を訪問
                              • 数千人の子供が行方不明、寄宿学校跡に数百の遺骨…同化教育の先住民か

                                【読売新聞】 【ロサンゼルス=渡辺晋】かつて先住民族に対する強制的な同化教育が行われたカナダで、複数の寄宿学校の跡地から計数百体の遺骨などが相次いで見つかった。数千人の子供の行方が分からなくなった経緯があり、「人道に対する犯罪だ」な

                                  数千人の子供が行方不明、寄宿学校跡に数百の遺骨…同化教育の先住民か
                                • [AMCoR] - DNA解析と「アイヌ民族否定論」:歴史修正主義者による先住民族史への干渉

                                  AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。 ※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。

                                  • アマゾン先住民、金の小規模採掘の合法化求めてデモ ブラジル

                                    ブラジル・パラ州モラエスアルメイダで、小規模金採掘を合法化するよう求めるデモに参加した人々(2019年9月13日撮影)。(c)NELSON ALMEIDA / AFP 【9月15日 AFP】ブラジル北部のアマゾン(Amazon)熱帯雨林で暮らす先住民らが13日、自らの土地での小規模金採掘は収入源になっているとして、試掘の許可を要求するデモを繰り広げた。 パラ(Para)州モラエスアルメイダ(Moraes Almeida)では、同州で暮らす先住民ムンドゥルク(Munduruku)の人々や採掘人ら数百人が幹線道路を5日間にわたって封鎖。重要な輸送路がまひし、大豆やトウモロコシ、ガソリンを積載したトラック数百台が足止めされた。 ジャイル・ボルソナロ(Jair Bolsonaro)大統領率いる同国政府は、抗議デモの代表者らと首都ブラジリアで16日に面会することで合意し、道路の封鎖は13日午後に解か

                                      アマゾン先住民、金の小規模採掘の合法化求めてデモ ブラジル
                                    • エクアドル先住民が道路封鎖、燃料価格高騰に抗議

                                      エクアドル・スンバグアの近くで道路を封鎖するバリケードの上に立つ先住民の女性(2021年10月26日撮影)。(c)Rodrigo BUENDIA / AFP 【10月27日 AFP】南米エクアドル各地で26日、燃料価格の高騰に抗議する先住民のデモ隊が石を置いたりタイヤを燃やしたりして道路を封鎖した。同国では非常事態宣言が出されている。 セサル・ザパタ(Cesar Zapata)警察署長によると、首都キトではエクアドル先住民族連盟(CONAIE)の呼び掛けに応じて約1500人がデモに参加した。 マリア・エレナ・ポンセ(Maria Elena Ponce)さん(58)はAFPに対し、「昨年から失業している子ども3人のためにここに来た。子どもたちは家計を助けてくれていたが、今は全員が苦しみ、絶望している」と語った。 政府は「道路封鎖を阻止する」と警告。デモ隊を監視するため、全土に警察と軍を配備し

                                        エクアドル先住民が道路封鎖、燃料価格高騰に抗議
                                      • 『命を落とした七つの羽根: カナダ先住民とレイシズム、死、そして「真実」』(青土社) - 著者:タニヤ・タラガ 翻訳:村上佳代 - タニヤ・タラガによる前書き | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS

                                        著者:タニヤ・タラガ翻訳:村上佳代出版社:青土社装丁:単行本(ソフトカバー)(362ページ)発売日:2021-05-26 ISBN-10:4791773780 ISBN-13:978-4791773787 1966 年、12 歳のチャーニーは、カナダ政府が先住民族の同化政策として制度化した寄宿学校から逃げ出す途中、線路上で凍死した。死因審問の結果、悲劇を繰り返さぬよう四つの勧告が出されたが、なんら改善策はとられなかった。 それから四半世紀以上経った2000年から2011年の間、オンタリオ州のサンダーベイ市で7 人の先住民の高校生が死亡した。うち5 人は、先住民の聖地の麓を流れるカイ川で遺体となって発見されている。高校卒業の資格を得るために、彼らは故郷から何百マイルも離れた都会で暮らしていた。将来への希望を見つける機会となるはずが、彼らが経験したのは、日常に溢れる先住民への差別と人々の無関心

                                          『命を落とした七つの羽根: カナダ先住民とレイシズム、死、そして「真実」』(青土社) - 著者:タニヤ・タラガ 翻訳:村上佳代 - タニヤ・タラガによる前書き | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
                                        • 豪先住民アボリジニの遺跡、リオ・ティントが鉄鉱石採掘で破壊

                                          ウエスタンオーストラリア州で2013年6月2日(上)と2020年5月15日(下)に撮影された、豪先住民アボリジニの洞窟遺跡のあるジューカン渓谷の様子を比較した画像。アボリジニ団体PKKP提供(2020年5月27日入手)。(c)PETER PARKS / PKKP Aboriginal Corporation / AFP 【5月29日 AFP】オーストラリア西部のピルバラ(Pilbara)地域にある4万6000年前の先住民アボリジニの洞窟遺跡を、英豪系資源大手リオ・ティント(Rio Tinto)が鉄鉱石採掘の際に破壊していたことが分かった。同社が発破で損傷を与えたと認めた。 ウエスタンオーストラリア(Western Australia)州のジューカン渓谷(Juukan Gorge)にあるこの洞窟遺跡について、伝統的な所有者であるアボリジニの共同体は、かつてアボリジニが暮らしていた岩屋群だと確

                                            豪先住民アボリジニの遺跡、リオ・ティントが鉄鉱石採掘で破壊
                                          • 先住民に放尿し逮捕、違法建築の自宅も取り壊し インド

                                            インド中部マディヤプラデシュ・ブルハンプルにあるタージマハルのレプリカ(2021年11月25日撮影、資料写真)。(c)Uma Shankar MISHRA / AFP 【7月6日 AFP】インドの路上で先住民に向かって男が放尿する動画が拡散し、非難の的になっている。男は逮捕・起訴された上、自宅が違法建築だったことが発覚し、5日に取り壊された。 ソーシャルメディアで拡散した動画には、プラベシュ・シュクラ被告が暗い路上でたばこを吸いながら、先住民の若者に向かって放尿する様子が映っている。 事件は昨年、中部マディヤプラデシュ(Madhya Pradesh)州シディ(Sidhi)で起きたが、今週になって世間の注目を集めた。 警察によると、被告は暴行罪で起訴されており、有罪になれば禁錮1年と罰金を科される可能性がある。 また、AFPの取材に応じた警察官によると、被告の自宅が「違法建築であることが判明

                                              先住民に放尿し逮捕、違法建築の自宅も取り壊し インド
                                            • 焦点:アマゾン奥地で消された2人、先住民軽視政策の「犠牲」に

                                              アイテム 1 の 2  ブラジル先住民の共同体の相談役だったブルーノ・ペレイラ氏と英国人ジャーナリストのドム・フィリップ氏の死の衝撃は、ブラジル全土、そして世界中に広がり、ボルソナロ大統領就任後のFUNAI改革、さらには先住民居住地域における暴力事件や侵入犯罪の増加傾向が注目を集めている。写真はアタライア・ド・ノルテで13日、抗議デモに参加するUNIVAJAのメンバーら(2022年 ロイター/Ueslei Marcelino) [1/2] ブラジル先住民の共同体の相談役だったブルーノ・ペレイラ氏と英国人ジャーナリストのドム・フィリップ氏の死の衝撃は、ブラジル全土、そして世界中に広がり、ボルソナロ大統領就任後のFUNAI改革、さらには先住民居住地域における暴力事件や侵入犯罪の増加傾向が注目を集めている。写真はアタライア・ド・ノルテで13日、抗議デモに参加するUNIVAJAのメンバーら(202

                                                焦点:アマゾン奥地で消された2人、先住民軽視政策の「犠牲」に
                                              • ブラジル先住民の今 長老がコロナに倒れ「神話消える」:朝日新聞デジタル

                                                ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

                                                  ブラジル先住民の今 長老がコロナに倒れ「神話消える」:朝日新聞デジタル
                                                • アメリカで大量のリチウム鉱床を発見…しかし、そこは先住民の聖地だった

                                                  Rebecca Cohen,Jessica Orwig [原文] (翻訳:大場真由子、編集:井上俊彦) Sep. 23, 2023, 08:00 AM 国際 35,666 アメリカの火山のクレーターにある鉱床に大量のリチウムが眠っていることがわかった。 リチウムは電気自動車のバッテリーに使用されている金属だ。 クリーンエネルギーにとって、リチウムがアメリカで採掘されるのは画期的なことだが、一方ですでにアメリカ先住民たちは苦境に立たされている。 マクダーミット・カルデラ(McDermitt Caldera)という名前にはおそらく馴染みがないだろう。それは約1600万年前に最後に噴火した火山のカルデラだ。だが、リチウムハンターにとって今世紀最大の「金鉱」の発見だった。 科学者たちは2020年、このカルデラには「イライト(illite)」と呼ばれる珍しい粘土に閉じ込められる形で、世界最大量とも言

                                                    アメリカで大量のリチウム鉱床を発見…しかし、そこは先住民の聖地だった
                                                  • 西オーストラリア州と先住民が海洋公園設立 「歴史に残る出来事」

                                                    西オーストラリア州のバッカニア群島に設立される3つの新しい海洋公園は、先住民と州政府が共同で管理運営する。(Photograph by Auscape International Pty Ltd., Alamy Sock Photos) 2022年の夏、オーストラリア西部の西オーストラリア州と北東部のクイーンズランド州が、合わせて9500平方キロメートルを超える土地(ほぼ青森県の面積に相当)を先住民に返還した。オーストラリアの先住民たちは6万年もの間、広大なサンゴ礁、手つかずの熱帯雨林、大峡谷など、すばらしい景観に恵まれたこれらの地域に暮らし、守ってきたが、約220年前に英国人入植者によって強制的に締め出されていた。 まず西オーストラリア州では、初の試みとして、州政府が先住民とともに新しい海洋公園を州都パースから約1900キロ北にあるバッカニア群島に設立した。「マヤラ」「マイヤラム」「バル

                                                      西オーストラリア州と先住民が海洋公園設立 「歴史に残る出来事」
                                                    • 今も終わらぬ戦い  「絶滅」した先住民の子孫 オーストラリア

                                                      オーストラリア・タスマニア島南東部ホバート近郊のなだらかな丘陵。南に穏やかな湾を望む一帯の草原には小型カンガルーのワラビーやウォンバットなどの野生動物が時折姿を見せ、オーストラリアの田舎らしいのどかな風景が広がる。 「年長者や子どもたちが丘の上から追い込んだワラビーを、やりを構えた男たちが下で仕留める。ここは狩猟に最適な場所だったんだ」。タスマニア・アボリジナル・センターの文化コーディネーター、デウェイン・エベレットスミス(32)が祖先の先住民アボリジニに思いをはせた。 だが、リスドンコーブと呼ばれるこの地域は、かつてタスマニアのアボリジニと英国人入植者の間で起きた衝突「ブラック・ウォー」(1820~30年代。期間は諸説)に先駆けて、1804年に入植者が初めてアボリジニを大量虐殺したといわれる場所だった。最近の研究により数百人が犠牲になったとされる。 タスマニア島リスドンコーブの丘をアボリ

                                                        今も終わらぬ戦い  「絶滅」した先住民の子孫 オーストラリア
                                                      • 米国先住民の捕鯨、アラスカ以外でも2023年に再開の可能性

                                                        米国ワシントン州北西部のオリンピック国立公園内にある美しいシシ海岸を訪れるためには、マカ族の保留地から歩いて行かなければならない。海と捕鯨はマカ族の文化と歴史の核心をなすものだ。(PHOTOGRAPH BY MATTHEW RYAN WILLIAMS, THE NEW YORK TIMES/REDUX) 私(筆者のEmma Marris氏)はこの春、米国ワシントン州北西部にある先住民「マカ族」の保留地を訪れた。シダが生い茂り、岩はコケに覆われている。波に削られた崖がそそり立ち、小島が波に洗われている。針葉樹の梢(こずえ)に低い雲がかかり、空気は海の匂いがする。ここはおそらく地球上で最も美しい場所の1つだ。 マカ族は他の多くのアメリカ先住民と違ってカジノを持たず、漁業で生計を立てている。彼らは昔から、物質的にも精神的にも、必要なものはすべて海から得ていた。19世紀、ワシントン準州知事アイザッ

                                                          米国先住民の捕鯨、アラスカ以外でも2023年に再開の可能性
                                                        • アメリカ先住民の子ども「死亡、数万人の恐れ」 虐待横行の寄宿学校問題で報告書:東京新聞 TOKYO Web

                                                          【ニューヨーク=杉藤貴浩】米先住民の子どもを白人社会に同化させるために強制的に収容した米各地の寄宿学校で虐待などが横行した歴史を巡り、内務省は学校で死亡した子どもが数万人に達する恐れがあると指摘する報告書をまとめた。自身も先住民出身のハーランド内務長官は記者会見で「多くの子どもが恐ろしい制度で命を落とした」と声を詰まらせ、先住民社会への支援を強化する考えを示した。 内務省が11日に公表した報告書によると、連邦政府が関与した寄宿学校は1819~1969年に中西部や西部を中心に37州で408校あった。ハワイやアラスカを含む先住民の子どもを親元から強制的に数千キロも引き離し、先住民の伝統文化を断ち切ることにより、白人社会への同化を図り、先住民から固有の土地を奪う目的もあった。

                                                            アメリカ先住民の子ども「死亡、数万人の恐れ」 虐待横行の寄宿学校問題で報告書:東京新聞 TOKYO Web
                                                          • 1937年の絵画に「スマホを手にした先住民族の姿」が描かれていると話題に! - ナゾロジー

                                                            その時代に存在するはずのない遺物を「オーパーツ」と呼びますが、私たちは時に、先人たちの遺した美術品の中に、それを発見することがあります。 今回、紹介する絵画も、オーパーツが描かれているとして、海外掲示板・Redditで話題になった一枚です。 西欧人と先住民族の入り乱れる様が描かれていますが、中央やや右下にいる男性に注目してください。 右手に持っているその物体は、明らかに、私たちが慣れ親しんでいる「スマホ」に見えます。 では、この絵画はいつ制作され、何を描いたものなのでしょう? そして、男性が手に持つ「スマホ」のような物体は、何なのでしょうか? People Believe This 1937 Painting Is “Proof” Of Time Travel https://www.iflscience.com/people-believe-this-1937-painting-is-p

                                                              1937年の絵画に「スマホを手にした先住民族の姿」が描かれていると話題に! - ナゾロジー
                                                            • 信仰深いペルーの先住民族を恐怖に陥れたUMA「皮をはぐもの」の正体が判明 : カラパイア

                                                              ペルー北部にある先住民族が住む村で、今年7月以降、身長2m以上のエイリアンのような謎生物が浮遊しているのが何度も目撃されていた。 それは、地元の人々に古くから伝わるUMA「皮をはぐ者(ロス・ペラカラス)」だと噂され、村中に脅威が広がる中、少女がナイフで喉の一部を切られて病院に搬送されるという事件が起きた。 その後、パトロールが強化され、ペルー国家検察庁がついにその正体を突き止めた。 やはり人間の仕業だったようだ。違法な金採掘集団がジェットパックに乗って、村人らを驚かしていたのだという。

                                                                信仰深いペルーの先住民族を恐怖に陥れたUMA「皮をはぐもの」の正体が判明 : カラパイア
                                                              • 原生林の保護、カギは先住民に 研究

                                                                ブラジル・パラ州にある先住民アララの土地(2019年3月13日撮影、資料写真)。(c)Mauro Pimentel / AFP 【1月8日 AFP】失われつつある世界の原生林の3分の1以上を先住民が管理しているとの調査結果が7日、発表された。先住民らは開発や森林破壊の脅威にさらされており、保護強化が必要だと研究チームは訴えている。 オーストラリア東海岸では今、破滅的な森林火災が猛威を振るっている。このような中、実施された森林維持に関する最新調査では、残存する手付かずの森林の36%は先住民に所有権があることが明らかになった。 開発されておらず、生息地が保たれているこれらの森林と隣接地は、気候変動や生物多様性の損失に対抗する上で重要となる。 先住民は生態系の維持において極めて重要な役割を果たしている。先住民の伝統的な森林管理方法は、現代の保護技術よりも多くの場合において効果的なことが判明してい

                                                                  原生林の保護、カギは先住民に 研究
                                                                • ペルー先住民、ヒ素や鉛で健康被害多数 アムネスティ報告

                                                                  ペルーの鉱山(2011年11月23日撮影、資料写真)。(c)ERNESTO BENAVIDES / AFP 【5月20日 AFP】国際人権団体アムネスティ・インターナショナル(Amnesty International)は18日、南米ペルーで大規模な鉱山事業の現場近くに住む多数の先住民が、体内に取り込まれた高濃度の金属や有害物質を調べる検査で陽性を示し、健康危機に直面していると警鐘を鳴らした。 アムネスティの報告書は、クスコ(Cusco)州南東部エスピナル(Espinar)郡の先住民カーナ(K'ana)人の健康を守る義務を、ペルー政府が「怠っている」と非難している。クスコには、同国の観光地として最も人気が高いマチュピチュ(Machu Picchu)遺跡がある。 調査の責任者マリア・ホセ・ベラメンディ(Maria Jose Veramendi)氏はAFPに対し、2018年から2020年にかけ

                                                                    ペルー先住民、ヒ素や鉛で健康被害多数 アムネスティ報告
                                                                  • ローマ教皇、カナダ先住民に「深くおわび」 同化政策の寄宿学校は「悲惨な誤ち」 - BBCニュース

                                                                    ローマ教皇フランシスコは25日、訪問先のカナダで演説し、カトリック教会が運営していた先住民同化政策の寄宿学校で先住民の子供が虐待を受けていた問題をめぐり、サバイバー(被害を生き延びた人)に許しを請いたいと述べた。

                                                                      ローマ教皇、カナダ先住民に「深くおわび」 同化政策の寄宿学校は「悲惨な誤ち」 - BBCニュース
                                                                    • ナヴァホ・ネイション、アウトブレイクに立ち向かう先住民コミュニティー - BBCニュース

                                                                      画像説明, ナヴァホ・ネイションはユタ州、アリゾナ州、ニューメキシコ州の砂漠や渓谷にまたがり、先住民の準自治領としては広さ、人口共に最大だ 自分が新型コロナウイルスに感染していると分かった時、アメリカの先住民ナヴァホのヴァレンティーナ・ブラックホースさんは携帯電話で姉妹に、心配しないようにとメッセージを送った。 ミス・コンテストで優勝経験のあるヴァレンティーナさんは、ナヴァホの伝統を愛していること、他人を助ける情熱、そしてユーモア豊かな性格で知られていた。1歳半の娘ポエットちゃんを溺愛し、政府職員として働き、ナヴァホ・ネイション(先住民の準自治領)の大統領になることを夢見ていた。 新型コロナウイルスがナヴァホ・ネイションまで到達した時、ヴァレンティーナさんは家族に家の中にとどまり、感染対策をするよう呼びかけた。しかし数週間後、恋人のボビーさんが体調を崩したため、ヴァレンティーナさんはアリゾ

                                                                        ナヴァホ・ネイション、アウトブレイクに立ち向かう先住民コミュニティー - BBCニュース
                                                                      • 北海道の先住民族アイヌ民族について学べるスポット - もっともっと北海道~もっと知りたい知ってほしい北海道

                                                                        アイヌ民族とは アイヌ民族は日本列島北部周辺、主に北海道の先住民族で、アイヌ語でカムイ「神々」に対する「人間」という意味で、民族呼称でもあります。 その昔、アイヌ民族は自然界から得られるものを採集しながら生活し、伝統文化を形成し、信仰も築いていました。 カムイ 日本語では「神」や「仏」などと訳されることが多い「カムイ」。実は「カムイ」というアイヌ語は、「神」や「仏」などの日本語と意味が一致するものではありません。 アイヌの信仰では、この世のあらゆるものに〈魂〉が宿っていて、人間とカムイとがお互いに関わりあい、影響を及ぼしあっていると考えられていました。 アイヌ民族とは カムイ アイヌ民族の歴史 ウポポイ(民族共生象徴空間) アイヌ関連施設~アイヌ民族の文化や歴史を学べるスポット 道央にあるアイヌ関連施設 札幌市アイヌ文化交流センター(サッポロピリカコタン) 北海道立アイヌ総合センター アイ

                                                                          北海道の先住民族アイヌ民族について学べるスポット - もっともっと北海道~もっと知りたい知ってほしい北海道
                                                                        • アマゾン奥地の先住民族と軍が衝突 4人が死亡 原因はWiFi(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

                                                                          先住民族とベネズエラ軍がWiFi(ワイファイ)の使用を巡って争いになり、軍が発砲――。そんな事件が3月、ブラジルとの国境近くにあるアマゾンの村の周辺で起こった。先住民族側の4人が死亡し、ベネズエラ当局は調査を始めたとしている。 【写真】ベネズエラ南部のアマゾナス州で2012年9月、踊りを見せる先住民族ヤノマミ=ロイター 米ワシントン・ポスト紙などの報道によると、3月20日、ブラジルとの国境付近にあるベネズエラ南部パリマで、先住民族ヤノマミの集団がベネズエラ軍の基地を訪問した。ヤノマミと軍はこの一帯でWiFiを共同使用する約束を結んでいたが、ルーターを持つ軍が無断でWiFiのパスワードを変更したことで、抗議しに行ったという。その後言い争いになり、軍が発砲。ヤノマミの4人が死亡した。

                                                                            アマゾン奥地の先住民族と軍が衝突 4人が死亡 原因はWiFi(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
                                                                          • メキシコ大統領、教会の先住民迫害関与で教皇に謝罪要求

                                                                            メキシコ市内の国立宮殿で、2014年に行方不明になった学生43人の親族と面会するアンドレス・マヌエル・ロペスオブラドール大統領(2020年9月26日撮影、資料写真)。(c)RODRIGO ARANGUA / AFP 【10月11日 AFP】メキシコのアンドレス・マヌエル・ロペスオブラドール(Andres Manuel Lopez Obrador)大統領は10日、500年前の旧宗主国スペインによる侵略でローマ・カトリック教会が先住民迫害に関与したことを謝罪するよう、フランシスコ教皇(Pope Francis)に書簡で求めたことを明らかにした。 ロペスオブラドール氏は教皇への書簡をソーシャルメディアで公表し、スペイン人コンキスタドール(征服者)が1521年にメキシコに到達した後の「最も非難されるべき残虐行為」について、スペイン国王と同国政府、バチカンのカトリック教会は謝罪すべきだと述べた。その

                                                                              メキシコ大統領、教会の先住民迫害関与で教皇に謝罪要求
                                                                            • ブラジル最大の先住民族から高濃度の水銀検出 健康被害も確認 | 毎日新聞

                                                                              南米ブラジルの政府系研究機関は、熱帯雨林アマゾンの奥地で暮らす先住民ヤノマミ族の人々の多くから高濃度の水銀が検出されたとの調査結果を明らかにした。背景には金の違法採掘の横行があると指摘し、健康被害が出ているとして改めて警鐘を鳴らした。 ヤノマミ族の人口は2万7000人超で、ブラジル最大の先住民族といわれる。調査は北部ロライマ州の保護区にある九つの村を対象に2022年10月、保健省傘下の研究機関オズワルドクルス財団などが実施し、集計した結果を今月3日に公表した。 調査では、子どもや高齢者を含む約300人から毛髪を採取し、水銀濃度を測定した。その結果、84%から世界保健機関(WHO)の安全基準を超える水銀が検出され、10・8%からはさらに高濃度の水銀が検出された。アマゾンに暮らす人々の主要なたんぱく源である魚のサンプルも水銀に汚染されていた。 人々が被害を受けるのは、次のような流れだ。違法採掘

                                                                                ブラジル最大の先住民族から高濃度の水銀検出 健康被害も確認 | 毎日新聞
                                                                              • ローマ教皇 寄宿学校でのカナダ先住民への大規模虐待を謝罪 | NHK

                                                                                ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇は、カナダで、19世紀から1990年代にかけて行われていた先住民の同化政策のもと、カトリック教会が運営する寄宿学校で大規模な虐待が行われていたことについて謝罪しました。 カナダでは、19世紀から1990年代にかけて、先住民の同化政策に基づき、先住民の子どもたちが親から引き離されて、カトリック教会が運営する寄宿学校に入れられ、そこで多くの子どもが虐待を受けて命を落としていたことが明らかになり、カナダ政府は2015年にまとめた報告書で当時の政策を「文化的ジェノサイド」と非難していました。 これについて、ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇は1日、バチカンでカナダの先住民の代表団と面会した際、「教育に携わるカトリック教徒が、虐待に関わっていたことに憤りと恥を感じる。心の底から強い悲しみを表明する」と述べ、謝罪しました。 これに対し、カナダの先住民の代表

                                                                                  ローマ教皇 寄宿学校でのカナダ先住民への大規模虐待を謝罪 | NHK
                                                                                • コンドルを絶滅の危機から救う、先住民と生物学者ら協力 コロンビア

                                                                                  コロンビアのプラセ国立公園でアンデスコンドルの個体数調査に協力する先住民の男性とアンデスコンドル(2021年2月13日撮影)。(c)Luis ROBAYO / AFP 【3月7日 AFP】コロンビア先住民のロセンド・クイラ(Rosendo Quira)さん(52)は、餌にコンドルが引き寄せられることを願い、薬草の小枝を静かに振る。上空では、海抜約3200メートルの峠へと向かい、コンドルが雲を通り抜けて滑空する──。一連の様子は隠しカメラで撮影される。 2月中旬、アンデス山脈(Andes mountain)を象徴する鳥であるアンデスコンドルの個体数調査が初めて行われた。調査は国内約100か所、ボランティアの協力を得て実施された。 参加したボランティアは約300人。多くはクイラさんのような先住民だが、先祖から伝わる知識の豊富さではクイラさんは群を抜いている。 南西部プラセ(Purace)にある

                                                                                    コンドルを絶滅の危機から救う、先住民と生物学者ら協力 コロンビア