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  • 安倍政権の芸術検閲が始まった!「あいちトリエンナーレ」補助金取り消しを町山智浩、内田樹、平野啓一郎、想田和弘らが批判 - 本と雑誌のニュースサイト/リテラ

    安倍政権の芸術検閲が始まった!「あいちトリエンナーレ」補助金取り消しを町山智浩、内田樹、平野啓一郎、想田和弘らが批判 明らかに安倍政権による“国家検閲”だ。脅迫やテロ予告を含む電凸攻撃を受け、企画展「表現の不自由展・その後」が中止に追い込まれた「あいちトリエンナーレ」に対し、文化庁が昨日26日、採択していた約7800万円の補助金を交付しない決定を発表した。 「表現の不自由展・その後」をめぐっては、慰安婦問題を象徴する「平和の少女像」などの展示に対し、右派からの批判が殺到。河村たかし名古屋市長や松井一郎大阪市長、そして自民党の国会議員らが展示を問題視・攻撃するような発言を繰り返した。さらに、菅義偉官房長官や当時の柴山昌彦文科相も国からの補助金をタテにして牽制していた。 だが、まさか本当に補助金を全額取り消してしまうとは、開いた口が塞がらない。しかも、愛知県が設置した第三者検証委員会(「あいち

      安倍政権の芸術検閲が始まった!「あいちトリエンナーレ」補助金取り消しを町山智浩、内田樹、平野啓一郎、想田和弘らが批判 - 本と雑誌のニュースサイト/リテラ
    • 『13日間で「名文」を書けるようになる方法』(高橋源一郎)を読む - 関内関外日記

      横浜市中央図書館の三階ってのは妙な階で、横浜市にまつわる資料と、昔の新聞の縮刷版とかいうやつと、なぜか言葉についての本が置いてある。なんで言葉に関する本が三階にあるのかおれにはわからない。おれはこの間、三階に久々に寄ってみた。そしたら、この本が目に入ってきたんだ。 13日間で「名文」を書けるようになる方法 作者: 高橋源一郎 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2009/09/04 メディア: 単行本 購入: 17人 クリック: 197回 この商品を含むブログ (58件) を見る 名文書きてえな。 13日間で書きてえな。 なんか興奮してきたな。 借りてみるか。 おれはそうした。 ……「文章」を書く、ということは、それが、みんなの前で読まれる(可能性がある)ということです。自分の書いたものが、道端に置かれて、みんなの視線に曝される(可能性がある)ということです。 つまり、それは、この

        『13日間で「名文」を書けるようになる方法』(高橋源一郎)を読む - 関内関外日記
      • 「夜もすがら 物思ふ頃は 明けやらで」 俊恵法師 鴨長明の師でもあった - 安心感の研究 by 暖淡堂

        百人一首第85番目の歌の作者は俊恵法師しゅんえほうしです。 東大寺の僧にして、歌人でもありました。 今回は俊恵法師について紹介します。 俊恵法師とは 生年は1113年、没年は1191年。 父は源俊頼(百人一首74番の歌人)です。 dantandho.hatenadiary.com 出家後、白河にあった自房を歌林苑と名付け、そこで盛んに歌会や歌合を行いました。 また俊恵法師は鴨長明の師としても知られています。 sirdaizine.com 俊恵法師が自らの歌林苑で歌合を行っていた頃は、次第に平家の権勢が頂点を極めていった時期。 時代の大きな変わり目を生きながら、歌道を極めていったということでしょう。 百人一首に選ばれている歌は、女性の視点で書かれたものですね。 歌道に打ち込んだ達人による一首。 時代背景 鴨長明の名前が出てきました。 「方丈記」の作者ですね。 この「方丈記」で書かれている時代

          「夜もすがら 物思ふ頃は 明けやらで」 俊恵法師 鴨長明の師でもあった - 安心感の研究 by 暖淡堂
        • 【情弱】知の巨人・内田樹大先生、特殊薬剤噴霧器を購入する「これでウイルスも花粉症も大丈夫!!」

          内田樹 @levinassien 神戸市で武道と哲学研究のための学塾・凱風館を主宰している物書き兼業武道家です。2023年4月に右膝の人工関節手術をしたおかげでようやく稽古できるようになりました。今年は正座できるようになるとうれしいです。でも、老骨はそろそろ後事を若い人たちに託して、竹林に端座して琴棋詩酒の余生を楽しみたいです。 blog.tatsuru.com 内田樹 @levinassien Air Mistyという特殊薬剤噴霧器を道場に導入しました。これで空気中のウイルスはほぼ不活性化できるということです。道場内だけは「ウイルスフリー」です。花粉症も大丈夫ですよ。今日の杖道稽古から経験してみてください。 2021-05-07 13:57:20

            【情弱】知の巨人・内田樹大先生、特殊薬剤噴霧器を購入する「これでウイルスも花粉症も大丈夫!!」
          • 2020.4.21 「正しさ」より「生きる」 - カメキチの目

            カメキチの目 (注:タイトルを100%額面どおりには 受けとらないでください) 『内田樹による内田樹』。 この本は内田樹さんがかつて書いた本の中から自分で選んだものについて、 あらためて述べた本。 ここで取りあげたことが何度かありますが、数年前に内田さんを知り、 ものの見かた、考えかたにとても惹かれてきました。 この本に取りあげられたご本人自選の何冊から3冊とり上げ、1冊1記事書きます。 ■『ためらいの倫理学』 倫理や道徳を口にするときは、「躊躇」しながら 言うのがちょうどよいと、内田さんはいう。 私には痛い言葉(そう言われなくともためらいながら書いています)。 一つ強く感じたことを。 「正しい」ことよりも「生きる力を高める」 【引用】 ある種の言説が「ロジカルに正しい」ということと、それが「生きる力を高める」 ということは、まったく水準の違う話であり、 僕は「正しい」ことよりも「生きる力

              2020.4.21 「正しさ」より「生きる」 - カメキチの目
            • 安倍政権の「日本の感染症対策は成功した」を信じてはいけない 空気に流されて思考停止する日本人

              ついに緊急事態宣言が解除された。日本政府の対応は「成功」といえるのだろうか。新著『サル化する世界』(文藝春秋)を出した思想家の内田樹氏は「日本政府は『成功した』といって、考え方を変えないだろう。だがそれには無理がある。たとえば2100年には日本の人口は4950万人になる。日本人はどこかで考え方を変えなければいけない」という――。 法律や道徳、常識のしばりから解き放たれた人間の攻撃性 ——コロナ禍のなか「自粛警察」が横行し、いま社会全体が非常に刺々しい雰囲気になっている現状をどうご覧になっていますか。 どういう社会状況でも、「ある大義名分を振りかざすと、ふだんなら許されないような非道なふるまいが許される」という気配を感知すると、他人に対していきなり攻撃的になる人たちがいます。 ふだんは法律や、道徳や、常識の「しばり」によって、暴力性を抑止していますが、きっかけが与えられると、攻撃性を解き放つ

                安倍政権の「日本の感染症対策は成功した」を信じてはいけない 空気に流されて思考停止する日本人
              • 日本学術会議問題について - 内田樹の研究室

                神奈川新聞のインタビューで日本学術会議問題についてコメントをしたものを再録。 日本学術会議の新会員任命拒否に対して、多くの学会が次々と抗議の声を上げ、政府と学術団体の対立は収束する気配がありません。 菅政権はなぜ発足早々にこのような政治的緊急性のない事案に手を出したのか。なぜ学術団体からの激しい反発を予測できなかったのか。単に「政治センスが悪い」というのも一つの解ですが、それよりは主観的には合理的な行動のつもりだったと考えたほうが引き出せる知見は多いと思います。 菅政権が最優先する政治課題は「統治コストの最少化」です。どうやって統治コストを最少化するか。前政権の官房長官として首相が学んだのは、反対派の異論をすべて黙殺して、国民の間に政治に対する諦めと無力感を蔓延させるという手でした。 安全保障関連法案でも、特定秘密保護法案でも、国民の過半数が「採決を急ぐべきではない」と意思表示する中、前政

                • 『サル化する世界』についてのインタビュー - 内田樹の研究室

                  いくつかのメディアから新刊『サル化する世界』についてのインタビューがあったので、まとめて再録。 「サル化する世界」というタイトルに込めた思いを教えてください。 「サル化」とは、「朝三暮四」に出て来るサルのように、現在の自分と未来の自分の間に自己同一性を保持できない病態のことです。 もともとヒトは時間意識をゆっくりと拡大することで、他の霊長類から分かれて進化を遂げて来ました。そして、今からおよそ2500年くらい前に、四大文明の発祥地で「世界の起源」と「世界の終わり」という概念を持つところまでたどりつきました。広々とした時間意を持つことができた。そのおかげで人類は宗教を持つことができたし、歴史や物語を持つこともできました。 中国の春秋戦国時代に「矛盾」「守株待兎」「刻舟求剣」「鼓腹撃壌」といった「時間が経過しても自己は同一的である。自己は同一のつもりでも時間は流れる」ということがうまく理解でき

                  • 「韓国なんて要らない」 週刊ポストの特集に作家から「小学館とは今後仕事をしない」との怒りの声 : 痛いニュース(ノ∀`)

                    「韓国なんて要らない」 週刊ポストの特集に作家から「小学館とは今後仕事をしない」との怒りの声 1 名前:アンドロメダ ★:2019/09/02(月) 18:43:03.86 ID:DkvdowkT9 小学館の週刊誌、「週刊ポスト9月13日号」の韓国を扱った特集に対し、「ヘイトスピーチでは」との怒りの声があがっている。週刊ポストに寄稿したり、小学館から本を出版したりしている作家たちからも抗議の声が上がり、小学館とは今後仕事はしないという声も。 週刊ポストは「韓国なんて要らない」という見出しで韓国に関する特集を掲載。「『嫌韓』ではなく『断韓』だ」「厄介な隣人にサヨウナラ」とし、GSOMIA(軍事情報包括保護協定)を破棄した韓国側のデメリットや、輸出管理強化による韓国経済への影響などについて検証している。 この特集の新聞広告の画像などがネットで出回ると、小学館と関わりのある作家たちから抗議の声が

                      「韓国なんて要らない」 週刊ポストの特集に作家から「小学館とは今後仕事をしない」との怒りの声 : 痛いニュース(ノ∀`)
                    • 反ユダヤ主義を克服できなかったユダヤ人国家イスラエル(パレスチナとイスラエルの戦争に関する時事解説) - 夢現抄

                      はじめに 2023年10月7日、パレスチナ武装勢力の攻撃により、イスラエルとパレスチナの武力衝突が始まりました。真に残念ながら双方に多数の死傷者が出ており、これ以上の犠牲者が出る前に、双方が早期に戦闘を終えることを強く望みます。 本稿は、なぜ西アジアにユダヤ人の国民国家イスラエルが建国されたのか、そしてイスラエルが建国されたことが、ユダヤ人にとってどのような歪みをもたらしているのかについて論じるものです。その意味で、本稿は「パレスチナ抜きのパレスチナ問題」の解説となります。不十分であることを恥じつつ、このような方向からの時事解説は余りないと思うため、空隙を埋めることに寄与すれば望外の幸いです。 はじめに 本稿の概要 1.ユダヤ人差別に反対する思想としてのシオニズム 2.欧州における反ユダヤ主義の歴史 なぜ右翼のシオニズムが勝利したか 2-1.キリスト教における反ユダヤ主義 2-2.右翼陰謀

                        反ユダヤ主義を克服できなかったユダヤ人国家イスラエル(パレスチナとイスラエルの戦争に関する時事解説) - 夢現抄
                      • 【炎上】京都精華大・白井聡、安倍総理辞任会見に涙したユーミンに「早く死んだほうがいい」と暴言 : モナニュース

                        2020年08月31日18:05 【炎上】京都精華大・白井聡、安倍総理辞任会見に涙したユーミンに「早く死んだほうがいい」と暴言 カテゴリネットウォッチコラム・話題 Comment( 180 ) 転載元:http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/news/1598853264/ 1:2020/08/31(月) 14:54:24芸能界にもアベノショック…松任谷由実、会見見て「泣いちゃった。切なくて」 https://news.line.me/issue/oa-sanspocom/ta7bxwovm1er ↓ 白井 聡 1日前 荒井由実のまま夭折すべきだったね。本当に、醜態をさらすより、早く死んだほうがいいと思いますよ。 ご本人の名誉のために。 https://www.facebook.com/satoshi.shirai.18/posts/4268478399

                          【炎上】京都精華大・白井聡、安倍総理辞任会見に涙したユーミンに「早く死んだほうがいい」と暴言 : モナニュース
                        • 2019.11.8 『平成史講義』①‐天皇  - カメキチの目

                          カメキチの目 老人は、先は短いが長い過去を持っている。 年よりは誰も、年の分だけ長く生きている。 長生きがいいことだとは思わないが、 あえてあげれば、それまでわからなかったことが わかったり、納得がいったり、答えのようなものが 見えることがある。 「わかった」ところで腹のたしになるものじゃない けれど、「これがわからんままでは死んでも 死にきれん…」と引っかかっていたことが一つでも 減り、穏やかな死を迎えられそうな気がする。 ---------- 年とると、長い間、気になっていた昔の出来事 (そのときは気になっていたが、気になっていたことさえ忘れていた) が、なにかの拍子に突然、思い浮かぶことがある。 その出来事が社会的なことであれ、個人的なもの であれ、じつはこういうことだったのかと意味づけ、 解釈され、そのときはよくわからなかったものが 見えてくることがある。 新たな姿を帯びて浮かびあ

                            2019.11.8 『平成史講義』①‐天皇  - カメキチの目
                          • なぜ日本は自発的に「貧困化」へと向かうのか? 内田樹が語る“日本再建のビジョン” | 文春オンライン

                            電磁パルスはこれからも国境を越えて移動するでしょうけれど、生身の人間は身動きがならない。そして、生身の人間が移動しないとどうにもならないことが世の中には思いがけなくたくさんあった。これから先も間欠的に新型ウイルスが発生して、その都度パンデミックが起きるとすると、早晩グローバル資本主義というシステムは破綻するでしょう。 今回わかったことの1つは、「本当に必要なもの」が金で買えないことがあるということです。ビジネスマンたちは「必要なものは、必要な時に、必要なだけ市場で調達すればいい」という「在庫ゼロ」を理想とするジャスト・イン・タイム生産システムにこれまでなじんできました。とくにアメリカではそれが徹底していた。ですから、感染拡大の初期には、防護服やマスクまで戦略的備蓄がほとんどなかった。その後「主要な医療器具と医薬品に関しては、輸入に依存せず、国産にする」と方針を切り替えました。 事情はヨーロ

                              なぜ日本は自発的に「貧困化」へと向かうのか? 内田樹が語る“日本再建のビジョン” | 文春オンライン
                            • 大阪万博は中止すべきだ - 内田樹の研究室

                              大阪・関西万博のための政府支出の「全体像」を政府が示した。インフラ整備費に8390億円、会場建設費などの直接経費に1647億円(会場建設費783億円、日本館関連360億円、途上国支援240億円、警備費199億円、万博の機運醸成38億円、誘致費用27億円など)。この他、間接的インフラ整備費約9兆円、各府省の事業費3.4兆円が示された。正気の沙汰とは思われない。 半年だけ開催される「お祭り」に10兆を超える公金が投じられる。万博の経済波及効果は当初は6兆円超と言われていたが、だんだん縮んで2兆円になり、それも言われなくなった。その一方で、桁外れの税金がこの「高い可能性で失敗が予測されているイベント」に注ぎ込まれている。繰り返し言うが、正気の沙汰とは思われない。 だいたい「機運醸成38億円」とは何か。その費目の存在そのものが開催まで500日を切ったがまったく機運が盛り上がらない現実をはしなくも露

                              • 早わかり加速主義: ポスト・インターネット状況下の小説(春海水亭、佐織えり、quiet)|Bandit Magazine

                                Chat GPTが話題になった2023年、私たちはどんなに難しい論文もその要約によってファストに理解することが可能になっている。長文や難文が要約によって「早わかり」されることが当たり前になった現在、剥き出しの結末によって物語を「早わかり」させることに特化したポスト・インターネット状況下のウェブ小説は私たちにどんな認知をもたらすのか。江永泉は、加速主義を鍵概念としてポスト・インターネット下に流通する情動を剔出する。 (執筆・江永泉) 1. 加速主義とは何か。様々な説明ができるが、ここでは次のような一節の参照から始めたい。ある座談の中での、仲山ひふみの発言である。 当初はイギリスのクラブミュージックとも密接なつながりを持ったインターネット上のサブカルチャーとして、まさに加速した状態から始まった 千葉雅也ほか「加速主義の政治的可能性と哲学的射程」 『現代思想 特集=加速主義』2019年6月号、p

                                  早わかり加速主義: ポスト・インターネット状況下の小説(春海水亭、佐織えり、quiet)|Bandit Magazine
                                • 内田樹氏ら執筆『人文書のすすめ』PDF版、公開中

                                  人文会創立50周年記念誌『人文書のすすめ』をPDFファイルで公開します。執筆者の10名は以下のとおりです。 内田 樹 神戸女学院大学文学部名誉教授 宇野重規 東京大学社会科学研究所教授 大塚ひかり エッセイスト 川添 愛 作家・元国立情報学研究所社会共有知研究センター特任准教授 木村草太 首都大学東京法学部教授 佐藤 優 作家・元外務省主任分析官 出口治明 立命館アジア太平洋大学学長 ブレイディみかこ 保育士・ライター・コラムニスト 松岡正剛 編集者・著述家・日本文化研究者 若松英輔 批評家・随筆家 (以上50音順、肩書きは本誌掲載時のものです) 人文会が創立50周年を迎えるにあたり、多くの方々に人文書の魅力をもっと知ってもらいたいという思いから、本誌を作成しました。上記10名の先生には、自身と人文書の思い出を執筆いただき、あわせて「お薦めの5冊」を挙げていただきました。 なお本誌は、人文

                                    内田樹氏ら執筆『人文書のすすめ』PDF版、公開中
                                  • 内田樹 on Twitter: "News23から「週刊ポスト」の件で電話インタビュー。韓国との断交も辞せずという覚悟があって雑誌を出しているならTwitterで何人かの物書きが執筆拒否したぐらいで謝罪するなとコメントしました。「小学館は全力でお前らを潰す」というのが確信ある言論人としての筋の通し方でしょ。"

                                    News23から「週刊ポスト」の件で電話インタビュー。韓国との断交も辞せずという覚悟があって雑誌を出しているならTwitterで何人かの物書きが執筆拒否したぐらいで謝罪するなとコメントしました。「小学館は全力でお前らを潰す」というのが確信ある言論人としての筋の通し方でしょ。

                                      内田樹 on Twitter: "News23から「週刊ポスト」の件で電話インタビュー。韓国との断交も辞せずという覚悟があって雑誌を出しているならTwitterで何人かの物書きが執筆拒否したぐらいで謝罪するなとコメントしました。「小学館は全力でお前らを潰す」というのが確信ある言論人としての筋の通し方でしょ。"
                                    • Noboru Hagino (Rheumatology) on Twitter: "2008-2009年頃は内田樹センセはもうちょいマシなこと書いてたし、イワケン先生は希望の星だったし、上昌広先生は朝日・毎日など「医者憎し」で殴ってくるマスコミを殴り返してたんですよ。 それがこうなるのは、ひとえに「震災後に延々… https://t.co/qy71U4GjGJ"

                                      2008-2009年頃は内田樹センセはもうちょいマシなこと書いてたし、イワケン先生は希望の星だったし、上昌広先生は朝日・毎日など「医者憎し」で殴ってくるマスコミを殴り返してたんですよ。 それがこうなるのは、ひとえに「震災後に延々… https://t.co/qy71U4GjGJ

                                        Noboru Hagino (Rheumatology) on Twitter: "2008-2009年頃は内田樹センセはもうちょいマシなこと書いてたし、イワケン先生は希望の星だったし、上昌広先生は朝日・毎日など「医者憎し」で殴ってくるマスコミを殴り返してたんですよ。 それがこうなるのは、ひとえに「震災後に延々… https://t.co/qy71U4GjGJ"
                                      • 【座談会】なぜ日本には移民文化が「存在しない」のか? ~戦後日本のアイデンティティ問題から考える【後編】

                                        MAIL MAGAZINE下記からメールアドレスを登録すると、FUZEが配信する最新情報が載ったメールマガジンを受け取ることができます。 利用規約、プライバシーポリシーに同意します。 登録する 日本に移民文化は本当に存在しないのか? <前編はこちらから> ハン 「そもそも日本に移民文化は存在するのか?」という問いを投げましたが、私はいち在日コリアンとして、自分たちの文化を作れなかったという悔しさみたいなものがあるんです。そういう意味では、素朴にアメリカの黒人文化が羨ましかったりするところはあります。もちろんまったくないわけじゃないし、あと焼肉はあるかもしれないけど、自分にとってそこじゃないというか。 大和田 ハンさんがさっき言っていたように、歌謡曲の世界にもそういうアイデンティティを持つ人がいるということは、多くの人がなんとなくわかっていると思うんです。それは今まで表立って出てきませんでし

                                          【座談会】なぜ日本には移民文化が「存在しない」のか? ~戦後日本のアイデンティティ問題から考える【後編】
                                        • 「統一地方選」 維新と黒岩祐治の“性情”不安【適菜収】 |BEST TiMES(ベストタイムズ)

                                          維新の快進撃と黒岩祐治の下品メール騒動で終わった統一地方選前半戦。哀しみを通り越して笑うしかない状況だが、これが現実である。日本をダメにしたのは誰なのか? 維新や黒岩の増長を許す社会の空気とはなにか? 近著『日本をダメにした新B層の研究』で、売国政治屋・マスコミをのさばらせた近代大衆社会の末路を鋭く分析した適菜収氏の「だから何度も言ったのに」連載第37回。 大阪府知事・吉村洋文 ■維新という絶望的に古い集団 第20回統一地方選の前半戦となる9道府県知事選と6政令市長選、41道府県議選、17政令市議選が9日に投開票された。選挙戦では維新の吉村洋文が「昔の古い政治の時代に戻すのはまっぴらゴメン。大阪を強くしたい」と発言。嘘、デマ、プロパガンダを流し、大衆を誘導。古い政治、20世紀の悪夢を繰り返しているのが、維新の会であり、吉村洋文である。各地の街頭演説では、昔の大阪市は大赤字でそれを立て直した

                                          • 加藤典洋さんを悼む - 内田樹の研究室

                                            加藤典洋さんが亡くなったのは今年の5月16日である。その後に「小説トリッパー」に追悼文を寄せた。ブログに上げたつもりでいたが、上がっていなかった。大晦日に今年の10大ニュースを書いているときに橋本治・加藤典洋という二人の先輩のことを書いているうちに、上げていなかったことを知った。 半年遅れだけれど、掲げておく。 加藤さんがご病気だということは、去年の11月に高橋源一郎さんから伺った。ちょうど高橋さんが明治学院大学を退職されるに当たって連続対談を企画していて、僕の次の回に加藤さんが登壇される予定だった。僕との対談の終りに、高橋さんが「加藤さんがご病気で次回は中止になりました」とアナウンスした。少し前までは対談に出るつもりでいられたのだから、それほど深刻な病状ではないのだろうと思った。とりあえず、加藤さんにTwitterで「お大事に」とお見舞いの言葉を送ったら、すぐに「ありがとう」という短いご

                                            • 天皇の政治へのコミットが、2010年代になぜ突如として期待されたのか 佐々木俊尚の未来地図レポート vol.675|佐々木俊尚

                                              特集 天皇の政治へのコミットが、2010年代になぜ突如として期待されたのか 〜〜「20世紀の神話」は今こそ終わらせるとき(第6回) 天皇崇拝というと、復古主義的な右翼の考えだというのが以前は一般的でした。象徴天皇ではなく、戦前のように日本の君主として戴く。明治憲法の「大日本帝國ハ萬世一系ノ天皇之ヲ統治ス」「天皇ハ神聖ニシテ侵スヘカラス」への復古です。 ところが、最近はそういう復古主義がまったく別のところから現れてきていて、驚かされます。たとえば東京オリンピックの直前、立憲民主党の川内博史衆院議員が、こうツイートしてニュースになりました。 川内さんはその日のうちにこのツイートを削除し、西日本新聞に「陛下を政治利用するつもりは一切なく、利用できる立場でもない。誤解されたくないので、削除して撤回した」と説明していますが、こういう「天皇の発言に期待する」「天皇を忖度する」という姿勢は今になって始ま

                                                天皇の政治へのコミットが、2010年代になぜ突如として期待されたのか 佐々木俊尚の未来地図レポート vol.675|佐々木俊尚
                                              • 格差について - 内田樹の研究室

                                                階層格差が拡大している。所得格差の指標として用いられるジニ係数は格差が全くない状態を0、一人が全所得を独占している状態を1とするが、日本のジニ係数は1981年が0.35、2021年は0.56と上がり続けている。この趨勢はこの先も止まらないだろう。「一億総中流」と呼ばれた国の面影はもうない。 日本における格差拡大の要因は何か。それは雇用形態の変化である。かつては終身雇用・年功序列という雇用の仕組みが日本のどの企業でも支配的だった。 もうその時代を記憶している人の方が少数派になってしまっただろうが、あれはずいぶんと気楽なものだった。植木等の「ドント節」(作詞青島幸男)は「サラリーマンは気楽な稼業ときたもんだ」というインパクトのあるフレーズから始まる。もちろん誇張されてはいるが、それなりの実感の裏付けはあった。 60年代はじめのサラリーマンの日常を活写した小津安二郎の映画では、サラリーマンたちは

                                                • サル化する世界 - 内田樹の研究室

                                                  「ポピュリズムと民主主義について」という標題である媒体から寄稿を依頼された。字数が限られていたので、言いたいことを書ききれなかった。ロングヴァージョンをここに掲げる。 「ポピュリズム」というのは定義のむずかしい言葉である。政治用語として頻用されているが、それは必ずしもその語の定義についての集団的合意が成立していることを意味しない。 術語の定義は、ふつう同一カテゴリーに属する他の語との差異に基づいて理解される。だから、「民主主義」の定義ははっきりしている。democracyは誰が主権者であるかによる分類法であるから、これの対義語は「王政(monarchy)」や「貴族政(aristocracy)」や「寡頭政(oligarchy)」や「無政府状態(anarchy)」などである。だから、誰かが「民主主義を廃絶せよ」と主張したとすれば、その人は代替するどれかの政体の支持者であることを明らかにしなけれ

                                                  • 民主主義をめざさない社会 - 内田樹の研究室

                                                    「サンデー毎日」に不定期連載という欄を持っている。三月に一度くらい思い立ったことを書く。5000字ほど頂いているので、わりとややこしい話が書ける。今回3月29日号に寄稿したのは民主制論である。「存在すべきもの(ゾルレン)」が「存在するもの(ザイン)」を律するという、宗教や武道では当たり前の話は政治にも当てはまるよという話である。 統治機構が崩れ始めている。公人たちが私利や保身のために「公共の福祉」を配慮することを止めたせいで、日本は次第に「国としての体」をなさなくなりつつある。 誰かの怠慢や不注意の帰結ではない。過去30年ほどの間、日本国民一人一人の孜々たる努力の成果である。 私はこの現象をこれまでさまざまな言葉で言い表そうとして来た。「反知性主義」、「ポピュリズム」、「株式会社化」、「単純主義」などなど。そして、最近になって、それらの徴候が「民主主義をめざさない社会」に固有の病態ではない

                                                    • 【内田樹氏に聞く(上)】 五輪中止で電通倒産との内部情報(ニュースソクラ) - Yahoo!ニュース

                                                      仏文学者で作家の内田樹氏に、「コロナ後の社会」を聞いた。東京一極集中や教育の在り方、オリンピックの開催の行方と電通、政治・経済等の動向に至るまで“内田節”で、ざっくばらんに語った。コロナ禍の現在とその後の社会は、現在とは一変せざるを得ないのではないかという。(聞き手は角田裕育) ▼オリンピックはどうなる? ーーオリンピックは来年出来るのでしょうか? 内田 アメリカ国内の感染が収まらなければ、選手団が来ない。アメリカが参加しないオリンピックをNBCが放映する意味がないので、アメリカは五輪中止を求めてくるんじゃないですか。ヨーロッパの国も、ブラジルも、インドも年内の選手選考は無理でしょう。日本政府と組織委が開催にこだわっているのは、止めたら電通が潰れるからじゃないですか。 ーー復興五輪ということで石原慎太郎都知事(当時)が、東日本大震災直後に提案したと記憶していますが。 内田 復興に充てるはず

                                                        【内田樹氏に聞く(上)】 五輪中止で電通倒産との内部情報(ニュースソクラ) - Yahoo!ニュース
                                                      • 「配慮に欠けた」と謝罪 韓国特集で週刊ポスト - 産経ニュース

                                                        9月13日号の週刊ポスト=2日、東京都千代田区(納冨康撮影) その他の写真を見る(1/2枚) 小学館が2日発売の週刊誌「週刊ポスト」で「韓国なんて要らない」などと題する特集を組み、同誌に連載を持つ作家らから「差別的だ」と批判が噴出した。同誌編集部は同日「誤解を広めかねず、配慮に欠けていた」などと謝罪するコメントを発表した。 特集は「『嫌韓』ではなく『断韓』だ」とうたい、日韓の国交断絶を想定した上で「GSOMIA破棄なら半島危機へ」などと予測。韓国の学会のリポートを基に、韓国人の10人に1人は治療が必要なほど「憤怒調節」ができないとする記事を「怒りを抑えられない『韓国人という病理』」の見出しで掲載している。 作家の深沢潮さんは会員制交流サイト(SNS)で「差別扇動」を見過ごせないとしてエッセー連載の休止を表明し、思想家の内田樹さんも「今後、小学館の仕事はしない」と投稿。作家の柳美里さんが「人

                                                          「配慮に欠けた」と謝罪 韓国特集で週刊ポスト - 産経ニュース
                                                        • ハラスメントについて - 内田樹の研究室

                                                          早稲田大学の大学院で指導教授からハラスメントを受けて、当該教授と大学当局を訴えていた深沢レナさんから裁判闘争への支援を求められて、一文を寄稿した。もうだいぶ前のことで、去年の7月に書いたものである。その裁判が先日地裁判決が下って、元教授と大学当局に罰金刑が課された。控訴するつもりはなさそうなのでこれで裁判は終わるのだろうと思う。でも、これは金を払って頭を下げれば済むという話ではない。もっと奥の深い話である。 教育の場におけるハラスメントはまことに扱いの難しいものである。というのは師弟関係というのは対等の市民と市民がとりむすぶ「社会契約」ではないからである。そこにはある種の絶対的な非対称性がある。それが師弟関係の生命線なのである。そのことを理解していないと、師弟関係で起きるハラスメントの本質はわからない。 繰り返すが、師弟関係は社会契約ではない。教わる側が「これこれの代価を払うので、これこれ

                                                          • 内田樹「コロナと共生する社会」 岩田健太郎医師と語ったウイルスと人類 (1/2) 〈AERA〉|大越裕2020.4.17 AERA dot. (アエラドット)

                                                            うちだ・たつる/1950年生まれ。思想家、武道家。神戸女学院大学名誉教授。 いわた・けんたろう/1971年生まれ。医師。神戸大学病院感染症内科教授。(写真/楠本涼) 岩田健太郎氏(写真右)と内田樹氏は、同じ兵庫・神戸を中心に活動する旧知の仲。対談は、内田氏が師範を務める合気道道場「凱風館」で開かれ、150分間語り合った(撮影/楠本涼) 世界で猛威を振るう新型コロナウイルス。人類と感染症は今後どのような道を歩むことになるのか。AERA2020年4月20日号で、神戸大学病院感染症内科の岩田健太郎教授と本誌コラムニストの思想家・内田樹氏が語り合った(対談日は4月3日)。その中からここでは「ポスト・コロナ」について論じる。 【岩田健太郎医師と内田樹氏の対談の模様はこちら】 ※【岩田健太郎医師「この失敗は感染症の教科書で語り継がれる」 3密クルーズ船の“なぜ”】よりつづく *  *  * 内田樹(以

                                                              内田樹「コロナと共生する社会」 岩田健太郎医師と語ったウイルスと人類 (1/2) 〈AERA〉|大越裕2020.4.17 AERA dot. (アエラドット)
                                                            • 安倍夫妻なぞと癒着のユーミン音楽を、なぜ反骨の宮崎駿は採用するか?差し替え、まったなし? - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

                                                              ……安倍夫妻と親交が深いシンガー・ソングライター、松任谷由実(66)はニッポン放送「松任谷由実のオールナイトニッポンGOLD」で、「テレビでちょうど(会見を)見ていて泣いちゃった。切なくて」と思いを吐露。安倍氏とは「私の中ではプライベートでは同じ価値観を共有できる、同い年だし、ロマンの在り方が同じ」と明かし、「辞任されたから言えるけど、ご夫妻は仲良しです。もっと自由にご飯に行ったりできるかな」などとねぎらった。 www.sanspo.com さて自分はユーミンの曲……って、思えば数曲ぐらいしか知らないっちゃ知らないんだけど、それでもとにかく、アベ夫妻と親交があるのである。 怒りの声が、多数寄せられている。 記事を読んで愕然とした。この約8年間、安倍首相のやってきた何を見て、ユーミンは「(安倍首相と)同じ価値観、ロマンが同じ」と言うのか。切り取られた言葉なので分からないけど、沢山の罪を犯して

                                                                安倍夫妻なぞと癒着のユーミン音楽を、なぜ反骨の宮崎駿は採用するか?差し替え、まったなし? - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-
                                                              • だから「生ぬるい追及」しかできない…朝日新聞が認めない「統一教会側との談合」という信じがたい過去(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース

                                                                世界平和統一家庭連合(旧統一教会)日本本部(=2022年7月20日、東京都渋谷区) - 写真=時事通信フォト ■いつもの社説も生ぬるい 朝日新聞が統一教会に怯えている。 そんな“風評”が飛び交うのには理由がある。 【写真】朝日新聞東京本社ビル 7月8日、安倍晋三元首相暗殺事件が起きて、山上徹也容疑者の動機が宗教団体への恨みであると警察情報が伝えられると、ネットではすぐにその宗教団体が「統一教会」だと指摘された。 他のメディアも次々に報じ始めたのに、朝日新聞の紙面に統一教会が登場するのは7月12日付である。 ようやく社説で取り上げたのが7月22日。「旧統一教会 政治との関わり解明を」が掲載されるが、 「選挙活動の組織的支援や政策への介入など、教団と政界の関係は種々取りざたされる。岸信介元首相以来の付き合いといわれる自民をはじめ、各党・各議員は自ら調査し、結果を国民に明らかにする必要がある。

                                                                  だから「生ぬるい追及」しかできない…朝日新聞が認めない「統一教会側との談合」という信じがたい過去(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース
                                                                • マイケル・サンデル 著『実力も運のうち』より。能力主義は正義ではない。 - 田舎教師ときどき都会教師

                                                                  GDPの規模と配分のみを関心事とする政治経済理論は、労働の尊厳をむしばみ、市民生活を貧しくする。ロバート・F・ケネディはそれを理解していた。「仲間意識、コミュニティ、愛国心の共有 ―― われわれの文明のこうした本質的価値は、ただ一緒に財を買い、消費することから生まれるのではありません」。その価値観を生むのはむしろ「十分な給料が支払われる尊厳ある職です。働く人が『自分はこの国をつくるのに手を貸した。この国の公共の冒険的大事業に参加した』と、コミュニティや、家族や、国や、それに何よりも自分自身に向かって言えるような職なのです。 そのように語る政治家は、いまではほとんどいない。ロバート・F・ケネディ以降何十年も、進歩派の大半はコミュニティや愛国心や労働の尊厳をうたう政治を放棄し、代わりに出世のレトリックを駆使してきた。 (マイケル・サンデル『実力も運のうち』ハヤカワ文庫、2023) おはようござ

                                                                    マイケル・サンデル 著『実力も運のうち』より。能力主義は正義ではない。 - 田舎教師ときどき都会教師
                                                                  • リチャード・ワイズマン博士 著『運のいい人の法則』より。運も実力のうち? それとも、実力も運のうち? - 田舎教師ときどき都会教師

                                                                    運がいい人のキャリアを大きく左右するのは、ビジネス界だけの話ではない。一九七九年に映画監督のジョージ・ミラーは、新作『マッドマックス』の主役にふさわしい俳優を探していた。戦いに疲れて傷ついた、しかしタフな男が理想だった。オーディション前日の夜、メル・ギブゾンという無名のオーストラリア人俳優が、通りで三人の酔っ払いに襲われた。顔をはらし、疲れきったようすでオーディションに現われたギブゾンを見た瞬間、ミラーは彼を主役に決めた。 (リチャード・ワイズマン博士『運のいい人の法則』矢羽野薫 訳、角川文庫、2011) こんにちは。96年に公開された、キャメロン・クロウ監督の『ザ・エージェント』に「This Is gonna be a great day.」という台詞が出てきます。字幕はたしか、 素晴らしい1日にしよう。 台詞の主はトム・クルーズだったでしょうか。あるいはレネー・ゼルウィガーだったでしょ

                                                                      リチャード・ワイズマン博士 著『運のいい人の法則』より。運も実力のうち? それとも、実力も運のうち? - 田舎教師ときどき都会教師
                                                                    • 2021.8・13 『日本の覚醒のために』 - カメキチの目

                                                                      久しぶりに内田樹さんの本を読んだ。 『日本の覚醒のために 内田樹講演集』という。 「覚醒」という言葉は使いたくなかったが、現在の日本、とくに政治と (それを支える)メディアの「劣化」にはガマンならないのであえて使ったという ----- 私が内田さんに傾倒するのは、この人の考えかた、発想が、そのものごとにとって もっともたいせつにしなければならないことは何か?と気づかされることだ。 ものごとの「本質」みたいなものに目を向けることのたいせつさ。 (内田さんは達人級の合気道の先生でもあり、養老さんが解剖を専門の仕事とされ「身体」からの 発想をだいじにされるのとよく似ている) 本からの話題、①アメリカの言いなり、②寺を見なおす、③コミュニケーション ④呪いの四つにしぼり、次回から書きます。その前に、 前に読んだ本『内田樹による内田樹』(多くの著作のうち自選した数冊を紹介) のなかの『先生は偉い』で

                                                                        2021.8・13 『日本の覚醒のために』 - カメキチの目
                                                                      • 『山本太郎から見える日本』から - 内田樹の研究室

                                                                        『山本太郎から見える日本』(ele-king)という山本太郎研究書にインタビューが載った。全体の4分の1ほどを一部を「予告編」として再録。 ■山本太郎を支持する理由 ──山本太郎を支持するようになったきっかけはなんだったのでしょう? 内田 はっきり注目するようになったのは3・11の後です。俳優だった人が政治的な発言をするようになったとたんに干されて仕事がなくなってしまったと聞いて、日本の芸能界はひどい世界だと思いました。そこで闘っているのは偉いと思って、ひそかに遠くから応援していました。その後、彼が参議院議員になって2~3年目のころかな、凱風館で公開で対談することになったんです。オープンマインドで、とてもフレンドリーな方だったので、すっかり気に入って。いやあ、いい奴だなと(笑)。 彼の手法はいくつか基本的な政策を掲げて、その点に同意してくれる相手とはだれとでも組むというやり方ですね。そうい

                                                                        • 2020.4.28 レヴィナス - カメキチの目

                                                                          カメキチの目 内田樹さんはしばらく前までは大学の教師で、 世界(とくにフランス)の思想・哲学の専門家。 内田さんは、レヴィナスという哲学者を(学問の上だけで なく人生の)恩師として尊敬し、慕っておられる。 私は「レヴィナス」という名前自体が初耳だった。 だから、著作にはよくレヴィナスが出てくる。 (『内田樹による内田樹』にも当然でてきた。最後はレヴィナスについての2冊) レヴィナスは難解と言われているらしいのですが、内田さんはまったくの初心者で あっても納得がいくよう、わかりやすく述べておられます。 (読者にわかりやすい書き方をとても意識して書いておられる気がする) 読者がわからないと本を書く意味がないと、暗におっしゃっているかのようだ。 私は、文学、絵画、彫刻、工芸、音楽、映像などの芸術は感覚、感性で感じるもの だから理解できる・理解できないというレベルのものではないと思う。 が、芸術で

                                                                            2020.4.28 レヴィナス - カメキチの目
                                                                          • 同業の医師から見た、上昌広と反論まとめ : 哲学ニュースnwk

                                                                            2020年03月10日07:00 同業の医師から見た、上昌広と反論まとめ Tweet 1: ファムシクロビル(東京都) [IN] 2020/03/09(月) 15:36:53.85 ID:rgMHJVDJ0 BE:306759112-BRZ(11000) ひまわりのたね @s8DEcF8oORPcz3N 昨日のMr.サンデーで上昌広という医師が、「望む人たちにはどんどん検査はしてあげるべき」 「民間に依頼すれば1日に何万件の検査も可能です!」みたいなこと言ってた。 一部の医者がテレビで煽ることを言ってますからね。 EARLの医学ツイート @EARL_Med_Tw あの方は今回の騒動初期から検査精度の考え方とかどう言う検査なのかとか検体輸送の問題とかが全部すっ飛んでる方なので、 もう参考にならないんですよ EARLの医学ツイート @EARL_Med_Tw 風邪程度の患者まで全部検査すべきかす

                                                                              同業の医師から見た、上昌広と反論まとめ : 哲学ニュースnwk
                                                                            • ハゲタカに食いものにされる日本の教育現場――内田樹×堤未果 | 文春オンライン

                                                                              教職員の長時間労働がブラック過ぎると話題になっている。過労死ラインの週20時間以上残業をしている教員は中学校で57.7%、小学校で33.5%(「教員勤務実態調査」2017)との統計もあるなか、現場を疲弊させる諸政策が打ち出されてきたのはなぜなのだろう。ビジネス化が進みすぎた教育制度にたいして、アメリカの教師たちが起こした100万人デモとは? 学生が食いものにされる実態と再建の道筋を探る。 ◆◆◆ 最低の教育コスト×最低の学習努力 内田 新自由主義の潮流のなかで、教育分野もまた「ハゲタカ」の餌食になりつつありますね。2004年に株式会社立大学という制度が導入されました。ビジネスマンたちが「大学の教師というのは世間のことを何も知らない。だから、無用のことばかり教えて教育資源を無駄にしている。われわれのような世知に長けた実務家が大学で教えれば、即戦力となる優秀なビジネスマンを育てることができる」

                                                                                ハゲタカに食いものにされる日本の教育現場――内田樹×堤未果 | 文春オンライン
                                                                              • 資産防衛のために寝当直医が読んだ本 その163 - 寝当直医の資産防衛

                                                                                街場の現代思想 内田 樹さん著 街場の現代思想 (文春文庫) [ 内田 樹 ] 人生の良きメンターである Marshal 先生からご紹介いただいた本です。 文化資本に気づき、子供に身に着けさせたいと奮闘しているMarskoinがモヤモヤ悩んでいる時に教えていただきました。 「プチブル」を自覚し 今の自分の立ち位置やふるまい方、教育の仕方 次世代により強固に固定化されるだろう階層のなるべく上に位置できるよう いろいろな気づきをくれる本です。 文化資本を自然に身に着け文化資本を意識していない階層 文化資本に気づきそれを意識しもがいている階層 文化資本が見えていない(興味の対象や身の周りにない)階層 文化資本に気づいてしまった人には超お薦めの1冊です! とても面白く役に立ちます!! あ 文化資本のことだけではなく いろいろと書いてあって面白いですよ。 P157 結婚とはごくたまに愉しいこともある

                                                                                  資産防衛のために寝当直医が読んだ本 その163 - 寝当直医の資産防衛
                                                                                • 日本は帝国の属領から脱却できるか? - 内田樹の研究室

                                                                                  『月刊日本』5月号は「ウクライナ後の世界」を特集した。そこにロングインタビューが載ったので、転載しておく。 ―― ウクライナ戦争は世界の在り方を変えました。しかし何がどう変ったのかは、まだよく分かりません。内田さんはこの戦争で世界はどう変わると思いますか。 内田 ウクライナ戦争は「国民国家の底力」を明らかにしたと思います。冷戦後、国民国家はその歴史的役割を終えて、ゆっくり消滅していくと考えられていました。経済のグローバル化によって国民国家は基礎的政治単位であることを止めて、世界は再びいくつかの帝国に分割されるようになる。S・ハンチントンの『文明の衝突』(1996年)はいずれ世界が七つか八つの文明圏に分割されるという見通しを語ったものですが、多くの知識人がそれに同意しました。 ウクライナ戦争は「ウクライナはロシア帝国の属領であるべきか、単立の国民国家であるべきか」という本質的な問いをめぐるも