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分散システムの検索結果281 - 320 件 / 824件

  • ローカル5Gの状況と、さくらインターネット研究所の将来ビジョン|kikuzokikuzo

    5Gは、単にLTEの次世代のモバイルネットワーク方式であるということだけでなく、MEC(MultiAccess Edge Computing)やエッジコンピューティングとも関連があり、しかしながらこれまであまりきちんとWatchできていなかったので、JANOG44開催とそのBoFを機に、少し真面目に調査してみた。 5Gの特徴5Gの、主に無線部分の特徴については以下の3点とされている。 ・低遅延:1msec (LTEの10倍) ・広帯域:1Gbps〜10Gbps (LTEの100倍) ・多端末収容:(絶対値指標見つからず) (LTEの100倍) なお、この3つの要素は同時に成立しなくてよい。帯域や端末収容数は相反するためである。またこのことが、これらのスペックが一意にはっきり定められない要因でもある。(なおこれらのスペックについては、NTT Docomoの5Gホワイトペーパーを参考にした。)

      ローカル5Gの状況と、さくらインターネット研究所の将来ビジョン|kikuzokikuzo
    • SRE NEXT基調講演を終えて - ゆううきブログ

      1月25日に開催されたSRE NEXT 2020 IN TOKYOにて、「分散アプリケーションの信頼性観測技術に関する研究」と題して、基調講演をさせていただきました。 これまで一環してWebオペレーション・SREに取り組んできて、今ではSRE Researcherと名乗っている身からすると、国内初のSREのカンファレンスで基調講演にお声がけいただいたことは大変名誉なことだと思っています。 基調講演について カンファレンスの基調講演は実ははじめての経験で、どのような発表をするかについては、いくらか逡巡することになりました。 SRE NEXTのオーガナイザーをされている@katsuhisa__さんからは、現在僕が取り組んでいる研究内容や、その研究背景として考えていることを講演してほしいという期待をいただきました。 同時に、カンファレンスのタイトルに含まれる「NEXT」には、参加者の皆様とSRE

        SRE NEXT基調講演を終えて - ゆううきブログ
      • Cloudflare、分散したCDNエッジ間でも強い一貫性を提供する「Durable Objects」正式リリース。ステートフルな分散アプリが容易に

        Cloudflare、分散したCDNエッジ間でも強い一貫性を提供する「Durable Objects」正式リリース。ステートフルな分散アプリが容易に Cloudflareは、分散したCDNエッジ間でも強い一貫性を維持するオブジェクトを提供する「Durable Objects」の正式リリースを発表しました。 Today, we’re announcing that Durable Objects are generally available and production-ready for you to use! https://t.co/zSUc5w7Cn4 #FullStackWeek — Cloudflare (@Cloudflare) November 15, 2021 Cloudflareは、世界中に分散されたCDNエッジにJavaScriptのコードを配置し実行できる「Clou

          Cloudflare、分散したCDNエッジ間でも強い一貫性を提供する「Durable Objects」正式リリース。ステートフルな分散アプリが容易に
        • [レポート] 1000万ユーザーのためのAWSクラウドアーキテクチャの進化#AWSSummitOnlineKorea | DevelopersIO

          こんにちは!新卒エンジニアのハウンです? AWS Summit Online Koreaが開催されたことで、韓国語のセッションレポートを投稿しました!日本の方々ともセッションの内容を共有できたらなと思い、日本語のレポートも残しておきます。 今回の記事は模範事例の「1000万ユーザーのためのAWSクラウドアーキテクチャの進化」セッションについてまとめます。 ※ 本記事で使用されているアーキテクチャ図は登壇資料をもとに修正されたものです。 登壇者紹介 Jongmin Moon Solutions Architect AWS Korea AWSグローバルインフラストラクチャーとサービス AWSは全世界22箇所のリージョンを運営 各リージョンごとに2つ以上のアベイラビリティゾーンを持っているので、他のサービスより可用性が高い リージョンと216のPoP(205のエッジローケーション, 11のリージ

            [レポート] 1000万ユーザーのためのAWSクラウドアーキテクチャの進化#AWSSummitOnlineKorea | DevelopersIO
          • 2022年6月21日に発生したCloudflareの障害について

            はじめに本日2022年6月21日、Cloudflareの19か所のデータセンターにおいて、トラフィックに影響を与える障害が発生しました。折り悪くこの19か所の拠点は当社最大の拠点であり、全世界のトラフィック処理の大半を占めています。この障害は、当社のインフラの重要な一部であり、Cloudflareのトラフィックの大部分を処理する当社最大の拠点における耐障害性を高めるための長期的なプロジェクトの一環として行われた変更により発生したものです。06:27 UTC、今回の障害の原因となったネットワーク設定の変更をこれらの拠点で実施。06:58 UTC、最初のデータセンターがオンラインになる。07:42 UTC、すべてのデータセンターがオンラインになり、正常稼働となる。 お客様の拠点によっては、Cloudflareを使用するWebサイトやサービスにアクセスできない場合があります。その他の拠点では、C

            • Scalaプログラマが圏論を学ぶためのオススメ文献 - 3選 - Qiita

              圏論は数学の一分野です。これを学ぶのには「数学書」を手に取るのが王道なのですが、残念ながらこれは大部分のプログラマに理解できる言葉では書かれていません。「定義・命題・証明」の積み重ねで書かれています1。ここで大半のScalaプログラマは苦い顔をすると思います。もう少し分かりやすいScalaプログラマ向けの圏論入門がないかと探してみると「Haskell」向けの記事が大量に引っかかるでしょう。ここで多くのScalaプログラマは心を折られてしまいます。「圏論」はまだScalaプログラマには早すぎたんだと・・・ 本記事ではそんなあなたに贈る3つの文献をご紹介したいと思います。 (本記事は自分のブログからの転載記事です。) はじめに 本記事は圏論に興味があるScalaプログラマを対象にしています。特にプログラマにとって実用的な圏論の知識をScalaを通して身につけたい方にオススメします。 プログラマ

                Scalaプログラマが圏論を学ぶためのオススメ文献 - 3選 - Qiita
              • 日本ならではの“こだわり”と、「他の人がやってくれるだろう」を生まない環境がすばらしい 登大遊氏がリクルートのエンジニアが取り組む案件に感じること

                小杉氏の自己紹介と、取り組んでいる案件について 竹迫良範氏(以下、竹迫):続いてはリクルートの開発事例について2件紹介いたします。小杉さん、鶴谷さん、よろしくお願いいたします。 小杉衛史氏(以下、小杉):よろしくお願いします。 鶴谷誠文氏(以下、鶴谷):よろしくお願いします。 竹迫:それでは最初に小杉さん、自己紹介からお願いいたします。 小杉:はい。小杉衛史と申します。よろしくお願いします。私は2016年にリクルートに中途入社して、各ネットプロダクトを中心に初期開発や再構築プロジェクトの基盤を担当していました。今は社内プライベートクラウドの各種EOSL(End Of Service Life)対応を(していて)、サービス停止を無停止で実現したという案件が、このFORUMに選出されました。 ここからはこの案件の概要を説明しようと思います。 みなさん知っているように、毎日コマーシャルで流れてい

                  日本ならではの“こだわり”と、「他の人がやってくれるだろう」を生まない環境がすばらしい 登大遊氏がリクルートのエンジニアが取り組む案件に感じること
                • OpenTelemetry Go Deep Dive

                  はじめに この記事はGo 言語 Advent Calendar 2023及びOpenTelemetry Advent Calendar 2023 8 日目の記事です。 今まで OpenTelemetry に関する記事をいくつか書いてきました(App Runner にデプロイしたアプリからトレースを X-Ray や Jaeger で可視化する記事やコンテナでデプロイした Lambda から X-Ray に OpenTelemetry でトレースを送る記事など)。今までの記事はどちらかというとインフラ観点のものが多く、アプリのサイドカーで OpenTelemetry Collector を動かしてマネージドサービスや OSS のツールにトレースを送る設定だったり、コンテナで動かして docker compose でローカルでも動かせるようにするだったりにフォーカスした内容が多かったです。一方で

                    OpenTelemetry Go Deep Dive
                  • OpenTelemetry 分散トレーシングのシステムアーキテクチャ

                    sumirenです。 SREやSDETや技術顧問やフルスタックエンジニアをしています。 この記事は OpenTelemetry Advent Calendar 2023 3日目の記事です。 2日目の記事は @k6s4i53rx さんの OpenTelemetryとOpenObserveを使ってKubernetes監視をかじる でした。 背景 OpenTelemetryを使うと、分散システムの各サブシステムでどのように処理が進んだのか可視化することができます。 経験を積んだエンジニアの方であれば、各サブシステムとオブザーバビリティバックエンドが一体どのようなコラボレーションをしているのか気になることかと思います。実際、SDKやOpenTelemetry Collectorを使って手軽に分散トレーシングを実現できても、仕組みを理解できていないと、いざトラブルが発生したときに問題解決が難しいでし

                      OpenTelemetry 分散トレーシングのシステムアーキテクチャ
                    • 【エンジニアの海外挑戦記】岩永氏が語る、10年かけた移住計画。狭いチャンスを自分の道につなげられたわけ

                      TOPコラムITエンジニアの海外チャレンジ・ガイドブック【エンジニアの海外挑戦記】岩永氏が語る、10年かけた移住計画。狭いチャンスを自分の道につなげられたわけ OpsBR Software Technology Inc. 代表 岩永 亮介 ソフトウェア業界で15年以上、物理的なデータセンター運用から、世界最大規模の分散システムの運用、多数の業界のお客様のシステム設計支援、フロントエンドからバックエンド、データベース管理者、DevOps やテスト設計・実装、アーキテクチャレビュー、などを経験。特に、運用に関する改善や設計は得意で、OpsBR Software Technology Inc. を立ち上げた。カナダのバンクーバー在住。経歴は、Autify で Staff Software Engineer、Sr. Technical Support Engineer、Amazon で Sr. S

                        【エンジニアの海外挑戦記】岩永氏が語る、10年かけた移住計画。狭いチャンスを自分の道につなげられたわけ 
                      • ITエンジニアが選ぶ、おすすめビジネス書・技術書ベスト10 翔泳社が発表

                        翔泳社は1月17日、ITエンジニアおすすめのビジネス書と技術書のベスト10を発表した。これは同社主催のイベント「ITエンジニア本大賞2022」の中で選出したもの。特に投票数の多かった3冊については、2月17日に開催するプレゼン大会で大賞を選ぶ予定。 ビジネス書部門に選ばれたのは以下の10冊。 「恐れのない組織 「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす」(英治出版) 「進化思考 生き残るコンセプトをつくる『変異と適応』」(海士の風) 「超・箇条書き 『10倍速く、魅力的に』伝える技術」(ダイヤモンド社) 「直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN」(ダイヤモンド社) 「ビジネスデザインのための行動経済学ノート バイアスとナッジでユーザーの心理と行動をデザインする」(翔泳社) 「プロダクトマネジメントのすべて 事業戦略・IT開発・UXデザイン・マーケティングからチーム

                          ITエンジニアが選ぶ、おすすめビジネス書・技術書ベスト10 翔泳社が発表
                        • XStateを支える概念と実装方法について - STORES Product Blog

                          最初に STORES 予約 の開発をしているTak-Iwamotoです。 STORES 予約 は元々 Coubic というサービス名でリリースされ、heyにジョインしたタイミングで STORES 予約 としてリブランディングされました。 ただ、今でもエンドユーザーさまが予約する画面は Coubic の名称となっています。 この Coubic はNext.jsで作られており状態管理のライブラリはReduxを使用しているのですが、良くないReduxの使い方によって改修に時間がかかったり、コードの見通しが悪い箇所があります。 詳しくはこちらの記事をご覧ください。 そういった背景があり、状態管理のリファクタリングの一環でRedux -> XStateへの移行を検討中です。(ただ、優先順位の都合でまだ本格的に移行はできていません。) この記事ではXStateのコアとなる概念、Coubicで抱えている

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                          • WasmOS: Wasmを実行する自作マイクロカーネル

                            背景 WebAssembly(Wasm)をブラウザの外で活用するためにWASIの標準化が進められています。その目的は隔離され、制限されたWasmの実行環境を作ることですが、これは難しい挑戦です。WASMの安全性は外部APIの能力に依存するため、WASIの標準化は慎重に行う必要がありますが、これには多くの時間がかかります。私はこれがWASIXやWALIといった新しいシステムインタフェースが登場した原因の一つであると考えています。汎用だったはずのWasmバイナリは既にランタイム依存になりつつあります。 WASIでセキュリティを考え、苦労して「第二のOS」を作る必要があるという事実は、既存のOSが今の時代に即したものでないことを示唆します。ならばいっそ、新しいOSを作ってしまうのはどうでしょう? この記事ではWasmを実行する自作マイクロカーネルである、WasmOSを紹介します。 WasmOS

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                            • 5GキャリアのエッジロケーションにAWSを設置、モバイルデバイスから利用できる「AWS Wavelength」発表。国内ではKDDIが提携。AWS re:Invent 2019

                              5GキャリアのエッジロケーションにAWSを設置、モバイルデバイスから利用できる「AWS Wavelength」発表。国内ではKDDIが提携。AWS re:Invent 2019 AWSは米ラスベガスで開催中の年次イベント「AWS re:Invent 2019」で、5GキャリアのエッジロケーションにAWSのインフラを設置する「AWS Wavelength」を発表しました。 これにより5Gのモバイルデバイスから非常に小さなレイテンシでエッジロケーションに置かれたAWSのコンピュートやストレージなどにアクセスできるようになります。 次世代のモバイル通信サービスとして期待されている、いわゆる「5G」は、大容量で低レイテンシなネットワークを実現します。 しかしこの5Gネットワークを通じて、モバイルデバイスからAWSのようなパブリッククラウドへアクセスしようとすると、5Gキャリアのネットワークからイン

                                5GキャリアのエッジロケーションにAWSを設置、モバイルデバイスから利用できる「AWS Wavelength」発表。国内ではKDDIが提携。AWS re:Invent 2019
                              • 「ぼろぼろでも動けばいい」、クレイジーなアイデアは美しいコードに勝る

                                「社会を作り変えたいなら、コードを書くのが一番だ」――。ソフトウエアが世の中を大きく変えている今、それを作り上げるコーダーの存在感は高まる一方だ。優秀なコーダーをひき付けられるかが、企業の競争優位性を大きく左右するまでになっている。本特集では5回にわたって、そんなコーダーたちの実像に迫る。 ハイテク企業の創業者などは、まず、資本主義経済にはあちこち割れ目があり、そこから底辺に滑り落ちてしまう人がいる、しかも、そういう亀裂でふつうの人の暮らしがめちゃくちゃになってしまうことがあると考える人々だと言える。同時に、そういう亀裂を全力で作ろうとしている人々だとも言える。 アマゾンの台頭で小さな商店が減ってしまったこと、ウーバーをはじめとするオンデマンドサービスの台頭でギグと呼ばれる不安定な働き方が増えたこと、オートメーションの普及で法務アシスタントなどの職業がなくなってしまったことなどを見れば明ら

                                  「ぼろぼろでも動けばいい」、クレイジーなアイデアは美しいコードに勝る
                                • AWS OpenSearch (Elasticsearch) Serviceで専用マスターノードは3つが推奨な理由を段階を踏んで理解する - Qiita

                                  AWS OpenSearch (Elasticsearch) Serviceで専用マスターノードは3つが推奨な理由を段階を踏んで理解するAWSElasticsearch 前提 AWS OpenSearch ServiceでサポートするElasticsearch 7.10.2時点までの内容になります。 ノードが3つ必要という結論に関してはAWS OpenSearchの特別な話ではなく分散システムでの一般的な話になります。 理解のステップ 以下が本記事での理解の流れです。 マスターノードとは何か、他にどんなノードタイプがあるのかを把握する。 専用マスターノードとは何か把握する。 quorumとは何か把握する。 理想のquoram数を出す式がdedicated master nodes / 2 + 1の理由を把握する。 これまでマスター候補ノード(master-eligible node)はなぜ

                                    AWS OpenSearch (Elasticsearch) Serviceで専用マスターノードは3つが推奨な理由を段階を踏んで理解する - Qiita
                                  • Dockerを使ってElixirの分散システムを気軽に楽しむ - Qiita

                                    分散Erlangシステムを楽しむには複数のPCがあるといいのですが、それだと準備が大変で敷居を高く感じるかもしれません。 Dockerを使えば一つのPC上に複数の仮想ホストを簡単に立ち上げられます。それらを別々のPCに見立てれば、気軽に遊べるのではないでしょうか。 やりたいこと Dockerで仮想Linuxマシンを三つ起動してそれらを別々のPCと見立てる それぞれの仮想Linuxマシンでノードを起動する すべてのノードを接続 後は自由に遊ぶ ノードとは 分散Erlangのドキュメントによると A distributed Erlang system consists of a number of Erlang runtime systems communicating with each other. Each such runtime system is called a node. 分散

                                      Dockerを使ってElixirの分散システムを気軽に楽しむ - Qiita
                                    • PayPayの各種キャンペーンを支えるキャッシュバックエンジンの仕組み

                                      2019年7月24日、ヤフー株式会社が主催するサーバーサイドエンジニア向けの勉強会「Bonfire Backend #3」が開催されました。第3回となる今回のテーマは「モバイル決済の裏側」。急速に成長するモバイル決済分野でサービスを展開する企業が一堂に会し、自社サービスの仕組みや技術スタックなど、知られざる裏側を語ります。プレゼンテーション「100億を支える技術 」に登壇したのは、PayPay株式会社の正木一平氏。「100億円あげちゃうキャンペーン」をはじめとした各種キャンペーンを支えるキャッシュバックエンジンの仕組みを解説します。 PayPayの100億円キャンペーンを支える技術 正木一平氏(以下、正木):PayPay株式会社の正木一平と申します。今日は弊社から2人登壇させていただきます。まずは自分からPayPay全体の簡単な紹介と、自分が担当しているキャンペーン・キャッシュバックエンジ

                                        PayPayの各種キャンペーンを支えるキャッシュバックエンジンの仕組み
                                      • いつもニコニコあなたの隣に這い寄るカオスエンジニアリング! / CNDT-OSDT-2019-2G1

                                        Cloud Native Days Tokyo 2019 / OpenStack Days Tokyo 2019 Day2 RoomGで講演した内容です。 カオスエンジニアリングは分散システムにおいて障害状態を意図的に作り出し、その状態においてシステムの脆弱性を発見し、改善することでシステムの信頼性を保つためのアプローチです。 Resilienceなシステム開発のために、Microservicesなどの分散システムに携わる開発者、運用者に次の3つを紹介しています。 - カオスエンジニアリングの概要 - カオスエンジニアリングでできること - カオスエンジニアリングを実現するツールの紹介

                                          いつもニコニコあなたの隣に這い寄るカオスエンジニアリング! / CNDT-OSDT-2019-2G1
                                        • 新たなJavaScript RPCライブラリをCloudflareがオープンソースで提供 ー Web開発・マイクロサービス開発を進化させる可能性も

                                          4月6日、CloudflareはCloudflare WorkersにJavaScriptネイティブのRPC(Remote Procedure Call)システムを追加した。 4月6日、CloudflareはCloudflare WorkersにJavaScriptネイティブのRPC(Remote Procedure Call)システムを追加した。 この新機能により、クライアント・サーバー間はもちろん、Worker間の通信も、ほぼボイラープレートなしでシームレスに行えるようになる。 ※RPC(Remote Procedure Call)とは、異なるコンピュータシステム間、または同一システム内の異なるプロセス間で、あたかもローカルのプロシージャ(関数やメソッド)呼び出しのように通信を行う手法。この手法を用いることで、開発者はネットワークの詳細を意識することなく、簡単にシステム間でデータを交換

                                            新たなJavaScript RPCライブラリをCloudflareがオープンソースで提供 ー Web開発・マイクロサービス開発を進化させる可能性も
                                          • リアルタイム通信サーバーのEC2インスタンス台数を50%削減した割り当て最適化 - Cluster Tech Blog

                                            こんにちは、クラスター株式会社でソフトウェアエンジニアをしているMito Memelです。 clusterでは、3D空間内でアバターモーションや音声を同期するためのリアルタイム通信サーバーをAmazon EC2上で動作させています。昨年から今年にかけて、このリアルタイム通信サーバーのリソース割り当て方法を改善し、結果として稼働しているEC2インスタンス台数を半分程度に削減することに成功しました。本記事では、clusterのリアルタイム通信サーバーが抱えていたリソース割り当て効率の課題とその改善手法をご紹介します。 背景 改善手法 まとめ 背景 アバターモーションや音声の同期のようなリアルタイム性の高い双方向通信を行う、いわゆるリアルタイム通信サーバーをスケールアウトする方法には、よくあるやり方としては2種類あります。 1つ目は、Webサーバなどと同じようにアプリケーションサーバをステートレ

                                              リアルタイム通信サーバーのEC2インスタンス台数を50%削減した割り当て最適化 - Cluster Tech Blog
                                            • 昔から使われている技術用語をさかのぼる: Value Object編

                                              考えてみればソフトウェアパターンが賑やかだった時代からはすでに20年以上たっているわけで、20年も変わるといろいろ状況も変わりますし、そんな昔のことなんて知ってるわけない、というか知ったことではない、という人も少なくないと思います。 とはいえ今でも使われている用語について、その当時の使われ方を知ると、考察が深まることもあるかもしれません。 そんな感じでOOPとかパターン方面の用語とかを遡りたい! というときには、WikipediaとかではなくてC2 Wikiを見るのがおすすめです。 C2 Wikiとは Wiki(WikiWikiWeb)の元祖みたいなやつですね。iki-ikiで紹介されています。 例えばValue Objectについて掘りたい、と思った時にはValueObjectで探すと見つかります。単語と単語をつなげるときに、単語の先頭を大文字にする感じです。 とはいえ、C2 Wikiも

                                                昔から使われている技術用語をさかのぼる: Value Object編
                                              • 圧倒的な安全性と高性能を両立、常識を覆す次世代言語「Rust」のすごさ

                                                Rustは、現在最も注目を集めているプログラミング言語の1つといっていいだろう。2015年にリリースされ、ここ数年でじわじわとファンとユーザーを増やしてきた。Rustは、言語仕様が比較的難しい部類の言語であることは間違いない。しかし、それを上回る安全性と速度の担保、優れた開発者体験――そして使う楽しさがある。 Rustは本来、オペレーティングシステム(OS)など低レイヤーのソフトウエア開発向けに設計された言語である。しかし、他の用途で使えないわけではない。例えばWeb開発でも、他の言語と遜色のない実力を発揮できる。この連載では、Rustの言語機能について一通り説明した後に、Webアプリケーション開発に利用できる側面を見ていく予定だ。連載が終わるころには、システム開発の現場にRustを導入できるようになることを目指す。 今回は、Rustの概要と特徴について解説する。Rustの特徴はメモリー安

                                                  圧倒的な安全性と高性能を両立、常識を覆す次世代言語「Rust」のすごさ
                                                • フィヨルドブートキャンプのメンター陣が語る「このバイブルに育てられた」学びの一冊 - give IT a try

                                                  はじめに ちょっと前に「「このバイブルに育てられた」駆け出しエンジニアだった頃に読み込んだ、学びの一冊をご紹介」というweb記事が話題になっていました。 type.jp たぶん、長年ITエンジニアをやっている人なら1冊か2冊はそういった「バイブル」があると思います。 そこでフィヨルドブートキャンプのメンターに「あなたが「このバイブルに育てられた」と思う一冊は何ですか?」という質問をしてみました。 なお、回答者はメンターだけでなく、アドバイザー(メンターではないが、受講生の学習状況を確認できる企業関係者)や卒業生も含まれています。 というわけで、以下がその回答です! 【もくじ】 はじめに メンターの伊藤淳一さん=「情熱プログラマー」 メンターのinoueさん=「リーダブルコード」か「アジャイルサムライ」 メンターのべーたさん=「猫でもわかるC#プログラミング」と「ノンデザイナーズ・デザインブ

                                                    フィヨルドブートキャンプのメンター陣が語る「このバイブルに育てられた」学びの一冊 - give IT a try
                                                  • データでわかるRustの開発者達 〜Rust Survey 2021の深堀 | gihyo.jp

                                                    Rustの開発チームは毎年末にRustユーザのサーベイを行っています。このサーベイは開発者のバックグラウンドから普段使っているツールまで幅広く問うもので、コミュニティの中心がどこにあるのか理解するのに大変役立ちます。特に、周りにRustaceanがいない方にとっては「こういうのってみんなどうしてるの?」という疑問はよく発生するでしょう。そういうときにサーベイの結果はコミュニティのトレンドを追う一助になります。 2021年は2021/12/08から2021/12/22の期間にサーベイが行われました。そこで実施されるアンケートは、英語の他、中国語(簡体字、繁体字⁠)⁠、フランス語、ドイツ語、日本語、韓国語、ポルトガル語、ロシア語、スペイン語に翻訳されました。 例年なら詳細なレポートが提出されるのですが、今年は比較的簡素なもののみであったため、大きな注目は浴びませんでした。その代わりにサーベイの

                                                      データでわかるRustの開発者達 〜Rust Survey 2021の深堀 | gihyo.jp
                                                    • 論文DynamoDB 2022に関するいくつかのメモ

                                                      PingCAPはエンタープライズ向けのソフトウェアサービスプロバイダーとして2015年に設立され、オープンソースでクラウドネイティブなワンストップのデータベースソリューションを提供することにコミットしています。PingCAPの代表的なプロジェクトであるTiDBは、オープンソースの分散型ハイブリッド・トランザクション/分析処理(HTAP)データベースで、水平方向の拡張性、強力な一貫性、MySQLとの互換性を備えた高い可用性を特徴としています。 ※このブログは2022年8月12日に公開された英語ブログ「Some Notes on the DynamoDB 2022 Paper」の拙訳です。 著者: Ed Huang (PingCAP共同創設者兼CTO) 編集者: Fendy Feng, Tom Dewan DynamoDBが論文を発表してから長い時間が経ちました。数日前、私はその新しく出版され

                                                        論文DynamoDB 2022に関するいくつかのメモ
                                                      • OpenTelemetryとgo-chiを繋げてみる | フューチャー技術ブログ

                                                        PHP/Rust/Swift/Erlangあたりはコミットチャンス? 2年前からアップデートされていると感じたポイントOpenTelemtryと、その前身のOpenCensusについてはこのブログでも取り上げました。 OpenCensus(OpenTelemetry)とは | フューチャー技術ブログ 基本的な考え方は前回紹介したものと変わっていませんが、2年前からいくつか変わったかも?と思ったところをピックアップするとこんなところですかね。 OpenTelemetryはOpenTelemetry専用のエージェント(ログ中継サービス)の活用も最初から視野に入っており、エージェント向けのエクスポーターも提供されている(OpenCensusにもあったがバージョンが最終版でも0.1.11で安定版ではなかった)。 stdoutロガーが一級市民扱い? トレース、メトリックスという2種類の機能のほかに、

                                                        • グラフィカルモデルに基づく因果探索手法の調査 - Fire Engine

                                                          最近,因果推論や因果探索に興味を持ち,勉強している.というのも最近,ゆううきさん と一緒に分散システムの異常の原因を即時に診断するための研究を進めている.原因を診断するためのアプローチとして,サーバやコンテナ等から取得できる様々なメトリック(CPU使用率やメモリ使用率など)を(グラフ理論における)ノードとして,因果グラフを構築することを考えている.メトリック同士の単なる「相関」ではなく,結果と原因の関係である「因果」を捉えようとするアプローチである.例えば,システムの障害が発生した場合,相関だけでは,AとBが関連がありそうというところまでしか言えないが,因果を特定できると理想的には,Aの原因はBであるといった議論ができるため,有用だと考えている. 実際に,前述のような因果グラフを構築して障害の原因を特定しようというアプローチは,以下の例に挙げるようにここ数年で増えている印象がある. 「Mi

                                                            グラフィカルモデルに基づく因果探索手法の調査 - Fire Engine
                                                          • 分散システム内のプロセス間の関係性に着目したObservabilityツールの設計と実装 / Transtracer CNDK2019

                                                            CloudNative Days KANSAI 2019

                                                              分散システム内のプロセス間の関係性に着目したObservabilityツールの設計と実装 / Transtracer CNDK2019
                                                            • 転職活動の記録〜クラウドと英語〜 - fu3ak1's tech days

                                                              2023年8月で新卒から約13年半勤めたSIerを退職します。関係者の方々、本当にお世話になりました。 9月から新しい職場で働くのですが、転職活動が初めてということもあり、色々と試行錯誤しながら進めたのでここにまとめたいと思います。 なお、具体的な企業名やそのプロセス、オファー条件はここには記載しません。企業名、特に前職は色々調べるとわかる情報なのですが、企業名で検索してこの記事が出てくるのもちょっと違う気がするのであえて書いておりません。 転職に向けてどう準備、活動したかにフォーカスして書こうと思うので何かしら参考になれば幸いです。 自己紹介、私の経験値 なぜ転職するのか 企業探し 選考準備 読んだ本 問題解決力を鍛える!アルゴリズムとデータ構造 データ指向アプリケーションデザイン [試して理解]Linuxのしくみ システム設計の面接試験 世界で闘うプログラミング力を鍛える本 コーディン

                                                                転職活動の記録〜クラウドと英語〜 - fu3ak1's tech days
                                                              • 東京大学工学部を中退しました|中村 龍矢 | LayerX 事業部執行役員 AI・LLM事業部長

                                                                中村 (@nrryuya_jp) です。先月末を持って、東京大学工学部を中退しました。高卒です。現在はLayerXというスタートアップのAI・LLM事業部担当執行役員・事業責任者をしています。 東大にはたしか3年生から完全に行かなくなってしまい、それからもう7年以上は経過しています。ずっと休学と留年を組み合わせて学籍だけ残っていました。が、ようやく正式に退学になりました。 スタートアップ界隈では、「大学なんて無駄だから行かなくて良い」という声が結構あるように思います。一方、実際に中退した人は意外と少ない気がします。LayerXにも中退や休学をしているメンバーもいて、たまにそういった悩みの相談を受けることもあるので、個人的な体験を書いてみます。また、高校生などでそもそも大学への進学を迷っている人向けにも一つのサンプルを提供できればと思います。 (注: 個人的なバイアスに溢れている記事です。)

                                                                  東京大学工学部を中退しました|中村 龍矢 | LayerX 事業部執行役員 AI・LLM事業部長
                                                                • Kubernetesとは何か?

                                                                  Kubernetesは、宣言的な構成管理と自動化を促進し、コンテナ化されたワークロードやサービスを管理するための、ポータブルで拡張性のあるオープンソースのプラットフォームです。Kubernetesは巨大で急速に成長しているエコシステムを備えており、それらのサービス、サポート、ツールは幅広い形で利用可能です。 このページでは、Kubernetesの概要について説明します。 Kubernetesは、宣言的な構成管理と自動化を促進し、コンテナ化されたワークロードやサービスを管理するための、ポータブルで拡張性のあるオープンソースのプラットフォームです。Kubernetesは巨大で急速に成長しているエコシステムを備えており、それらのサービス、サポート、ツールは幅広い形で利用可能です。 Kubernetesの名称は、ギリシャ語に由来し、操舵手やパイロットを意味しています。Googleは2014年にKu

                                                                    Kubernetesとは何か?
                                                                  • マイクロサービス信仰を打ち破る新技術、「モジュラーモノリス」の正体

                                                                    マイクロサービスは優れたアーキテクチャーだが、設計・開発・運用の難度が高い。そこで、マイクロサービスの利点を一部手放す代わりに導入の難度を下げた「モジュラーモノリス」が注目されている。本特集は、モジュラーモノリスとは何かを解説するとともに、このアーキテクチャーを採用した4社の事例を取り上げる。 マイクロサービスは、それぞれのサービスを独立したアプリケーションとして構築し、それらが互いにデータをやり取りすることで全体のシステムを構築するアーキテクチャーだ。米国の巨大IT企業や日本のメガベンチャーが導入し、大きな成果を上げている。 マイクロサービスが生まれた背景には、巨大IT企業の事業成長のスピードにシステム開発のスピードが追いつけなくなったことがある。実際のシステムには、事業の成長に合わせて高い頻度の変更が必要なサービスと、それほど変更が必要ないサービスがある。 ところがそれぞれのサービスが

                                                                      マイクロサービス信仰を打ち破る新技術、「モジュラーモノリス」の正体
                                                                    • 分散深層学習における耐故障性と可塑性 - Preferred Networks Research & Development

                                                                      ImageNetを15分で学習して以来 [1]、Chainerと沢山のGPUを使って深層学習を並列化し、一回の学習に必要な時間を大きく短縮することができるようになりました。その後、ImageNetの学習は深層学習における並列化 ・高速化のデファクト標準ベンチマークとなりました [2]。それと同時に、深層学習の並列化および大規模化は進み、複数GPUどころか複数ノードで学習することは当たり前のこととなりました。深層学習の計算が大規模化し所要時間はどんどん短くなりましたが、一般的にはノードが増えれば増えただけ部分故障の確率は高くなります。また、大規模なクラスタでは個々の分散ジョブをスケールアウトしたりスケールダウンする機能、つまり可塑性をもとにした計算資源のやりくりが運用上重要になってきます。そこでChainerを拡張し、分散深層学習に耐故障性だけでなく可塑性を導入する実験を行いましたので、ここ

                                                                        分散深層学習における耐故障性と可塑性 - Preferred Networks Research & Development
                                                                      • 分散システムはなぜ非中心の夢を見るか、Web 3.0ブームをまじめに考察する

                                                                        今から10年ほど前の2013年、筆者は六本木のダイニングバー「The Pink Cow」に入り浸っていた。多国籍の料理や酒を楽しむため……ではなく、そこに集う暗号資産(仮想通貨)Bitcoin(ビットコイン)ファンに話を聞くためだ。 銀行を介さず自らデジタル通貨を管理し、店で決済できるBitcoinの可能性に、誰もが興奮していた。ブロックチェーンを使えば、銀行や国家から独立したDecentralized(非中心、非中央集権)なマネーを運営できる。そんな魅力に引かれていた。 そして2022年。DeFi(分散型金融)やNFT(非代替性トークン)、DAO(分散型自律組織)などに代表される「Web 3.0(Web3)」のブームにおいても、やはり人々を引き付けたのは非中心という考え方だった。「Web 1.0やWeb 2.0は中央集権的だが、Web 3.0は非中心になる」といわれるようになった。 とは

                                                                          分散システムはなぜ非中心の夢を見るか、Web 3.0ブームをまじめに考察する
                                                                        • 食べログの大規模なレガシーシステムを段階的に改善していく取り組み - Qiita

                                                                          こんにちは、食べログシステム本部長の京和です。 今年の4月から本部長になりました。さらに4月に娘が生まれました 本エントリでは食べログで1年を通じて取り組んだ、大規模なレガシーシステムの段階的な改善について紹介します。[翻訳] Shopifyにおけるモジュラモノリスへの移行 に続いて2記事目のアドベントカレンダーになります。 どのように段階的に進めるか 食べログは今年で15年目のサービスで、Railsになってからは13年が経過しています。これだけ歴史があればあちこちにガタが来ているのは当然で、無数にある課題に対してどこからどのように取り組んでいくかを最初に決める必要がありました。 まず最初の前提として以下のように考えました。 既存のビジネスや開発を止めるような悪影響を与えない。むしろなるべく早くポジティブな影響を与えていきたい。 これだけ歴史のあるシステムを改善していくのは長い時間がかかる

                                                                            食べログの大規模なレガシーシステムを段階的に改善していく取り組み - Qiita
                                                                          • DJI製ドローンに操縦者の位置情報を正確に割り出すことが可能な脆弱性が発見されるも関係者は「想定通り」と釈明

                                                                            DJIが販売するドローンが発する無線信号を傍受し、デコードすることで、DJI製のドローンを操縦する人物の位置を正確に割り出すことが可能だとセキュリティ研究者チームによって明らかにされました。規制当局がドローンを識別し、悪用を防止するための「DroneID」が暗号化されておらず、誰でも傍受可能だと指摘されていたにもかかわらず、DroneIDはドローンのGPS座標だけでなく所有者のGPS座標も送信していることが指摘されています。 Drone Security and the Mysterious Case of DJI’s DroneID (PDFファイル)https://www.ndss-symposium.org/wp-content/uploads/2023/02/ndss2023_f217_paper.pdf DJI Drone Operator's Location Can Easi

                                                                              DJI製ドローンに操縦者の位置情報を正確に割り出すことが可能な脆弱性が発見されるも関係者は「想定通り」と釈明
                                                                            • 実践TLA+ | 翔泳社

                                                                              設計だってテストしたい! 【本書の内容】 本書は Hillel Wayne, "Practical TLA+", Apress, 2018 の邦訳版です。 複雑精緻なシステムを構築する際に、設計そのもの、仕様そのものにバグがないかをテストできたら、もう少し幸せな開発人生を送れそうな気がします。 本書は送金システムの小規模な仕様からTLA+を使ってヤバいバグを発見するところから始まります。この小さなサンプルをもとに、より良いアプリケーションの設計・テスト・構築に、どのようにTLA+を使えばよいかを理解し、実際のプロジェクトに援用できるよう、TLA+の演算子、論理、関数、PlusCal、モデル、および同時実行の基礎を学びます。 設計図の整理の仕方、分散システムや最終的な整合性の指定の仕方を学んだら、アルゴリズムのパフォーマンスやデータ構造、ビジネスコードやMapReduceなど、さまざまな実用

                                                                                実践TLA+ | 翔泳社
                                                                              • Web3はWebではない|みし

                                                                                WebではないWeb3 イーサリアムのブログを読むとそう解釈せざるおえない。WebとはWorld Wide Webの略で、インターネット上で、HTMLドキュメントを配信するシステムで、httpプロトコル上で文書をやりとりシステムである。このシステムは、クライアント=サーバーアーキテクチャを前提としている。 そしてWeb3はWebではない。なぜならhttpプロトコルを使うとは限らないし、HTMLドキュメントをやりとりするとは限らないし、クライアント=サーバーではなくPeer to Peer(P2P)を前提にしている。WebはP2Pではなくクライアント=サーバーなのでWeb3はWebではない。 なぜ定義がおかしいのか? Web3の大元の定義がおかしいから説明しにくいし、理解もしにくい。なぜ分かりにくい言い方をしているかと言えば、Web3自体がベンチャーが投資家からお金を巻き上げるためのマーケテ

                                                                                  Web3はWebではない|みし
                                                                                • What is Web3? (Japanese Translation)

                                                                                  ブロックチェーンの登場によって、これからのウェブとインターネットはどのように変わってゆくのか。 2018年にベルリンで開かれたWeb3 Summitにて、InterPlanetary File System (IPFS)の考案者であるJuan Benet氏がWeb3.0について明解な解説をし、わたしたちが次の時代をどのように心がけて創ってゆくべきかの指針を与えてくれました。 あまりにも素晴らしく、多くの人に知ってもらいたいと思ったので、本人に許可を得て、スピーチ全文を日本語に翻訳しました。是非YouTubeのプレゼンと一緒に読んでいただけると嬉しいです。15,000字以上ありますが、スマホでも見やすいレイアウトにしました。 追記:英語文字起こしバージョンも作成しました。日本語版のレイアウトと一対一の対応になっているので、合わせて読んでいただくことで英語学習の一助となれば幸いです。 最後にち

                                                                                    What is Web3? (Japanese Translation)