徳島県は22日、県内各地の高速道路のインターチェンジ(IC)や観光施設などで県外ナンバーの車がどの程度、流入しているかを調べる実態調査をした。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、県境をまたぐ移動の自粛を求めているが、「県外ナンバーの車を多く見かける」といった指摘が県に寄せられていることから、実態把握に乗り出した。 この日、数十人の県職員が県内のICや観光施設、商業施設、遊興施設などで調査を実施。ICを通過する車や駐車中の車のナンバープレートを目視で確認するなどして、県外ナンバーの車の台数を調べた。神戸淡路鳴門自動車道の鳴門ICでは、県職員5人が双眼鏡で車のナンバーや車種を確認し、それぞれの台数を紙に記録。県の担当者は「集めたデータをもとに県外の人たちの流入状況を分析し、今後の対策に役立てたい」と話した。 飯泉嘉門知事は緊急事態宣言が全国に拡大された翌日の17日の会見で、施設や店舗に対す