ある程度形になってきた。 そんな深夜。 Oは加えタバコでやさぐれているようだが、テメーで「卑怯なことはしたくない」等とほざいたモンだから、もうしょうがない。 Hとの差は歴然だ。 まずはHだけでも戦えるようになればよい。 牽制に磨きが掛かれば、相手の攻撃をスカすことも出来、そこから自分の形を作っていったり出来る。 Hはそこを応用し、ギースにも着手。 言われなくとも強キック牽制からの当身、等と言う、ある程度高度な立ち回りを展開し、Oを葬り去る。 Oもさすがに驚いた様子。 このまま対戦していても無駄だ、みたいな空気を出し、私にコントローラーを。 「H、何あっても良いようにデッドリーレイブも出来るようになっておけよ。あと、デッドリーを途中でキャンセルして別のコンボに移行するヤツも。」 「g13さん、すんません、それコマンド微妙なんで、教えてもらっていいっすか?」 「こう言う感じ。タイミングが難しい