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大成建設の検索結果1 - 9 件 / 9件

  • 大成建設、前代未聞「ビル工事やり直し」の内幕

    「嘘やろう」。ゼネコン関係者が一様に、耳を疑う事件が起きた。 スーパーゼネコンの大成建設は3月16日、北海道札幌市で建築中の高層複合ビルにおいて、鉄骨の精度不良と発注者への虚偽申告があったことを公表した。発注者であるデベロッパーのNTT都市開発が今年1月に現場を視察した際に、不審な点に気づいた。これを発端に、施工不良と数値の改ざんが発覚。建物の鉄骨部分でおよそ80カ所、コンクリートの床スラブで245カ所の精度不良があった。 【2023年4月5日14時08分追記】初出時の建物の鉄骨部分の改ざんのカ所について修正しました。 地上26階(高さ約116メートル)、地下2階のこの高層ビルには、ホテルやオフィス、商業施設が入居予定。だが、発注者が定めた品質基準を満たしていないため、今回、地上部分の鉄骨を解体して建て直す。高層ビルは2024年2月に竣工予定だったが、2026年6月末に延期される。事件の責

      大成建設、前代未聞「ビル工事やり直し」の内幕
    • 東京 八重洲 建設現場で鉄骨落下 2人死亡 事故が起きた状況は | NHK

      19日午前、JR東京駅八重洲口近くのビルの建設工事現場で、クレーンでつり上げられていた鉄骨が落下し、作業員5人が巻き込まれ、このうち2人が死亡しました。警視庁が現場の責任者から話を聞くなどして事故の詳しい状況を調べています。 警視庁によりますと、19日午前9時20分ごろ、東京 中央区八重洲のビルの建設工事現場で、クレーンでつり上げた長さ30メートル、重さおよそ15トンの鉄骨をほかの鉄骨と固定する作業をしていたところ、突然、落下しました。 この事故で、つり上げられていた鉄骨の上で作業をしていたとみられる男性作業員5人が7階部分から3階部分に転落し、このうち2人が死亡しました。 死亡したのは、埼玉県朝霞市の会社員、原裕一郎さん(33)と千葉県市川市の会社員、花田大和さん(43)です。 このほか40代と20代の合わせて3人がけがをして病院で手当てを受けていますが、いずれも意識はあるということです

        東京 八重洲 建設現場で鉄骨落下 2人死亡 事故が起きた状況は | NHK
      • 留学後退職、費用返還命令 大成建設元社員に東京地裁 - 日本経済新聞

        社外研修制度を利用した海外留学から帰国後に退職した大成建設の元社員の男性が、同社に留学費用と相殺された未払い賃金などの支払いを求めた訴訟の判決で、東京地裁は20日、元社員の請求を棄却した。その上で会社側の請求に基づき、留学費用の残金約729万円を支払うよう元社員に命じた。判決によると、元社員は2009年に総合職として入社。社外研修に応募して18年に米国の大学に入学し、20年5月に修士課程を修了

          留学後退職、費用返還命令 大成建設元社員に東京地裁 - 日本経済新聞
        • 大成建設 施工不良で工事やり直し 関連費用で240億円損失計上 | NHK

          札幌市に建設中の高層ビルの建設工事をめぐり、大手ゼネコンの大成建設は、鉄骨を組み立てる工程で施工不良が見つかったため工事をやり直すことになり、それに関連する費用として、およそ240億円の損失を計上すると発表しました。 大成建設が札幌市中心部で建設中の26階建ての高層ビルでは、先月、鉄骨の柱やはりを組み立てる工程で基準を超えるずれが複数見つかったほか、発注元の企業に対して、鉄骨の組み立ての精度について虚偽の数値を報告していたことが明らかになっています。 全体の2割程度まで進んでいた工事は、最初からやり直すことになり、大成建設は17日、追加費用としておよそ240億円の損失を計上すると発表しました。 こうしたことを受けて、ことし3月までの決算の最終的な利益の見通しについて、グループ全体で670億円から471億円に下方修正しました。 また、業績の見通しを下方修正した経営責任を明確にするため、ことし

            大成建設 施工不良で工事やり直し 関連費用で240億円損失計上 | NHK
          • 大成建設 建設中の高層ビルで品質基準満たさず 役員2人辞任へ | NHK

            大手ゼネコンの大成建設は、札幌市に建設中の高層ビルで、鉄骨の組み立てに際して品質基準を満たしていないところが複数見つかったほか、発注元の企業に対し、鉄骨の組み立ての精度について虚偽の数値を報告していたことを明らかにしました。責任をとって担当する取締役など役員2人が辞任します。 大成建設によりますと、札幌市中心部でおととし10月から建設している26階建ての高層ビルについて、発注元の企業と定めた品質基準を満たしていないところがあったということです。 ことし1月に、発注元の企業からの指摘を受けて調べた結果、問題が発覚したということで、鉄骨の組み立てに際して基準を超えるずれが複数見つかったほか、コンクリートの床の厚みも基準より薄いところがあったとしています。 会社によりますと、工事の品質を管理する現場の担当者が、工事が遅れることなどを理由に品質に問題があることを上司に報告せず、その結果、発注元の企

              大成建設 建設中の高層ビルで品質基準満たさず 役員2人辞任へ | NHK
            • 施工不良を見抜けなかった久米設計、「監理の問題ではない」と釈明

              監理者が施工不良を発見するのは極めて困難だった――。2023年3月16日に大成建設が発表した、札幌市中央区で建設中の超高層ビル「(仮称)札幌北1西5計画」の施工不良について、工事監理者の久米設計(東京・江東)は、このような見解を明らかにしている。 久米設計は2023年3月27日、同社ウェブサイトに見解を掲載。「初回の鉄骨建て方時の立ち会い検査では問題がなく、その後は施工者から提出される自主検査記録で監理していた」などとしている(出所:久米設計) 「(仮称)札幌北1西5計画」は、旧北海道放送本社跡地に地下1階・地上26階建ての北棟と、地下2階・地上7階建ての南棟から成る延べ面積約6万m2の複合施設を建設するプロジェクトだ。北棟の高さは約116mで、17~26階にはホテル「ハイアット セントリック 札幌」が入居予定。発注者はNTT都市開発(東京・千代田)、施工者は大成建設だ。 大成建設の発表に

                施工不良を見抜けなかった久米設計、「監理の問題ではない」と釈明
              • 大成JVの設計ミスで外環道JCT鉄筋不足

                東日本高速道路会社が東京外かく環状道路(外環道)の京葉ジャンクション(JCT)で進めているランプ(連絡路)の増設工事で、地下にあるコンクリート造の既設ランプ函体(かんたい)(ボックス形の構造物)の鉄筋不足が判明した。 既設部を施工した大成建設・戸田建設・大豊建設JVが設計を誤った。このままだと今後、増設ランプと一体構造となった際に函体の強度が不足する。大成建設JVは2023年5月10日、既設ランプの函体に鉄筋を増設する補強工事に着手した。 外環道と京葉道路を接続する京葉JCTの建設で、大成建設JVは設計業務を含む「田尻工事」を約1300億円で受注。JCTを構成するランプ8本のうち、4つのランプなどを10年9月~19年6月に施工した。設計ミスがあったのは、外環道の高谷JCT方面から京葉道路の東京方面に向かうFランプの函体だ(資料1、2)。

                  大成JVの設計ミスで外環道JCT鉄筋不足
                • 「築地市場跡」が5万人スタジアムやホテルに 総事業費9000億円

                  東京都は、東京・中央区の築地市場跡地を再開発する「築地地区まちづくり事業」の事業者に、三井不動産、トヨタ不動産、読売新聞グループ本社など11社で構成する企業グループを選定した。 築地地区まちづくり事業は、2018年に閉鎖した築地市場跡地(東京都中央区築地5、6丁目)の19万平方メートルを再開発するもの。3社に加え、鹿島建設、清水建設、大成建設、竹中工務店が建設、日建設計、パシフィックコンサルタンツが設計、朝日新聞社、トヨタ自動車が協力として関わる。 主要な建物は、大規模集客・交流施設(マルチスタジアム)、ライフサイエンス・商業複合棟、MICE・ホテル・レジデンス棟、舟運・シアターホール複合棟など合計9棟。 5万人収容の大規模集客・交流施設を中心に、健康長寿社会に向けた「ウェルネスイノベーション」「食・体験・にぎわい」「迎賓・ホスピタリティ」の3つの主要機能を導入。舟運・シアターホール複合棟

                    「築地市場跡」が5万人スタジアムやホテルに 総事業費9000億円
                  • 建設作業を効率化する「プロジェクションマッピング」活用技術が面白い ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

                    プロジェクションマッピングを使い建物の床面に施工図面を原寸大で投影し、作業員が直接マーキングして墨出しできる 大成建設はプロジェクションマッピングを利用した建設現場での墨出し技術「T―iDigital MARKING」を開発した。新開発の「プロジェクター自動姿勢制御装置」と「映像補正技術」を採用し、床面に原寸大で投影した高精度な図面情報を基に作業員が直接マーキングできるため、正確で効率的な墨出し作業を実現した。建築、土木分野の工事を対象に同技術を積極的に導入する。 新技術はプロジェクターで投影した映像の歪みを高精度に補正する映像補正技術を採用。2メートル離れた場所からの投影ではプラスマイナス2ミリメートル以内の高精度な映像を実現した。また、プロジェクターの姿勢を傾斜角0・001度の精度で制御する自動姿勢制御装置を導入し、床面に正確な原寸大図面の投影が可能となった。 プロジェクションマッピン

                      建設作業を効率化する「プロジェクションマッピング」活用技術が面白い ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
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