北海道旭川市で3月、中学2年の女子生徒が凍死した状態で見つかった問題で、女子生徒の母親がインターネットの投稿で中傷されたとして、大手通信事業者などに投稿者の情報開示を求めた裁判の初弁論が開かれました。 訴状などによりますと、死亡した廣瀬爽彩(ひろせ・さあや)さんの母親は、4月下旬ごろ、ツイッターに投稿された「いじめは(爽彩さんの)家庭環境や子育てなどが原因だ」との書き込みが名誉毀損にあたるとして、ソフトバンクなどに対し、投稿者の氏名や住所の情報開示を求めています。 15日の初弁論で、ソフトバンク側は書き込みの内容は名誉毀損にあたらないとして棄却を求めました。