今回、フジロック出演を辞退します。 直前の報告となってしまい、申し訳ありません。 https://t.co/rLLbaQbJpy
いまからちょうど5年前、ほぼ同時期にリリースされた折坂悠太『平成』と中村佳穂『AINOU』。 2023年になって振り返ると、この2作はそれまで各地のインディペンデントな音楽の現場で渦巻いていたものが大きなうねりとなって立ち現れて行く未来を予感させ、日本の新しい「歌」の行方を照らすような作品だったのではないか、ということ思ったりもする(カネコアヤノ『祝祭』もその重要な作品のひとつだと思う)。その当時の静かな興奮をいまでもたまに思い出す。 そんな折坂悠太と中村佳穂の初対談が『FESTIVAL de FRUE』企画で実現。このふたり、本人たちも「真逆」と度々口にするようにステージに立つまでのプロセスや「歌」に対する考え方は大きく異なっている一方で、大事なもの共有しているようでもあった。 個人的だけれど社会的で、だが私小説的ではない——そんなふたりの歌はどのように紡がれているのか。司会・執筆に松永
2021年4月17日(土)、渋谷のWWWオープン10周年記念イベントとして、ceroと折坂悠太のツーマンライブが行われる(会場はWWW X)。両者にとっては初のツーマン。この10年の音楽の潮流の拡散に寄与するなど、さまざまな意味で日本のインディを象徴している存在であり、2010年代前半からこのコロナ禍に至るアーティストの意識の変化、リスニング環境の変化を、当人たちの意図を超えたところまで含めて体現してきた2組と言える。 ceroのフロントマンである高城晶平は、ひと世代下から登場した折坂悠太の音楽や存在をどうとらえているのか。いっぽう折坂は、ある意味でceroの存在はソロで音楽活動をはじめるきっかけでもあったと語った。 両者が見てきた景色やバンド / シンガーとしての実感の変化を通じて、2010年代という時間が持っていた豊潤な混沌からの学びと2020年代への予見が浮かび上がる対談を、2つの記
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて多くの野外音楽フェスが開催を断念した2021年夏、『FUJI ROCK FESTIVAL』は大幅に規模を縮小するかたちで8月20日から22日にかけて開催された。 出演アーティストのなかには揺れ動く思いをステージ上から吐露する者もいたが、22日に出演を予定していた折坂悠太は直前に出演辞退を表明。「感染者が一人も出なかったとしても、直接的、間接的にもたらす影響が、遠い場所で、死角にいる一人の人生を変えてしまう」と記された表明文はこれまでにTwitterで1万件以上リツイートされ、各メディアでも取り上げられた。 前作『平成』からおよそ3年ぶりとなる折坂のフルアルバム『心理』。そこには迷い、格闘し、それでもなお音楽を奏でる折坂の姿が、一切の装飾や演出のないまま曝け出されている。近年活動を共にするバンド「重奏」の面々のほか、イ・ランやサム・ゲンデルも参加。 近年の
今、折坂悠太は何を思い、何を見つめ、歌っているのだろうか。 月9ドラマ『監察医 朝顔』主題歌を含むミニアルバム『朝顔』を聴いて、「この国に、この時代に、折坂悠太という音楽家がいて本当によかった」と思った。その感情そのものは、『平成』(2018年)を初めて聴いたときの興奮と基本的には同質のものだと認識している。折坂悠太はJ-POPを自らの歌の中でフォークやブルースなどと同じように扱って共存させ、新しい日本のポピュラー音楽をその身体で体現しようとしているのではないか。つまり『朝顔』を聴いてそんなことを考えたのだった。 唱歌や浪曲といった日本の歌・大衆芸能を吸収し、ジャズやボサノヴァといった古今東西のポピュラー音楽のエッセンスやビートミュージックの感覚と結びつけた傑作から約2年半……そんな前のめりな考えを胸に編集部は、国内外の地域文化と大衆音楽を追うライターの大石始とともに取材を実施。しかし我々
平成元年に鳥取で生まれ、ロシアやイランなどで過ごしたのち、現在は千葉を拠点に活動を続けるシンガーソングライター、折坂悠太。近年は宇多田ヒカルがフェイバリットに挙げるなど幅広い注目を集めている彼のニューアルバム『平成』が、10月3日にリリースされる。 無垢な言葉と世界各地のルーツミュージックを吸収したその歌世界は唯一無二。寺田燿児ら折坂のライブパフォーマンスを支えてきた馴染みのメンバーに加え、トラックメイカーのRAMZAらも参加した新作には、凄まじいスケール感を持つ異能のシンガーソングライターである折坂の才気が迸っている。 平成のはじまった年に生まれた折坂は、平成が終わりを迎えようとしているこの2018年に何を歌おうとしているのだろうか? 「終わり」と「はじまり」の気配に満ちた新作の話を中心に、独自の宇多田ヒカル論やさまざまな歌唱法を駆使することで増幅される身体性についてなど、インタビューの
やっぱり2分未満の音楽 今回は2月恒例の2分未満の音楽。曲数が多くて、どれ掲載するか悩みます。 Joao Donato「Olhou Pra Mim」 三上さんの選曲。映画「ジョアン・ジルベルトを探して」にも度々登場する、ジョアン・ジルベルトとの関係も深いブラジルのピアニストのジョアン・ドナートの曲。1962年のアルバム『Muito a Vontade』(直訳すると「とっても快適」)より。 Muito a Vontade アーティスト:Donato, Joao Dubas Musica Amazon 喫茶謎 折坂悠太、(ポエトリーリーディング)イ・ラン「ユンスル」 「ユンスル」は韓国語で直訳すると「水面」で、細かく言うと「水面に輝く粉々の光」というニュアンスだそうです。韓国の女性アーティスト:イ・ランさんのポエトリー・リーディングをフィーチャーした曲。ポエトリー・リーディングの言葉は、古い韓
ライター/編集者の大石始がナヴィゲーターとなり、活況を呈するアジア各地の音楽シーンの〈いま〉を当事者たちへのインタヴューでお伝えする連載〈アジアNOW!〉。第6回には柴田聡子との対談も好評だったイ・ランが再登場。彼女と同時代を生きるシンガー・ソングライター、折坂悠太との濃密な対談をお届けします。折坂は先日、ニュー・アルバム『平成』を発表したばかりで、そのリリース・ツアー(東京と大阪公演はすでにソールド・アウト!)も目前。対談では、今年もっとも注目を集めた音楽家のひとりである折坂の率直な心境も明かされています。 *Mikiki編集部 強烈な歌声とカリズマティックなライヴ・パフォーマンスが話題を集めているシンガー・ソングライター、折坂悠太。新作『平成』では、ブラジル音楽やブルース、各地の民族音楽などを縦横無尽に横断しながら、彼ならではのタイムレスで力強い歌世界を展開。その内容から、〈2018年
喫茶謎 折坂悠太「トーチ」 今回も折坂悠太の昨年出たアルバム『心理』より。 心理 (初回限定盤) アーティスト:折坂悠太 ORISAKAYUTA / Less+ Project Amazon カウントの音楽 はっぴいえんど「あやか市の動物園」 1970年発表のはっぴいえんどのデビューアルバム『はっぴいえんど』より。 イントロで大瀧詠一さんがカウントを「ひい、ふう、みい、よう」と、とっているのが独特です。曲の冒頭で「テストお願いします」と言っているのは、アルバムのプロデューサー:小倉エージさん。 はっぴいえんど アーティスト:はっぴいえんど ポニーキャニオン Amazon The Beatles「Taxman」 1966年発表のアルバム『Revolver』の冒頭を飾っていた1曲。曲の作者のジョージが普通にカウントを発しているにも関わらず、曲の最初の奇妙なカウント(咳や色んな雑音が入っている)
🫧「サントリー天然水」CM曲 起用 🏛️折坂悠太 らいど 2023 https://beacons.ai/orisakayuta 🎧「さびしさ」をストリーミング・ダウンロードで聴く https://Orisaka-Yuta.lnk.to/heisei_sabishisaID 🎧折坂悠太の楽曲を聴く https://Orisaka-Yuta.lnk.to/I3oznm5yID 2018年10月3日発売のアルバム「平成」より“さびしさ”のミュージックビデオ。 Official HP:https://orisakayuta.jp/ Twitter:@madon36(http://twitter.com/madon36 ) Twitter:@orisakayuta(http://twitter.com/orisakayuta ) Facebook:@orisakayuta(htt
ガットギターと独特な歌唱法による弾き語りが話題を呼び、小山田壮平や後藤正文らが賛辞を寄せるシンガーソングライターの折坂悠太。作家、建築家、画家と様々な顔を持つ異才であり、音楽家としても活動する坂口恭平。坂口が折坂のファンになったことをきっかけに二人は接近し、坂口のライブに折坂がゲスト出演するなど、徐々に親交を深めてきた。 そんな二人が2018年1月に発表するそれぞれの新作、折坂の『ざわめき』と、坂口の『アポロン』は、共に初のバンド録音。しかし両者とも、いわゆるシンガーソングライターがプロダクションを豪華にするためにバンド編成にチャレンジするのとは異なり、自らが内側に抱えるものをより純粋な形で発露するために今回の形態を選んだのだと言っていいだろう。スタイルは異なれども、確かに響き合う二人の対話を楽しんでいただきたい。 俺の音楽のベースは童謡で、自分が今歌ってる歌のコード進行は、その頃から変わ
フジテレビ系月曜9時枠ドラマ “監察医 朝顔" 主題歌 🏛️折坂悠太 らいど 2023 https://beacons.ai/orisakayuta 🎧「朝顔」をストリーミング・ダウンロードで聴く https://amuse-inc.lnk.to/asagao20190805ID 🎧折坂悠太の楽曲を聴く https://Orisaka-Yuta.lnk.to/I3oznm5yID 💿3月10日(水)に5曲入りミニアルバム『朝顔』発売いたしました。 https://Orisaka-Yuta.lnk.to/asagaoCD Official HP:https://orisakayuta.jp/ Twitter:@madon36(http://twitter.com/madon36 ) Twitter:@orisakayuta(http://twitter.com/orisak
──海外のバンドのカヴァーから入ったのは意外ですね。 折坂 : 今やってることにまったく通じていないかもしれないんですけど、熱心に聴いていました(笑)。その後、自分でギター・ヴォーカルをやるバンドも始めて、ナンバー・ガールやeastern youthのようにシャウトする感じで僕も歌っていて。それで声量が鍛えられました。 ──どうやってその歌い方を習得したのか気になっていたんですけど、大元にはシャウトのような歌い方があった、と。 折坂 : そんなこと当時はまったく考えてやっていなかったんですけどね(笑)。とにかく出しきるぞと思ってギャーみたいな感じで歌っていました。それから都内中心に弾き語りのライヴ活動を始め、身体を楽器のように使っている人たちに出会って。イメージで言えば、骨伝導みたいな感じで全方向に向けて声が出ているというか、中が空洞の楽器みたいなんですよね。あと僕の声には倍音があるよって
2018年10月3日発売のアルバム「平成」より“平成”のミュージックビデオ。 Official HP:https://orisakayuta.jp/ Twitter:@madon36(http://twitter.com/madon36 ) Twitter:@orisakayuta(http://twitter.com/orisakayuta ) Facebook:@orisakayuta(https://www.facebook.com/orisakayuta/ ) Instagram:@orisakayuta(http://instagram.com/orisakayuta ) YouTube:https://www.youtube.com/c/orisakayuta Director / Editor:玉田伸太郎 DOP:中島唱太 AD:山倉一樹 Production Manag
Official HP:https://orisakayuta.jp/ Twitter:@madon36(http://twitter.com/madon36 ) Twitter:@orisakayuta(http://twitter.com/orisakayuta ) Facebook:@orisakayuta(https://www.facebook.com/orisakayuta/ ) Instagram:@orisakayuta(http://instagram.com/orisakayuta ) YouTube:https://www.youtube.com/c/orisakayuta 調律 조율 ハン・ヨンエ 3rd Album 「1992」収録曲 한영애 3집「1992」 수록곡 作詞 작사・作曲 작곡 - ハン・ドル 한돌 出演 출연 - イ・ラン 이랑, 折坂悠太
「命が大事なのは感情に訴えかけて伝えることじゃなくて、むしろ真顔で言わなきゃいけない。音楽でうやむやにせず、言うべきことはある」 折坂悠太は自らの歌に対するアティチュード、ひとりの音楽家としての社会に対する見解についてこう語った(記事はこちら)。その記事から約1か月後に本稿の取材を実施した。新作『心理』の全曲解説のためだ。 本人自らの言葉を通じて全収録曲をひとつずつ紐解いていったからこそ感じたのは、重層的で多面的な作品のあり方そのものが、この社会の複雑さを表象しているようだということだった。幸福な時間のなかにも拭いようのない悲しみは存在するし、寄る辺のない暮らしにおいても心のよすがを見つけることができる。なんらかの犠牲のうえでささやかな喜びを享受し、名づけようのない感情を抱えながら私たちは日々を生きている。 生活や社会、あるいは人間の心模様というものはそんなに単純なものではないが、折坂悠太
2019年3月29日に配信先行でリリースされた“抱擁”"櫂"のミュージックビデオ。 Official HP:https://orisakayuta.jp/ Twitter:@madon36(http://twitter.com/madon36 ) Twitter:@orisakayuta(http://twitter.com/orisakayuta ) Facebook:@orisakayuta(https://www.facebook.com/orisakayuta/ ) Instagram:@orisakayuta(http://instagram.com/orisakayuta ) YouTube:https://www.youtube.com/c/orisakayuta Director : Kohei Igarashi (NOBO) Camera : Wataru Takah
折坂悠太の新曲“トーチ”は、新型コロナウイルスによって揺れる世界の様相を驚くべき精度でキャプチャーしている。この歌は今、どんな意味を持っているのだろうか? 折坂悠太という歌い人は、この歌に何を託しているのだろうか? CINRA.NETでは、折坂悠太関連の取材を手がけてきたライター大石始の力を借りて、合評形式でその核心部分に迫る。 「折坂悠太が“トーチ”でぶち破ったもの。自身の歌と社会との距離を慎重に測っていた彼の選択」テキスト:大石始 2020年4月1日、折坂悠太の新曲“トーチ”が配信限定でリリースされた。この曲は昨年行われた折坂の弾き語りツーマンツアー『折坂悠太のツーと言えばカー2019』にbutajiが参加した際に作られた楽曲で、作詞を折坂が、作曲をbutajiが担当。ツーマンツアー以降も両者のライブでたびたび披露され、音源化が待ち望まれていた楽曲だ。だが、新型コロナウイルスが猛威を振
ドラマ主題歌と普段の活動の橋渡し ──今回発売のミニアルバムには、2019年8月に配信リリースされた楽曲「朝顔」が表題曲として収録されます。約1年半越しにこの楽曲をCD化することになった経緯はどういったものだったのでしょうか。 「朝顔」はドラマ「監察医 朝顔」の主題歌ということもあって、今まで自分が活動していたフィールドとは違うところでも聴かれていたんですけど、思っていた以上に今でもCDで音楽を聴く人が多いみたいで。「CDはないのか!」ってすごい言われたんですよ(笑)。そのことがずっと頭に残っていて。それで今回「監察医 朝顔」の2クール目の放送に合わせて、CDという形で出すことにしました。 ──シングルではなくミニアルバムという形を選んだのはなぜでしょう。 「朝顔」はドラマのために書いた曲だということもあって、自分のレパートリーの中で浮いている存在という気がしていて。なので、「朝顔」の周り
折坂悠太(おりさか・ゆうた)/シンガーソングライター:平成元(1989)年生まれ。幼少期をロシアやイランで過ごし、帰国後は千葉県柏市に住む。2013年にライブ活動を開始。18年10月にリリースしたセカンドアルバム「平成」は、「第11回CDショップ大賞2019」の大賞(青、新人の中で特に優れた作品に送られる)を受賞した。19年7〜9月に放映されたフジテレビ系月9ドラマ「監察医 朝顔」では主題歌「朝顔」を手掛けた PHOTO : MARIKO KOBAYASHI シンガーソングライターの折坂悠太にとって2019年は大躍進の年だったと言える。セカンドアルバム「平成」は各方面で高評価を得て、フジテレビ系月9ドラマ「監察医 朝顔」の主題歌も手掛けた。 また話題性や規模の大小を問わず、ファッションブランドとアーティストの結びつきがより強くなっている中、折坂はある意味理想的な関係を築いている。彼が愛用す
※この映像は4/12(日)までアーカイブいたします。 ※今回のために新作グッズを制作しましたので、通販サイトでグッズを購入いただくなど、 皆様の可能な限りでのご支援を承れますと幸いです。 新作グッズについて:http://orisakayuta.jp/topic/?id=30 通販サイト:https://www.asmart.jp/orisaka_yuta/ 独特の歌唱法にして、ブルーズ、民族音楽、ジャズなどにも通じたセンスを持ち合わせながら、それをポップスとして消化した稀有なシンガー・ #折坂悠太 。 京都を拠点に活躍するメンバーを集結させた「折坂悠太(重奏)」編成にて東京・大阪でワンマンライブ「折坂悠太 単独公演 2020」を開催予定だったが、新型コロナウィルス感染拡大を防ぐため、公演は中止。 東京公演を予定していた3/27(金)に無観客でのライブ配信を発表した。 是非ご覧くださ
4月17日(土)、渋谷のWWWオープン10周年記念イベントとして行われるceroと折坂悠太のツーマンライブを前にした、高城晶平(cero)と折坂による対談。後編は、2人の共通項である「父親」としての生活にまつわるやりとりに始まり、2010年代を出発点としてさらに大きな舞台へと歩みを進めてきた両者が直面したステージでのふるまい方についての葛藤へ。 表現者としての「引き受け」と「裏切り」とは? そして歌と自分との関係性とは? 自分の居場所を探すためのあらがいとは? 個人としても表現者としても、変化をおそれず成長してきた2人だからこその隠し立てのない言葉は、発信者であるアーティストにとっても受け手である観客やリスナーにとっても示唆の多いものになった。 左から:折坂悠太、高城晶平(cero) ※髙城晶平の「高」は「はしご高」が正式表記 父母、夫婦、恋人、友達……立ち位置や役割の地層を行ったり来たり
ナタリー 音楽 特集・インタビュー VIDEOTAPEMUSIC「The Secret Life Of VIDEOTAPEMUSIC」特集|VIDEOTAPEMUSIC×折坂悠太対談 VIDEOTAPEMUSIC「The Secret Life Of VIDEOTAPEMUSIC」 PR 2019年7月24日 VIDEOTAPEMUSICが7月24日に4thアルバム「The Secret Life Of VIDEOTAPEMUSIC」をリリースした。 サンプリング音源やフィールドレコーディング素材などをコラージュした独自のサウンドで話題を集めるVIDEOTAPEMUSIC。本作は彼にとって初の“歌モノ”アルバムだ。作品には、横山剣(クレイジーケンバンド)、髙城晶平(cero)、折坂悠太、ロボ宙、mmm、カベヤシュウト(odd eyes)の国内勢に加え、韓国のキム・ナウン(ex. Paras
折坂悠太が歌をうたうと、言葉が踊りだし遠い未来を垣間見せたり、その言葉が生まれた瞬間まで連れ戻してくれる、日本語なのに異国語で歌われているようだ、それなのに頭に浮かぶのはいつも今の世界。僕が生きている今の世界の中を彼の歌は自由に駆け抜ける。生きててよかったと思わず僕もつい口ずさむ 坂口恭平 新しい新譜が届いた。その表現が多種多様になり、背景に流れる音像がより豊かになった。それでも、折坂君のスタンダードとも言うべき歌は、何一つ変わらず多種多様な音の海の中を揺蕩う。より強く、より確かに。折坂君の歌は、実は老境に差し掛かった僕の希望でもある。暗黒の未来への、希望。折坂君と共にいる新たな若き才能たちが、新しい地平を照らす朝日であると信じて疑いません。 ゴンザレス三上(GONTITI)
ナタリー 音楽 特集・インタビュー 折坂悠太 デジナタ連載 Technics×「レコードの日」特集|折坂悠太インタビュー Technics×「レコードの日」 PR 2019年10月31日 今年も「レコードの日」がやってくる。「レコードの日」は日本レコード協会が1957年に制定した記念日で、当日の11月3日にはさまざまな場所でイベントが開催される。さらに今年は100タイトルを超えるアナログレコードがリリースされる予定だ。 そんな「レコードの日」、今年のイメージキャラクターを務めているのが折坂悠太だ。昨年発表したアルバム「平成」が各メディアで高く評価された平成元年生まれのシンガーソングライターは、アナログレコードというメディアにどのような思いを持っているのだろうか。その思いを探るべく、今回は折坂がセレクトしたお気に入りのアナログレコード3枚および昨年アナログ化された折坂の「平成」を本人と聴くこ
11/20より上映する映画 “泣く子はいねぇが"の主題歌。 🎧「春」をストリーミング・ダウンロードで聴く https://Orisaka-Yuta.lnk.to/SpringComesID 🎧折坂悠太の楽曲を聴く https://Orisaka-Yuta.lnk.to/I3oznm5yID Official HP:https://orisakayuta.jp/ Twitter:@madon36(http://twitter.com/madon36 ) Twitter:@orisakayuta(http://twitter.com/orisakayuta ) Facebook:@orisakayuta(https://www.facebook.com/orisakayuta/ ) Instagram:@orisakayuta(http://instagram.com/orisakay
平成の生んださみしさに、さよなら(Text by 高久大輝) 「いつか教科書に載る音楽を作りたい」。 独自の歌唱方や素朴でクールな出で立ちでも注目を集める東京のシンガー・ソングライター、折坂悠太の最新作『平成』に収録される「さびしさ」を聴けば、過去にインタビューで語ったその言葉の意味がわかるはずだ。 ミドルテンポの三拍子に乗る、キラキラとしたマンドリンの音色や様々な打楽器は、華やかだがどこか切なく、美しく紡がれた日本語詞と結びつき、心のどこかにある寂しさへと迫ってゆく。中でも特筆すべきはその歌声だろう。これまでの楽曲ではその声に含まれた倍音は自身の制御を超え、荘厳さを感じさせるほど豊かに響いていたが、本曲においてはファルセットやポエトリーリーディング的語りなどを巧みに操り自らの歌の力をコントロールすることで見事に普遍性を付与している。 表現と消費は多種多様に分岐し、教科書に載るような“みん
フジテレビ系ドラマ『監察医 朝顔』の主題歌“朝顔”のヒットにより、幅広い層にその名が知られつつある折坂悠太。折坂と同じ平成元年生まれでありながら、1970年代の日本産フォークにも影響を受けた歌世界を描き出す松井文(まついあや)。引きずるようなブルースを歌う一方で、ギタリストとしても卓越した腕前を持つ夜久一(やくはじめ)。同世代のシンガーソングライターである彼ら3人が2014年に立ち上げたインディーレーベルが「のろしレコード」だ。2015年には3人の楽曲と共作曲で構成された初の音源集『のろし』を発表。去る10月30日にリリースされた新作『OOPTH』は、3人揃ってのものとしては2枚目の作品となる。 ハラナツコ(Sax)、宮坂洋生(コントラバス)、あだち麗三郎(Dr)と共に山梨・小淵沢の八ヶ岳星と虹レコーディング・スタジオで制作された本作には、3人の新曲に加え各自のセルフカバーも収録している。
Interview|中村公輔(Kangaroo Pow) 12本のマイクを使った、折坂悠太「nyunen」の録音 2022-03-08 米NPRが選んだ2021年のベストソング100に「鯱」が選出されたことで、世界的な評価も受けた折坂悠太の『心理』。山内弘太によるアヴァンギャルドなアプローチと、ストレートに鳴り響く折坂のギターを音源に封じ込めたのがエンジニアの中村公輔だ。特に「nyunen」では、折坂のガット・ギターを録音するために12本ものマイクを使ったということで、そのリアルな質感のこだわりを知るためにインタビューを敢行。折坂サウンドの秘密に迫っていこう。 インタビュー=福崎敬太 写真=本人提供 エレクトリック・レディランドとやり方は同じみたいになってる 中村さんのTwitterの投稿で、マイクを12本立てた「nyunen」のレコーディング風景の写真を見まして。今回はギターの録音につい
折坂悠太にインタビューを行う前に、『心理』と、その約1年半ほど前にリリースされたドキュメンタリー作品『めめ live recording H31.04.03-04』を聴き、レビュー記事を書いた。“重奏”というグループとの録音であるこれらの作品に表現された音楽は、歌や楽曲と同等に、個々の楽器の音やそれらが織り成すアンサンブルや響き、録音された空間の空気や気配が大切にされていた。 それは、『心理』にフィーチャーされたサム・ゲンデルが吹くサックスの響きとも自然に重なり、さらに、ブレイク・ミルズやピノ・パラディーノが奏でる音楽にも繋がっていると感じられた。このインタビューでは、折坂悠太自身がシンパシーを表明している彼らの音楽との関係や“重奏”との演奏から、『心理』というアルバムが生まれた背景を掘り下げた。 —『心理』に参加しているサム・ゲンデルに先日、インタビューをしたところでした。まず、彼の参加
🎧「トーチ」をストリーミング・ダウンロードで聴く https://Orisaka-Yuta.lnk.to/torch020200401 🎧折坂悠太の楽曲を聴く https://Orisaka-Yuta.lnk.to/I3oznm5yID Official HP:https://orisakayuta.jp/ Twitter:@madon36(http://twitter.com/madon36 ) Twitter:@orisakayuta(http://twitter.com/orisakayuta ) Facebook:@orisakayuta(https://www.facebook.com/orisakayuta/ ) Instagram:@orisakayuta(http://instagram.com/orisakayuta ) YouTube:https://www.y
https://w.pia.jp/t/orisakayuta/ 折坂悠太ツアー2022 オープン・バーン ぴあ:https://w.pia.jp/t/orisakayuta/ e+:https://eplus.jp/sf/word/0000085729 ローチケ:https://l-tike.com/concert/mevent/?mi... Road to Open Burn vol.1:<<<うつつ>>> 9月15日(木) 20:00 〜 9月22日(木) 19:59 vol.2:心理ツアー 9月22日(木) 20:00 〜 9月29日(木) 19:59 vol.3:FUJI ROCK FESTIVAL '22 9月29日(木) 20:00 〜 10月6日(木) 19:59 折坂悠太(重奏) 2022.07.30 FUJI ROCK FESTIVAL'22 01. さびしさ 00
中納良恵 ソロアルバム「あまい」より『待ち空 feat.折坂悠太』のMusic Video 「待ち空 feat.折坂悠太」ストリーミング/ダウンロード 配信中 https://TF.lnk.to/al_amai 「あまい」CDご購入はこちら https://tf.lnk.to/AXNWpZxW ---------------------------------------------------------------------------------- 待ち空 feat. 折坂悠太 作詞 ・ 作曲 : 中納良恵 あの丘の向こうには 何があるの 手を振り笑う あの娘がいたら 何よりさ さあ行こう えっさほいさ あの山の向こうには 何があるの 涙ふいた あの人がいたら 何よりさ さあ おいらは怖いもの知らず 春は悲しみの灰汁さ 射抜くその姿 探したような
フェンダーの振り切ることで逆にポピュラーになっていくところは、すごく“音楽的” 今回Cover Artistに登場するのはシンガーソングライターの折坂悠太。昨年リリースされた3rdアルバム『心理』では、ライブサポートを務める“重奏”のメンバーを迎え、日本民謡やジャズなど様々な要素を取り入れた唯一無二のサウンドスケープを奏でていた。そんな折坂に、前編ではフェンダーとの出会いやAcoustasonic®︎ Player Telecaster®︎の使い心地などをたっぷりと語ってもらった。 やっぱりテレキャスターのゴリッとしたサウンドはいいなと ──折坂さんが音楽に目覚めたのはどんなきっかけだったのでしょうか。 折坂悠太(以下:折坂) もともと母方の兄弟姉妹が70年代や80年代の音楽を好きだったんです。母がクイーンを好きだったり、伯母がザ・ジャムの追っかけをやっていたり。叔父にはザ・スペシャルズや
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