性暴力被害を公表した伊藤詩織さんが、杉田水脈(みお)総務政務官を訴えていた名誉毀損(きそん)訴訟の控訴審で、逆転勝訴した。争点はツイッターで伊藤さんを誹謗(ひぼう)中傷する投稿に、杉田氏が「いいね」ボタンを押したことの是非。東京高裁は、「いいね」までの経緯などに着目して「名誉感情を毀損する」と判断した。誹謗中傷が飛び交うツイッターに一石を投じる新判断だが、一方で、こんな判決を受けた杉田氏が総務政務官でいいのか、という点も改めて問われそうだ。(特別報道部・山田祐一郎、岸本拓也)
自民党の杉田水脈(みお)総務政務官が、9日の参院倫理選挙特別委員会で答弁を控える場面が、確認できただけで5回もあった。誹謗(ひぼう)中傷ツイートへの「いいね」問題の裁判で、最高裁へ上告した理由を問われてのことだ。これまでも、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係も含めて答弁を「控える」事例が続く杉田氏。一方で政務官ポストを続投する姿勢は変わらない。(奥野斐) 杉田氏は性暴力被害を公表したジャーナリスト伊藤詩織さんを中傷するツイッター投稿に「いいね」を押し、東京高裁判決で名誉毀損(きそん)と認定された。これを不服として今月2日に最高裁に上告。その理由などを9日の同委員会で立憲民主党の石川大我(たいが)氏に問われ「係争中なのでコメントは控えたい」「裁判に影響を与えるような発言は控えたい」などと繰り返し述べた。 杉田氏は2018年、月刊誌「新潮45」8月号に同性カップルらを念頭に「彼ら彼女ら
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黒枠のラベルは、コンテンツホルダー自身が付与したものです。グレー枠のラベルは本文解析で自動付与されたものです。 【ジュネーブ共同】尾身朝子外務政務官は25日、国連人権理事会で演説し、韓国の康京和外相が前日の演説で旧日本軍の元従軍慰安婦問題に言及したことに「2015年の日韓合意など、長きにわたって慰安婦問題に真摯に対応してきている」と反論した。また「日韓合意に基づく事業は、多くの元慰安婦から評価されている」と主張した。 康氏は24日の人権理での演説で、3年連続で慰安婦問題に言及。演説では日本を名指しした批判は避けたが、終了後に共同通信に対し「詰まるところ、慰安婦の皆さんは心からの謝罪を必要としている」と述べた。
岸田派の西田昭二・国土交通大臣政務官(53)が、統一地方選を巡って特定の候補者への投票を依頼したと受け取れる文書を配布していた疑いがあることが、「週刊文春」の取材でわかった。文書を入手した。公職選挙法違反(事前運動)の疑いがあり、過去には同様のケースで公民権停止となり、議員辞職に至った例もある。 地元住民に対し、候補者へ投票を依頼する文書を送付 西田氏は七尾市議、石川県議を経て、2017年の衆院選で石川3区から初当選を果たした。現在2期目。昨年8月の内閣改造で、国土交通大臣政務官兼復興大臣政務官兼内閣府大臣政務官に就任している。 「2021年の衆院選では、岸田文雄首相が石川県入りした際に『今や私の側近として活躍』と持ち上げていた。西田氏は中高大と相撲部に所属。公家集団の岸田派にあって、“叩き上げ”の議員です」(政治部記者)
今日の深刻な少子化の原因の一つとして、過度に経済的な豊かさを求め、個人を優先する風潮があると考えられる。家庭生活よりも職業生活を優先させ、個人が自らの自由や気楽さを望むあまり、生命を継承していくことの大切さへの意識が希薄化し、「結婚しない」あるいは「結婚しても子どもを持たない」方が、経済的、時間的な制約に縛られることがより少ないという考え方を背景に、非婚化、晩婚化、少子化が進んでいるという側面は無視し得ないと考えられる。
秘書給与法違反の疑いが浮上している秋本真利・外務大臣政務官(47)が、国会で事実と異なる答弁をしている疑いがあることが、「週刊文春」の入手したメールからわかった。 これまでの報道を裏付ける証拠を入手 秋本氏は2012年に千葉9区から初当選し、現在、当選4回。昨年8月の内閣改造で、外務大臣政務官に就任した。再生可能エネルギー事業の推進に熱心で、河野太郎デジタル相の最側近としても知られている。 「週刊文春」2月2日発売号では、秋本氏の地元事務所が無許可で市街化調整区域内に建築され、違法状態にあった旨を報道。秋本氏は翌3日の国会で「深く反省をしています」と述べたうえで、事務所を移設する方針を示した。また、「週刊文春」2月9日発売号では、再エネ事業を手掛ける「レノバ」との関係を巡り、秋本氏がレノバ関係者からの献金について国会で否定していたにもかかわらず、同社の創業メンバーで特別顧問だった人物の会社
講演会のチラシ 反ワクチン・マスク団体を唱え陰謀論的な主張を行っている団体が2月19日につくば市内で開催したイベントを、複数の教育委員会や市などが後援していたことがわかった。当日は自民党の衆院議員と市議会議員、自民・公明の県議会議員、それぞれ1人、計4人が登壇。そのうちの1人、国光あやの総務政務官が挨拶した。また立憲の衆議院議員1人が祝電を送った。 後援団体の1つであるつくば市は、後援名義の使用条件としてマスク着用を含む感染対策を条件としていた。また後援申請時には、主催団体が同内容の確認書も市に提出していた。しかし講演会場では、登壇者全員と約100人の来場者の約8割がノーマスクで、託児所の保育士3人もノーマスクだった。市が定める後援の条件に違反している疑いがある。 ■県や市が後援、国会・地方議員が登壇 イベントは、つくば市を拠点として活動する「みんなで学ぼう会」による講演会「脳科学から見る
自民党がまた『モーニングショー』に圧力! 内閣府政務官の和田政宗が青木理発言に「事実でない」と噛みつくも嘘は和田のほうだった 安倍自民党がまたぞろ『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日)に対し、圧力を仕掛けている。 安倍政権のコロナ対応を厳しく批判し続けている同番組については、内閣官房、厚労省、自民党広報のツイッターが一斉に反論を仕掛けるも、その反論じたいがデマだったことが明らかになり、「報道圧力だ」と批判を受けたばかり(詳細はhttps://lite-ra.com/2020/03/post-5296.html)。 ところが、連中はまったく懲りていなかったらしい。今度はコメンテーターの青木理氏の発言について、自民党の広報副本部長から国交大臣政務官兼内閣府大臣政務官に出世したネトウヨ議員の和田政宗参院議員が、ツイッターでイチャモンをつけてきたのだ。和田議員に煽られ、ネトウヨや安倍応援団が一
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自民党の上野宏史厚生労働政務官は、一部週刊誌で、外国人労働者の在留資格をめぐって口利きを行う見返りに、企業に金銭を求めていたなどと報じられたことを受けて、政務官を辞任しました。 これを受けて、上野氏は、「金銭の要求など不正なことはしていないが、政府に迷惑をかけたくない」などとして、28日、政務官の辞表を提出しました。このあと、政府は、持ち回り閣議で、上野政務官の辞任を認めることを決定しました。 政府は、当面、後任を置かずに、もう1人の政務官に兼務させる形で対応することにしています。 上野氏は、コメントを出し、「法令に反する口利きをした事実はなく、あっせん利得処罰法に触れる事実はない。ただ、政務官の立場にあることで誤解を招きかねないとの指摘もあるほか、体調を崩し、役所に出ることがままならないことから、職を辞することとした。関係者の皆様に心よりおわびを申し上げる」としています。
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そもそも上野氏の疑惑は、人材派遣会社「ネオキャリア」(以下ネオ社)が派遣する外国人の在留資格について、法務省に少しでも早く許可が出るよう口利きすることで、同社からカネを得ようと画策したもの。小誌は当初、上野氏が政策秘書A氏との打ち合わせの席で「ネオキャリアからお金もらう案件でやってんだ」「1件につき2万円」などと語る生々しい録音データを入手、すでに公開している。 ネオ社が上野氏に送った申請一覧表 新たな録音データは、ネオ社を上野氏に紹介した女性経営者N氏と上野氏の会話だ。これは上野氏が「ネオキャリアからお金もらう案件でやってんだ」と発言した翌日に、N氏を議員会館に呼び、打ち合わせを行った際のもの。そこには、こんなやり取りが収められている。 N氏「私、手間がすんごいかかるって、ちょっと、わざと(ネオ社に)言っていて(笑)。言った方が値上げできるんで~。(略)高値で売りたいんですよね」 上野氏
今井絵里子政務官(C)朝日新聞社 内閣改造で新しい閣僚の顔ぶれが並ぶ中、副大臣、政務官の人事も一新された。 注目されるのは、元アイドルグループ、SPEEDのメンバーだった今井絵理子参院議員が当選1回ながら内閣府政務官に大抜擢されたことだ。 「今井は女性活躍やITなどを担当するようだ。政務官、参院なら当選2回で選ばれるのは通例。それが1回の当選、キャリア3年で実績もない今井がなんで、いきなり政務官なんだと嫉妬の声しきりです」と今井氏と同じ麻生派の参院議員。 3年前の参院選、全国比例で当選してバッジをつけた今井氏。だが、これまで今井議員が注目を浴びたことと言えば、神戸市議だった橋本健氏との不倫騒動ぐらい。新幹線で2人で手をつなぎ、同じホテルに泊まっていたことが週刊誌に暴露された。橋本氏はその後、政務活動費の架空請求が明らかになり、神戸地検に詐欺罪で起訴された。2018年10月に懲役 1 年 6
感染者数が過去最多となるなど全国に感染が拡大している新型コロナ。コロナ対応の最前線に立つ厚労省では、官僚たちが終電間際まで残業を続けている。その最中、ナンバー2である橋本岳副大臣(46)と、ナンバー3の自見英子政務官(44)が、不倫関係に陥り、連日夕刻に退庁後、デートを重ねていることが「週刊文春」の取材で分かった。橋本氏には妻と4人の子供がいる。 【画像】肩を寄せ合う橋本氏と自見氏 「週刊文春」の取材では7月、最近の2週間で、赤坂の居酒屋、丸の内の和牛レストラン、ホテル内のとんかつ屋などでゆっくりと食事を楽しみ、その後は散歩をしたり、コンビニで買い物をしたりする仲睦まじい様子が頻繁に確認された。 また、東京都のコロナ新規感染者が293人と過去最高(当時)となった7月17日の夜には、橋本氏は自見氏が住む参議院麹町宿舎を訪れ、翌朝午前4時近くまで約7時間にわたって滞在していたことも判明した。
「秋本氏は千葉県の富里市議時代、法政大の大学院に通っていました。そこに特別講師として現れたのが、“脱原発”が持論の河野太郎氏(現デジタル相)。その河野氏から『お前、国会議員になれよ。俺と一緒に働こう』と誘われ、国政への転身を決めたそうです。以降『河野太郎はアニキ』と公言し、“河野最側近”として永田町では知られてきました」(政治部記者) 2020年出版の著書『自民党発! 「原発のない国へ」宣言』には、河野氏が「自民党一の『脱原発』男だ」と推薦文を寄せている。2021年の総裁選でも、河野選対の中枢を担っていた。 その秋本氏が代表を務める「自由民主党千葉県第九選挙区支部」は2013年度以降、千葉市北部に位置するJR都賀駅から約2キロの場所に事務所を構えてきた。約120坪の敷地に佇む2階建ての建物には、秋本氏のポスターなどが貼られている。 問題の地元事務所 ©文藝春秋 ただ、事務所は、千葉市が定め
国土交通省の佐々木紀政務官(自民党、衆院石川2区)が4日に新型コロナウイルス感染拡大に関し「国のせいにしないでくださいね」とツイッターに書き込んでいた。新型コロナ対策に携わる当局者が、国の責任を追及しないよう求めた形で、ネット上で波紋を呼んでいる。 佐々木氏は5日、問題の書き込みを削除。新たに「不適切でした」とツイートした一方で「国だけの責任にしないでくださいね」とも発信した。元の文言をわずかに書き換えたこの表現で沈静化を図る考えとみられるが、批判の声は依然根強い。 当初のツイートで、佐々木氏は「国は自粛要請しています。感染拡大を国のせいにしないでくださいね」と書き込み、泣き顔を表す顔文字を付けた。ネット上には「責任逃れだ」「国民のせいにするな」などの声が相次いでいる。 佐々木氏は、削除後のツイートで「政府発表と強制力の弱さから、各個人の注意喚起の意味と行動を促す為(ため)の投稿でしたが不
自民党・安倍チルドレンの佐々木紀政務官が「感染拡大を国のせいにしないでね」と国民の自己責任を宣言、京産大生には就職先もちだし恫喝 新型コロナの感染拡大にともなって、国民に自己責任を押し付ける安倍政権の姿勢が次々明らかになっているが、そんななか、政府の役職を務める自民党議員がとんでもないツイートをしていたことがわかった。 4月4日、国土交通大臣政務官を務める佐々木紀衆院議員が「外出自粛でも「買い物・旅行」、60代が最も活発」というニュースをリツイートしたうえ、こうツイートしたのだ。 〈国は自粛要請しています。感染拡大を国のせいにしないでくださいね〉 佐々木議員は、2012年の衆院選で引退した森喜朗元首相の後継として石川2区から出馬して当選、現在は細田派に所属する典型的な安倍チルドレン、しかも魔の3回生だ。その思想はもちろん、ゴリゴリの極右で、日本会議国会議員懇談会、神道政治連盟国会議員懇談会
旧統一教会との関連が次々と発覚して大揺れの自民党最大派閥「清和会」が、いま、別の話題で騒然となっている。 【一覧】その数100人超…!統一教会と濃厚接触していた議員の面々 「注目の的となっているのは、木村次郎衆議院議員(54)です。木村議員のところには女性の秘書がいたんですが……」 そう声を潜めるのは、「清和会」所属議員のもとで働くベテラン秘書だ。青森3区選出の木村議員は、祖父の代から続く代議士一家で育ったサラブレッド。もともと県庁職員だったが、’17年に兄を癌で亡くし、同年の衆院選で初当選を果たした。実直な人柄を買われ、今回の内閣改造では防衛政務官に抜擢されている。 そんな木村議員の事務所で、何が起きたのか。 「件(くだん)の秘書・Aさんは、木村議員の地元・青森の出身で、’17年の初当選後に上京して働き始めたそうです。素朴な人柄と真面目な性格で、秘書仲間からも評判は良かった。そんな彼女に
自民党安倍派に所属する小森卓郎総務政務官は、派閥の政治資金パーティーをめぐって、みずからが代表を務める政党支部の収支報告書に70万円の収入を記載していなかったとして、辞表を提出したことを明らかにしました。 小森総務政務官は31日昼ごろ総務省で記者団に対し、「私が代表を務める政党支部に、派閥からの寄付の不記載が70万円確認された。還流や不記載という認識はなかったが、安倍派が収支報告書を訂正するのにあわせて、支部も訂正した。政治不信を招いたことをおわびする」と述べ、松本総務大臣に辞表を提出し、受理されたことを明らかにしました。 この問題をめぐって政府は先月、安倍派に所属する15人の政務三役のうち、10人を交代させましたが、小森政務官は続投していました。 これについては「不記載に関係がないか関係が薄い政務官が一律で留任になったと受け止めている。当時は、事実の確認中であり、最終的に不記載が確認され
IR(統合型リゾート施設)事業をめぐって秋元司衆議院議員(48、元内閣府副大臣)が東京地検特捜部に逮捕されたIR汚職事件。その贈賄側である中国企業、500ドットコム(以下500社)の元顧問、紺野昌彦容疑者(48)が、秋元議員の他、5人の衆院議員に現金を配ったとするメモがあり、「5人に100万円ずつ資金提供した」などと500社側が供述していることから、5議員は年末年始に事情聴取を受けている。 このうち、日本維新の会の下地幹郎衆院議員は、1月6日に会見を開き100万円の受領を認めて謝罪、離党届けを提出した。 一方、自民党の4人の衆院議員はいずれも資金提供を否定しているが、その中で、紺野氏との「付き合い」も否定してきた自民党の宮崎政久法務政務官の説明に、虚偽の疑いがあることが「週刊文春」の入手した写真や文書でわかった。
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