私の「ひらめいた」はアテにならないですよ @sim_kyrm 子供の頃、朝、米びつを開けたら蟻が無数に入っててビックリしました。これは米ごと捨てるしかないと思いましたが、起きてきた父が見て、驚きもせず「こんなのは鉄を入れときゃいい。蟻は鉄を嫌うから」と言って鉄の栓抜きをポンと米びつに投げ込みました。翌日、蟻は一匹もおらず消え去りました。 2020-08-28 08:44:45
※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています お父さんがお土産に持って帰ってきたカブトムシを家族に全力拒否されてしまった出来事を描いた漫画『カブトムシ』が人気です。 娘さん叫ぶ 「ただいま~」とお父さんが帰ってきたので「とっと~」と言いながら、迎えに行く3歳の娘さん。お父さんが「カブトムシのお土産だよ~」と10センチ級のカブトムシを手に持って娘さんに見せると「アアアアアアア」と娘さんが泣き叫び、怖さのあまり固まってしまいます。 その声を聞きつけて、やってきた奥さんもカブトムシを見てあまりのデカさに「イヤイヤイヤ近づかないで 早く外に逃がしてきて」とパニック。引き続き「アアアアアア」と絶叫する娘の横では、猫ちゃんまでも嘔吐する始末。 カブトムシひとつで完全に地獄絵図と化した我が家で、お父さんは呆然と立ち尽くしながら「(俺は…ただ…みんなが喜ぶと思って…)」と思うのでした。まさか
1930年に出版された動物のイラストの描き方を示したフランスの書籍が「Les Animaux tels qu'ils sont」です。Robert LambryおよびL. Lambryによる著作で、多種多様な動物のイラストの描き方をわかりやすくかつ誰でもマネできそうなシンプルさでレクチャーしてくれるという一見の価値ありな内容となっています。 Category:Les Animaux tels qu'ils sont - Wikimedia Commons https://commons.wikimedia.org/wiki/Category:Les_Animaux_tels_qu%27ils_sont les animaux tels qu'ils sont | Flickr https://www.flickr.com/photos/taffeta/sets/72157618009562
研究者たちは史上初めて昆虫の脳の完全な配線図を作り上げた。イラストは、ショウジョウバエの幼虫の中枢神経系における分化したニューロン(神経細胞)の形と構造を示したもの。(ILLUSTRATION BY MICHAEL WINDING ET AL., 2023) 新型コロナウイルス感染症は2023年も人々の命を奪い続け、全世界の累計死者数は700万人近くに達した。長い後遺症に苦しむ人々も大勢いる。しかし、2023年は悪いニュースばかりではなかった。 このウイルスに対する免疫を獲得した人々の割合が高まったため、世界保健機関(WHO)は5月5日に、新型コロナはもはや「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」ではないと決定した。新しい変異株に対応したワクチンが使われるようになったことで、感染者数、入院者数、死者数が減少した。(参考記事:「コロナワクチンは「年1回のインフルワクチンのよう
2019/10/17 06:51 (JST)10/17 10:11 (JST)updated ©一般社団法人共同通信社 南米原産で強い毒を持つ特定外来生物のヒアリが東京港青海ふ頭で定着した可能性が極めて高いとの分析を、国の防除に携わる国立環境研究所がまとめたことが16日、分かった。国内の他の発見例と異なり、巣の中で成長したとみられる繁殖可能な女王アリが50匹以上見つかり、既に別の場所に拡散した恐れがあるとしている。定着が確定すれば初の事例となる。 同研究所生態リスク評価・対策研究室の五箇公一室長は、ヒアリは人間が刺されれば最悪の場合は死に至り、農作物などにも被害を及ぼすと指摘。「既に拡散している最悪のケースを想定し、範囲を広げて早急に徹底調査すべきだ」と話した。
サイレント・アース 昆虫たちの「沈黙の春」 作者:デイヴ・グールソンNHK出版Amazonこの『サイレント・アース』は副題に入っているように、殺虫剤や農薬などの化学物質の危険性を訴えた「沈黙の春」の昆虫をテーマにした現代版とでもいうべき一冊だ。 著者によれば、いま世界から昆虫の数が急速に減少しつつあるという。温暖化など環境の変化もあるうえ、森林の伐採など問題は絶えないから、昆虫の数が減っていること自体に違和感はない。では、具体的に何が原因で昆虫は減っているのか? 気候変動の影響? 農薬や殺虫剤の影響がいまなお残っているのか? その全部が複合しているのか? そもそも、昆虫の数は数はあまりに多いので正確に把握されていないとよくいわれるが、数が減っているのは本当なのか──など、昆虫の現在の苦境を中心軸において、無数の問いかけを本書では扱っていくことになる。 昆虫がいなくなると何が問題なのか? 昆
羽や胴が鮮やかな蛍光色をしたサイケデリック模様の珍しいアブラゼミが、千葉県内の雑木林で見つかった。その模様から少なくとも50年以上生きているとみられ、これまで短命だと考えられてきたセミの生態に見直しを迫る発見になりそうだ。 セミは今年7月、雑木林の中をふらふらと飛んでいるところを地元の小学生が捕まえた。これまで見たことがない珍しい模様だったことから、セミの生態を研究する千葉電波大学の鹿田教授に持ち込んだところ、アブラゼミの変種と判明。論文は同大の学術誌「SEMI」準最終号に掲載された。 アブラゼミは敵から身を守るため、羽化直後、体表を時代に溶け込ませる性質がある。1990年代後半には体表を真っ黒に染めたガングロゼミやヤマンバゼミが目撃されていたがいずれも絶滅。蛍光色を多用したサイケデリックカラーは1960年代に「ヒッピー」と呼ばれる若者の間で流行した。今回見つかったセミは、60年代に羽化し
こんにちは、編集部 石川です。 隔週でお送りする「ベスト3を発表します」のコーナー。デイリーポータルZのライター陣に、何でもいいからベスト3を決めてもらうコーナーです。 今日はハブをはじめとした生き物記事を多数執筆している伊藤さん。「取材で使う実用図鑑」ベスト3を聞きました。 伊藤さんが選ぶ「取材で使う実用図鑑」おすすめベスト3 ――取材のときに図鑑は必需品ですか? 伊藤:そうですね。ハブを探したり、識者の方と動植物を観察したり、そのへんを散歩したりとフィールドワークの記事を書くことが多いんです。そこで見つけた生き物などをサッと調べるのに重宝しまくっています。 ――今回のセレクトのポイントは? 伊藤:ひとくちに図鑑といっても実に多様なんです。写真や図版がめっさきれいだったり、ある分野に特化して読み物として楽しかったり。 いろいろ推したいものはあるのですが、今回は「よく見かけるけど実はよく知
ブルーティラピアの尾びれに寄生する扁形(へんけい)動物。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC PHOTO ARK) 寄生虫と聞くと、ほとんどの人はぞっとするはずだ。自分から進んで寄生虫に体を差し出そうという人はまずいない。寄生虫を表す「parasite(パラサイト)」という英語の語源は、「並んで食べる」というギリシャ語だ。寄生虫と並んで食事をするのは、どう考えてもイケていない。 しかし、米国ワシントンD.C.にあるスミソニアン国立自然史博物館の進化生物学者ジミー・バーノット氏によれば、寄生は「大成功を収めた生命の形態」だ。その点で、寄生生物はもう少し尊重されてしかるべきかもしれない。 寄生という形態は、動物、植物、菌類、細菌、そしてウイルスまで、あらゆる生きものに行き渡っている。チスイコウモリや、小さなオスがメスと一体化して生殖す
遺伝子をもとに蚊が臭いを感じるタンパク質を人工的に作り出し、高感度のセンサーとして使うことに成功したと東京大学などの研究グループが発表し、改良を重ねて実用化を目指したいとしています。 動物の血液などを吸う蚊は、触角にあるタンパク質で汗に含まれるオクテノールと呼ばれる臭い成分を僅かな量でも感知することが知られています。 東京大学情報理工学系研究科の竹内昌治教授などの研究グループは、オクテノールを感知するタンパク質を蚊の遺伝子をもとに人工的に作り出しました。 そして、このタンパク質を油脂の膜に組み込んで、オクテノールを感知したときに生じる微弱な電気を測定するなど蚊が臭いを感じる原理を応用したセンサーを開発しました。 センサーに調べたい気体を送り込むと、一般の人が臭いとして感じられるレベルを大きく下回る0.5ppbのオクテノールでも検出できたということです。 研究グループによりますと、生物の遺伝
インドネシア・アチェ州でごみの中に座る少年(2022年1月13日撮影、資料写真)。(c)Azwar Ipank / AFP 【6月18日 AFP】「スーパーワーム」として知られる幼虫が、発泡スチロールを好んで食べることを、豪クイーンズランド大学(University of Queensland)の研究チームが発見した。スーパーワームの腸内酵素が、リサイクル率向上のカギを握っているかもしれない。 クイーンズランド大のクリス・リンケ(Chris Rinke)氏が主導した今回の研究は9日、学術誌「Microbial Genomics(微生物ゲノム学)」で発表された。発泡スチロールとは、空気を含ませたポリスチレンのことだ。ポリスチレンは包装材やCDケース、使い捨てのカトラリーなどに使われている。 成長すると体長最大5センチになるスーパーワームは、学名ゾフォバスモリオ(Zophobas morio)
ガジェット全般、サイエンス、宇宙、音楽、モータースポーツetc... 電気・ネットワーク技術者。実績媒体Engadget日本版, Autoblog日本版, Forbes JAPAN他 ケンブリッジ大学とジョンズ・ホプキンス大学の科学者が、世界で初めてキイロショウジョウバエの幼虫(つまりウジ虫)の完全な脳配線図(コネクトーム)を完成させました。 これは、これまでに構築されたあらゆる動物の脳のコネクトームのなかで、最も複雑で入り組んだ構造のものです。ちなみに、研究者らは過去に線虫、カタユウレイボヤの幼生、イソツルヒゲゴカイの脳の完全なコネクトームをマッピングしてきましたが、これらはせいぜい数百のニューロンが数千のシナプスでつながっている程度のものでした。 今回のキイロショウジョウバエの幼虫の脳は、3016個のニューロンが54万8000本のシナプスで接続されているとのこと。昆虫と哺乳類の間にはま
飛んで火に入る夏の虫が、少なくなっています。 アメリカのハーバード大学(Harvard University)で行われた研究により、蛾が光を利用した罠によって捕らえられる数が、25年前と比べて大幅に低下していることが示されました。 またこの傾向は複数の地域で同時に確認されている、広域かつ長期的なものであることも示されました。 光を使った罠は大学の研究者だけでなく地元の学者、さらには夏休みの自由研究などにも利用される極めて普及した方法として長年にわたり利用されてきました。 今、光と昆虫の間に何が起きているのでしょうか? 結論から言えば虫たちは人工光に捕らえられないよう進化している可能性があるようです。 研究内容の詳細は2024年4月19日に『Journal of Insect Conservation』にて「蛾は以前ほどライトトラップに引き寄せられなくなっている(Moths are less
1.昆虫食などの代替たんぱく質の話が最近ぞろぞろ出てきているバックグラウンドについて現時点での自分の理解を記録する意味を兼ねて書いてみる。 いわゆるプロテインクライシスに関する危機意識は、主に可耕作地が頭打ちになりつつあることがベースにある。 実際に可耕作地面積は現在ほぼ飽和状態にあり、それらは現在家畜の飼料用のトウモロコシや大豆の大規模集約生産に振り向けられつつある。 https://data.worldbank.org/indicator/AG.LND.ARBL.ZS https://ourworldindata.org/peak-agriculture-land 牛、豚、鶏といった食肉用家畜は、集約的な畜産システムの発達により広い土地を占有することはなくなりつつあるが、逆に多くの穀類をその生産のために独占しつつある。特に大豆は家畜の主なタンパク源として用いられている。 https:/
発表者 深野 祐也(東京大学大学院農学生命科学研究科 附属生態調和農学機構 助教) 曽我 昌史(東京大学大学院農学生命科学研究科 生圏システム学専攻 准教授) 発表のポイント 現代社会に広くみられる虫嫌いの理由を、進化心理学的観点(注1)から提案・検証しました。 13,000人を対象としたオンライン実験・調査の結果、都市化によって、①虫を見る場所が室内に移ったこと、②虫の種類を区別できなくなったことが、虫嫌いの強さと嫌う種数を増やす原因であることが分かりました。 本結果をもとに、虫嫌いの緩和に向けたアイデアを提案しました。 発表概要 東京大学大学院農学生命科学研究科附属生態調和農学機構の深野祐也助教らは、昆虫をはじめとする陸生節足動物(以下、総称して「虫」と呼ぶ)に対する否定的な認識(以下、虫嫌い)が世界的にみられる原因を、進化心理学的観点から検証しました(図1)。虫嫌いは世界中、特に先進
令和3年4月14日 国際農研 モーリタニア国立サバクトビバッタ防除センター フランス国際農業開発センター メルボルン大学 サバクトビバッタが砂漠で生き延びるための行動を解明 ― 構築したモデルにより行動予測が可能に ― 国際農研は、モーリタニア国立サバクトビバッタ防除センター、フランス国際農業開発センター、メルボルン大学と共同で、過酷な砂漠環境(厳しい寒暖)においてこれまで不明だった群生相のサバクトビバッタ(以下、バッタ)が生き延びるためにとる行動を明らかにし、その成果を利用して構築した専用のモデルによりバッタの体温を推定し、行動を予測可能にしました。 すなわち、活発に集団移動している幼虫の群れを対象に、サーモグラフィカメラを用いて様々な時間帯にバッタの体温と周辺の表面温度(以下、温度)を測定したところ、温度が低い時は、密集して日向ぼっこ行動をとって体温を高め、温度が高い時は、太陽光に当た
家庭での害虫対策といえば殺虫剤を使っている人は多いだろう。しかし農業の現場では、レーザーで害虫を撃ち落とす技術開発が進められている。 (出典:農研機構) この記事の画像(4枚) そして、このレーザーを害虫にピンポイントで照射できるようにするため、日本の農業と食品産業の研究開発を行う農研機構が、害虫の飛行位置を予測する方法を開発した。 同機構は、幼虫が食害被害を起こすハスモンヨトウ(ガの一種)の成虫(体長 約15~20mm)が飛ぶ様子を、2台のカメラを平行にならべた撮影装置で立体的に計測。さらに、検出した位置にそのままレーザーを照射してもタイムラグがあるため命中しないことから、飛行パターンを分析し、リアルタイムの画像から0.03秒先のガの位置を予測(精度は1.4cm程度)することに成功したのだ。 飛翔するガの画像が連なっている (出典:農研機構) この予測技術によって、ガに高出力レーザーを照
テレビやラジオなどでもたびたび取り上げられる「北海道にゴキブリはいない」説。結論から言えば、「いる」のだが、本州以南でのゴキブリとは事情がちょっと違うようだ。今年夏、記者が札幌市の名所で目撃したゴキブリのコロニー(生物集団)の実態を追った。 8月中旬の夜9時ごろ、札幌市中央区の円山公園を散策していた時のこと。ジョギング愛好家が走り抜ける小道のそばに目をやると、立ち木の根元付近でカサカサとうごめく小さな影が多数見えた。2本の長い触角、濃い茶色の体……。時には口に出すこともはばかられる「G」。ゴキブリそのものだった。 札幌市中心部の木に数十匹 公園内にあるハルニレなどの古木の、ゴツゴツとした表皮や空洞になった幹の内側から出たり入ったり。樹液を大量に出している大きな樹木や周囲の地面でもガサゴソ。1本の木に数十匹。数の多さから繁殖をともなったコロニーにみえた。涼しくなった9月下旬まで容易に観察でき
蝶は1億年前に北アメリカで誕生したと判明!蝶は1億年前に北アメリカで誕生したと判明! / Credit:Canva . ナゾロジー編集部近年の急速な遺伝子分析技術の進歩により、数多くの種の進化の道筋や起源が解明されるようになってきました。 遺伝子分析というと難し気な印象を持ちますが、基本原理自体は極めて簡単で、異なる種の遺伝子を比較し、それらがどれほど似ているかを調べることがメインになります。 遺伝子が似ていれば似ているほど、近縁の種であることを示しており、異なる種に分岐したのも比較的最近であると考えることが可能です。 ただ基本原理が単純であっても、実際の分析は大変な作業です。 調査対象となる種の確保、遺伝子の採取、解読、分類と非常に多くのプロセスが必要となるからです。 そのため私たちの身近にいる種であっても、その起源が解明されていないどころか体系的な調査すら行われていない、ということがあ
ボッキディウム・チンチンナブリフェルム(Bocydium tintinnabuliferum)は、カメムシ目ツノゼミ科の昆虫。 1832年、ルネ=プリムヴェール・レッソンによって記載された[1]。種小名の由来はラテン語で「鈴」の意がある“tintinnabulum”に「…を持つ」の意がある接尾辞“-fer”を合わせたもの[2]。 分布[編集] ブラジルのバイーア州、エスピリトサント州(Conceição da Barra, Santa Teresa)、リオデジャネイロ州から知られている[3]。 形態[編集] 全長5ミリメートル。近縁種のマルヨツコブツノゼミB. globulareに似ているが、いくつかの特徴により区別出来る。黒い前胸(第一胸節)には特異な形状の突起した構造物がある(この構造物が何の役に立つか、説明できた者はいない[4])。それは頭部の真上に少し湾曲しつつ立ち上がる柱状の部分
昆虫を埋葬している「昆虫天国」=兵庫県尼崎市の「愛ペットセレモニー尼崎」で2021年9月29日午前11時22分、中村清雅撮影 昆虫もきちんと供養したい。そんな思いに応える「昆虫葬」が静かに広がっている。サービスを提供する企業に申し込みが急増しているのだ。その背景には何があるのだろうか。【中村清雅】 【写真】「昆虫天国」の前で行われる僧侶による法要 ◇「ごみと一緒は抵抗」 「娘の教育の一環でカブトムシを飼っていたので、死んだら生ごみと一緒に捨てるのは抵抗があった」 昆虫葬をした兵庫県西宮市の自営業、福井貴行さん(45)は語る。小学2年の長女が約3カ月間、育てていた雌のカブトムシが9月に死んだ。屋外の公園に埋めることも考えたが、死骸に付いた病原菌が地域の生態系に悪影響を及ぼすことを懸念した。可燃ごみとして捨てるか悩んでいた際、インターネットで知った昆虫葬に申し込んだ。「カブトムシが死んで娘も悲
【書籍のプレゼント情報あります!】 『ネイチャーエンジニア いきものブログ』で全国各地の動植物を観察し続けてきた亀田さんによる「小さな生き物」たちから学ぶ、生き方。記事末にプレゼント情報もあります! この記事は、はてな×KADOKAWAで取り組む「ブログ書籍化プロジェクト」で出版される書籍のプロモーション記事です。 生き物を探す著者 僕らの暮らす社会は、環境変化が激しく、厳しい世界でもある。 グローバル化、スマホの普及。さらに最近では、新型コロナウイルスの影響によるオンライン化、リモート化によって国や自治体、企業に大きな変化をもたらした。 企業よりも弱く、小さな存在である、僕たち個人の生活に対する影響はさらに大きい。様々な仕事において、ワークスタイルの変化・適応が求められているのだ。 弱者である僕たちは、このような社会においてどのように行動したら良いのだろうか──。 ふと身の回りを見回して
夏の雑木林で夜間や早朝に活動するカブトムシ。 もともと夜行性と考えられてきましたが、実はある強力なライバルによって夜行性を強いられている可能性があることを山口大学の研究者が突きとめ、このほど発表しました。 カブトムシは夏の雑木林にあらわれる昆虫の中でも大型で、餌となる樹液をめぐる争いでも、もっとも強い昆虫の1つとされてきました。 カブトムシの生態に詳しい山口大学理学部の小島渉講師は、ことし8月の早朝、山口市内のクヌギ林で樹液に集まるカブトムシの観察を行いました。 この中で小島講師は、オオスズメバチがカブトムシの脚に繰り返しかみついて次々と投げ落とし、樹液を独占する様子を観察し、撮影に成功しました。 これは3日間にわたって朝5時ごろに確認され、いずれもオオスズメバチがわずか数分で樹液を乗っ取ったということです。 そこでオオスズメバチがいない場合にカブトムシの活動がどう変化するのかを調べるため
by Danilo Lima 100年以上前から知られており、北アメリカの都市近郊にも広く生息しているオモダカ目チシマゼキショウ科のTriantha occidentalis(western false asphodel)という植物が、実は虫を捕獲して栄養分とする食虫植物であることをウィスコンシン大学マディソン校とブリティッシュコロンビア大学の研究チームが発見しました。Triantha occidentalisは特殊な葉を使って虫を捕らえる一般的な食虫植物とは違い、粘着性のある茎で小さな虫を捕獲しているとのことです。 A new carnivorous plant lineage (Triantha) with a unique sticky-inflorescence trap | PNAS https://www.pnas.org/content/118/33/e2022724118
生徒たちが給食を調理する徳島県小松島市の高校で、県内の企業が開発した食用コオロギの粉末を使ったコロッケの給食が提供されました。 小松島市の小松島西高校では、調理師資格の取得を目指す生徒たちが給食を作っています。 28日は、世界の食糧問題について考えてもらおうと、生徒と教員の発案で、食用コオロギの商品開発を行う徳島大学発のベンチャー企業と協力して、コオロギの粉末を使ったコロッケの給食を提供することになりました。 生徒たちは、かぼちゃのペーストなどに肉の代わりにコオロギの粉末を混ぜ合わせ、一口サイズに丸めて油で揚げました。 給食の時間になると、食堂に多くの生徒が集まり、コロッケを次々に口に運んでいました。 食べた生徒は「おいしかったです。コオロギが入っている感じは全くわかりませんでした。これくらいなら給食に出ても食べられると思います」と話していました。 コロッケを考案した2年生の長尾妃莉さんは
国は主導してないのかと思って調べたら普通にしてた っぱネラーは何でも詳しい フードテック官民協議会 2022年度 第1回 総会/提案・報告会 https://www.maff.go.jp/j/shokusan/sosyutu/attach/pdf/foodtech-39.pdf 上に関する記事 https://news.yahoo.co.jp/articles/90b1f92feaafb1f33bab8ec01046fcc32a23b4b9 プレイヤーの育成(技術開発の促進やスタートアップの育成)・大量生産段階に移行するための、昆虫飼養管理及び製品化システムの技術 ・開発や、コストダウンに向けたプラント仕様の実証 昆虫飼料の養殖魚(魚種ごと)、豚、家きんへの給餌適性の把握 マーケットの創出(ルール作りや消費者理解の確立)・安全性確保のための生産ガイドラインの作成による、業界全体への消費者か
「コオロギは食べてよいと聖書の記述が書き換えられた」昆虫食めぐり「闇が深い」とツイートが拡散→誤り。実際の記述は…?拡散しているのは、旧約聖書の「レビ記」をめぐる記載。「食べて良いもの、悪いもの」を規定している部分で、昆虫を指している記載だ。「こおろぎ」とされている場合もあれば、「いなご」や「ばった」の場合もある。 食料問題の解決策のひとつとして世界的に広がりを見せている昆虫食をめぐり、「聖書の記述がコオロギも食べてよいと書き換えられた」などとするツイートが拡散している。 もともとは「いなごの類」だけとされていたものが、2017年に書き換えられたと主張し、それを「陰謀」などと指摘しているが、これは誤りだ。 当該部分についてはさまざまな解釈があるが、指摘されている聖書については、1970年に出版された旧版から「こおろぎ」の記載がある。 また、英語版の聖書では100年以上前から「コオロギ」(c
セミをゾンビにさせる恐ろしいゾンビ化菌(マッソスポラ)が存在します。 マッソスポラによってゾンビ化したセミは腹部がないまま飛び回って胞子を撒き散らし、同性異性構わず相手を誘って交尾しようとすることがの研究で知られていました。 セミに寄生して、オスメス関係なく交尾させる菌がいる – ナゾロジー これだけでもかなりグロくて恐ろしいのですが、最新の研究によって、マッソスポラは感染したセミの心と体を菌がどうのように支配していくのかが判明しました。 マッソスポラに感染したオスのセミは、オスでありながらメスの求愛行動である「羽ばたき」を行い、別のオスを誘惑し、性行為を行おうとしていたのです。 ゾンビ化したセミは生殖器を中心とした腹部が脱落して、マッソスポラの胞子嚢に変化しているため既に子孫は残せませんが、性行為の真似事を通して、相手を感染させることができます。 性行為した相手をゾンビ化させ、さらなる感
アフリカ東部でサバクトビバッタが大量発生し、食糧安全や経済活動に影響を及ぼしている。国連食糧農業機関(FAO)によると、ソマリアとエチオピアでは25年に一度、ケニアでは70年に一度と呼ばれる大規模な群れが襲来、ソマリアでは国家非常事態宣言も発表されるほど、深刻な事態だ。 「蝗害」とも呼ばれるバッタの大量発生。日本では近年、大規模な被害は起きておらず想像しづらいが、公開された動画をみると、そのすさまじさがわかる。大地や樹木、空を埋め尽くすおびただしいバッタの大群。飛び去った後は、無残に食い荒らされた裸の大地しか残らない。サバクトビバッタの群れはアフリカ東部だけでなく、中央、西アフリカにも広がっており、FAOは各国に7600万ドルの緊急支援を呼びかけている。 いま東アフリカで何が起きているのか。そもそもなぜ、こんなに増えたのか。やっぱり気候変動のせいなのか? 日本人で唯一、アフリカでサバクトビ
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