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柴那典の検索結果1 - 40 件 / 83件

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柴那典に関するエントリは83件あります。 音楽musicビジネス などが関連タグです。 人気エントリには 『今なぜ海外で「シティ・ポップ」が大人気なのか? 火付け役に聞く(柴 那典) @gendai_biz』などがあります。
  • 今なぜ海外で「シティ・ポップ」が大人気なのか? 火付け役に聞く(柴 那典) @gendai_biz

    今、海外でシティ・ポップが人気 今、70年代〜80年代の日本のポップスが海外で大きな話題を集めている。 山下達郎、竹内まりや、角松敏生、杏里など、かつて「シティ・ポップ」というジャンル名で紹介されたアーティストの楽曲が、インターネットを介して欧米やアジアの若い世代の音楽ファンの間で人気を博している。 「ヴェイパーウェイヴ」や「フューチャー・ファンク」といった新たな音楽ジャンルの勃興と共に、その元ネタとして“発見”され、評価を高めているのだ。 そして、その再評価の波はシティ・ポップにとどまらない。Winkやラ・ムー(菊池桃子)など、昭和のアイドル歌謡も再び注目を集めようとしている。 いったい、何が起こっているのか? 日本においても様々なメディアで騒がれ始めた海外でのシティ・ポップ人気。その火付け役の一人であり、フューチャー・ファンクの代表的なアーティストである韓国人のプロデューサー/DJ、N

      今なぜ海外で「シティ・ポップ」が大人気なのか? 火付け役に聞く(柴 那典) @gendai_biz
    • 日本の「シティ・ポップ」世界的人気のナゼ…現象の全貌が見えてきた(柴 那典) @gendai_biz

      ここ数年、日本のシティ・ポップの海外人気が続いている。竹内まりや「Plastic Love」の再評価に端を発し、山下達郎や大貫妙子などの日本のポップスの名曲が世界各国の若い音楽ファンに受け入れられている。そんな話題を耳にしたことのある人もいるだろう。 が、コロナ禍以降の大きく変動する音楽シーンの中で、シティ・ポップのリバイバル・ブームも以前とは違う様相を呈するようになってきている。 少し前だったら「都内のレコードショップで70年代や80年代のアナログ盤を買い求める外国人観光客」の姿がブームの象徴として取り上げられることも多かった。しかし、今はTikTokで若い世代に発見された楽曲がSpotifyのバイラルチャートを駆け上がり、新たなアンセムとしてストリーミングサービスで人気を呼ぶ現象が生まれているのである。 その代表が、松原みきのデビュー曲「真夜中のドア〜stay with me」だ。19

        日本の「シティ・ポップ」世界的人気のナゼ…現象の全貌が見えてきた(柴 那典) @gendai_biz
      • 東方Projectの同人CDをサンプリングした「Omae Wa Mou」がTikTok経由で世界中でバイラルを巻き起こしている謎現象について|柴 那典

        いろいろ調べたけど、東方Projectの同人CD → Deadman死人(海外の10代のトラックメーカー)がサンプリングしてType Beat販売 → Lil Boomがラップを乗せ「Already Dead」発表 → TikTokでダンスチャレンジ流行 → Spotifyでバイラル1位という流れっぽい。完全に新時代。https://t.co/UDmX7dqJLs https://t.co/RmyaKbILUF — 柴 那典 (@shiba710) August 27, 2019

          東方Projectの同人CDをサンプリングした「Omae Wa Mou」がTikTok経由で世界中でバイラルを巻き起こしている謎現象について|柴 那典
        • 星野源、LiSA、YOASOBI――無観客の『紅白』であらわになった歌の力(柴那典) - エキスパート - Yahoo!ニュース

          『第71回NHK紅白歌合戦』が、初の無観客で開催された。 今回は、新型コロナウイルスの感染拡大防止対策のため、演出や構成も一変。例年はNHKホールから中継が行われていたが、「NHKホール」「101スタジオ」「オーケストラスタジオ」をステージとして活用し、審査員ルームも別に設置。NHK放送センター全体を舞台にした生放送となった。 そのことによって何が変わったか。 お祭り騒ぎの賑やかしから、歌を聴かせることに徹した演出へ まず気付いたのは、お祭り騒ぎ的なコラボ演出が目に見えて減っていたことだ。近年の『紅白』では、演歌歌手の背後でアイドルグループが踊ったり、芸人やキャラクターが「応援ゲスト」として登場したりするような、賑やかしの企画が定番となっていた。特に前半から中盤にかけては、会場の観客を巻き込んだ盛り上がりも目立っていた。しかし今年は、密集を避けるという意図もあり、こうした企画はほぼ行われな

            星野源、LiSA、YOASOBI――無観客の『紅白』であらわになった歌の力(柴那典) - エキスパート - Yahoo!ニュース
          • TVアニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』と結束バンドが鳴らす「下北沢のあの時代」 | 柴那典

            まさかの傑作アルバムが届いてしまった。 ​ ジャケットの絵柄からいわゆる"アニソン"かと思いきや、アニメの関連作品でありつつ、いわゆる00年代以降の“邦ロック”カルチャーの魅力をぎゅっと凝縮したような1枚になっている。 ​ 全14曲に相当な愛情と気合の入り方を感じる。 ​ それが結束バンドのアルバム『結束バンド』だ。 結束バンドというのは、TVアニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』の劇中に登場するバンド。 ​ 高いギターの腕前を持ち動画投稿サイトで人気を集めながらも引っ込み思案で極度の人見知りな高校1年生、“ぼっち”こと後藤ひとりが、伊地知虹夏、山田リョウ、喜多郁代と出会ってバンドを結成、音楽活動を通じて成長していくストーリーだ。

              TVアニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』と結束バンドが鳴らす「下北沢のあの時代」 | 柴那典
            • 今、J-POPとは何か?「リズム」から見えてくる2010年代の変化(柴 那典) @gendai_biz

              今、J-POPとは何か?「リズム」から見えてくる2010年代の変化 キーワードは「なまり」、その影響とは J-POPとは、果たして何か? それはどう変化してきたのか。 そういう問いに対して、音楽産業の構造や、メディアの変遷、聴き方の変化から論じる本は少なくない。また、ヒット曲の歌詞に描かれる情景や心象風景を分析するアプローチも一般的だ。 対して、気鋭の批評家であるimdkm(イミヂクモ)さんが初の著書として上梓した『リズムから考えるJ-POP史』は、そのタイトルの通り「リズム」を軸にJ-POPの変遷を辿る意欲的な一冊だ。小室哲哉、宇多田ヒカル、中田ヤスタカ、三浦大知など数々のアーティストの楽曲がどう新しかったのか、どう時代を変えたのかを、画期的な手法で論考し解き明かしている。 そこで本記事では、J-POPにおける「リズムの革新」について、音楽家、音楽プロデューサーであり『ナイトフライ 録音

                今、J-POPとは何か?「リズム」から見えてくる2010年代の変化(柴 那典) @gendai_biz
              • 2020年最大のヒット「YOASOBI」が“異例の大ブレイク”を果たすまで(柴 那典) @gendai_biz

                2020年を代表するヒット曲は何か――。 その筆頭候補にあげられるのが「小説を音楽にするユニット」YOASOBIのデビュー曲「夜に駆ける」だろう。 YOASOBIとは、コンポーザーAyaseとボーカリストikuraによるクリエイターユニットだ。昨年11月に同曲がYouTubeに公開された段階では全く無名な存在だったが、ネットを通じて徐々に支持を拡大。テレビの情報番組でも取り上げられるようになり、5月下旬にはBillboard JAPAN総合ソング・チャート「JAPAN HOT 100」で総合1位を獲得した。 その後もロングヒットを続け、CDは未リリースながら同曲のストリーミング累計再生回数は2億回を突破、ミュージックビデオの再生回数は1億2千万回を突破(2020年11月末現在)というモンスター級の数字を叩き出している。 12月4日に発表されたBillboard JAPANの2020年年間チ

                  2020年最大のヒット「YOASOBI」が“異例の大ブレイク”を果たすまで(柴 那典) @gendai_biz
                • 亀田誠治が誰よりも本気で「音楽教育」に注力するこれだけの理由(柴 那典) @gendai_biz

                  平成から令和へと、新たな時代が幕を開けた2019年。 およそ30年前に生まれた「J-POP」という言葉と共に移り変わってきた日本の音楽シーンは、今、どこに向かおうとしているのだろうか? そんなテーマで、音楽プロデューサーの亀田誠治さんに取材を行った。 今年6月1日・2日、日比谷公園で開催される新たな音楽フェスティバル「日比谷音楽祭」の開催を呼びかけ、実行委員会の委員長を務める亀田さん。 「フリーで誰もが参加できる、ボーダーレスな音楽祭」を掲げ、豪華アーティストのステージが無料で楽しめるイベントを立ち上げた意図はどこにあったのか。その背景にあった閉塞感と危機意識とは何か。 前編では「分断」と「教育」という問題意識をキーワードに語ってもらった。 (取材・文:柴那典、写真:林直幸) 亀田誠治(かめだせいじ) 1964年生まれ。音楽プロデューサー・ベーシスト。これまでに椎名林檎、平井堅、スピッツ、

                    亀田誠治が誰よりも本気で「音楽教育」に注力するこれだけの理由(柴 那典) @gendai_biz
                  • 星野源「うちで踊ろう」安倍首相 “コラボ事件” に抱いた強烈な違和感(柴 那典) @gendai_biz

                    はじまりは、1本の短い動画だった。 星野源が自身のインスタグラムに投稿した「うちで踊ろう」。約1分の弾き語り動画は、巨大な反響を呼び、社会現象と言えるほどの大きなムーブメントを巻き起こした。 彼が自身のアカウントにiPhoneで撮影した動画を投稿したのは4月2日の深夜のことだ。そこから10日間で起こったことは、後から振り返って、日本のカルチャーと政治にとっての、一つの分水嶺になったと言えるかもしれない。 4月12日、「事件」が起きた 最初に広がったのは、ピュアな喜びと楽しみの感情だった。しかし4月12日に投稿された1本の動画が、それを塗りつぶすかのような大きな怒りと嫌悪感を巻き起こした。 安倍晋三首相が、この「うちで踊ろう」の動画に合わせ、愛犬を抱いたり、お茶を飲んだり、読書したり、テレビのリモコンを操作したりするなど、自室でくつろぐ様子を撮影した動画を、自身のインスタグラムやツイッターな

                      星野源「うちで踊ろう」安倍首相 “コラボ事件” に抱いた強烈な違和感(柴 那典) @gendai_biz
                    • 「うっせぇわ」大反響の驚異の18歳・Ado、台頭を果たしつつあるボカロネイティブ世代の新たな才能(柴那典) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                      2021年にブレイクするアーティストは誰か? 昨年は紅白歌合戦にも出場を果たしたYOASOBIが音楽シーンの台風の目となったが、今年もネット発の新世代の才能が台頭していきそうだ。今回はそんな期待の存在を紹介したい。 圧倒的な迫力の歌声と反骨精神の持ち主、Ado まずは昨年10月23日にメジャーデビューを果たした18歳の女性シンガー、Ado。デビュー曲の「うっせえわ」は、ミュージックビデオのYouTube再生回数が3000万回を突破(1月16日時点)と、すでに大きなセンセーションを巻き起こしつつある。 まずその魅力は、10代とは思えない迫力を持つ歌声だ。「うっせえわ」では、喉を潰してがなり上げる歌声を中心に、裏声やウィスパーボイスを自在に織り交ぜ、圧倒的な表現力を持つヴォーカルを披露。「正しさとは 愚かさとは それが何か見せつけてやる」という歌い出し、「はぁ? うっせぇうっせぇうっせぇわ く

                        「うっせぇわ」大反響の驚異の18歳・Ado、台頭を果たしつつあるボカロネイティブ世代の新たな才能(柴那典) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                      • 『進撃の巨人』アニメ主題歌が、じつは世界で「ものすごいこと」になっていた…!(柴 那典) @moneygendai

                        いよいよ最終回を迎えたTVアニメ『進撃の巨人』The Final Season Part 2。日本にとどまらず世界中で熱い支持を集めるその人気は、主題歌の海外でのヒットにも結びついている。とても興味深い文化的な現象を生み出している。この記事ではそのことについて考察したい。 米ビルボードで6週連続1位 現在、特に目覚ましい結果を残しているのが、『進撃の巨人』The Final Season Part 2のオープニングテーマとして書き下ろされたSiMの「The Rumbling」だ。 湘南発の4人組レゲエパンク・バンドがリリースしたこの曲は、米ビルボード・ハードロック・ソング・チャート“Hot Hard Rock Songs”で6週連続1位を獲得。3月2日に公開されたミュージックビデオは公開から1ヶ月足らずで1000万回再生を突破、ストリーミング配信の累計再生回数は1億回突破(TVサイズ音源と

                          『進撃の巨人』アニメ主題歌が、じつは世界で「ものすごいこと」になっていた…!(柴 那典) @moneygendai
                        • 日本の音楽にはもっと「批評」と「歴史」が必要だ…人気YouTuberがそう語る理由(柴 那典) @gendai_biz

                          あなたは「みのミュージック」を知っているだろうか? 2019年、「みの」という1人のYouTuberが始めたYouTubeチャンネルが今、徐々に影響力を増している。ビートルズやボブ・ディランなどレジェンドミュージシャンの経歴や名盤の解説、新進気鋭のアーティストの紹介など、音楽を中心にカルチャーにまつわる論考や情報を発信してきたチャンネルだ。登録者数は、2021年10月時点で30万人以上。村上隆、Char、フー・ファイターズのデイヴ・グロールなど、数々の大物も出演してきた。 自身もソロプロジェクト「ミノタウロス」として活動するミュージシャンでありつつ、今年には初の著書『戦いの音楽史 逆境を越え 世界を制した 20世紀ポップスの物語』も上梓した。彼は何を目指してこうした活動を行っているのか? その反響はどう広がっているのか。チャンネル設立の経緯から、「日本の音楽の歴史を海外に発信したい」という

                            日本の音楽にはもっと「批評」と「歴史」が必要だ…人気YouTuberがそう語る理由(柴 那典) @gendai_biz
                          • 『大豆田とわ子と三人の元夫』が成し遂げたドラマ主題歌の革新とは? プロデューサー・STUTSに訊く(柴那典) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                            松たか子主演のドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』(カンテレ・フジテレビ系)が話題を集めている。 『大豆田とわ子と三人の元夫』は、バツ3の建設会社社長・大豆田とわ子(松たか子)が、3人の元夫(岡田将生、角田晃広、松田龍平)に振り回されながら奮闘するさまを描くロマンティックコメディ。数々の名作ドラマを生み出してきた坂元裕二が脚本を手掛けた軽妙でユーモラスな会話劇と巧みなストーリーテリングが受け、オリコンが発表する「ドラマ満足度ランキング(5月4日~5月10日放送を対象)」では2週連続で1位を獲得。回を重ねるごとに評判を高めている。 ■5人のラッパーが参加している主題歌「Presence」 そして、大きな注目を集めているのが、現在5人のラッパーが参加し、毎話内容が変わるというユニークな手法で作られた主題歌だ。 第1話の主題歌「Presence I (feat. KID FRESINO)」は、トラ

                              『大豆田とわ子と三人の元夫』が成し遂げたドラマ主題歌の革新とは? プロデューサー・STUTSに訊く(柴那典) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                            • 松原みき「真夜中のドア~stay with me」が海外発で40年ぶりのヒット。その立役者2人とは?(柴那典) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                              松原みきが約40年前にリリースしたデビュー曲「真夜中のドア~stay with me」が、今、海外で大きな注目を集めている。 Spotifyのバイラルチャート「グローバルバイラルトップ50」では2020年11月頃から急上昇し、2020年12月には18日連続で世界1位を記録。アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、スウェーデン、オーストラリア、インド、シンガポール、フィリピンなど各国のバイラルチャートでも1位となった。 (松原みき「真夜中のドア~stay with me」 提供:ポニーキャニオン) こうした状況を受け、ポニーキャニオンの公式YouTubeチャンネルでは2020年12月25日に「真夜中のドア~Stay With Me」の公式リリックビデオの配信をスタート。こちらの再生数も伸び続けている。 さらに、入手困難な商品や廃盤により発売を終えた商品の復刻を目指すポニーキャニオンのプロジェク

                                松原みき「真夜中のドア~stay with me」が海外発で40年ぶりのヒット。その立役者2人とは?(柴那典) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                              • 2010年代とは何だったのか? 日本からではわからない世界の激変(柴 那典) @gendai_biz

                                世界を変えた“黄金の10年” 「ポップ・カルチャーは、社会を映す鏡である――。」 田中宗一郎と宇野維正による共著『2010s』の帯には、こう書かれている。このコピーを見て、あなたはどう思うだろうか? 意外に思うだろうか。当たり前だと感じるだろうか。そして、この言葉に込められた“裏の意味”に気付くことはできるだろうか? 同書は、北米を中心にした2010年代のグローバルなポップ・カルチャーを論じた一冊だ。俎上に載せられているのは、音楽や映画やテレビシリーズ。 ある章ではレディー・ガガやビヨンセなどのポップ・ミュージックについて、ある章ではMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)などの映画作品について。ある章では『ゲーム・オブ・スローンズ』のようなテレビドラマシリーズについて、それらのシーンの動向とそれぞれの作品の意味合いと重要性が批評されている。またある章ではSpotifyやNetfli

                                  2010年代とは何だったのか? 日本からではわからない世界の激変(柴 那典) @gendai_biz
                                • 紅白が示したエンタメの地殻変動と新しい時代の到来(柴那典) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                  『第74回NHK紅白歌合戦』が開催された。 多くの記憶に残る瞬間があった今回の紅白から、特に印象深かった場面について語っていきたい。 ■今年の紅白のテーマ「ボーダレス」を体現したYOASOBI「アイドル」 最も大きな話題を呼んだのは間違いなくYOASOBI「アイドル」だろう。誰もが認める”2023年最大のヒット曲”を国内の音楽番組で初披露。しかも、出場歌手11組、スペシャルダンサー、司会の橋本環奈が参加したスペシャルなパフォーマンスだ。 YOASOBIに続いて、まずスペシャルダンサーとして登場したのは『アメリカズ・ゴット・タレント』でも決勝に進出したアバンギャルディと、原曲でもコーラスを担当しているREAL AKIBA BOYZ。さらにSEVENTEEN、乃木坂46、NiziU、BE:FIRST、NewJeans、JO1、Stray Kids、櫻坂46、LE SSERAFIM、MISAMO

                                    紅白が示したエンタメの地殻変動と新しい時代の到来(柴那典) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                  • 具現化しつつある「作曲AI」。第一線で活躍する作曲家やクリエイターは時代の変化をどう捉えているのか?(柴那典) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                    AIを用いた作曲支援アプリに注目が集まりつつある。人工知能による楽曲制作が、未来のテクノロジーとしてではなく、現実のクリエイティブとして具現化しつつある。 その一つが、音楽プロデューサーでアゲハスプリングス代表の玉井健二が監修とプロデュースを手掛けるミュージッククリップアプリ「FIMMIGRM」(フィミグラム)だ。 ■ヒット曲を作るノウハウを一般ユーザーの動画に詰め込む FIMMIGRMは、ボタンを押すたびにAIが8小節のメロディとコード進行を自動生成するアプリ。アプリ内で撮影した写真や動画のBGMとして楽曲を使用することも可能で、作られた楽曲の著作権はユーザーのものとなる。プロのミュージシャンだけでなく、音楽制作をはじめようとするアマチュア、TikTokやInstagramなどSNSに動画を投稿するユーザーまで、幅広い層が対象になっている。 アプリの監修とプロデュースを手掛けたのは音楽プ

                                      具現化しつつある「作曲AI」。第一線で活躍する作曲家やクリエイターは時代の変化をどう捉えているのか?(柴那典) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                    • なぜあいみょんはブレイクしたのか? 大谷ノブ彦×柴那典が語る | CINRA

                                      CINRA.NETでリブートした、大谷ノブ彦(ダイノジ)と、音楽ジャーナリスト・柴那典による音楽放談企画「心のベストテン」。第4回となる今回は、2018年にストリーミングサービスで人気に火がつき、その年の『第69回NHK紅白歌合戦』初出場を果たした、あいみょんについて。 なぜあいみょんはストリーミングサービスからブレイクしたのか。彼女の作り出す音楽が今の時代にどうハマって、どう作用したのかなど、音楽トークをお届けします。 あいみょんって、ストリーミングサービスから出てきた最初のスターなんですよ。(柴) 柴:大谷さん、今回はあいみょんの話をしようと思うんです。ここ最近、あいみょんにハマって『瞬間的シックスセンス』ばっかりリピートで聴いてる時期があったんですけど。 大谷:最高! ほんとに名盤ですよね。でも、僕は前々から大好きでしたけど、どうしていきなりブレイクしたんですかね? あいみょん『瞬間

                                        なぜあいみょんはブレイクしたのか? 大谷ノブ彦×柴那典が語る | CINRA
                                      • サカナクション「2日間で6万人視聴」オンラインライブから見えたこと(柴 那典) @gendai_biz

                                        コロナ禍で大打撃を受けたライブエンタテイメント業界。公演の中止や延期が相次ぐ中、有料のオンラインライブが急速に広まり、定着しつつある。6月25日に行われたサザンオールスターズの無観客配信ライブは約18万人がチケットを購入。他にも星野源や長渕剛など多くのアーティストがオンラインライブを開催している。 オンラインだからこその新たなライブ表現も広がっている。なかでも8月15日、16日に開催されたサカナクション初のオンラインライブ「SAKANAQUARIUM 光」は、“ライブ映画”というコンセプトのもと、こだわりぬいた演出の数々で注目を集めた。 こうした現状は、音楽業界の先行きにとって、いかなる意味を持つのか。オンラインライブにはどれほどの収益性があり、どのような課題があり、そして今後に向けてどんな可能性が広がっているのか。 エンターテインメント業界の次代のキーパーソンたちが、コロナ禍の現在と

                                          サカナクション「2日間で6万人視聴」オンラインライブから見えたこと(柴 那典) @gendai_biz
                                        • 無観客ライブから投げ銭や電子チケット制有料配信へ。アーティストやライブハウス支援の動き、始まる(柴那典) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                          新型コロナウィルス感染症の拡大は、音楽業界にも大きな影響を及ぼしている。 予定されていた数多くのイベントの中止・延期が発表され、ライブ・エンターテインメント産業は苦境を迎えている。そんな中、インターネットを通じた「無観客ライブ」の生配信を支援につなげる動きも生まれている。 ■負債1億円からクラウドファンディングで5000万超「正直、この公演をすることで自分たちが負債を負うことになるとは思ってませんでした」 3月1日、横浜アリーナ。ステージでこう語ったのは、川崎出身の8人組ヒップホップグループBAD HOPのメンバー、YZERRだ。2018年には武道館公演を成功させ、昨年11月にリリースしたEP『Lift Off』では海外の第一線のプロデューサーと楽曲制作を行うなど、人気、実力ともに日本のヒップホップシーンの未来を背負う存在として注目を集める彼ら。この日に予定されていた初のアリーナ公演は、当

                                            無観客ライブから投げ銭や電子チケット制有料配信へ。アーティストやライブハウス支援の動き、始まる(柴那典) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                          • 宮沢孝幸准教授、 藤井聡教授が語った「ライブビジネスを安全に再開する方法」|柴 那典

                                            先日、SUPER DOMMUNEで「Talking About With / After CORONA『ライヴエンターテインメントの行方』」と題したトークセッションが開催されていました。 ものすごく有意義な内容で、僕としても、いろいろと目から鱗が落ちる内容だった。普段はアーカイブの残らないプラットフォームなんですが、これは広く沢山の人に伝えるべきだということでYouTube上にアーカイブが公開されています。 第一部、第二部、第三部、そしてDJセットの第四部という合計5時間の内容。全編、とても興味深い内容だったのだけれど、特に印象的だったのが「新型コロナウイルスと共生するライブミュージック」と題した第三部だった。 パネラーは 宮沢孝幸(京都大学ウイルス再生医科研究所准教授) 藤井聡(京都大学大学院工学研究科教授) 清水直樹(クリエイティブマン・プロダクション代表) 加藤梅造(LOFT PRO

                                              宮沢孝幸准教授、 藤井聡教授が語った「ライブビジネスを安全に再開する方法」|柴 那典
                                            • 今の日本に何が足りない? 台湾天才大臣とヒップホップユニット「異色のコラボ」が問うこと(柴 那典) @gendai_biz

                                              新型コロナウイルスへの先進的な対策によって世界的な評価を集める台湾のIT担当大臣、オードリー・タン(唐鳳)。そして、独自のスタンスの活動が国境を超えて評価を集めている東京発の3人組ヒップホップユニットDos Monos(ドスモノス)。「Civil Rap Song ft. Audrey Tang」は、両者による“異色のコラボ”が実現した一曲だ。 発案は、コンテンツレーベル黒鳥社の若林恵。3月に行われたオードリー・タンのインタビューをもとにDos Monos側に企画を打診。わずか一週間で制作されたトラックに3人がラップを乗せ、オードリー・タン本人による許諾を得て、5月26日には楽曲が公開された。 オードリー・タンの言葉は、パブリックセクター(=行政)でもプライベートセクター(=民間)でもなく、その中間にある「ソーシャルセクター/シビックセクター」の重要性を語るもの。現職のIT担当大臣とヒップ

                                                今の日本に何が足りない? 台湾天才大臣とヒップホップユニット「異色のコラボ」が問うこと(柴 那典) @gendai_biz
                                              • コロナに覆われた2020年、根深すぎる「政治と文化」の関係を考える(柴 那典) @gendai_biz

                                                COVID-19の感染拡大と共に、さまざまなイシューで政治と音楽の関係が大きな焦点を集めた2020年。そんな中、東京発の3人組ヒップホップユニットDos Monosは、極めて知性的、批評的、かつ撹乱的なスタイルで思考を深め表現をしているグループだ。 5月には台湾のIT担当大臣オードリー・タンとのコラボレーション楽曲「Civil Rap Song ft. Audrey Tang」を発表。6月に発表された「Fable Now」や、先日リリースされたアルバム「Dos Siki」も大きな評判を集めている。 Dos Monosの荘子it・TaiTan・没、そしてコンテンツレーベル黒鳥社の若林恵とのインタビュー対話。後編では日本の政治と文化の関係について、アートの持ちうる可能性について語り合った。 2020年の政治と文化の関係 ――2020年は、COVID-19の感染が広がったことで、政治と文化、政治

                                                  コロナに覆われた2020年、根深すぎる「政治と文化」の関係を考える(柴 那典) @gendai_biz
                                                • 瑛人「香水」はなぜ異例のヒットとなったのか? その成功が持つインパクトとは(柴那典) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                  無名の男性シンガーソングライター、瑛人による楽曲「香水」がヒットチャートを席巻している。 CDは発売されずデジタル配信のみで昨年4月にリリースされたこの曲は、今年4月からApple MusicやSpotify、LINE MUSICなどの各種音楽ストリーミングサービスで再生回数を伸ばしチャートを急上昇。5月25日付のBillboard JAPAN 総合ソング・チャート“JAPAN HOT 100”では、Official髭男dismなどの人気アーティストをおさえて1位となった。 6月29日付けの“JAPAN HOT 100”最新チャートでも同曲は4位にランクイン。8週連続でTOP5以内となり、YouTubeに投稿されたミュージックビデオの再生回数は4千万回を突破(6月25日現在)。さらなるロングヒットの兆しを見せている。 瑛人とは何者か? そして彼の成功は音楽シーンにどんなインパクトを与えてい

                                                    瑛人「香水」はなぜ異例のヒットとなったのか? その成功が持つインパクトとは(柴那典) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                  • 「Say So」、「春を告げる」、『ヤリチン☆ビッチ部』主題歌…バイラルヒットが世間を揺るがすようになった2020年に印象的だった5曲(柴那典) - QJWeb クイック・ジャパン ウェブ

                                                    「Say So」、「春を告げる」、『ヤリチン☆ビッチ部』主題歌…バイラルヒットが世間を揺るがすようになった2020年に印象的だった5曲(柴那典) あれよあれよという間に紅白歌合戦に辿り着いた瑛人の「香水」とYOASOBIの「夜に駆ける」が象徴的だけれど、2020年の音楽シーンは、無名な存在からネット上のバズをきっかけに世間を揺るがす“バイラルヒット”が当たり前になった一年だった。 コロナ禍はつづいていて、フェスやライブハウスやクラブで集まって騒ぐようなことはまだまだ難しそうだ。アイドルグループのCDセールスを支えてきた「接触ビジネス」は成立しなくなった。都心の一等地の広告ジャックみたいな巨大資本を投下したプロモーションも効力を失った。音楽の聴かれ方はパーソナルなものになった。 そうなってくると、必然的にオンラインカルチャーの影響力は増してくる。特に大きいのはTikTok。日本だけじゃなくア

                                                      「Say So」、「春を告げる」、『ヤリチン☆ビッチ部』主題歌…バイラルヒットが世間を揺るがすようになった2020年に印象的だった5曲(柴那典) - QJWeb クイック・ジャパン ウェブ
                                                    • コロナ禍で大人気の「THE FIRST TAKE」、神回連発のウラに「圧倒的なこだわり」があった…!(柴 那典) @gendai_biz

                                                      「THE FIRST TAKE」発のヒットが相次いでいる。 2019年11月、アーティストの一発撮りのパフォーマンスを鮮明に切り取るYouTubeチャンネルとしてスタートした「THE FIRST TAKE」。真っ白なスタジオに置かれた1本のマイクに向かって数々のアーティストが緊迫感に満ちた迫真の歌や演奏を見せる映像が大きな反響を呼び、登録者数は393万人(3月12日現在)と急成長を果たしている。LiSA「紅蓮華」やDISH//(北村匠海)「猫」など再生回数1億回を超える動画も生まれ、「ドライフラワー」がロングヒット中の優里など「THE FIRST TAKE」をきっかけにブレイクを果たすニューカマーも次々と登場している。 ストリーミングチャートなどへの影響力を持つ新たな音楽メディアとして存在感を増している「THE FIRST TAKE」は、果たしてどんな狙いのもとに生まれたのか。DISH//

                                                        コロナ禍で大人気の「THE FIRST TAKE」、神回連発のウラに「圧倒的なこだわり」があった…!(柴 那典) @gendai_biz
                                                      • 「夜に駆ける」でブレイク真っ只中のYOASOBIとは何者か(柴那典) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                        「小説を音楽・映像で具現化する」ユニット=YOASOBIが、いよいよ本格的なブレイクを果たそうとしている。 ■2020年上半期、最もブレイクを果たしたニューカマーYOASOBIとは、コンポーザーAyaseとボーカリストikuraによるクリエイターユニット。昨年11月にデビュー曲「夜に駆ける」を発表し、活動をスタートした。 この曲が今年に入ってからネットを起点に支持を広げ、YouTubeに公開された同曲のミュージックビデオは再生回数2千万回を突破(6月11日現在)。TikTokでも関連動画再生数が1億回を超え、大きな注目を集めている。 これらの人気を受け、3月〜4月頃からストリーミングサービスでの再生回数も上昇。5月に入るとApple Music、LINE MUSIC、Spotifyなど主要サービスのランキングで軒並み1位を獲得し、『めざましテレビ』『とくダネ!』などテレビ番組で紹介されるな

                                                          「夜に駆ける」でブレイク真っ只中のYOASOBIとは何者か(柴那典) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                        • 米津玄師が2019年の日本を席巻している〜「国民的ヒット」の理由(柴 那典) @gendai_biz

                                                          米津玄師が日本を席巻している 米津玄師が、2019年の日本を席巻している。 2018年を代表する一曲となった「Lemon」は、年を越した後も引き続きヒットを続け、「オリコン上半期デジタルシングル(単曲)ランキング 2019」「Billboard JAPAN 2019年上半期総合ソング・チャート“HOT 100”」など、数々のチャートで2019年上半期1位を記録。ミュージックビデオの再生回数は、日本人アーティストとして初めて4億回を突破した。 さらに、映画『海獣の子供』主題歌の最新曲「海の幽霊」のミュージックビデオが5月27日に公開されると、「Lemon」を上回る自身最速の4日と12時間という驚異的なスピードで1,000万回再生を突破。 6月3日にダウンロード配信がスタートした同曲は、「オリコン週間デジタルシングルランキング」(6/17付)、「Billboard Japan Hot 100」

                                                            米津玄師が2019年の日本を席巻している〜「国民的ヒット」の理由(柴 那典) @gendai_biz
                                                          • 「過去最高」の翌年に「8割消失」の衝撃〜壊滅状態のライブ市場はどうなるのか(柴 那典) @gendai_biz

                                                            2020年、ライブエンタメ業界の市場は約8割が消失――。ぴあ総研が衝撃的な試算値を発表した。 新型コロナウイルス感染症の拡大によって様々なビジネスが一変した2020年。中でも大幅な縮小を余儀なくされたのが、音楽や演劇、スポーツなどのライブ・エンタテインメント市場だ。緊急事態宣言の解除後も大規模イベントの制限は続き、年末に予定されていたカウントダウンフェス「COUNTDOWN JAPAN 20/21」が中止となるなど、感染拡大の第3波を受けて再び厳しい局面に追い込まれている。 一方で、有料のオンラインライブが定着し、ライブ配信が新たなビジネスモデルとして確立しつつあるのはエンタメ業界にとっての明るい兆しと言っていい。 右肩上がりの成長を果たしてきた2019年までの10年間と、壊滅状態の2020年を経て、2021年のエンタメ業界は果たしてどこに向かうのか。ぴあ総研所長・笹井裕子さんに話を伺った

                                                              「過去最高」の翌年に「8割消失」の衝撃〜壊滅状態のライブ市場はどうなるのか(柴 那典) @gendai_biz
                                                            • 「1億回」が“ヒットの新基準”、2020年の大ヒット曲とその理由(柴 那典) @gendai_biz

                                                              2020年は、ヒットチャートに“異変”が起こった1年だった。 Billboard JAPANが発表する年間ソングチャート「Billboard Japan Hot 100」(集計期間2019年11月25日~2020年11月22日)のTOP10は以下のような並びとなっている。 1位 YOASOBI「夜に駆ける」 2位 Official髭男dism「Pretender」 3位 LiSA「紅蓮華」 4位 Official髭男dism「I LOVE...」 5位 King Gnu「白日」 6位 瑛人「香水」 7位 Official髭男dism「宿命」 8位 あいみょん「マリーゴールド」 9位 LiSA「炎」 10位 あいみょん「裸の心」 ここから見える“変化”は、いくつかある。 まずはヒット曲の生まれる場所がCDからサブスクリプション型(定額制)のストリーミングサービスへと完全に移行した、ということ

                                                                「1億回」が“ヒットの新基準”、2020年の大ヒット曲とその理由(柴 那典) @gendai_biz
                                                              • 今なぜ海外で「シティ・ポップ」が大人気なのか? 火付け役に聞く(柴 那典) @gendai_biz

                                                                きっかけは竹内まりや「Plastic Love」 背景には、YouTubeをきっかけに70年代〜80年代の日本のポップスに出会い、愛好するようになった海外のニッチな音楽ファンのコミュニティがある。 特に昨年から今年にかけて海外で大きなバズを起こしたのが、アルバム『Variety』に収録された竹内まりやの代表曲「Plastic Love」だ。 その人気はGoogle Trendによるアーティスト名の検索数の推移でも裏付けられる。「Mariya Takeuchi」の検索回数の推移を調べると(6月15日現在)、2016年までは極めて少なかった検索数が、2017年夏から徐々に上昇して昨年8月にピークに達し、その後は一度落ち着きを見せるも、今年春から再び上昇を見せている。検索されている地域のTOP5は韓国、フィリピン、香港、シンガポール、インドネシア。関連キーワードには「Plastic Love」と

                                                                  今なぜ海外で「シティ・ポップ」が大人気なのか? 火付け役に聞く(柴 那典) @gendai_biz
                                                                • アイドルの時代、踊る時代 2013(平成25)年の「恋するフォーチュンクッキー」(AKB48)【柴那典 平成ヒット曲史】 | 連載 | 平成ヒット曲史 | Book Bang -ブックバン-

                                                                  アイドルの時代、踊る時代 2013(平成25)年の「恋するフォーチュンクッキー」(AKB48)【柴那典 平成ヒット曲史】 平成とは、どのような時代だったのか――。 その手がかりを、各年を象徴する曲に探る「平成ヒット曲史」。 プロデューサーの時代、タイアップ全盛、「自分らしさ」、史上一番CDが売れた年……ヒット曲は諸行無常の調べ。音楽ジャーナリストが、ポップ・ミュージックを通して“平成”という時代に迫ります。 最終回は、AKB48の「恋するフォーチュンクッキー」です。 踊るヒット曲の誕生 「恋するフォーチュンクッキー」 「“恋チュン”踊れば、嫌なことも忘れられる」 2013年8月21日にリリースされたAKB48の32枚目のシングル「恋するフォーチュンクッキー」には、こんなキャッチコピーがついていた。 この曲は、シングル曲への参加メンバーをファン投票で決めるAKB48の恒例行事「選抜総選挙」で

                                                                    アイドルの時代、踊る時代 2013(平成25)年の「恋するフォーチュンクッキー」(AKB48)【柴那典 平成ヒット曲史】 | 連載 | 平成ヒット曲史 | Book Bang -ブックバン-
                                                                  • 「夜に駆ける」で2020年を席巻したYOASOBI、その巨大な可能性(柴 那典) @gendai_biz

                                                                    「夜に駆ける」で2020年を席巻したYOASOBI、その巨大な可能性 「年間チャート1位」獲得で終わらない Billboard JAPANの2020年総合ソング・チャート「Billboard JAPAN HOT100」で年間1位を獲得し、名実ともに「2020年最もヒットした曲」となったのが、YOASOBIの「夜に駆ける」だ。 YOASOBIは、コンポーザーAyaseとボーカリストikuraによる二人組。ソニー・ミュージックエンタテインメントが運営する小説・イラスト投稿サイト「monogatary.com」から誕生したクリエイターユニットだ。 同サイトの試みから生まれた「夜に駆ける」は、なぜ、異例のヒットとなったのか。 仕掛け人であるソニー・ミュージックエンタテインメントの屋代陽平氏、山本秀哉氏へのインタビュー。YOASOBI誕生秘話を聞いた前編に続き、後編では「夜に駆ける」1曲だけでは終わ

                                                                      「夜に駆ける」で2020年を席巻したYOASOBI、その巨大な可能性(柴 那典) @gendai_biz
                                                                    • 今なぜ海外で「シティ・ポップ」が大人気なのか? 火付け役に聞く(柴 那典) @gendai_biz

                                                                      爆発的ブームはまもなく… 韓国を拠点に活動するNight Tempoだが、その人気はアメリカを中心にした英語圏の音楽ファンに広まっているという。 「今のところファンの半分近くは欧米の人たちです。インスタグラムのフォロワーも、スポティファイのリスナーも、30%以上がアメリカです。ほとんどが東海岸と西海岸で、中心はニューヨークとカリフォルニア。特にカリフォルニアがすごく多いですね」 ――海外でDJをした経験は? 「今年の2月にサンフランシスコとニューヨークに行きました。7月にロサンゼルスに行く予定です」 ――感触はどうでした? 「一言でいうと、事件だな、って思いました。他のDJは欧米のディスコナンバーをかけるんですけれど、自分は昭和歌謡だけをかけるんです。でも、サンフランシスコでは1500人以上のアメリカ人が昭和歌謡に乗せて踊っていた。Winkの『淋しい熱帯魚』で大騒ぎしてました。それを見て、

                                                                        今なぜ海外で「シティ・ポップ」が大人気なのか? 火付け役に聞く(柴 那典) @gendai_biz
                                                                      • 『竜とそばかすの姫』主人公・すず役に抜擢。稀代のミュージシャン、中村佳穂の”唯一無二の才能”とは(柴那典) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                        中村佳穂が1年9ヶ月ぶりとなる新曲「アイミル」をリリースした。 〈「アイミル」リリックビデオ〉 6月2日には久々のライブ「うたのげんざいち 2021 in 東京 LINE CUBE SHIBUYA」も開催。そして、7月16日に公開される細田守監督の最新作『竜とそばかすの姫』の主人公・すず/ベル役をつとめることも明かされた。 『竜とそばかすの姫』は、17歳の女子高生・すずがインターネット上の仮想世界<U>での体験を経て成長していく物語を描く長編アニメーション。幼い頃に母を亡くしたことで心に深い傷を負い歌うことができなくなっていたすずは、歌姫「ベル」のアバターで<U>に参加し、その歌声で世界から注目を集めていく。予告映像では、劇中でベルが歌う楽曲の一部も公開されている。 〈『竜とそばかすの姫』予告〉 キャストが公表されていない段階から、歌姫「ベル」の透明感のある力強い歌声は大きな話題を呼んでい

                                                                          『竜とそばかすの姫』主人公・すず役に抜擢。稀代のミュージシャン、中村佳穂の”唯一無二の才能”とは(柴那典) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                                        • 柴那典が分析、2020年代は「ロックの再定義」の時代に? | BARKS

                                                                          2010年代は、ロックにとってどんなディケイドだったのか。そして2020年代はどんな時代が待ち構えているのか? さまざまな論点があるが、筆者としては「2010年代の最大のトピックは“ロックスターの復活”だった」と言ってしまっていいのではないか?と考えている。 ただ、そう言われて「え? そうなの?」と違和感を覚える人もいるかもしれない。 というのも、2010年代はロックに逆風が吹いていた時代だったから。セールス面においては間違いなくそうだった。特にアメリカにおいては顕著だ。2017年にはヒップホップ/R&Bの売り上げが初めてロックを超え、音楽マーケット全体のトップシェアに立ったことも報じられた。ロックというジャンルは、もはやポップ・ミュージックのメインストリームではなくなった。 『Billboard』が先日発表した2010年代ヒットチャートの結果もそのことを証明している。アルバムチャートのト

                                                                            柴那典が分析、2020年代は「ロックの再定義」の時代に? | BARKS
                                                                          • 1998年という「音楽シーンの特異点」、そして、その時にhideがいた場所|柴 那典

                                                                            5月2日は、hideの21回目の命日。 毎年開催されてきたhideを偲ぶ会のことは、ニュースにもなっていた。 僕自身は、リアルタイムでリスナーではあったものの、熱心に追いかけてきたファンだったというわけではない。 それでも、ここのところ、平成の日本の音楽のヒストリー、特に00年代以前には強くあった「洋楽と邦楽の壁」という問題について考えているときに、hideの存在がとても重要だったんだということを改めて考える機会があった。 そして、hideが残した「ピンク スパイダー」という一曲が、いろんな意味で時代の先を行っていたんだ、と考えるきっかけがあった。 というのも、最近、『オルタナティブロックの社会学』を著した南田勝也さんが編著に携わった『私たちは洋楽とどう向き合ってきたのか――日本ポピュラー音楽の洋楽受容史』という本を読んだから。 とても興味深く、おもしろい一冊だった。 で、この本の序章には

                                                                              1998年という「音楽シーンの特異点」、そして、その時にhideがいた場所|柴 那典
                                                                            • 亀田誠治が全経験をつぎ込み「無料音楽祭」を開催する背景と本心(柴 那典) @gendai_biz

                                                                              平成のはじめに生まれた「J-POP」という言葉と共に移り変わってきた日本の音楽シーンは、新たな時代を迎えた今、どこに向かおうとしているのだろうか? そんなテーマで行った音楽プロデューサーの亀田誠治さんへのインタビュー取材。「分断」と「教育」という問題意識をキーワードに語ってもらった前編に続き、後編では新たなテクノロジーによってもたらされた変化や、海外との関係性などについて話を聞いた。 今年6月1日・2日、「フリーで誰もが参加できる、ボーダーレスな音楽祭」を掲げて日比谷公園で開催される新たな音楽フェスティバル「日比谷音楽祭」の実行委員会委員長を務める亀田さん。資金集めも含めたイベント運営の裏側、そしてその先に見据える未来についても語ってもらった。 亀田誠治(かめだせいじ) 1964年生まれ。音楽プロデューサー・ベーシスト。これまでに椎名林檎、平井堅、スピッツ、GLAY、いきものがかり、JUJ

                                                                                亀田誠治が全経験をつぎ込み「無料音楽祭」を開催する背景と本心(柴 那典) @gendai_biz
                                                                              • 八王子P×柴 那典対談 “重要楽曲”から考えるボカロ史

                                                                                12月11日から13日までの3日間、ボーカロイド文化の祭典『The VOCALOID Collection -2020 winter-』が開催される。“ボカロ”というカルチャーが大きく花開いたプラットフォーム=ニコニコ動画をはじめ、ネット会場/リアル会場を問わず、すべてのクリエイターとユーザー&リスナーを巻き込む3日間。その開催を前に、“2009年組”のレジェンドとしていまもシーンを牽引する八王子Pと、『初音ミクはなぜ世界を変えたのか?』の著者で、シーンを深く分析してきた音楽ジャーナリスト・柴 那典氏による特別対談をお送りする。 今回二人には、「ボーカロイド史を語る上で欠かせない10曲」をそれぞれピックアップしてもらった。黎明期の名曲から、広く音楽シーンを賑わせる才能が花開いた人気曲まで、ボカロファンにとって贅沢なプレイリストをもとに、その歴史を振り返っていくーー。(編集部) 八王子Pのプ

                                                                                  八王子P×柴 那典対談 “重要楽曲”から考えるボカロ史
                                                                                • アリアナ・グランデとこんまりの類似性 大谷ノブ彦×柴那典放談 | CINRA

                                                                                  CINRA.NETでリブートした、大谷ノブ彦(ダイノジ)と、音楽ジャーナリスト・柴那典による音楽放談企画「心のベストテン」。第3回となる今回は、2019年2月に5thアルバム『thank u, next』をリリースした、アリアナ・グランデについて。 表題曲“thank u, next”とこんまりの関連性、「七輪」タトゥー騒動や文化盗用とパクリ問題など、多岐にわたる音楽トークをお届けします。 あのアルバム(アリアナ・グランデ『thank u, next』)って「こんまり」の感性にそっくりだと思うんですよね。(大谷) 大谷:今日はアリアナ・グランデのことについて語ろうと思うんですよ。『thank u, next』は聴きました? 柴:もちろん。最高! 大谷:最近考えたんですけど、あのアルバムって「こんまり」の感性にそっくりだと思うんですよね。 柴:こんまり? 片づけ術の近藤麻理恵さんのことですか

                                                                                    アリアナ・グランデとこんまりの類似性 大谷ノブ彦×柴那典放談 | CINRA

                                                                                  新着記事