広島駅(広島市南区)から商業地、住宅街を通り抜けてきた旧可部線が、自然豊かな「太田川鉄道」に一変する区間があった。旧河戸駅(安佐北区)―旧今井田駅(同)間だ。左に曲がっていく先に赤れんがの旧亀山発電所が見えると、列車は雄大な川に沿って蛇行していく合図だった。
俺は貧民なので貧民スーパーでよく買い物をするんだけど、そこの店内BGMが、「最近流行りの邦楽」みたいな感じなんですよ 流行りっつうか、時々15年前くらいの曲が流れてたりもするんで、もしかすると「かつての流行り」なのかもしれないんだけどね そうすっと、結構な頻度で、歌がうめえおネエちゃんが、「若い2人の、自堕落でキラキラしてはいない、しかし美しい恋の思い出」みたいなテーマの、失恋ソングを歌っていらっしゃる そんで、なんかよ、「夜中にコンビニに出かけて、安いアイスを買って2人で食べる」的な、安いエピソードが歌われるわけ なんていうんですかね、エピソードがね、露骨っつうのかな、そのまますぎるんですよね 分かりますよ、そういうね、等身大の、共感できるような、あー……っていうね、気持ちを呼び起こそうっていうことでしょう でもよ、そうするとさ、被るんだよ他の歌とかマンガとかそういうのと 「あー、そうい
祖父の自宅が浸水した。家は滅茶苦茶だ。 祖父曰く、人生7回目の浸水被害らしい。 最近だと2019年、その前は2013年も浸水。 4年ぶりってオリンピックかよ。 千葉県茂原市の惨状を知ってくれ。 ググったら1970年代以降だけでも何度も何度も浸水被害。 もともと川がいっぱい合流する地点にあって、田んぼとして適した土地なんだ。 そこに市街地が後からできて、最近の温暖化や異常気象で茂原市は水都になった。 千葉のベニスといったら茂原市だ。 治水工事もしてるみたいだけど、もうおそらく地形的に無理っぽい。 住むなら定期的に浸水する覚悟が必要。 悪魔な俺は思っちゃうんだよな。そこまでするなら集団移転させてくれよ。 国が費用を負担して、別の場所に集団で移ろうよ。 途方もない税金と投入して、この終わりのない水都、茂原市を守れる保証はない。 でも、愛着はあるからな。好きだぜ、水都茂原市。 みんなの無事を祈る。
火事が起きて途中中止になったけど花火は最期まで上がっていたといういたばし花火大会だが、実は戸田市との共同開催になっていて、荒川を挟んで板橋側だけが中止になったのだ。荒川を挟んで両岸で打ち上げまくるのね。 でも板橋区の方では「いたばし花火大会」としてしかアナウンスされないし、戸田市側の方は「戸田橋花火大会」としてしか案内されないから、東京都民or板橋区民の中には戸田市の方でも打ち上げてるのを知らない人が結構いるし、反対側の埼玉県民、戸田市民の方も然りで、「中止になったのに最後まで打ちあがってたのは何故???」というなぞなぞみたいな事になってしまった。 そして両岸で共同開催という珍しい形になったのは、荒川の改修工事が元になっている。 荒川放水路工事と河道直線化赤羽の岩淵に岩淵水門という隅田川入口を締め切る水門があるんだが、そこから下流の荒川は大正から昭和初めに掛けて開削した放水路だ。それまでは
今回の記録的な大雨で、秋田県内では確認されているだけでも500棟以上の住宅の浸水が報告されていて、県は、秋田市中心部ではいわゆる「内水氾濫」が起きたとみて、対策を急ぐことにしています。 これは秋田県が17日午後開いた災害対策本部会議で報告しました。 それによりますと、県内では、床上浸水が ▽五城目町で331棟 ▽秋田市で16棟確認されるなど、住宅の浸水被害は13の市町村で ▽床上浸水が383棟 ▽床下浸水が129棟の合わせて512棟に上っています。 一方、秋田市や五城目町などでは広い範囲で浸水が起き、全容の把握に時間がかかっていることから、浸水被害の件数は今後、大幅に増える見通しだということです。 また、土砂崩れなどで、住宅の ▽全壊が秋田市で2棟 ▽半壊が藤里町で1棟 ▽一部破損が秋田市と潟上市で1棟ずつ確認されています。 人的被害は ▽五城目町で男性1人が死亡したほか ▽秋田市で4人が
「何のことだろう?」と気になるタイトルで静岡新聞が始めた「サクラエビ異変」が4年半の連載を閉じた。駿河湾へ注ぐ富士川流域に暮らす人々を巻き込み、行動に駆り立て、記者はさらに調査を深めて、また一歩進む。「課題解決型報道」としてジャーナリズムの世界でも注目された。その連載を担当した坂本昌信記者(現在、静岡新聞清水支局長)に話を聞いた。 暴かれた国策民営会社、日本軽金属株式会社の悪事 ――2018年春の漁獲減少を契機に、富士川の上流から下流にかけて起きている問題を報じていきました。第1章は「母なる富士川」として上流で問題になっている堆砂問題から始まりましたね。 「静岡新聞では編集局全員でキャンペーン連載のテーマを話し合って決めるのですが、その年はサクラエビの不漁に決まりました。 サクラエビ漁は1894年に富士川河口で、アジの船引き網漁で偶然かかって始まったとされます。現在では静岡県民のソウルフー
7日から降り続いた大雨の影響で、兵庫県伊丹市で川の堤防が壊れ、市内の10棟余りが浸水する被害が出ました。 川を管理する兵庫県によりますと、堤防が壊れた場所では川底を強化する工事のために土のうが積まれ、川幅が通常の半分ほどまで狭められていたということで、県は「過去の雨量を調べたうえで川幅を狭めていたが、想定以上の雨が降って川が増水し、堤防が決壊したとみられる」としています。 兵庫県や伊丹市によりますと、8日午前0時50分ごろ、伊丹市荒牧6丁目を流れる天神川の堤防が壊れ、周りの住宅街に水が流れ込みました。 県によりますと、この周辺で床上浸水が1棟、床下浸水が11棟、確認されたということです。 けが人は確認されていないということです。 堤防はおよそ30メートルにわたって壊れていて、周辺の道路に土砂が流れ込み、複数の乗用車が土砂に埋まる被害も出ました。 川を管理している兵庫県によりますと、堤防が壊
静岡県が県内工区の着工を認めないリニア中央新幹線を巡り、JR東海が主要論点となっている大井川の流量維持策として有力視されている上流ダムの取水抑制案について、流域自治体など関係者と具体的な調整に入ったことが8日、分かった。JR東海は同日、関係者の了解が得られ次第、ダムの水利権を持つ東京電力側との協議に入ると、文書で県側に伝達した。 取水抑制案を巡っては、同県の川勝平太知事が「喫緊の検討テーマ」と発言。有識者らでつくる県設置の専門部会も「問題の早期解決に向け、ぜひ実効性のある東電の確約を持ってきてほしい」と要請しており、実現すれば懸案の水資源問題解決に向けた大きなステップとなる可能性がある。 大井川の水資源問題では、水源地帯付近のトンネル工事によって湧き出た水の「全量」を川に戻すよう県側が要求。同社は昨年4月に代替策として、上流部の田代ダム(静岡市)の取水抑制を提案した。同ダムは、水利権を持つ
2023年3月2日、国土交通省近畿地方整備局が管理する河川監視用カメラが不正アクセスの被害に遭っていた可能性があると報じられました。ここでは関連する情報をまとめます。 インターネット接続した河川監視カメラに不正アクセスか 国土交通省近畿地方整備局が管理する河川監視用のカメラ 261台に対して、不正アクセスされた形跡が2023年1月中旬に確認された。その後中国地方整備局、四国地方整備局の管理する70台の同じカメラでも不具合の恐れが確認され、合計で331台(その後最終的に337台)のカメラの運用が休止された。*1 当該機器は2020年2月以降導入が進められた「簡易型河川監視カメラ」と呼称されるものの1つで、10分から15分の間隔で撮影した河川の静止画をLTE網などを通じて送信する。送信された画像は国土交通省が公開する川の防災情報のサイトで画像を閲覧することが可能。大雨による川の増水や氾濫などか
河川敷に巨大な70個のプール ! 「浸水被害軽減」の新たな対策とは【佐賀発】 Newsfrom Japan 地域 社会 2023.02.16 17:00 2019年と2021年の豪雨で内水氾濫による甚大な浸水被害に見舞われた佐賀県の「六角川」流域。その六角川の河川敷に大きなプールが次々に作られている。川の水位を上げていたある植物に目をつけた浸水被害軽減の新たな対策だ。 巨大プールが次々と…何のために? 六角川の河川敷に並ぶ大きなプール。その数約70個、一体何を目的に作られているのだろうか? 武雄河川事務所 朝日出張所・髙木耕太郎所長: 令和3年(2021年)8月の出水で非常に大きな雨が降りまして、浸水被害を受けたのですけども、そういった同じ規模の雨が降っても浸水被害を軽減することができることを期待している 2019年と2021年、相次いで豪雨による浸水被害に見舞われた武雄市や大町町など六角
10月10日、北朝鮮が9月25日~10月9日に12発を発射したミサイルを纏めて公式報告しました。発表写真にはKN-23短距離弾道ミサイルのSLBM型が含まれています。驚くべきことに発射場所は内陸のダム湖からでした。 発表内容から9月25日~10月9日のミサイル発射を分析し直すと以下のようになります。 9月25日朝 泰川 KN-23・SLBM型×1 ※ダム湖から水中発射 ※核弾頭9月28日夕 順安 KN-23拡大型×2 ※敵飛行場への攻撃訓練 ※核弾頭9月29日夜 順川 KN-23×2 ※空中炸裂、直接精密、散布弾の攻撃訓練10月1日朝 順安 KN-23×2 ※空中炸裂、直接精密、散布弾の攻撃訓練10月4日朝 舞坪里 火星12×1 ※「敵」への警告目的の発射 ※改良型10月6日朝 三石 KN-23×1、KN-25×1 ※敵指揮所への攻撃訓練10月9日夜 文川 KN-25×2 ※韓国主要港湾へ
12日夜、記録的な大雨となった埼玉県では土砂災害や浸水の被害が相次ぎました。今も地盤が緩んでいるところがあるほか、関東甲信では13日夜にかけて局地的に激しい雨が降るおそれがあり、引き続き、土砂災害や川の増水などに十分な注意が必要です。 気象庁によりますと、暖かく湿った空気と上空の寒気の影響で、12日夜、埼玉県の各地で1時間に100ミリ前後の猛烈な雨が降り続きました。 埼玉県内では、「記録的短時間大雨情報」が9回にわたって発表され、鳩山町では、12日夜10時半までの6時間の雨量が観測史上最も多い360ミリと、平年の7月1か月分の2倍を超える大雨になり、各地で土砂災害や浸水の被害が相次ぎました。 これまでに降った雨で、埼玉県では地盤が緩んでいる地域があります。 関東甲信では、夜にかけて再び大気の状態が不安定になる見込みで、局地的に、雷を伴って1時間に30ミリ以上の激しい雨が降るおそれがあります
34テラバイトのデータと格闘して「全国ハザードマップ」を公開した理由 5月下旬に公開を開始したNHKの「全国ハザードマップ」。川の氾濫による洪水リスクを中心に掲載し、多くの方に活用頂いています。 ⇒「NHK全国ハザードマップ」の紹介記事はこちら 一方で、「市町村が出しているハザードマップがあれば十分だ」「リスクを網羅していない不完全なマップの公開は良くない」「NHKではなく国が取り組むべき仕事ではないか」といった意見も頂きました。 今回なぜ、このような取り組みを行ったのか。どうやってデータを収集して地図を作ったのか。詳しく説明します。 なぜ「デジタルデータ」を集めたのか? 私たちはこれまで「ハザードマップを見て下さい」という呼びかけを、テレビやラジオのニュースや番組、ネット記事、SNSなどで繰り返してきました。 なぜなら、自分の暮らす場所のリスクを知ることが、災害から命を守るスタートだから
大雨による川の氾濫などで浸水するリスクがある場所にどのくらいの人が暮らしているのか。 NHKが全国の自治体の浸水想定を集め分析したところ、日本の人口の4割近くにあたるおよそ4700万人にのぼることが初めてわかりました。 水害が相次ぐ中でも20年間で177万人余り増えていて、改めて対策の必要性が浮き彫りになりました。 人口の4割近くが 近年、川の氾濫など大規模な水害が相次いでいる中で、国は、平成27年から河川を管理する都道府県などに対し、1000年に1度の大雨が降り洪水が起きた際の浸水の範囲や深さを計算し「浸水想定区域図」として公表するよう求めています。 国はこうした浸水想定区域図を集めて「重ねるハザードマップ」というサイトで公開していますが、規模の大きな河川が中心で、掲載されていない川も多く存在します。 そこでNHKは今回、47の都道府県と国から浸水想定区域図のデータを収集し、大雨のシーズ
1日目 AM9:00 東京都 奥多摩町 小河内ダム(奥多摩湖) みなさんこんにちは! 今日はこちら、東京都は奥多摩町の小河内(おごうち)ダムからお送りいたします。 いやはや、遠かったです。正直、同じ東京都だろと街中と同じ感覚で舐めていたのですが、めちゃくちゃでした。まず、都心から電車を乗り継いで最奥の奥多摩駅まで行きました。途中から電車のシステムが唐突に変更されて、ボタンを押さないとドアが開閉しないシステムになりました。そこまででもかなりの旅路だったのですが、その奥多摩駅からさらにバスに乗り、ここまでやってきました。 予想していた以上に寒く、山肌がうっすらと白くなっています。こういったタイプの雪化粧は初めて見た。 本当に山が白く、僕と同じバスに乗ってきた人、全員がフル装備の冬山登山スタイルだった。普段着で来てしまった僕が完全なる場違いだった。 さて、電車やバスを乗り継いでこんな山奥のダムに
愛知県中部で、工業用水や農業用水を供給している水道の取水施設「明治用水頭首工(めいじようすいとうしゅこう)」で17日から川から取水できない状態となっています。 施設を管理する東海農政局は、十分な量の工業用水を供給するため、ポンプの手配を進め、順次稼働させています。 この影響でトヨタ自動車は部品の供給が滞るとして、19日にトヨタの完成車の生産を担っているグループ会社「豊田自動織機」の工場で、稼働を一部停止すると明らかにしました。 17日未明、愛知県豊田市にある矢作川から水を引き込む工業用水や農業用水の取水施設で水門の下の川底に何らかの原因で穴が空いて大量の水が下流に流れ出る状態になって水位が下がったため午後6時ごろには取水口から水をくみ上げることができなくなりました。 このうち工業用水について愛知県は、下流にある浄水場にためている水がなくなり次第、給水が止まる見込みだとしています。 これを受
流量予測「不適切」 平均値でのJR試算問題視 静岡県が見解【大井川とリニア】 リニア中央新幹線工事に伴う大井川の水問題を巡り、静岡県はこのほど、JR東海の上流域支流の流量推移予測に関する見解をホームページに掲載した。流量予測が月間や年間の平均値で試算していることを問題視。1日ごとの降雨でみると、沢の流量がゼロになる日があるとし「月平均流量で生物への影響を判断することは適切ではない」と指摘した。 トンネル掘削による沢の流量変化(県作成のイメージ図) 流量予測は静岡工区近くの沢5カ所を取り上げ、このほど開かれた県有識者会議の生物多様性専門部会でJRが提示した。着工後14年間、トンネルがある場合とない場合を試算し、月別、年別の流量予測の推移をグラフ化した。流量はトンネルなしの場合と比べれば減少するものの、ゼロの予測はしなかった。 県は、工事前は沢の位置よりも地下水位が高いため、雨の少ない冬季も含
16世紀・コラ半島付近の地図の挿絵。ストルグ(ru)(歴史的な木製河川用平底船[1])を運ぶ人々。 17世紀・タギル連水陸路(タギル川(ru))を進むイェルマーク。 ロシア語では連水陸路を「волок / ヴォロク」と呼び [注 1]、「волочить:引きずる」という動詞に由来する。ロシア・ウクライナ・ベラルーシでは、キエフ・ルーシ期(9 - 13世紀)から連水陸路の利用が記録されており、航行可能な二河川間の連水陸路では、物資とともに、船自体を引きずる、あるいは担いでの運搬が行われた[3]。すなわち、中世にはラヂヤー(ru)(中世の船の一種)や丸木舟などの船が、目的の水路まで連水陸路を越えて運ばれていた。また、連水陸路沿いに建設・発展した都市もある(ヴォロコラムスク、ヴイシニー・ヴォロチョーク等)[4]。 連水陸路の多くは、運河、あるいは車両による他の交通手段に切り替えられたが、いくつ
秋田県が180か所あまりに設置した水位計のデータを集めるパソコンが、去年6月、身代金要求型のコンピューターウイルス「ランサムウエア」によるサイバー攻撃を受け、4日間にわたってデータを確認できなくなっていたことがNHKの取材でわかりました。 サイバー攻撃を受けたのは、県内の中小の河川など188か所に設置されている簡易型の水位計のデータを集めるパソコンです。 県によりますと、去年6月、デスクトップ上に英語で「データを暗号化した。指示に従え」と表示され、水位のデータが確認できなくなったほか、県の防災用のホームページでもデータが表示されなくなりました。 このため県などが詳しく調べたところ、「ランサムウエア」と呼ばれる身代金要求型のコンピューターウイルスの攻撃を受けたためと分かり、機器を取り替えるまでの4日間、データを確認できなかったということです。 「ランサムウエア」は、コンピューターが保存してい
ICHARMでは、低平地での大規模な氾濫を迅速に予測するための手法として、降雨流出氾濫モデル(Rainfall-Runoff-Inundation: RRI Model) という新たな数値モデルの開発を行いました。このモデルは、流域に降った雨が河川に集まる現象、洪水が河川を流下する現象、河川を流れる水が氾濫原に溢れる現象を流域一体で予測するモデルです。 このモデルを用いれば、例えば気候変動の予測情報をもとに、様々な地域・気候帯で、今後どのように洪水リスクが変化するかを分析できます。またIFASと同様に、衛星による地形、土地利用、降水情報などを応用することにより、大まかにでも世界の大規模洪水を準リアルタイムで推定できるようになります。より詳細な説明はこちらをご覧ください。 なお本技術は、土木学会論文賞(2014年)、第15回国土技術開発賞優秀賞(2013年)を受賞するとともに、開発者に文部科
高感度地震計で河川流量を推定する手法を開発 ~局地的な大雨で突発的に発生する河川洪水の予測が可能に~ 令和3年11月2日 国立研究開発法人防災科学技術研究所 国立研究開発法人防災科学技術研究所(理事長:林 春男)は、リアルタイムの洪水予測を目的として、高感度地震計で検出する雑微動記録を解析することで、河川の上流域における流量を推定する手法を新たに開発しました。 本研究を発展させることで、上流域での局地的な大雨によって発生する急激な河川流量の増加を遠隔監視できるようになり、中・下流域で突発的に発生する洪水の予測精度向上につながることが期待されます。 国立研究開発法人防災科学技術研究所(以下「防災科研」という。)は、我が国の防災力・減災力の向上を目指し、災害をもたらす自然現象を早く正確に予測する手法の研究開発を進めています。 今回、防災科研の水・土砂防災研究部門の Shakti P.C. 特別
住人(特に持ち家をもっている人)にとって、洪水は水がひいてからが真の戦いになる。 うちは避難所ではなく自宅2階に避難した。周囲が3mの水深、床上1.5mの浸水。今回は自宅避難メインで災害後にやったことを記録しておく。 被災後は呆然としてしまう。頭がまっしろになって、なにから手を付けたらいいかわからなくなる。だから結構細かく書いた。全部つめこんだから長いけど、読み飛ばしてもらって構わない。もしもの事態に遭ってしまったときに、この記事を思い出してもらえたらとても嬉しい。 前の記事:避難は早いうちにしたほうがいいことを書いたやつ→https://anond.hatelabo.jp/20210814184153 とにかくまず被災写真を撮る被害にあった場合、まずはとにかく写真を撮る。撮りまくる。可能なら水深が一番あるときの室内の写真も撮っておきたい。また、床下浸水であったとしても写真をとっておくこと
令和2年7月豪雨で床上浸水した。想定外のことが起こりまくったので、いままさに大雨にあっている、あいそうな人に向けて避難を推奨する文を書いておく。 8/15追記:被災にあってしまった後、何が起こるか、どうしたらいいかを書いた→https://anond.hatelabo.jp/20210815211223 起こったこと7月3日夜 大雨特別警報がでる 7月4日午前3時か4時頃 スマホの非常アラームにたたき起こされる 7月4日午前7時 隣町で床下浸水(しばしばよくある) 7月4日午前7時30分 家の周囲が5㎝くらいの水深になる(いつもの大雨と違うことを察知) 7月4日午前9時30分 家の周囲が3mくらいの水深になる、床上1.5mの浸水 ~このあたりからネット回線と電話回線がしぬ。停電になる。ガスが止まる。 7月4日午前10時 水深2.5mくらいになる、そのあと徐々に水が引き始める 7月4日午後1
「人が海岸で波にさらわれた」という水難事故がある日に集中して発生しています。波にさらわれるとはどういうことでしょうか。そしてなぜある日に集中するのでしょうか。8月10日と11日の海岸は要注意です。 ある日に集中する水難事故31日午後6時9分ごろ、茨城県鉾田市滝浜のヘッドランド(人工岬)北側、通称滝浜エメラルドビーチで、同所、ベトナム国籍の27歳と24歳の工員男性2人が波に流された。その後24歳男性は自力で海岸に泳ぎ着いたが、27歳男性が行方不明になった。 7/31(土) 20:53 茨城新聞社 31日午後、静岡県磐田市の海岸で、溺れた人を救助しようとした男性が溺れて意識不明の重体となる事故があり、病院で手当てを受けています。午後4時40分頃、磐田市豊浜の福田漁港東側の海岸で、溺れた人を救助しようと数人が海に入ったところ、男性1人が溺れて意識不明の重体となりました。(中略)また午後4時過ぎ、
ナイル川の上流地域はエジプトの許可なく水を使えなかった ナイル川で水をめぐる争いが起きている。エチオピアがナイル川上流で建設中の巨大ダムで貯水を始めると表明し、水不足を懸念する下流のエジプトとスーダンが反発している。 「ナイルの水は譲れない…エチオピアダムに周辺国が猛反発」(朝日新聞 2021年7月9日 6:00) 「ナイル川『水紛争』再燃 エチオピアがダム貯水 エジプトは水不足懸念」(産経新聞2021年7月9日 19時50分) 上記のとおり、すでにいくつかのメディアがこのことを報じているが、ここではナイル川の水紛争の歴史をひもといてみたい。 GoogleMap ナイル川の流域国は10か国。 下流から、エジプト、スーダン、エリトリア、エチオピア、ウガンダ、ケニア、タンザニア、コンゴ民主共和国、ルワンダ、ブルンジ。 ここでの水の分配は2つの協定に基づいていた。 1つは1929年にエジプトとイ
静岡県熱海市の伊豆山地区で3日午前10時半頃発生した土石流。県などによると少なくとも約130棟の建物が被害を受け、これまでに3人の死亡が確認された。なぜこの地区で大規模な土石流が発生したのか。そのメカニズムを1990年代より「流域思考」を提唱してきた慶應義塾大学名誉教授の岸由二氏に聞いた。 岸由二慶応大学名誉教授。新刊「生きのびるための流域思考」を今月7日に出版 この記事の画像(8枚) 1秒で30トンの水が合流地点に流下か ――まず土石流がなぜこの地区で起こったのか、岸さんはこの原因をどう見ていますか。 岸氏: 大量の雨が降ったことはもちろんありますが、この地区の地形が要因と思われます。まずこの地区では3本の沢から雨水が流れ込み、その合流地点となるのが土石流災害の映像にあった酒店のある場所です。そこから伊豆山港まで逢初(あいぞめ)川という長さ1300メートル程度の2級河川となって海まで水が
先日の日記でこんな渓流の「ひどい」三面コンクリート護岸を紹介しました。ではどうしたら良いのかということを考えてみたいと思います。 そもそものこの地点。底面を完全にコンクリート張りにしており、護岸も一見石風ですがつるつるのコンクリート製なので、生物はほとんど生息することができません。これは最悪です。 この地点も同様。一見、石が埋め込まれているので少しはましなようにも見えますが、深く埋めているので石と石の間はそのままコンクリートでつるつるです。したがって同様に生物の生息場がほとんどありません。これもひどいです。ただ護岸はあまりいじっていないので、水際は少し再生する可能性があります。また水際から森林への移行帯(エコトーン)は残っているので、もう一工夫で良い渓流ができたのではないかという場所です。 一方でかなり自然度の高い良い渓流。上の2つの渓流はおそらく、改修前はこの地点のような感じであったもの
米国ウィスコンシン州グラフトン近郊の堰で釣りをする若者。(PHOTOGRAPH BY TODD BANNOR, ALAMY) 米国中西部の川では数十年来、灌漑や洪水の管理のために、コンクリートでできた高さ数メートルの堰(せき)が数多く利用されてきた。ただし、堰は一部の河川管理にかかわる人々から「溺死マシン」と呼ばれるほど危険な存在でもある。 堰の下では、急激に水流が落ち込んだ後、数メートル下流で上昇してきた水流が再び上流側の落ち込みへ引き込まれるという循環水流が発生する。この流れにはまると、水中に押し込まれて抜け出すのが困難になり、ライフジャケットもあまり役に立たない。 堰は上流側から見えにくく、米国では過去10年間に数百人が溺死している。米ブリガムヤング大学による2015年の研究によれば、アイオワ、ペンシルベニア、ミネソタの3州だけで全米の溺死者の実に3分の1を占める。なかでもペンシルベ
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