http://sankei.jp.msn.com/life/education/090512/edc0905120850002-n1.htm 無理もない。 運営費交付金の削減額は3%になり、もはや大学の運営は危機的な状況だ。こんな時代に大学の教員を目指すなんて正気の沙汰ではない。 某地方国立大学の理系学部の一教員あたりの一年間の研究費は25万円。 某地方国立大学の文系学部になると、研究費は年額7万円。 こんな冗談としか思えない研究費でどうやって研究しろと言うのだろうか? 「紙と鉛筆だけあれば研究できるぞ」なんて声が聞こえては・・・こない。 予算の一方的な削減に大学が取りえる対策は、人員の整理しかない。 リストラはさすがにできないので、退官した教員を補充しないという選択肢になる。 至極当然だ。 人員が減るので、教員一人一人の負担は加速度的に増大する。