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海洋生物の検索結果41 - 75 件 / 75件

  • まるで「宇宙船」のような新種の深海クラゲを発見! - ナゾロジー

    まるで「宇宙船」のような新種の深海クラゲが発見されました。 今回、米カリフォルニア州・モントレー湾水族館研究所(MBARI)のチームが新種として記載したのは、カムリクラゲ目(Coronatae)の「アトゥーラ(Atolla)属」に分類されるクラゲです。 アトゥーラが分布するのは、水深1000〜4000mの漸深層(ぜんしんそう)で、太陽光の届かない領域であるため、別名・ミッドナイトゾーン(midnight zone)とも呼ばれます。 報告によると、今回の新種の記載には約15年を要したとのことです。 研究の詳細は、2022年3月16日付で科学雑誌『Animals』に掲載されています。 Scientists discover a new species of deep-sea crown jelly in Monterey Bay https://phys.org/news/2022-04-sc

      まるで「宇宙船」のような新種の深海クラゲを発見! - ナゾロジー
    • ツツイカの「カモフラージュ能力」が水槽の掃除中に偶然発見される! - ナゾロジー

      イカは、周囲の環境色に合わせて擬態することで有名ですが、実はそのカモフラージュ能力が知られているのは、主に「コウイカ(cuttlefish)」というグループです。 もう一方の「ツツイカ(Squid)」では、そのような能力はいまだ報告されていません。 しかしこのほど、沖縄科学技術大学院大学(OIST)の研究により、ツツイカでもカモフラージュ能力が確認されました。 実験室の条件下でツツイカの擬態がカメラで撮影されたのは、今回が初のことです。 研究の詳細は、2022年3月28日付で科学雑誌『Scientific Reports』に掲載されています。 Video Shows Off a Squid’s Unexpected Camouflage Skill For The First Time https://www.sciencealert.com/some-squid-show-incredi

        ツツイカの「カモフラージュ能力」が水槽の掃除中に偶然発見される! - ナゾロジー
      • 左右で目の大きさも色も違うオッドアイ深海生物「イチゴイカ」の高画質映像! - ナゾロジー

        米モントレーベイ水族館研究所(MBARI)は、先月24日、カリフォルニア沖で珍しい深海イカが見つかったと報告しました。 正式名称は「カリフォルニアシラタマイカ(学名:Histioteuthis heteropsis)」といいますが、鮮やかな赤い皮膚と、そこに散りばめられた無数の黒い斑点から、通称・イチゴイカ(strawberry squid )として親しまれています。 しかし、それ以上に注目すべき特徴は、目が右と左でまったく違うことです。 片方は普通の小さな黒い目であるのに対し、もう片方は大きな緑色の目をしています。 なぜ左右で目が違うのか、また、何のために形の違う目を持っているのでしょうか? Weird-eyed strawberry squid spotted in ‘twilight zone’ off California’s coast https://www.livescien

          左右で目の大きさも色も違うオッドアイ深海生物「イチゴイカ」の高画質映像! - ナゾロジー
        • シャチがロープに絡んだクジラを助ける瞬間が目撃される - ナゾロジー

          今月10日、オーストラリア南西のブレマー湾(Bremer Bay)にて、ロープに絡まって弱っていたザトウクジラをシャチの群れが助ける瞬間が目撃されました。 普通、両者は食い・食われるの関係として知られ、シャチは群れでクジラを狩って捕食します。 しかし今回見られたのは、シャチがロープをほどいてクジラを助けるという真逆の行為。 意図的に助けたとは言えないものの、これは初めての観察例とのことです。 Watch an Orca Pod Free a Humpback Whale From a Coil of Rope, Possibly Saving Its Life https://www.sciencealert.com/a-pod-of-orcas-freed-a-humpback-whale-from-a-coil-of-rope-possibly-saving-its-life Pod

            シャチがロープに絡んだクジラを助ける瞬間が目撃される - ナゾロジー
          • 謎に満ちた世界で最も深い場所「超深海」で初めて生きたイカを発見、第二次世界大戦中の駆逐艦の探査中に

            フィリピン海の底で第二次世界大戦中に沈没した駆逐艦を捜索していた研究チームが、これまでで最も深い海を泳ぐイカの発見に成功したと報告しました。 Hadal cephalopods: first squid observation (Oegopsida, Magnapinnidae, Magnapinna sp.) and new records of finned octopods (Cirrata) at depths > 6000 m in the Philippine Trench | SpringerLink https://link.springer.com/article/10.1007/s00227-021-03993-x World's deepest-dwelling squid spotted 20,000 feet under the sea | Live Scienc

              謎に満ちた世界で最も深い場所「超深海」で初めて生きたイカを発見、第二次世界大戦中の駆逐艦の探査中に
            • 視覚が極端に発達した白亜紀の奇妙なカニの生態 - ナゾロジー

              2005年南米コロンビアのアンデス山脈で非常に奇妙な姿をしたカニの化石が発見されました。 それは約9500万年前白亜紀に生息していたと考えられる、非常に大きな目とオールのような脚を持った甲殻類で、2019年にイェール大学の研究チームにより新種として登録が行われました。 その生物は「Callichimaera perplexa(カリキマエラ・ペルプレクサ)」と名付けられています。 今回、米国イェール大学(Yale University)とハーバード大学(Harvard University)の古生物研究チームは、この奇妙な古代のカニの特徴の1つである大きな目を分析した新しい研究結果を報告しました。 それによると、カリキマエラの目は異常に高い光学特性を持っていたことがわかり、視覚に頼った捕食者だったと示されています。 研究の詳細は、科学誌『iScience』に2022年1月に掲載されています。

                視覚が極端に発達した白亜紀の奇妙なカニの生態 - ナゾロジー
              • タコをMRIにのせて種ごとの脳構造の違いを調査 - ナゾロジー

                タコはとても知能が高く、認知機能は一部の小型哺乳類に匹敵すると言われています。 しかし、タコの生態と中枢神経系との関連性については専門家の関心も高く、研究が進んでいるにもかかわらず、その知識のほとんどは、沿岸部に棲むマダコから得られたものです。 そこで、クイーンズランド大学(University of Queensland・豪)の研究チームは、深海およびサンゴ礁に分布する各種のタコの脳を比較。 その結果、タコの脳構造は、住んでいる場所や習慣によって大きく異なることが明らかになりました。 夜行性か昼行性か、単独か社会的かでもガラリと変わるようです。 研究は、11月18日付けで学術誌『Current Biology』に掲載されています。

                  タコをMRIにのせて種ごとの脳構造の違いを調査 - ナゾロジー
                • 1億年前の共生かたる希少な化石 二枚貝に隠れたエビ3匹

                  古代の二枚貝の中に残っていた、化石化した3匹のエビのうちの1匹。(PHOTOGRAPH BY SCHOOL OF ENVIRONMENTAL AND RURAL SCIENCE, UNIVERSITY OF NEW ENGLAND) およそ1億年前、恐竜が陸上をかっ歩していたころ、3匹の小さなエビが「家を探し」に出かけた。捕食者に見つからない隠れ家を求めていたのだ。でも、安全なシェルターとなるサンゴはない。困ったエビたちは大きな二枚貝を隠れ家にすることにした。幅が25センチほどもある居心地のよさそうな貝だったからだ。エビは貝に入り身を落ち着かせたが、不幸なことに貝に泥が押し寄せてきた。安全なシェルターのはずだった我が家は、一瞬のうちに彼らの墓へと変わった――。 それから、時は流れて2016年、オーストラリア人農夫がこの二枚貝を発見した。二枚貝は中に体長約3センチのエビ3匹を入れたまま化石化

                    1億年前の共生かたる希少な化石 二枚貝に隠れたエビ3匹
                  • 人工知能を使用してクジラと会話するプロジェクトとは?

                    クジラは高い知能を持ち、独特の音を発して仲間同士でコミュニケーションを取ることが確認されています。「クジラの歌」と呼ばれるこの音をAIで解析し、クジラがどのようなコミュニケーションを行っているのかを解読して会話を試みるプロジェクトが、海洋学者や機械学習の専門家の手により進められています。 Are We on the Verge of Chatting with Whales? | Hakai Magazine https://www.hakaimagazine.com/features/are-we-on-the-verge-of-chatting-with-whales/ 2017年、ハーバード大学で行われた1年間の学際的交流「ハーバード大学ラドクリフ研究所フェローシッププログラム」で、クジラの歌を解読するプロジェクト「CETI(Cetacean Translation Initiati

                      人工知能を使用してクジラと会話するプロジェクトとは?
                    • カニに催眠術をかけ、サメの目を欺く。イカの驚くべき擬態能力 : カラパイア

                      イカやタコなど、頭足類のスペックが半端じゃないということは、カラパイアの読者ならみんな知っているはずだ。 あんなにおいしくなければ人間という最大の天敵から逃れられたのにと思うと、複雑な気持ちになるが、今回はコウイカ科の中でも世界最大種とされるコブシメの登場だ。 イカの中でも最上級の擬態能力を持つコブシメは、カニに催眠術をかけ動かなくなったところを捕食するという驚くべきスキルをもっている。 更に天敵であるサメの目を逃れる為に、周りの景色と同化するように擬態し、一瞬にして消え去るというのだ。

                        カニに催眠術をかけ、サメの目を欺く。イカの驚くべき擬態能力 : カラパイア
                      • クジラのヒレの中には「5本指の手」が残っていた 衝撃の写真を公開 - ナゾロジー

                        今日のクジラを見ると、かつてこの生き物が陸を歩いていたとは想像もつきません。 しかし、数千万年前のクジラは、4つ足の大型犬ほどのサイズで、地上を歩き回っていたのです。 デンマーク自然史博物館(Natural History Museum of Denmark)の生物学者であるマーク・D・シェルツ氏はこのほど、その名残を示す衝撃的なクジラの解剖写真をツイッター上で公開しました。 なんとクジラのヒレの中には、陸上時代を思わせる「5本指の手」が入っているのです。 ※以下に写真を掲載しています。かなり生々しいので、苦手な方はご注意ください。

                          クジラのヒレの中には「5本指の手」が残っていた 衝撃の写真を公開 - ナゾロジー
                        • 「ブタ面のサメ」が見つかる

                          イタリアで珍種のサメが死体で漂流していたのが発見され、その風貌が「ブタに似ている」とSNSで話題を呼んでいます。 Sailors 'creeped out' after finding animal with body of shark and face of pig - Mirror Online https://www.mirror.co.uk/news/weird-news/sailors-creeped-out-after-finding-24943440 ‘Pig-faced Shark’ Discovered in Italy Leaves Sailors Baffled. Pictures are Viral https://www.news18.com/news/buzz/pig-faced-shark-discovered-in-italy-leaves-sailors-

                            「ブタ面のサメ」が見つかる
                          • 1万歳超えや驚異の不老不死までいる「長寿な動物」トップ10

                            175年生きたと推定されているゾウガメのハリエットは、その長寿っぷりから「地球上で最も長生きしている生物」と呼ばれたこともあります。しかし、そんなカメでさえトップ10入りすらできないほど長生きな動物が名を連ねる「寿命の長い生物ランキング」を、科学系ニュースサイトのLive Scienceが公開しました。 The longest living animals on Earth | Live Science https://www.livescience.com/longest-living-animals.html ◆第10位:ホッキョククジラ(200年以上) ホッキョククジラ(Balaena mysticetus)は哺乳類の中では最も長生きで、捕獲された野生のホッキョククジラの中には100歳を超える個体が見つかっており、場合によっては200年以上生きる可能性もあると推測されています。ホッキ

                              1万歳超えや驚異の不老不死までいる「長寿な動物」トップ10
                            • メガロドンに致命的な攻撃を受けたと思われるマッコウクジラの化石が発見される : カラパイア

                              約2300万年前から350万年前にかけて、海には史上最大級の強力な捕食者が存在した。絶滅種のサメ、メガロドンだ。 太古の海では、ハクジラ類最大のマッコウクジラといえども、メガロドンの脅威とは無縁でいられなかったようだ。 米ノースカロライナ州で新第三紀(約2300万年前から250万年前)の物と思われるマッコウクジラの歯の化石が発見された。そこには巨大なサメのものと思わしき歯形が残っていたのである。 『Acta Palaeontologica Polonica』(8月9日付)に掲載された研究によると、それは巨大ザメがマッコウクジラと争った痕跡で、そのサメこそがメガロドンである可能性があるという。

                                メガロドンに致命的な攻撃を受けたと思われるマッコウクジラの化石が発見される : カラパイア
                              • 弾丸を超える速さで繰り出されるシャコのパンチをマネできるロボットが誕生

                                寿司ネタとして知られるシャコは海底に住む節足動物の一種で、大きな足を使って繰り出す打撃はカニの甲羅や貝殻をたたき割るほどの威力で、水槽のガラスにもヒビを入れるほどだといわれています。そんなシャコのパンチのメカニズムをモデル化することで、その強力な攻撃を再現するロボットが開発されました。 A physical model of mantis shrimp for exploring the dynamics of ultrafast systems | PNAS http://dx.doi.org/10.1073/pnas.2026833118 Robot mimics the powerful punch of the mantis shrimp https://www.seas.harvard.edu/news/2021/08/robot-mimics-powerful-punch-ma

                                  弾丸を超える速さで繰り出されるシャコのパンチをマネできるロボットが誕生
                                • イカは「いつ・どこで・どんなエサを食べたのか」を記憶する能力が老化しても衰えないことが判明

                                  by Richard 自分が経験した出来事に関する記憶は「エピソード記憶」と呼ばれ、時間や場所、その時の感情などを伴うものです。人間においてエピソード記憶の能力は年齢を重ねると共に衰えることが知られていますが、イカを対象にした新たな研究により、イカは「いつ・どこで・どんなエサを食べたのか」といった出来事を記憶する能力が、加齢によって衰えないことが判明しました。 Episodic-like memory is preserved with age in cuttlefish | Proceedings of the Royal Society B: Biological Sciences https://royalsocietypublishing.org/doi/10.1098/rspb.2021.1052 Cuttlefish retain sharp memory of specifi

                                    イカは「いつ・どこで・どんなエサを食べたのか」を記憶する能力が老化しても衰えないことが判明
                                  • 小さなイカは「恐竜絶滅の直後に」急激に種を増やしたことが明らかに - ナゾロジー

                                    ダンゴイカ(Bobtail squid)とミミイカ(Bottletail squid)は、ともにダンゴイカ目(Sepiolida)に属する小さな頭足類です。 体長1〜8センチ足らずですが、採集が簡単で、繁殖も早く、大量に飼育できることから、実験用のモデル生物としても扱われています。 大型のイカやタコと同じように高い知性を持つとされますが、意外にもその進化の歴史はあまり知られていません。 しかし今回、国際研究チームの調査により、ダンゴイカとミミイカは、約6600万年前の恐竜絶滅後に一挙に種を増やし、繁栄し始めたことが分かりました。 研究は、6月29日付けで科学誌『Communications Biology』に掲載されています。 Diversity of tiny bobtail squid driven by ancient biogeographic events, finds new

                                      小さなイカは「恐竜絶滅の直後に」急激に種を増やしたことが明らかに - ナゾロジー
                                    • 数々の死闘を切り抜けてきた。ホホジロザメの体に刻まれた無数の戦いの傷跡 : カラパイア

                                      頭から尻尾にいたるまで、無数の傷が生々しく残るホホジロザメの泳ぐ姿をとらえた映像が公開された。 「白い死神」とも呼ばれるホホジロザメの天敵は、「海の覇者」シャチである。知能の高いシャチは氷の下からの奇襲、群れでの協力、挟み撃ちなど、高度な狩りの技術を持っており、狙われたらひとたまりもない。ホホジロザメと言えども例え逃げられたところで無傷では済まされないのだ。 他にも海には圧倒的な驚異的存在がある。それはほかならぬ人間だ。人間が仕掛けた罠にかかったり、船を駆動させるスクリューなどに巻き込まれたらやはりただでは済まされないだろう。

                                        数々の死闘を切り抜けてきた。ホホジロザメの体に刻まれた無数の戦いの傷跡 : カラパイア
                                      • 光合成するウミウシのゲノムを解読、「盗んだ葉緑体」を維持する仕組みが明らかに - ナゾロジー

                                        光合成するウミウシには葉緑体に対して独自の接待法を編み出していました。 基礎生物学研究所で行われた研究によれば、一部の光合成するウミウシは、エサから盗んだ葉緑体を、植物とは異なる方法で細胞に組み込み、光合成を行わせているとのこと。 これまで葉緑体が光合成を行うには光や水、二酸化炭素以外にも、植物本体の光合成遺伝子が必要であることが知られており、ウミウシも植物の光合成遺伝子を何らかの方法で獲得していると考えれていました。 しかし今回の研究では、それが違うと判明します。 葉緑体に光合成させるには、受け入れる動物細胞の遺伝子を調整するだけよかった分かったのです。 研究内容は4月27日付けで『eLife』に掲載されています。

                                          光合成するウミウシのゲノムを解読、「盗んだ葉緑体」を維持する仕組みが明らかに - ナゾロジー
                                        • 「クジラの歌」で地震や地下の断層の調査が可能との研究結果

                                          クジラの一部は、求愛などのコミュニケーションのために音を発することが知られており、録音されたものを人間が聞くと歌のようにも聞こえることから「クジラの歌」と呼ばれています。このクジラの歌が海底から跳ね返ってきた反響を測定することで、生態系への悪影響を出さずに地殻を調べたり地震や津波の原因となる断層を発見したりできるという研究結果が発表されました。 Seismic crustal imaging using fin whale songs | Science https://science.sciencemag.org/content/371/6530/731 The Haunting Music of Whale Song Is an Ocean of Untapped Seismic Data, Scientists Say https://www.sciencealert.com/wha

                                            「クジラの歌」で地震や地下の断層の調査が可能との研究結果
                                          • タコの睡眠サイクルは人間に似ていることが判明、「夢」を見ている可能性も

                                            タコは無脊椎動物でありながら非常に発達した神経系を持っており、高い知能を持っていることが知られています。そんなタコの睡眠サイクルを研究したところ、タコも人間と似たような睡眠サイクルを持っていることが判明し、寝ている間に「夢」を見ている可能性もあると研究者が報告しました。 Cyclic alternation of quiet and active sleep states in the octopus: iScience https://www.cell.com/iscience/fulltext/S2589-0042(21)00191-7 Octopuses have two alternating sleep states, study shows | EurekAlert! Science News https://www.eurekalert.org/pub_releases/20

                                              タコの睡眠サイクルは人間に似ていることが判明、「夢」を見ている可能性も
                                            • 19世紀のマッコウクジラが「捕鯨船の避け方」を共有していた可能性

                                              現代人はスマートフォンアプリやSNSを活用して、さまざまなニュースを共有しています。現代からさかのぼること約200年前の海では、クジラが群れの中で「捕鯨船を回避する方法を共有していた可能性が高い」ことが、19世紀の航海日誌をデジタル化して解析する研究により判明しました。 Adaptation of sperm whales to open-boat whalers: rapid social learning on a large scale? | Biology Letters https://royalsocietypublishing.org/doi/10.1098/rsbl.2021.0030 Sperm whales taught each other how to avoid 19th century whalers' harpoons | World News | Sky N

                                                19世紀のマッコウクジラが「捕鯨船の避け方」を共有していた可能性
                                              • 9300万年前の「翼が生えたサメ」の化石が発見される

                                                体よりも大きな「翼のような胸びれ」を持つサメの化石がメキシコで発見されました。発見された化石は、約9300万年前に生息していたサメの1種だと考えられています。 Manta-like planktivorous sharks in Late Cretaceous oceans | Science https://science.sciencemag.org/content/371/6535/1253 This eagle shark once soared through ancient seas near Mexico | Science | AAAS https://www.sciencemag.org/news/2021/03/eagle-shark-once-soared-through-ancient-seas-near-mexico [VIDÉO] Un "requin aigl

                                                  9300万年前の「翼が生えたサメ」の化石が発見される
                                                • 世界最大の光る脊椎動物は「発光する深海サメ」だと判明、巨大なサメがわざわざ光る理由とは?

                                                  by Mallefet et al., Front. Mar. Sci., 2021 エサとなる魚をおびき寄せるために頭部の突起を光らせるチョウチンアンコウなど、海の生き物はしばしば生物発光により体から光を発することが知られています。ニュージーランド沖で見つかった深海性のサメの研究により、生物発光を行う脊椎動物としては最大の種が特定されました。 Frontiers | Bioluminescence of the Largest Luminous Vertebrate, the Kitefin Shark, Dalatias licha: First Insights and Comparative Aspects | Marine Science https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fmars.2021.633582/full We

                                                    世界最大の光る脊椎動物は「発光する深海サメ」だと判明、巨大なサメがわざわざ光る理由とは?
                                                  • イカには自制心が備わっていることが判明、無脊椎動物では初

                                                    長命であり社会的な生き物でもある人間は「将来のために今の満足を我慢する」という自制心を進化の過程で発達させてきましたが、無脊椎動物であるイカも人間と同様の自制心を持っていることが実験で示されました。全く異なる2つの種が同様の知性を持っているということは、「生物の知性」というより大きな視点において、非常に興味深い結果だと研究者は見ています。 Cuttlefish show their intelligence by snubbing sub-standard snacks | University of Cambridge https://www.cam.ac.uk/research/news/cuttlefish-show-their-intelligence-by-snubbing-sub-standard-snacks Cuttlefish exert self-control in

                                                      イカには自制心が備わっていることが判明、無脊椎動物では初
                                                    • タコが「一緒に狩りをしている魚を殴る」様子が撮影される、一体なぜタコは魚を殴るのか?

                                                      タコは食材として人気がある一方で高い知能を持っていることでも知られており、一部の科学者は認知能力の高さや動物福祉を理由に「タコの養殖をやめるべき」と主張しています。ポルトガルの研究チームが発表した新たな論文では、「タコが一緒に狩りをしている魚を殴る」ことがあると報じられました。 Octopuses punch fishes during collaborative interspecific hunting events - Sampaio - - Ecology - Wiley Online Library https://esajournals.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/ecy.3266 Octopuses Like to Punch Fish, New Research Suggests https://gizmodo.com/octop

                                                        タコが「一緒に狩りをしている魚を殴る」様子が撮影される、一体なぜタコは魚を殴るのか?
                                                      • 「自分の脳」を食べることで成長する生物とは?

                                                        日本では東北地方などで食材として用いられるホヤは、 発生学のモデル生物としても古くから研究されています。そんなホヤは「成長の過程で自分自身の脳を食べてしまう」ことがわかっています。 Meet the creature that eats its own brain! | Goodheart's Extreme Science https://goodheartextremescience.wordpress.com/2010/01/27/meet-the-creature-that-eats-its-own-brain/ ホヤは、被嚢(ひのう)と呼ばれる組織で覆われた海産動物で、海水に含まれるプランクトンを餌として生きています。生物学上では魚類、鳥類、爬虫類、哺乳類といった動物と同じ脊索動物に分類されてます。 ホヤは記事作成時点で2000種以上が存在するとされており、多様な形や色のホヤが世

                                                          「自分の脳」を食べることで成長する生物とは?
                                                        • 【現代初の絶滅】泳げない海水魚ハンドフィッシュが公式に「絶滅認定」される! - ナゾロジー

                                                          愛媛県生まれ。大学で福岡に移り、大学院ではフランス哲学を学びました。 他に、生物学や歴史学が好きで、本サイトでは主に、動植物や歴史・考古学系の記事を担当しています。 趣味は映画鑑賞で、月に30〜40本観ることも。 高等学校での理科教員を経て、現職に就く。ナゾロジーにて「身近な科学」をテーマにディレクションを行っています。アニメ・ゲームなどのインドア系と、登山・サイクリングなどのアウトドア系の趣味を両方嗜むお天気屋。乗り物やワクワクするガジェットも大好き。専門は化学。将来の夢はマッドサイエンティスト……?

                                                            【現代初の絶滅】泳げない海水魚ハンドフィッシュが公式に「絶滅認定」される! - ナゾロジー
                                                          • 真っ白のクジラ、今年も元気に泳いでいた!(オーストラリア) : カラパイア

                                                            1991年に、オーストラリアの海で初めて目撃された神々しい白さを持つザトウクジラの“ミガルー”。 毎年1年に1度の移動の時期になると、東海岸から北へ向かうザトウクジラの群れの中にミガルーがいるのが捉えられているが、今年も元気に泳いでいる姿が目撃された。

                                                              真っ白のクジラ、今年も元気に泳いでいた!(オーストラリア) : カラパイア
                                                            • 全長120メートルの「超巨大なヒモ」のような生物が発見される、シロナガスクジラを抜いて世界最長の生物である可能性

                                                              既知の生物の中で最大の動物はシロナガスクジラだと考えられていますが、全長がシロナガスクジラを超えて最長になる可能性のある「巨大なヒモのような生き物」が、深海探査により発見されました。 Otherworldly, String-Like Organism Spotted in Deep Sea Is Made Up of 'Millions of Interconnected Clones' https://www.newsweek.com/otherworldly-150-foot-long-string-like-organism-deep-sea-millions-interconnected-clones-1496512 What The Heck Is This Long, Hypnotic Stringy Thing Floating in The Ocean? https://

                                                                全長120メートルの「超巨大なヒモ」のような生物が発見される、シロナガスクジラを抜いて世界最長の生物である可能性
                                                              • 非常に希少な「ピンクのマンタ」が写真に収められる、なぜピンク色なのかは不明

                                                                by kristianlainephotography オーストラリアのグレート・バリア・リーフの沖で、非常に珍しい「ピンク色のマンタ」が撮影されたと報じられています。 How did this rare pink manta, photographed in Australia, get its color? https://www.nationalgeographic.com/animals/2020/02/pink-manta-ray-australia-rare/ Startling New Photos Reveal The World's Only Known Pink Manta Ray https://www.sciencealert.com/photographer-takes-incredible-new-images-of-the-only-known-pink-ma

                                                                  非常に希少な「ピンクのマンタ」が写真に収められる、なぜピンク色なのかは不明
                                                                • 「イカの脳をMRIで輪切りにする」実験で犬に匹敵するイカの知能の秘密が解明される

                                                                  by Jin Kemoole イカの脳を最新のテクノロジーでスキャンした研究により、これまで発見されていなかった145個もの神経経路が発見されました。これにより、高度な擬態能力や発達した視覚を持ち、犬に匹敵するニューロン数を有するとされているイカの知能の秘密が解き明かされつつあります。 Toward an MRI-Based Mesoscale Connectome of the Squid Brain - ScienceDirect https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2589004219305620 Brain map reveals camouflage tactic of squid - Queensland Brain Institute - University of Queensland https://qbi

                                                                    「イカの脳をMRIで輪切りにする」実験で犬に匹敵するイカの知能の秘密が解明される
                                                                  • 「ダイオウイカが非常に高い知能を持っている可能性」がゲノム解析で示される

                                                                    by Ryan Somma ダイオウイカ(学名:Architeuthis dux)は世界最大級の無脊椎動物で、触腕を含めると6.5mにも達する巨大なイカです。そんなダイオウイカが非常に複雑で高度に進化した脳を持っていることが、最新のゲノム(塩基配列)解析で判明しました。 draft genome sequence of the elusive giant squid, Architeuthis dux | GigaScience | Oxford Academic https://academic.oup.com/gigascience/article/9/1/giz152/5697198 Unprecedented gene study suggests giant squids may be massively intelligent | Inverse https://www.inv

                                                                      「ダイオウイカが非常に高い知能を持っている可能性」がゲノム解析で示される
                                                                    • 水深800メートルでうごめく「巨大イカのムービー」がまるでホラー映画のよう

                                                                      メキシコ湾の水深759mで、巨大なダイオウイカが10本の足を広げるその瞬間が撮影されました。生きた巨大イカがアメリカの海中で撮影されたのはこれが初めてとのことですが、その映像はホラー映画さながらとなっています。 Journey into Midnight: Light and Life Below the Twilight Zone: Mission Logs: June 20: NOAA Office of Ocean Exploration and Research https://oceanexplorer.noaa.gov/explorations/19biolum/logs/jun20/jun20.html Haunting Video Shows a Giant Squid Emerge From The Darkness in The Gulf of Mexico https

                                                                        水深800メートルでうごめく「巨大イカのムービー」がまるでホラー映画のよう
                                                                      • 迫り来る巨大な触手!メキシコ湾でダイオウイカの泳ぐ姿の撮影に成功(米研究) : カラパイア

                                                                        ヨーロッパに伝わる巨大頭足類の怪物伝説「クラーケン」のモデルとなった生物と言えば、そう、ダイオウイカだ。 今回、深海の暗闇をうごめくダイオウイカの生きている姿が、メキシコ湾では初めて撮影されたそうだ。 撮影に挑んだのは、アメリカ海洋大気庁(NOAA)海洋探査研究局のチームで、場所はニューオリンズから南東に160キロの地点の、深度759メートルの深海だ。 このあたりの古い地図にはしばしば怪物が描かれ、船乗りに注意を促しているものがある。まさしくクラーケンの正体なのかもしれない。

                                                                          迫り来る巨大な触手!メキシコ湾でダイオウイカの泳ぐ姿の撮影に成功(米研究) : カラパイア