谷川流さんの人気小説「涼宮ハルヒ」シリーズの最新作、『涼宮ハルヒの直観』のある箇所が、「誤植では?」とファンの間で騒ぎになっている。本来なら「もちろん」ではないかと思われる部分が、「もろちん」と表記されているのだ。 単なるミスなのか、それとも何か意味のある描写なのか――読者たちは頭を悩ませている。 笑顔で「もろちん」 『涼宮ハルヒの直観』は2020年11月25日、角川スニーカー文庫から刊行された。2003年の第1作以来、テレビ、劇場版と複数回アニメ化も重ねた「ハルヒ」シリーズの9年半ぶりの最新作とあり、各種のベストセラーランキングでも直後から首位をマークした(日販 オープンネットワークWIN、hontoなど)。 ところが、ツイッター上では発売直後から、一部の読者が、本来「もちろん」であるはずの部分が、1文字違いの「もろちん」になっているのでは?という指摘を受けていた。12月29日にはあるユ