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病気・障害の検索結果201 - 240 件 / 467件

  • #やまゆり園事件は終わったか~福祉を問う:①動機は障害者支援の中に? 判決文が与えた衝撃 | 毎日新聞

    2016年7月26日未明、相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」に男が侵入し、入所者19人を刃物で殺害した。緑の山々に囲まれた福祉施設を、救急車とパトカーの赤いサイレンが取り囲む。凄惨(せいさん)な事件から4年あまり。なぜ障害者施設の元職員が「障害者は不要」と凶行に及んだのか。事件の裁判が終わり、重い口を開き始めた関係者を訪ね歩いた。連載<#やまゆり園事件は終わったか~福祉を問う>はデジタル毎日の会員向け記事として随時掲載します。【上東麻子、宇多川はるか、塩田彩/統合デジタル取材センター】 障害者支援のボランティア経験もあった植松死刑囚 「酌量の余地は全くなく、死刑をもって臨むほかない」 20年3月16日午後、横浜地裁で、青沼潔裁判長が後回しにした主文を朗読した。植松聖被告(30)は長く伸びた髪を束ね、スーツ姿でいすに座っていた。表情は読み取れない。新型コロナ対策で傍聴人は半分以下に制限

      #やまゆり園事件は終わったか~福祉を問う:①動機は障害者支援の中に? 判決文が与えた衝撃 | 毎日新聞
    • 21歳、精神病院に入院したら、待ち受けていたもの。それでも、私はこの人生を生きている

      今から約20年前、私は初めて精神病院に入院した。会社の仕事の過酷さと、貧困が原因で大量服薬をして自殺を図ったのだが、救急搬送されて一命を取り留めた。ICUで三日間ほど意識不明の状態が続いたが意識を取り戻した。私はおむつをしていて、腕からは点滴の管が伸び、口には呼吸器がつけられていた。頭の近くに何か大きな機械があり、数字がチカチカと点滅している。生きているという喜びよりも、死ねなかった方が辛かった。この先も生き続けなければいけないという事実から目を背けたかった。

        21歳、精神病院に入院したら、待ち受けていたもの。それでも、私はこの人生を生きている
      • 聴覚障害児の「逸失利益」85% 大阪地裁、重機暴走事故で判決 | 共同通信

        大阪市生野区で聴覚支援学校に通っていた井出安優香さん=当時(11)=が下校中にショベルカーの暴走に巻き込まれて死亡したとして、遺族が運転手側に計約6千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、大阪地裁は27日、約3800万円の支払いを命じた。武田瑞佳裁判長は、将来得られたはずの収入に当たる「逸失利益」の算出基準を全労働者の賃金平均(約497万円)の85%と判断した。 遺族側は、全労働者の賃金平均を基準とするべきだと主張。運転手側は「障害の影響で意思疎通や進学、就職が困難だった」として、この賃金平均の6割(約294万円)にとどまると反論していた。

          聴覚障害児の「逸失利益」85% 大阪地裁、重機暴走事故で判決 | 共同通信
        • 【年代別】1969.1970.1971.1972.1973.1974.1975.1976年の「ヒット曲」まとめ / ミニマリストめざしボーダー柄のスカートも手離します - あい青子「大好きだった曲」と「手離し服」で幸せを感じる「認知症の予防と介護」

          まとめは、ずっと下のほうです 「1969.1970.1971.1972.1973.1974.1975.1976年のヒット曲」をまとめるきっかけ 認知症の人たちが、むかし大好きだった曲を聴くと、笑ったり涙を流したり、歌ったり、立ち上がったりと、驚くような効果があると聞きました 特に10歳から15歳までにに好きだった曲がいいそうです 認知症になった時には、もう自分では伝えられないから(母の介護の経験より)、事前に「好きだった曲のリスト」を準備しておくことが最重要です 自分が好きだった曲を思い出しながらリストを作るのは、とても懐かしく楽しい作業です それが認知症の予防や効果につながるのならば、これは、やらない手はないと思っています メモ帳に、携帯に、ブログに、どんな形でもいいのです 人にたくせる「大好きだった曲のリスト作り」をご一緒にいかがですか? ファッションの話は、ずっと下のほうです↓よろし

            【年代別】1969.1970.1971.1972.1973.1974.1975.1976年の「ヒット曲」まとめ / ミニマリストめざしボーダー柄のスカートも手離します - あい青子「大好きだった曲」と「手離し服」で幸せを感じる「認知症の予防と介護」
          • 「本当に死にたかった」名古屋城に“エレベーター設置”問題 討論の場で“差別的な発言” 当事者の嘆き…名古屋市側の対応に疑問も|FNNプライムオンライン

            「本当に死にたかった」名古屋城に“エレベーター設置”問題 討論の場で“差別的な発言” 当事者の嘆き…名古屋市側の対応に疑問も 6月3日、名古屋市が主催した市民討論会で、複数の人物が「差別的発言」を行い、物議を醸しています。 この記事の画像(19枚) 討論のテーマは、「名古屋城の天守閣の復元におけるバリアフリーについて」。 名古屋市は、より忠実な復元を目指すとして新たな木造の天守閣には、現在設置されている「エレベーター(5階まで)」は設置せず、車いす利用者と介助者が利用できる「小型昇降機(地下1階から1階まで)」を導入するとしていました。 討論会に参加した車椅子の男性は、エレベーターを排除することは、「障害者が排除されているとしか思えない」と主張します。 この主張に対して、エレベーターの設置に反対する男性から、以下のような発言が。 反対派の男性: 平等とわがままを一緒にすんなって話なんですよ

              「本当に死にたかった」名古屋城に“エレベーター設置”問題 討論の場で“差別的な発言” 当事者の嘆き…名古屋市側の対応に疑問も|FNNプライムオンライン
            • 車いす利用者の乗車拒否 国交省、川崎市バス営業所を車両停止30日 | 毎日新聞

              川崎市は30日、路線バスの男性運転手(61)が車いす利用者の乗車を拒否していたと明らかにした。国土交通省関東運輸局は同日、道路運送法違反で同市交通局塩浜営業所を、車両停止30日の処分とした。 川崎市交通局によると、この車いす利用者は足が不自由な50代の男性。2021年11月20日午前6時46分、同市川崎区の四谷上町停留所から路線バスに乗ろうとしたが、座席を折りたたんで車いすを固定するスペースにほかの利用者が…

                車いす利用者の乗車拒否 国交省、川崎市バス営業所を車両停止30日 | 毎日新聞
              • 色覚障害 日本人男性の20人に1人 「限定ユニ」乱造にも警鐘 | 毎日新聞

                色の違いを認識しにくい色覚障害を抱える人々は日本国内で男性の約20人に1人、女性の約500人に1人いるとされ、決して少なくない。近年ではスポーツ観戦でもさまざまな色の見え方に配慮した「カラーユニバーサルデザイン」の考えが重要視されている。ユニホームデザインの第一人者である大岩Larry正志さん(45)に国内の現状と課題について話を聞いた。【聞き手・岩壁峻】 ――1月17日に行われたサッカーのイングランド・プレミアリーグのリバプール―マンチェスター・ユナイテッド(マンU)戦で、マンUのユニホームが対戦相手と同じ色に見えると色覚障害を持つ人から多くの苦情が出ました。 ◆当日の試合を確認したが、ユニホームをデザインする立場から見てもマンUのモスグリーンとリバプールの赤は濃度が似通うので「見分けが付くのだろうか」と感じた。同じピッチ、コートで敵と味方が交わるサッカーやバスケットボールはユニホームの

                  色覚障害 日本人男性の20人に1人 「限定ユニ」乱造にも警鐘 | 毎日新聞
                • やまゆり園遺族ら「寝耳に水」「違和感」 パラ聖火の採火に疑問 | 毎日新聞

                  入所者19人が殺害された事件から4年を迎えた津久井やまゆり園に設けられた献花台に花を供える人=相模原市緑区で2020年7月、滝川大貴撮影 2016年7月に入所者19人が殺害される事件があった相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で東京パラリンピックの聖火の採火をすることについて、事件の遺族や被害者家族が中止を求める意向であることが判明した。13日に神奈川県と同市に要請する。中止を要請するのは、事件で娘の美帆さん(当時19歳)を失った母親と、重傷を負った尾野一矢さん(48)の父剛志さん(77)。遺族らは「まだ心の傷が癒えていない。フェスティバルの一環としての採火に違和感を持つ」などと説明している。 「お祭りとは次元が違う」 採火の中止を要請する尾野剛志さんは毎日新聞の取材に対して…

                    やまゆり園遺族ら「寝耳に水」「違和感」 パラ聖火の採火に疑問 | 毎日新聞
                  • 人はどこまで一人で成り立っているのか? 話すことも書くこともできない僕が考える自己と他者の境目

                    Search, watch, and cook every single Tasty recipe and video ever - all in one place! News, Politics, Culture, Life, Entertainment, and more. Stories that matter to you.

                      人はどこまで一人で成り立っているのか? 話すことも書くこともできない僕が考える自己と他者の境目
                    • 視覚障害ある人の4割「ソーシャルディスタンスわかりづらい」 | NHKニュース

                      視覚に障害のある人たちのおよそ4割が「ソーシャルディスタンスがわかりづらい」と感じるなど、コロナ禍の新しい暮らしに戸惑いを感じているという調査結果がまとまりました。 この調査は、盲導犬の普及活動を行う日本盲導犬協会がことし2月末までのおよそ1か月間、盲導犬のユーザーで視覚障害のあるおよそ230人を対象に行い、外出したときの不安や困りごとについて聞き取りを行いました。 それによりますと、複数回答の結果「ソーシャルディスタンスがわかりづらい」が41%と最も多く「周囲にサポートを頼みづらい」が22%、「商品などを触るため周囲の目が気になる」が21%などとなりました。 また「声かけや周囲のサポートが減った」も18%となっていて、感染対策が求められる中、新しい生活様式に戸惑いを感じていることが浮き彫りになりました。 日本盲導犬協会視覚障害サポート部の金井政紀管理長は「新しい生活様式が求められる中で、

                        視覚障害ある人の4割「ソーシャルディスタンスわかりづらい」 | NHKニュース
                      • 障害者への虐待、ちょっと多すぎない?福祉施設では高齢者の7倍超の計算に…根底に「自分とは違うから」という差別意識か | 47NEWS

                        厚生労働省は昨年12月、2022年度の障害者虐待と高齢者虐待の状況をそれぞれ発表した。福祉施設での虐待被害を見ると、利用者自体は高齢者のほうが障害者より圧倒的に多いのに、虐待件数では逆転していた。単純に計算すると、障害者のほうが7倍以上も被害に遭っていることになる。なぜなのだろうか。調べてみると、さまざまな要因が絡んでいることが分かったが、一つの根本的な原因が浮かび上がってくる。(共同通信=市川亨) ▽家族による虐待は高齢者のほうが多い 高齢者と障害者どちらについても、虐待を発見した人は誰でも市町村に通報する義務や努力義務が法律で定められていて、厚労省が毎年度の状況を発表することになっている。 厚労省の発表を見てみると障害者、高齢者とも「家族(養護者)による虐待」と「施設職員による虐待」の二つに大別される。いずれも、近年は意識の高まりもあって通報件数が増えている。 家族による虐待では、高齢

                          障害者への虐待、ちょっと多すぎない?福祉施設では高齢者の7倍超の計算に…根底に「自分とは違うから」という差別意識か | 47NEWS
                        • 傲慢だ - 死体を愛する小娘社長の日記

                          ………平家物語の一文「窮鳥懐に」… 私が産まれる前…… この様な「植松 聖」同等の選択があったとはね。 このクラス分けは、重篤な病気・障害を負った新生児をどこまで治療するか、あるいは治療を打ち切るかを、家族と共に深い議論の末に決定し、それに応じてどのような医療を行うかを示したものです。 1987年に学術雑誌に掲載されました だそうだ 私は何度も記事に書いたけど、やっぱり医者は私達葬式屋と同じで「他人の不幸でメシを食う」人間で、しかも先天性疾患の新生児の運命は、医者が決めたクラス分けで決まるってわけだ 議論には家族が同席? 同席したって複数の医者に囲まれ、もっとな話し方されたら「ウン」と言うよ。フェアじゃないし、老人の延命治療をしないとは違う 新生児は、ずーっとずーっと生きていたいんだよ ………………… 昨日…子供達は雛祭りお泊まり会だったけど、私は複数の破損遺体の復元で超忙しく、後輩社長宅

                            傲慢だ - 死体を愛する小娘社長の日記
                          • 安倍首相決断、参院選意識も=政府内「主戦論」退け-ハンセン病訴訟:時事ドットコム

                            安倍首相決断、参院選意識も=政府内「主戦論」退け-ハンセン病訴訟 2019年07月10日07時10分 安倍晋三首相がハンセン病元患者の家族への賠償を国に命じた熊本地裁判決を受け入れる方針を表明した。控訴すべきだとの政府内の「主戦論」を退けて首相が決断。21日投開票の参院選を意識したとみられる。18年前、ハンセン病訴訟対応をめぐる判断で政治主導を印象付け、好感された小泉純一郎首相(当時)の影響を受けたとの見方もある。 ハンセン病、控訴見送り=安倍首相表明、家族賠償確定-政府、原告以外含め救済検討 熊本地裁判決について政府内では、時効で賠償請求権が消滅したとの主張が退けられたことへの抵抗が強く、首相は9日、記者団に「一部には受け入れ難い点があることも事実だ」と判決に不満を示した。同時に「筆舌に尽くし難い経験をされたご家族の皆さまのご苦労をこれ以上長引かせるわけにはいかない」と述べ、家族に寄り添

                              安倍首相決断、参院選意識も=政府内「主戦論」退け-ハンセン病訴訟:時事ドットコム
                            • 二日酔いは「病気」 ビール大国ドイツの裁判所が認定

                              二日酔い緩和をうたった栄養補助食品の広告表示についての裁判で、フランクフルトの高等裁判所はまさかの「二日酔い=病気」認定を繰り出した。

                                二日酔いは「病気」 ビール大国ドイツの裁判所が認定
                              • 難病患者 れいわ舩後氏初質問 音声変換と文字を瞳で示す | NHKニュース

                                また質問し直す際には、文字盤の文字を一つずつ、舩後氏が瞳で示し、それを秘書が読み上げていました。 このあと舩後氏は、介助者を通じて「質問時間が超過して、迷惑をかけたので改善したい」と述べました。 また質問を終えた心境を問われ、「ゆく川の流れを変えて新しき海へと向かう友らとともに」という句を介助者が代読しました。 参議院文教科学委員会では、舩後議員が円滑に質問できるよう、対応を検討してきました。 これまでに、委員会室に介助者などが入ることや、パソコンなどの持ち込みが認められたほか、法案の賛否を舩後氏の代わりに介助者が表明することや質問を秘書などが代読することも決まっています。 また、質問をし直す場合には、舩後氏と秘書などが調整する時間を確保するため、委員長の判断で議事の進行を止めることも申し合わせています。 7日の委員会では、改めて質問する際に舩後氏が瞳で示した文字盤の文字を秘書が読み上げて

                                  難病患者 れいわ舩後氏初質問 音声変換と文字を瞳で示す | NHKニュース
                                • 新型ウイルス感染拡大「数か月」続く可能性、専門家ら指摘

                                  中国・武漢の地下鉄駅の入り口で、乗客の体温を測る当局者(2020年1月28日撮影)。(c)NOEL CELIS / AFP 【1月28日 AFP】中国で発生した新型コロナウイルス「2019-nCoV」の研究者らは、初期データを基に、感染者数が最少でも数万人に達し、流行が少なくとも数か月は続くとみている。 【関連記事】ドイツの新型ウイルス感染者、国内で「人から人へ感染」 欧州初か 米ノースイースタン大学(Northeastern University)のアレサンドロ・ベスピニャーニ(Alessandro Vespignani)教授は、「翌週または翌月に終わるようなものではない」と指摘している。 疫学者らに先のことは分からない。昨年12月に出現した新型ウイルスについても、断片的な情報しかない。 研究者らは最近まで、症状が出ていない感染者からは感染しないとみていた。しかし26日になって中国当局が

                                    新型ウイルス感染拡大「数か月」続く可能性、専門家ら指摘
                                  • 岐阜市のがん検診誤通知で死亡、マニュアル無視常態化か:朝日新聞デジタル

                                    岐阜市が、がん検診の結果を誤って通知し、1人が胃がんのため死亡した問題で、検診結果を発送した中市民健康センターでは、誤入力を防ぐため職員2人で読み合わせするルールを、少なくとも2010年度から守っていなかった可能性があることが分かった。 市によると、亡くなった50代の女性は1月10日に胃がんの検診を受けた。結果は「要精密検査」だったが、市の中市民健康センターが同月28日に「異常認めず」の通知を発送した。女性は4月に受診した医療機関で肺がんが見つかり、胃がんから転移したことがわかったという。市は「発見が遅れ、転移した可能性も否定できない」としている。 岐阜市では、委託先の検診機関から届いたがん検診の結果を市職員がシステムに入力して発送している。今回は担当職員が入力を誤ったという。「異常認めず」と入力したため、医師の所見や判定などを図入りで示した検診票も、女性の手元には届かなかったという。 市

                                      岐阜市のがん検診誤通知で死亡、マニュアル無視常態化か:朝日新聞デジタル
                                    • “人生を変えてくれた” 主治医を失った患者たちは 26人死亡 大阪クリニック放火事件|NHK

                                      大阪市内のビルに入る心療内科のクリニックが放火され、26人が犠牲となった事件。 1か月が過ぎた今も、現場には患者がたびたび訪れ、手を合わせている。 通院していたのは、周辺の府県を含め少なくとも800人。 私たちは今回、現場で出会った患者1人1人にあらためて話を聞き、事件の影響について取材した。 実感したのは、現場のクリニックが彼らにとって文字どおり“かけがえのない場所”だったことだ。 (※3月8日追記 この事件に巻き込まれて亡くなった方は26人となりました) (取材班:細川高頌 髙田実穂 冨士恵里佳) 1月12日。現場のビルの前で、「西梅田こころとからだのクリニック」が入る4階をじっと見上げていた女性がいた。事件の後、ここを訪れるのは6回目だという。 「ここが今生きている原点です。このクリニックがなかったら今の私はないですね」 2年余り前から通院していたという、発達障害がある女性(54)。

                                        “人生を変えてくれた” 主治医を失った患者たちは 26人死亡 大阪クリニック放火事件|NHK
                                      • #やまゆり園事件は終わったか~福祉を問う:事件現場で聖火リレー採火に批判相次ぐ 「これでも共生社会?」 | 毎日新聞

                                        これが「共生社会」なのか。遺族や家族が驚くのも無理はない。東京パラリンピックの聖火の採火を、2016年に入所者ら45人が殺傷される事件が起きた相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で行うとした相模原市の決定だ。相模原市は「共生社会の実現」を願って発案し、神奈川県や東京オリンピック・パラリンピック組織委員会も「了承」していたという。しかし、遺族や家族に知らされたのは市の決定から約5カ月後だった。なぜこんなことが起きたのか。【上東麻子/デジタル報道センター】 昨年10月に方針を決定、家族には伝えず 経緯をおさらいしたい。相模原市オリンピック・パラリンピック推進課によると、採火場所をやまゆり園にする方針を決めたのは昨年10月28日。本村賢太郎市長をトップとする「東京2020・さがみはらプロジェクト推進本部」の会議でのことだった。 「障害の有無に関わらず、全ての人が共に支え合って生きる共生社会の

                                          #やまゆり園事件は終わったか~福祉を問う:事件現場で聖火リレー採火に批判相次ぐ 「これでも共生社会?」 | 毎日新聞
                                        • 視覚障害者 ホーム転落「恐怖しかない」 JR駅無人化訴訟 | 毎日新聞

                                          大分地裁で意見陳述後、報告集会に出席した原告の釘宮好美さん=大分市中島西1の県弁護士会館で2023年7月6日午後2時57分、神山恵撮影 JR九州が進める駅の無人化で移動の自由を妨げられたとして、大分県内の車椅子利用者らが同社に損害賠償を求めた訴訟の第9回口頭弁論が6日、大分地裁(武智舞子裁判長)であった。2月に第3次提訴して原告に加わった大分市の視覚障害者、釘宮好美さん(48)が「無人駅でホームから転落したらどうしたら良いのか。恐怖しかない」と意見陳述した。 釘宮さんは、初めて利用する駅では乗降時の介助が必要でホームから転落した場合も一時避難場所が分からないため、無人駅は安全性に問題があると指摘。2022年12月、15時以降は無人駅だったJR津久見駅で視覚障害者の高齢女性が特急電車にはねられて死亡した事故にも触れ、「(視覚障害者は)転落して当然の存在なのでしょうか」と訴えた。

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                                          • 国会議員だけへの特例で終わらせないで 難病で障害があっても社会の中で生きたい

                                            Search, watch, and cook every single Tasty recipe and video ever - all in one place! News, Politics, Culture, Life, Entertainment, and more. Stories that matter to you. 国会議員だけへの特例で終わらせないで 難病で障害があっても社会の中で生きたい重度障害がある国会議員の誕生で、障害者を取り巻く制度が改善される希望が見えています。重度障害者として生きると、どんな生活を強いられ、そこから抜け出すためにどんな苦労があるのか。さいたま市で全国に先駆けて働きながらヘルパー(介助派遣)を利用できる制度を作った筋ジストロフィーの男女に話を聞きました。

                                              国会議員だけへの特例で終わらせないで 難病で障害があっても社会の中で生きたい
                                            • 天国についての疑問をQ&Aで丁寧に解説*【第三回】最愛の人との絆編 - 希望発見ブログLooking for HOPE

                                              森の中で道が二つに分かれていた 私はー 私はあまり人が通らない方の道を選んだ その道は別世界につながっていた ロバート フロスト「人が行かぬ道」 死は多くの人にとって苦痛や暗闇、永遠の別れ、恐怖のイメージを伴います。だからこそ、誰しも余程のことがない限り自ら進んでその先の世界のことを考えようとしません。 そうと知りながら、私ははてなブログにて丸2年、あらゆる宗教から離れた立場で霊的な記事を書き続けてきました。一貫してお伝えしたかった真実、それは死後の世界にまつわる恐怖は幻影にすぎず、そこは純粋に愛の世界だということです。 「死」には愛する人同士を完全に分かつ力はありません。二人の再会を妨げる力もありません。決してきれいごとではなく、愛こそ魂と魂をつなげる霊的世界最大の力なのです。 天国についてQ&A形式でお伝えする第三回目は【最愛の人との絆編】とし、この世に暮らす私達と、一生を終え、天国へ

                                                天国についての疑問をQ&Aで丁寧に解説*【第三回】最愛の人との絆編 - 希望発見ブログLooking for HOPE
                                              • ソーシャルディスタンスが苦しい 視覚障害者を恐れさせる無言のひじ鉄、乱暴な誘導 | 毎日新聞

                                                新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための「ソーシャルディスタンス」に、視覚障害者が苦境に立たされている。人との距離がつかめず、心ない言動を受けることが増えているのだ。何が起きているのか当事者に聞いた。 それは緊急事態宣言下の5月のことだった。東京都内に住む全盲の林美穂さん(47)は盲導犬を連れ、勤務先の福祉事業所へ向かうため電車に乗り込んだ。しばらくして脇腹をつえのグリップのようなもので何度かぐいっと押された。相手は無言。電車がすいていたため「位置が近すぎると言いたいのかも」と感じた。反対方向へ数歩ずれたが、気味悪さが残った。 別の日には「動物を連れ込むなんて」と男性から非難した口調で言われた。ペットへの感染が話題になっていたからだろうか。「犬からは感染しませんよ」。声がする方向に言い返したものの「何をされるかわからない」という不安が募り、次の駅で降りた。

                                                  ソーシャルディスタンスが苦しい 視覚障害者を恐れさせる無言のひじ鉄、乱暴な誘導 | 毎日新聞
                                                • 精神疾患への偏見 孤立しがちな家族 福祉サービスへ橋渡し必要 長女監禁・致死初公判 - 毎日新聞

                                                  大阪府寝屋川市で、精神疾患のある長女(当時33歳)を長年自宅内の小部屋に閉じ込め凍死させたとして、監禁と保護責任者遺棄致死の罪に問われた父親の柿元泰孝(57)と、母親の由加里(55)の両被告の裁判員裁判が7日、大阪地裁で始まった。両被告は起訴内容を否認した。 ◇ 障害のある子どもが監禁される事件は後を絶たない。支援団体は、当事者や家族が行政の支援を受けられずに孤立する危険性を指摘しており、自治体も対策に乗り出している。 「精神疾患への社会の偏見は根強い。(両被告は)娘の病気を外部の目から隠そうとして、支援を求められなかったのか」。大阪府精神障害者家族会連合会の会長で、自身も疾患のある子を持つ倉町公之さん(78)は、そう話す。 この記事は有料記事です。 残り513文字(全文837文字)

                                                    精神疾患への偏見 孤立しがちな家族 福祉サービスへ橋渡し必要 長女監禁・致死初公判 - 毎日新聞
                                                  • 外務省の障害者雇用に「特例」適用へ 雇用すべき人数は約160人⇒80人程度に半減

                                                    法律で求められている障害者の雇用率を多くの中央省庁が達成していなかった問題で、厚生労働省の労働政策審議会(労政審)分科会は11月29日、外務省については特例的に基準を引き下げる内容の政令改正をする方針を固めた。

                                                      外務省の障害者雇用に「特例」適用へ 雇用すべき人数は約160人⇒80人程度に半減
                                                    • トーチweb 生活保護特区を出よ。

                                                      1945年、大きな戦争により国中に浮浪者があふれ荒廃した日本は、福祉と治安維持のため二つの政策を行った。 一つは東京を復興し新しい都市「新都トーキョー」をつくること。 もう一つは、能力不振や病気、障害等により自立困難なものに国が衣食住、生活を保障する「生活保護特区」(俗称マントラアーヤ)を制定すること。 2018年、新都トーキョーの一般的な中流家庭で育った高校生フーカのもとへ「特区通知」が届く。この国で何となく生き、何となく幸せになれると思い込んでいた彼女にとって、それは青天の霹靂だった……

                                                        トーチweb 生活保護特区を出よ。
                                                      • 新型肺炎ヒトヒト感染「憂慮は不要」と専門家 さらなる感染防止が重要 | 毎日新聞

                                                        中国・武漢での滞在歴がない日本人男性の新型コロナウイルスによる肺炎感染について開かれた厚生労働省の記者会見=東京都千代田区で2020年1月28日午後8時2分、北山夏帆撮影 中国武漢市からのツアー客からバス運転手が感染したとみられる事例が起きた。中国からの旅行者らが患者として見つかったケースと異なり、国内初のヒト・ヒト感染の可能性が高く、感染防止の徹底が求められる。 感染者から別の人にうつる2次感染については、中国のほか、ベトナムでも確認されている。海外の感染症に詳しい東京医大の濱…

                                                          新型肺炎ヒトヒト感染「憂慮は不要」と専門家 さらなる感染防止が重要 | 毎日新聞
                                                        • 水俣病訴訟、原告の請求棄却 熊本地裁判決 大阪と司法判断分かれる | 毎日新聞

                                                          「不当判決」と書かれた紙を掲げる弁護士ら=熊本市の熊本地裁で2024年3月22日午前11時8分、金澤稔撮影 水俣病被害者救済特別措置法(特措法)に基づく救済を受けられなかった熊本、鹿児島両県などの住民ら144人が国と熊本県、原因企業のチッソ(東京都)に1人当たり450万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、熊本地裁(品川英基裁判長)は22日、原告の請求を棄却した。 除斥期間を適用 地裁は原告のうち25人は水俣病と認めたが、不法行為から20年の経過で損害賠償請求権が消滅すると定める民法の「除斥期間」を適用するなどし、全員の請求を退けた。 同種の集団訴訟は東京、大阪、新潟でも起こされ、判決は2件目。2023年9月の大阪地裁判決は原告128人全員を水俣病と認め、1人当たり275万円の賠償を国などに命じた。熊本と大阪で司法判断が分かれる形となった。 水俣病は、チッソ水俣工場(熊本県水俣市)が排出したメ

                                                            水俣病訴訟、原告の請求棄却 熊本地裁判決 大阪と司法判断分かれる | 毎日新聞
                                                          • ほとんどの原告が匿名の裁判がある。あなたは、その理由を知っていますか

                                                            Search, watch, and cook every single Tasty recipe and video ever - all in one place! News, Politics, Culture, Life, Entertainment, and more. Stories that matter to you.

                                                              ほとんどの原告が匿名の裁判がある。あなたは、その理由を知っていますか
                                                            • 障害者向けグループホーム 3県16市町の施設で食材費過大徴収か | NHK

                                                              東京・港区に本社があり、各地で障害者向けのグループホームを展開する「恵」をめぐっては、食材費を実費よりも過大に利用者から徴収していた疑いがあり、「経済的虐待」にあたる可能性があるなどとして、国や自治体の監査や調査が行われています。 NHKが1日までに、この会社のグループホームを法律に基づいて指定し、監査の権限がある全国29の都県や市に取材したところ、これまでに、愛知県の13の市や町と、川崎市、それに群馬県の前橋市・高崎市の、あわせて16の市や町にある施設で、食材費の過大徴収の疑いがあることがわかりました。 すでに利用者への返金が行われている施設もあるということです。 また、愛知県内の一部の施設では、定められた「個別支援計画」を作っていなかったり、「サービス管理責任者」などの必要な人員を配置しなかったりしたまま、障害福祉サービスの報酬を不正に請求していた疑いがあるということです。 一方、神奈

                                                                障害者向けグループホーム 3県16市町の施設で食材費過大徴収か | NHK
                                                              • 障害長女監禁・致死 両親が起訴内容否認 大阪地裁初公判 - 毎日新聞

                                                                大阪府寝屋川市で、精神疾患のある長女(当時33歳)を長年にわたって自宅内の小部屋に閉じ込め、2017年に凍死させたとして、監禁と保護責任者遺棄致死の罪に問われた父親の柿元泰孝(57)と、母親の由加里(55)の両被告の裁判員裁判が7日、大阪地裁(野口卓志裁判長)で始まった。両被告は「監禁するつもりはなく、命に関わる危険な状態になるとは思わなかった」と述べ、起訴内容を否認した。 検察側は冒頭陳述で、両被告が少なくとも07年から、長女の愛里さんを監禁するようになったと指摘。自宅内に作った、窓のない1畳ほどのプレハブ小屋に鍵をかけて閉じ込めていたと主張した。内部に設置したカメラの映像で監視していたという。 この記事は有料記事です。 残り488文字(全文791文字)

                                                                  障害長女監禁・致死 両親が起訴内容否認 大阪地裁初公判 - 毎日新聞
                                                                • 「桜」名簿廃棄は「障害者職員」 首相の言葉の裏にある「偏見」市民が問題提起 | 毎日新聞

                                                                  「この国のいちばんの障害は『障害者』という言葉だ。」というメッセージが21日、東京・霞が関の弁護士会館前に掲示された。「桜を見る会」を巡り、安倍晋三首相が昨年12月の参院本会議で、招待者名簿をシュレッダーで廃棄したのは「障害者雇用職員」だったと答弁で明らかにしたことがきっかけで、「障害者という言葉の裏にある、欠陥がある者といった偏見や固定観念について問題提起したい」と、企画制作会社「ヘラルボニー」(岩手県花巻市)が企画した。 メッセージの横には、「障害者」と書かれた紙が額縁の下にはみ出しシュレッダーで細断されているように見えるオブジェをあしらった。2018年10月にオークションで高額落札されると同時にシュレッダーで細断された路上芸術家、バンクシーの作品から着想を得て、桜を見る会の名簿廃棄とイメージを重ねた。

                                                                    「桜」名簿廃棄は「障害者職員」 首相の言葉の裏にある「偏見」市民が問題提起 | 毎日新聞
                                                                  • 「病名知られたら働けない…」難病患者の4割強が雇用義務対象から漏れている現状 政府が制度見直し検討へ:東京新聞 TOKYO Web

                                                                    企業に一定割合の障害者の雇用を義務付ける「障害者雇用率制度」で、雇用対象の障害者に認定されないため、就職の際、不利な扱いを受ける難病患者がいる。障害者として認定する要件と難病患者の症状に「ずれ」があるためで、患者団体は、難病患者が雇用対象の障害者として認められやすくするよう求めている。政府は難病患者の実態調査を行った上で、来年度以降に制度や運用の見直しを検討する。(佐藤裕介) 障害者雇用率制度 障害者雇用促進法が企業などに一定以上の割合(法定雇用率)で障害者の採用を義務付ける制度。障害者手帳を持つ障害者が雇用義務の対象。現行の法定雇用率は2.3%で2026年7月までに2.7%に段階的に引き上げる。国は雇用率が未達成の企業に改善計画の作成などを求め、従わない場合は企業名を公表できる。雇用率を超えて障害者を雇用した企業は「障害者雇用調整金」を受給できる。 「『難病』と言ったら落とされるんだと学

                                                                      「病名知られたら働けない…」難病患者の4割強が雇用義務対象から漏れている現状 政府が制度見直し検討へ:東京新聞 TOKYO Web
                                                                    • 旧優生保護法訴訟 国に1650万円の賠償命じる 名古屋地裁 | 毎日新聞

                                                                      判決を受け、抱き合って喜ぶ原告の尾上敬子さん(左)と夫一孝さん=名古屋市中区で2024年3月12日午後3時24分、兵藤公治撮影 旧優生保護法(1948~96年)下で不妊手術を強制されたとして、名古屋市の70代夫婦が国に計2970万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、名古屋地裁は12日、旧法を違憲と判断し、国に1650万円の賠償を命じた。不法行為から20年で損害賠償請求権が消滅する「除斥期間」が適用されるかが主な争点だったが、斎藤毅裁判長は適用を認めなかった。 全国12地裁・支部で起こされた同種訴訟のうち11件目の地裁判決で、原告勝訴は4件目。2審判決では8件中6件で原告側が勝訴している。 原告は、聴覚障害がある尾上敬子さん(74)と夫の一孝さん(77)で、判決に際し実名を明かした。子どもを望んだが、敬子さんは75年5月ごろ、旧法に基づく不妊手術を受けた。 判決はまず、旧法は個人の尊重を定めた

                                                                        旧優生保護法訴訟 国に1650万円の賠償命じる 名古屋地裁 | 毎日新聞
                                                                      • 記者の目:やまゆり園事件は終わったか 福祉現場や政策、重い責任=上東麻子(統合デジタル取材センター) | 毎日新聞

                                                                        19人が死亡した障害者施設「津久井やまゆり園」前に咲く、一輪のしらゆり=相模原市緑区で2016年8月25日、喜屋武真之介撮影 相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人が殺された事件から4年半。昨年春に植松聖死刑囚の死刑が確定した。連載「やまゆり園事件は終わったか?」の取材を通じて感じたのは、「障害者を人として扱っていない」とも言える福祉の実態と、それを容認してきた社会の在り方だ。 もちろん植松死刑囚の責任が最も重い。彼の差別的な言動が繰り返し報じられる一方、多くの人が「事件と社会はつながっている」と指摘した。どちらも事件の一側面しか表していないと思う。 実は、事件直後からやまゆり園の支援は福祉関係者の間で問題視されていた。とはいえ施設は「密室」だ。重度知的障害者は処遇の問題を訴えることが難しく、実態はなかなか見えてこなかった。

                                                                          記者の目:やまゆり園事件は終わったか 福祉現場や政策、重い責任=上東麻子(統合デジタル取材センター) | 毎日新聞
                                                                        • 旧優生保護法訴訟 除斥期間適用せず、国に賠償命じる 静岡地裁判決 | 毎日新聞

                                                                          原告女性が勝訴したとの一報に、歓声を上げる支援者たち=静岡市葵区の静岡地裁前で2023年2月24日午後2時35分、深野麟之介撮影 旧優生保護法(1948~96年)下で不妊手術を強制されたとして、静岡県内の80代女性が国に3300万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、静岡地裁は24日、国に計1650万円を支払うよう命じた。増田吉則裁判長(酒井智之裁判長代読)は旧法を違憲と判断し、不法行為から20年で賠償請求権が消滅する「除斥期間」を適用しなかった。 全国10地裁・支部の同種訴訟15件のうち地裁判決は9件目で、国に賠償を命じたのは1月の熊本地裁に続き2例目。高裁判決も含めると4例目となる。

                                                                            旧優生保護法訴訟 除斥期間適用せず、国に賠償命じる 静岡地裁判決 | 毎日新聞
                                                                          • 相模原殺傷:やまゆり園の虐待検証 神奈川県が一転して継続 6施設に対象拡大 | 毎日新聞

                                                                            津久井やまゆり園の虐待の調査を神奈川県が中止すると宣言していた問題で、県は26日、方針を転換し、引き続き検証を続けると表明した。県議会厚生常任委員会で、県当局が説明した。検証の中止については障害者虐待防止法の専門家や全国の障害者団体から批判が噴出。検証継続を求める要望書が相次いで県や県議会に提出されていた。【上東麻子/統合デジタル取材センター】 津久井やまゆり園は2016年に障害者への大量殺傷が起きた県立施設。社会福祉法人かながわ共同会が運営している。昨年秋に虐待の疑いが浮上し、今年1月、県が第三者の専門家3人に依頼して検証委員会(佐藤彰一・国学院大学教授)を設置し、5月14日に中間報告を提出。今後、新型コロナウイルスの影響で延期になっていたヒアリングを実施する予定だった。中間報告では要件を満たさない身体拘束や長時間の居室施錠などの実態を挙げ、長期にわたる「虐待」の疑いを指摘していた。県に

                                                                              相模原殺傷:やまゆり園の虐待検証 神奈川県が一転して継続 6施設に対象拡大 | 毎日新聞
                                                                            • 実録ひきこもり:この私が「最強の身分証明書」を取得 親亡き後を考え始めた | 毎日新聞

                                                                              自宅で洗い物をする女性。幼い頃はやめ時が分からず、深夜まで続けることもあったという=愛知県西部で2022年4月27日午後3時、町田結子撮影 まともに終えたのは保育園だけ。だから「(学歴)保卒」を自称する。不登校とひきこもりを繰り返してきた愛知県西部の30代の女性は、これからに不安を残しつつも、同居する母の病をきっかけに「親亡き後」の生活を模索し始めた。【町田結子】 <「就労支援施設での軽作業を1年続けること」。ひきこもり生活を繰り返し、これまで1年以上継続して働いた経験がない女性は今、そんな目標を立てる> クレジットカードがほしいんです。母はまだ60代ですが、亡くなった時に自分のが無いと困ると思って。それには少なくとも1年間は働いた実績がないとダメかなと。去年の11月から隣町のB型(雇用契約を結んで働くのが困難な人が軽作業などの就労訓練ができる施設)に通って、内職の仕事をしています。 ピー

                                                                                実録ひきこもり:この私が「最強の身分証明書」を取得 親亡き後を考え始めた | 毎日新聞
                                                                              • ワクチン接種で盲導犬同伴拒否 視覚障害者困惑 支援団体調査 | 毎日新聞

                                                                                ワクチン接種に盲導犬は同伴できません――。長引く新型コロナウイルス禍は盲導犬と行動を共にする視覚障害者にも影響を及ぼしている。日本盲導犬協会の調査(2021年度)では、「衛生上の理由」など誤った認識から、医療機関に同伴での受け入れを拒否される事例が目立った。感染対策で周囲に気兼ねし、孤立感を深めている盲導犬ユーザーも多い。当事者の声から、周りの人ができることも見えてきた。 「衛生上の理由」で認めらず 21年6月、青森県に住む盲導犬ユーザーの梅沢愛子さん(67)は、4歳の雄のゴールデンレトリバー「アルタ」と共に新型コロナワクチンの接種会場となっているコミュニティーセンターに向かっていた。前日には自治体の担当課に立ち寄ってアルタ同伴での接種について相談。担当者からは「会場の医師にも連絡しておく」と回答をもらい、何の不安もなかった。 ところが、受け付けを済ませて待機スペースで順番を待っていると、

                                                                                  ワクチン接種で盲導犬同伴拒否 視覚障害者困惑 支援団体調査 | 毎日新聞
                                                                                • 障害の違いで運賃に差…精神障害者向け割引に遅れ 首都圏はJRも大手私鉄も未導入:東京新聞 TOKYO Web

                                                                                  路面電車やモノレールなどを含む全国の鉄道会社175社のうち、精神障害者向け運賃割引を実施しているのは半数余りの97社にとどまっていることが、国土交通省の内部資料で分かった。首都圏や中京圏などの都市部では、ほとんど実施されていない。身体、知的障害者はほぼ全社が実施しており、障害の違いによって対応に差が生じている。(我那覇圭、市川千晴) 精神障害 統合失調症やそううつ病、てんかん、薬物やアルコールなどの依存症、高次脳機能障害などを指す。2021年版厚生労働白書によると、全国に推計で419万3000人おり、身体障害の436万人とほぼ並ぶ。知的障害は109万4000人。 昨年4月時点の調査結果をまとめた国交省の資料によると、精神障害者向けの運賃割引を実施している97社の内訳は、東京都営地下鉄や名古屋市営地下鉄など公営鉄道が11社、西日本鉄道など大手私鉄が2社、地方を中心とする中小の私鉄が84社。各

                                                                                    障害の違いで運賃に差…精神障害者向け割引に遅れ 首都圏はJRも大手私鉄も未導入:東京新聞 TOKYO Web