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科学技術の検索結果241 - 280 件 / 461件

  • 世界初の完全サイボーグ化手術を行う決断をした、末期の病に冒されたロボット科学者(イギリス) : カラパイア

    今から2年前、筋萎縮性側索硬化症(ALS)と診断された高名なロボット学者ピーター・スコット=モーガン博士は人間を辞める決断をした。 いや、人間とは何か? という命題に対して科学的な挑戦状を突きつけたといった方が正しいのかもしれない。 体が動かなくなる病に冒されつつも、科学者としての探究心と勇気を失わなかったスコット=モーガン博士(61歳)は、自身の生体を少しずつ機械の体に置き換えることにしたのだ。その準備は着実に進められており、手術が成功すれば世界初の完全サイボーグとなる。

      世界初の完全サイボーグ化手術を行う決断をした、末期の病に冒されたロボット科学者(イギリス) : カラパイア
    • 大腸菌から防弾チョッキよりも強力な人工筋肉の繊維を作り出すことに成功 : カラパイア

      現在、最強の防御力がある繊維と言えばケブラーがおなじみだ。分子構造が剛直で直鎖状の骨格を持つため、高強度・高耐熱性であり、同じ重さの鋼鉄と比べて5倍の強度を持つ為、防弾チョッキなどにも使用されている。 だが、ケブラーを越える繊維が微生物から作り出せると言ったらどうだろう? 新たに開発された「人工筋肉繊維」は小さな「大腸菌」を利用して作られており、ケブラーよりも強いのである。

        大腸菌から防弾チョッキよりも強力な人工筋肉の繊維を作り出すことに成功 : カラパイア
      • アルミの270分の1 とても軽い電磁波遮蔽材料をパナソニック、JAXAなど開発へ 人工衛星などに

        パナソニック インダストリーは8月25日、JAXA(宇宙航空研究開発機構)などと共同で人工衛星に使う「超軽量電磁波遮断材料」の共同研究を始めたと発表した。2024年の実用化を目指す。 パナソニック インダストリーの他、名古屋大学、山形大学、秋田大学が参画。名古屋大学の研究によるカーボンナノチューブを用いた超軽量材料と、パナソニック インダストリーが持つ熱硬化性樹脂の配合設計を組み合わせ、アルミニウムの270分の1の軽さで同等の電磁波遮蔽性能を持つ新材料を開発する。 新材料は材料の組成を変えて遮蔽する電磁波の周波数帯域を設定できる他、電磁波吸収性能もありデバイスの特性劣化を抑える効果も。このため人工衛星の他、ドローンなど電動航空機分野、5G/6Gの基地局など次世代高速通信といった幅広い機器に応用できるとしている。 共同研究は、将来の宇宙探査への応用と地上における事業化の両立を目的として201

          アルミの270分の1 とても軽い電磁波遮蔽材料をパナソニック、JAXAなど開発へ 人工衛星などに
        • 少女虐待容疑の米富豪のMIT寄付、理事長が容認 大学ぐるみで匿名化

          性的搾取目的での人身取引の罪で起訴され、勾留中に自殺したジェフリー・エプスタイン被告。米フロリダ州パームビーチ郡保安官事務所提供(撮影日不明、2019年7月6日取得)。(c)AFP PHOTO / PALM BEACH COUNTY SHERIFF'S DEPARTMENT/HANDOUT 【9月13日 AFP】米名門マサチューセッツ工科大学(MIT)のラファエル・ライフ(Rafael Reif)理事長は12日、少女らを性的目的で人身取引したとして起訴され勾留中に自殺した富豪ジェフリー・エプスタイン(Jeffrey Epstein)被告からの資金援助を、自身が容認していたことを認めた。 【関連記事】少女性的搾取疑惑の米富豪、MIT機関と日本人所長に出資 研究者ら抗議の辞任 MITのセス・ロイド(Seth Lloyd)教授がエプスタイン被告から寄付を受けたことに対する感謝状に、ライフ氏の署名

            少女虐待容疑の米富豪のMIT寄付、理事長が容認 大学ぐるみで匿名化
          • 水面に浮かべるだけで発電できる「波力発電機」 - ナゾロジー

            海は絶えず波打っていて、それは自然の生んだ大きなエネルギーを伝達しています。 これを利用した再生可能エネルギーが波力発電です。ただ、この発電方法は発電量に対するコストが高いという問題がありました。 そこでイギリスを拠点とする研究開発会社「Sea Wave Energy Limited (SWEL)」は、10年以上にわたる研究の末、低コストで波のエネルギーを電力に変換する波力発電機「ウェーブラインマグネット」を開発。 最新バージョンでは、ユニットあたりの発電出力が100MWに達する可能性もあると言われており、これは約2万8000世帯分の電力に相当します。

              水面に浮かべるだけで発電できる「波力発電機」 - ナゾロジー
            • 不気味の谷を乗り越えても今度は「大量生産されたヒューマノイドの顔」が人間に不快感をもたらす可能性

              人間に高いレベルで外見を似せたロボットや人形に違和感や恐怖心を抱く「不気味の谷現象」は、ヒューマノイドの外観が人間と見分けが付かないほどになると乗り越えられることが報告されています。ところが、新たに日本の研究チームが発表した論文では、「不気味の谷を乗り越えても今度は『大量生産された同じ顔』が不快感を引き起こす」ことが示唆されています。 The clone devaluation effect: A new uncanny phenomenon concerning facial identity https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0254396 Unease beyond the uncanny valley: How people react to the same faces: Resea

                不気味の谷を乗り越えても今度は「大量生産されたヒューマノイドの顔」が人間に不快感をもたらす可能性
              • リチウム電池の3倍超…信州大が単層CNT活用でエネ貯蔵 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

                信州大学の金子克美特別特任教授と公立諏訪東京理科大学の内海重宜教授らの研究グループは単層カーボンナノチューブ(SWCNT)を使ったエネルギー貯蔵法を開発した。SWCNTとポリウレタン系材料の複合ロープをねじってエネルギーをためる。同じ重量のリチウムイオン電池(LiB)の3倍以上のエネルギーを貯蔵できるとしている。 重量当たりのエネルギー密度と出力密度はLiBと比べて約3倍、一般的な輪ゴムをねじった際の約1000倍。またLiBに対して軽量で爆発の危険が無く、マイナス60度―プラス100度Cの広い温度範囲で能力が変わらない。 電気エネルギーへの変換も容易で、人工心臓など体内デバイスのエネルギー源としての活用も期待できる。

                  リチウム電池の3倍超…信州大が単層CNT活用でエネ貯蔵 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
                • 視認できないほど透明な太陽電池 東北大学、極薄半導体で - 日本経済新聞

                  東北大学の加藤俊顕准教授らは可視光の約80%を透過する太陽電池を開発した。肉眼では見えないほど透明で、窓や車のガラスに貼り付けても視界を遮らない。小型のセンサーなどを動かすのに十分な電力を発電できた。5年以内をめどに実用化を目指す。発電層に「遷移金属ダイカルコゲナイド」と呼ばれる金属化合物を使った。厚さが1ナノ(ナノは10億分の1)メートル以下と非常に薄く、透明で光を電気に変える半導体の性質を

                    視認できないほど透明な太陽電池 東北大学、極薄半導体で - 日本経済新聞
                  • シンガポールで大量のPCR検査を支えた日本人 なぜ早くからキット増産できたのか:朝日新聞GLOBE+

                    ■SARS以来の経験が生きた ――シンガポールでの新型コロナウイルス対策の中心になっているPCR検査キットをデザインされたということで、8月にはシンガポール政府からも表彰されました。 光栄ですね。でも必要とされたから、つくっただけなんです。それに自分だけでは絶対にできなかった。病院の臨床医、遺伝子情報の解析を研究者など、仲間がいたからこそできた。試薬メーカーなど外部の協力もありました。 ――開発はいつごろから? 最初につくったのは1月14日です。1月の12日に中国から新型コロナウイルスの遺伝子情報が発表され、そこから2日でつくりました。1月26日にシンガポールの最初の患者が出て使われてから国内の病院で使われるようになり、2月の下旬には民間企業にオペレーションを移して量産に入りました。これまで世界45カ国以上で使われています。 井上さんたちが開発を手がけたキット。「不屈」を意味する「Fort

                      シンガポールで大量のPCR検査を支えた日本人 なぜ早くからキット増産できたのか:朝日新聞GLOBE+
                    • 神戸新聞NEXT|総合|計算科学研究への寄付お礼に 京の部品プレゼント

                      理研は、計算科学研究者の育成などのため寄付してくれた人に、8月で運用を停止し、その後、分解・撤去されるスーパーコンピューター「京」の部品を記念品としてプレゼントする。 5万円以上を寄付すると、中央演算処理装置(CPU)にシリアルナンバーを打刻した記念品を贈る(先着1000件)。5・5センチ四方で、金属製のふたをし、実際に使われていた状態にしている。 また、特に高額寄付をした人には、CPUやメモリーが乗った基盤や、「京」と書かれたボードがプレゼントされるという。 寄付の募集期間は再来年3月末まで。申し込みは理研のホームページから。理研計算科学研究推進室TEL078・940・5555

                        神戸新聞NEXT|総合|計算科学研究への寄付お礼に 京の部品プレゼント
                      • 海の底にある「失われた大陸」の大きさと形が明らかに

                        灰色の線で縁取られた範囲が「ジーランディア」だ。 World Data Center for Geophysics & Marine Geology / National Geophysical Data Center, NOAA 研究者たちは2017年、ニュージーランドとその周辺海域に、ジーランディアと呼ばれる8番目の大陸の存在を確認した。 500万平方キロメートル以上の広さのジーランディアは、現在はその94%が水中にあるため、大陸の範囲をマッピングするのは難しかった。 しかし、研究者たちは、これまでにないほど詳細なジーランディアの地図を発表し、その形状とそれがどのように形成されたのかを明らかにした。 南太平洋の波の下、約1000メートルのところに、失われた8番目の大陸が眠っている。 研究者たちは、水没した陸地の塊を見つけてジーランディア(Zealandia)と名付け、2017年にはそれ

                          海の底にある「失われた大陸」の大きさと形が明らかに
                        • 宇宙で太陽光発電してワイヤレスで送電するプロジェクト「SSPP」が2023年1月3日から稼働開始

                          カリフォルニア工科大学の宇宙太陽光発電プロジェクト(SSPP)は2023年1月3日に、宇宙太陽光発電実証機(SSPD)をSpaceXのファルコン9で軌道上に打ち上げました。このSSPDは宇宙で太陽光発電を行い、そのエネルギーを地球に伝送する計画をテストするための試作機となっています。 SpaceX - Transporter 6 (Dedicated SSO Rideshare) - Falcon 9 Block 5 Rocket Launch https://www.spacelaunchschedule.com/launch/falcon-9-block-5-transporter-6-dedicated-sso-rideshare/ Caltech to Launch Space Solar Power Technology Demo into Orbit in January |

                            宇宙で太陽光発電してワイヤレスで送電するプロジェクト「SSPP」が2023年1月3日から稼働開始
                          • 国産ドローン「蒼天」 海外パーツを極力排除しセキュリティ強化

                              国産ドローン「蒼天」 海外パーツを極力排除しセキュリティ強化
                            • エサを与えると傷を自己修復するロボットの皮膚 “生きた菌”を混ぜて3Dプリンタで作成

                              Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 スイスのチューリッヒ工科大学(ETH)に所属する研究者らが発表した論文「Three-dimensional printing of mycelium hydrogels into living complex materials」は、生きた菌を混ぜて3Dプリンタで造形した、自己修復可能なロボットの皮膚の開発手法を提案した研究報告である。 【お詫びと訂正:1月18日午後2時15分更新:掲載当初のタイトルと引用論文に誤りがあったたため、それぞれ内容を修正しました。おわびして訂正いたします】 生きている菌の代謝活動により、印刷した造形物は水中の栄養素が提供されると自律的に成長して損傷場所を自己再

                                エサを与えると傷を自己修復するロボットの皮膚 “生きた菌”を混ぜて3Dプリンタで作成
                              • 光の99.995%を吸収する素材が誕生し「黒さの世界記録」を更新、前世界1位の10倍以上の黒さ

                                光を最低でも99.995%も吸収するという世界一黒い素材がカーボンナノチューブに関する研究の過程で偶然発見されました。この素材は、これまで世界一黒い素材であるとされていた「Vantablack(ベンタブラック)」よりもさらに10倍も黒いとのことです。 Breakdown of Native Oxide Enables Multifunctional, Free-Form Carbon Nanotube–Metal Hierarchical Architectures | ACS Applied Materials & Interfaces https://pubs.acs.org/doi/10.1021/acsami.9b08290 MIT engineers develop “blackest black” material to date | MIT News http://news.

                                  光の99.995%を吸収する素材が誕生し「黒さの世界記録」を更新、前世界1位の10倍以上の黒さ
                                • 共同発表:イネの収量を増加させる画期的な技術開発に成功~食糧増産と二酸化炭素や肥料の削減に期待~

                                  ポイント 細胞膜プロトンポンプの発現を高めたイネの過剰発現体において、根における養分吸収、気孔開口、光合成、成長が促進されることを世界で初めて証明した。 4カ所の野外圃場において、イネの収量が30パーセント以上増加することを明らかにした。 植物の成長と収量を高める技術のブレイクスルーであり、さまざまな実用作物での応用が期待される。 地球温暖化の原因となっている二酸化炭素や環境汚染の原因となっている肥料の削減が期待される。 東海国立大学機構 名古屋大学 トランスフォーマティブ生命分子研究所(WPI-ITbM)の木下 俊則 教授、大学院理学研究科のヂャン・マオシン 研究員、南京農業大学 資源環境科学学院のヂゥー・イーヨン 教授らは、イネの1つの遺伝子(細胞膜プロトンポンプ)を増加させることで、根における養分吸収と気孔開口を同時に高める技術を開発し、野外水田でのイネの収量を30パーセント以上増加

                                    共同発表:イネの収量を増加させる画期的な技術開発に成功~食糧増産と二酸化炭素や肥料の削減に期待~
                                  • 核融合エネルギーの新記録を核融合炉「JET」が樹立

                                    ヨーロッパの核融合研究機関らが組織するEUROfusionが2022年2月9日に、欧州トーラス共同研究施設(JET)の核融合炉が過去の2倍を超えるエネルギーを生成することに成功したと発表しました。この成果は、日本も参加している国際熱核融合実験炉(ITER)の実現に大きく寄与すると期待されています。 Fusion energy record demonstrates powerplant future - Culham Centre for Fusion Energy https://ccfe.ukaea.uk/fusion-energy-record-demonstrates-powerplant-future/ Fusion energy: Scientists just made an incredible breakthrough https://www.inverse.com/in

                                      核融合エネルギーの新記録を核融合炉「JET」が樹立
                                    • 「中学の理数授業少ない世代、特許出願数少ない」 研究チームが警鐘:朝日新聞デジタル

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                                        「中学の理数授業少ない世代、特許出願数少ない」 研究チームが警鐘:朝日新聞デジタル
                                      • 2020/12/06 新着情報

                                        「はやぶさ2」再突入カプセルのリエントリー時の画像です。画面右から左へ動いている光の点が再突入カプセルで、大気中を通過するときに火球のように光って見えています。 ■動画■ 撮影時間:2020年12月6日 2:29頃(日本時間) 撮影場所:オーストラリア クーバーペディ付近 クレジット:JAXA 映像 その1

                                        • 超希薄燃焼と水噴射でガソリンエンジン熱効率52 %を達成 温度成層化によるノッキング抑制と冷却損失低減効果

                                          要点 空気過剰率を上げた超希薄燃焼ガソリンエンジンに筒内水噴射を適用 ピストン上に低温水蒸気層を形成し、ノッキングと冷却損失を効果的に低減 乗用車用ガソリンエンジンとして世界最高水準の図示熱効率52.6 %を達成 概要 東京工業大学 工学院 システム制御系の小酒英範教授、長澤剛助教、佐藤進准教授らは、慶應義塾大学の飯田訓正名誉教授、横森剛准教授らとともに、空気過剰率[用語1]を2程度まで上げた超希薄燃焼ガソリンエンジンに筒内水噴射[用語2]を適用し、これまで40 %程度だった乗用車用エンジンの正味熱効率を51.5 %、図示熱効率[用語3]を52.6 %に向上させることに成功した。 高い熱効率が期待される超希薄燃焼ガソリンエンジンだが、さらなる熱効率向上を目指すには高負荷領域におけるノッキング[用語4]抑制と冷却損失[用語5]低減が欠かせない。同グループは燃焼室内のピストン表面近くに水を噴射

                                            超希薄燃焼と水噴射でガソリンエンジン熱効率52 %を達成 温度成層化によるノッキング抑制と冷却損失低減効果
                                          • 性質がそっくりな水と重水を効率よく分離 (水の同位体置換体の分離) 分子ゲートをつけた多孔性材料により実現 | ニュース | 京都大学アイセムス

                                            多孔性材料にトンボ型のゲート(扉)分子を組み込むことで、性質が似ていて分離が困難だった水と重水を、これまでの100倍以上の効率で分離可能に。(©️高宮ミンディ/京都大学アイセムス) 京都大学アイセムスの北川進拠点長・特別教授、堀毛悟史准教授、大竹研一特定助教らの研究グループは、中国華南理工大学の Gu 教授の研究グループと共同で、水(軽水またはH2O)と重水(HDO、D2O)の分離が可能な多孔性材料の開発に初めて成功しました。 同位体とは、原子番号が同じでありながら、中性子数の違いにより質量数が異なる関係のことを言います。例えば、質量数が1である水素(H)の同位体には質量数が2である重水素(D)があります。自然界の水には、およそ 0.02%(1 万個に 2 個)の割合で、水分子の水素(H)が重水素(D)に置き換わった「重水」が含まれています。 重水は、原子炉の減速材としての利用に加え、放射

                                              性質がそっくりな水と重水を効率よく分離 (水の同位体置換体の分離) 分子ゲートをつけた多孔性材料により実現 | ニュース | 京都大学アイセムス
                                            • データで徹底分析「科学技術立国」日本の危機、論文の質「途上国並み」という現実

                                              工業資源が限られていることから科学技術立国として邁進してきた日本。これまでノーベル賞受賞者も数多く輩出してきた。しかし今、徹底した定量データに基づいて各国の論文情報を分析すると、極めて危機的な状況にあることがわかる。中でもトップ10%論文率という論文の質の指標では、58カ国中52位と開発途上国レベルにまで下落しているという。『科学立国の危機: 失速する日本の研究力』を上梓した豊田長康氏(鈴鹿医療科学大学学長)が一般社団法人システムイノベーションセンター(SIC)で語った。 主に技術系の書籍を中心に企画・編集に携わる。2013年よりフリーランスで活動をはじめる。IT関連の技術・トピックから、デバイス、ツールキット、デジタルファブまで幅広く執筆活動を行う。makezine.jpにてハードウェアスタートアップ関連のインタビューを、livedoorニュースにてニュースコラムを好評連載中。CodeI

                                                データで徹底分析「科学技術立国」日本の危機、論文の質「途上国並み」という現実
                                              • なぜ雪国の大半が電気自動車なの? EV&PHEV80%占める「ノルウェー」 日本と異なる事情とは

                                                電気自動車(EV)は、バッテリーへの負荷が大きいことなどから寒冷地や冬場には不向きといわわれています。しかし、世界でもっともEV販売比率が高い地域は北欧諸国です。そのなかでもっともEVが普及しているというノルウェーの事情について探ってみました。 新車の80%以上がEV・PHEVのノルウェー バッテリーへの負荷が大きいことなどから、寒冷地や冬場には不向きといわれることの多い電気自動車(EV)。 しかし、意外なことに世界でもっともEV販売比率が高い地域は北欧諸国となっています。 そのなかでももっともEVが普及しているというノルウェーの事情について探ってみました。 IAE(国際エネルギー機関)のレポートによると、2021年における電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車(PHEV)の世界全体での新車販売台数は約660万台にのぼり、前年比2.2倍という急成長を見せています。 日本でも、軽自動車

                                                  なぜ雪国の大半が電気自動車なの? EV&PHEV80%占める「ノルウェー」 日本と異なる事情とは
                                                • 青森で「雪発電」実用化へ 発電効率は太陽光に匹敵 - 日本経済新聞

                                                  電気通信大学と青森市、スタートアップ企業のフォルテ(青森市)は「積雪発電」の実証実験を始める。雪と太陽熱などとの温度差を利用してタービンを回す仕組みで、廃校となった学校のプールで12月から実施する。発電効率は太陽光発電に匹敵するとみており、発電技術の確立を目指す。電通大の榎木光治准教授が開発した発電システムは、プール内の伝熱管を雪で冷やし、太陽光の熱を取り込んだ冷媒に冷気を送って内部で対流を発

                                                    青森で「雪発電」実用化へ 発電効率は太陽光に匹敵 - 日本経済新聞
                                                  • ディープラーニングで誰でも簡単に「結月ゆかり」の声になれる音声変換技術が開発される

                                                    AH-Softwareの読み上げ用音声合成ソフトのVOICEROIDは、自分で好きな言葉をソフトウェアに読み上げさせることができるため、動画のナレーションやロボットの発話によく使われています。しかし、VOICEROIDの設定はやや面倒で時間がかかるもの。そこで、マイクで録音した音声をVOICEROIDの「結月ゆかり」さんの声に誰でも簡単に変換できるボイスチェンジ技術を、Dwango Media Villageのエンジニアであるヒホさんがニコニコ動画で発表しました。 ディープラーニングの力で誰でもゆかりさんの声になれる声変換技術を作ってみた - ニコニコ動画 今回ヒホさんが開発したのは、高品質に誰の声でもゆかりさんの声に変換できるという技術です。 ムービー中では、実際にヒホさんの声をゆかりさんの声に変換したものを聞くことができます。 「声を変換する」ということは、入力された音声データを別の音

                                                      ディープラーニングで誰でも簡単に「結月ゆかり」の声になれる音声変換技術が開発される
                                                    • わずか20年で40兆km以上離れた恒星にマイクロ宇宙船を送りこむ「ブレークスルー・スターショット」の新たな課題は「紙より薄い帆」にあり

                                                      by Breakthrough Initiatives 太陽系から約4.3光年(約40兆km)の距離にある、最も近い恒星系「アルファ・ケンタウリ」に超小型の宇宙船を送りこむプロジェクトが「ブレークスルー・スターショット」です。2016年に始動したもののまだ実現に至ってはいないこのプロジェクトですが、この度「新しい帆」のコンセプトが完成したことが報告されました。 How to Design a Sail that Won’t Tear or Melt on an Interstellar Voyage - Penn Engineering Blog https://blog.seas.upenn.edu/how-to-design-a-sail-that-wont-tear-or-melt-on-an-interstellar-voyage/ EarthSky | New solar sai

                                                        わずか20年で40兆km以上離れた恒星にマイクロ宇宙船を送りこむ「ブレークスルー・スターショット」の新たな課題は「紙より薄い帆」にあり
                                                      • 「サイボーグ義手」電通大が開発 筋肉の電気信号で5本の指を操作可能 厚労省の認可取得

                                                        電気通信大学は4月14日、筋肉が収縮するときの電気信号「筋電」で5本の指を動かせる「サイボーグ義手」の開発と実用化に成功したと発表した。実地試験も完了済み。障害者などが購入時に補助を受けられる制度の対象として、厚生労働省の認可も得た。 装着者の筋電のパターンと、義手の指を動かすパターンをひもづけることで、意図するように5本の指を動かせる仕組み。部品や制御システムを独自開発したことから、電通大による機能追加もしやすいとしている。 電通大によれば、電動の義手で厚労省の認可を受けたものは海外製のものと、同大が2018年に開発したもののみ。国内製で認可を受けるのは2例目という。このうち、海外製の筋電義手は、いずれも輸入が必要なことからコストが高く、機能追加もしにくかった。そのため、より調達しやすいものが求められていたという。 関連記事 「ベイマックス」のように空気で膨らむ義手 装着者のイメージ通り

                                                          「サイボーグ義手」電通大が開発 筋肉の電気信号で5本の指を操作可能 厚労省の認可取得
                                                        • 「羽のない風車」で台風さえもエネルギーに転換する。風力発電ベンチャー「チャレナジー」のすごみ

                                                          不安なニュースが続く中でも、意思を持って新たな時代を切り拓くミレニアル世代のビジョナリーたち。「サステナビリティビジネス」「テクノロジー×ビジネス」「カルチャー×ビジネス」「ダイバーシティ&インクルージョン」の4分野の挑戦者に、その思いを聞く。 第2回はチャレナジーの清水敦史氏と小山晋吾氏(インタビュイーは清水氏)。 世界では、約10億人近くの人々が、いまだに電気のない生活をしていると言われている。 自国の中で、安定的かつ持続可能なエネルギーを確保しつつ、新興国を含めた世界中に安心かつ安全な電力を届けることは、全世界共通の課題だ。 「風力発電にイノベーションを起こし、全人類に安心安全なエネルギーを供給する」 日本国内にも、大きな目標を掲げ、世界に目を向けている注目のベンチャーがある。 「垂直軸型マグナス式風力発電機」という「羽のない風車」を利用した独特な風力発電機を開発する「チャレナジー」

                                                            「羽のない風車」で台風さえもエネルギーに転換する。風力発電ベンチャー「チャレナジー」のすごみ
                                                          • 注目の素材「グラフェン」から初めて機能的な半導体を作り出すことに研究者らが成功

                                                            グラフェンは炭素原子が六角形に結合したハニカム構造をしたシートであり、鉄の数百倍もの強度を持ちながら非常に軽量で柔らかく、熱伝導性や導電性も高いという特性があります。そんなグラフェンを用いて世界で初めて機能的な半導体を作り出すことに、アメリカと中国の研究チームが成功しました。 Ultrahigh-mobility semiconducting epitaxial graphene on silicon carbide | Nature https://www.nature.com/articles/s41586-023-06811-0 Researchers Create First Functional Semiconductor Made From Graphene | Research https://research.gatech.edu/feature/researchers-c

                                                              注目の素材「グラフェン」から初めて機能的な半導体を作り出すことに研究者らが成功
                                                            • 米の巨大レーザー施設、過去実験8倍以上の核融合エネルギー生成に成功

                                                              米カリフォルニア州にある国立点火施設。ローレンス・リバモア国立研究所のウェブサイトより入手(撮影日不明)。(c)Jason Laurea/LLNL/ CC BY-NC-SA 4.0 【8月19日 AFP】米国の原子物理学者チームが17日、サッカー場3面分の大きさのレーザー装置を用いて、核融合から大量のエネルギーを発生させることに成功したと発表した。新たなクリーンエネルギー源開発への希望をもたらし得る成果だという。 研究チームは、巨大な装置内に配置された200列近いレーザー光線を微小な1点に集中させ、過去の実験の8倍以上に達する爆発的なエネルギーを生成した。 このエネルギーの持続時間は100兆分の1秒と、ごく短時間にすぎないが、核融合点火という至高の目標に科学者らを近づけた。それは、エネルギーの生成量が使用量を上回る瞬間だ。 「この結果は、慣性核融合研究にとって歴史的な前進です」と、米ローレ

                                                                米の巨大レーザー施設、過去実験8倍以上の核融合エネルギー生成に成功
                                                              • 培養肉、実用化の一歩手前に 大阪大や東大が新手法

                                                                日経の記事利用サービスについて 企業での記事共有や会議資料への転載・複製、注文印刷などをご希望の方は、リンク先をご覧ください。 詳しくはこちら 牛などの動物の細胞を増やして作る培養肉の研究が実用化の一歩手前まで来た。大阪大学は筋肉や脂肪、血管から成る牛肉の複雑な構造を再現した培養肉を世界に先駆けて開発した。東京大学は実際に食べられる素材だけで作った培養肉の作製に成功した。今後世界で懸念されるたんぱく質不足への有効な解決策の一つになる可能性がある。 国連によると世界の人口は2021年の約79億人から50年には約97億人に増える。これに伴い...

                                                                  培養肉、実用化の一歩手前に 大阪大や東大が新手法
                                                                • 世界最大規模の核融合実験装置で「プラズマ」初めて成功 那珂|NHK 茨城県のニュース

                                                                  国立研究開発法人の量子科学技術研究開発機構は、茨城県那珂市にある世界最大規模の核融合の実験装置で、核融合反応を起こすために必要な「プラズマ」と呼ばれる状態を初めて作り出すことに成功したと発表しました。 次世代のエネルギー源と期待される技術の実現に向け、本格的な実験が始まることになります。 核融合は、太陽の内部で起きている反応で、人工的に起こすことで膨大なエネルギーを取り出せるほか、二酸化炭素や高レベル放射性廃棄物を出さない次世代のエネルギー源として期待されています。 那珂市にある「JTー60SA」は、日本とEUが650億円あまりの予算をかけて共同で建設した実験装置で、核融合反応を起こすために必要な高温高圧の「プラズマ」と呼ばれる状態をドーナツ型の空洞の中で作り出し、一定時間維持する技術の実証を目指しています。 運営する量子科学技術研究開発機構によりますと、ことし5月から本格的に稼働し、内部

                                                                    世界最大規模の核融合実験装置で「プラズマ」初めて成功 那珂|NHK 茨城県のニュース
                                                                  • “月面で水素・酸素作り出す”装置公開 今冬にも打ち上げ計画 | NHK

                                                                    月面での人類の活動を見据え、水から水素と酸素を作り出すための新たな装置が18日都内で公開されました。この装置はことし冬にも、月面着陸を目指すベンチャー企業の着陸船に搭載されて打ち上げられる計画です。 公開されたのはビルの空調システムなどを手がける設備工事会社、高砂熱学工業が新たに開発した「月面用水電解装置」で、18日は報道陣に試験用のモデルが公開されました。 サイズは、たて30センチ、横45センチ、高さおよそ20センチで、水を電気分解し水素と酸素を作りだします。 企業によりますと、配管を固定するなど打ち上げや着陸時の振動に備える強度の高い設計にしたほか、宇宙空間の強い放射線を浴びても壊れにくい半導体を採用するなど工夫を凝らしたということです。 月をめぐっては近年、水の存在を示す研究論文が相次いで発表されていて、水を電気分解して水素と酸素をつくれれば、ロケットの燃料や空気として利用でき、月で

                                                                      “月面で水素・酸素作り出す”装置公開 今冬にも打ち上げ計画 | NHK
                                                                    • 最新の輸送船は「帆船」!? 現代に蘇った風力利用の新しい船舶デザイン - ナゾロジー

                                                                      風を受けて海を進む帆船は、海賊や大航海時代を連想させる海のロマンにあふれていますが、現代では実用性が薄い船と考える人は多いでしょう。 しかし、このアンティークな乗り物が最新の商業輸送船のデザインとして返り咲こうとしています。 スウェーデンに拠点を持つ海運会社Wallenius Marine(ワレニウスマリン)は、スウェーデン海洋調査センタ(SSPA)、スウェーデン王立科学アカデミーとの共同プロジェクトで開発中の最新自動車輸送船「Oceanbird」のデザインを公開しました。 それは意外なことに現代版の帆船です。 CO2削減が課題となっている現代に置いて、この史上最大の帆船は従来の輸送船と比べ排出量を90%も削減できるというのです。

                                                                        最新の輸送船は「帆船」!? 現代に蘇った風力利用の新しい船舶デザイン - ナゾロジー
                                                                      • EV電池、「フッ素」を主役に 性能はリチウムの7倍 Next Tech 2050 - 日本経済新聞

                                                                        脱炭素社会に向けた次世代の蓄電池として、フッ素を使う「フッ化物イオン電池」への注目が高まっている。電気をためる性能が現行のリチウムイオン電池の6~7倍に高まり、より軽く小さい電池を実現できる。1回の充電で1000キロを走るような電気自動車(EV)が視野に入る。2030年以降の蓄電池の本命の一つとみて、トヨタ自動車など自動車メーカーも開発に乗りだしている。フッ化物イオン電池はフッ化物イオン(フル

                                                                          EV電池、「フッ素」を主役に 性能はリチウムの7倍 Next Tech 2050 - 日本経済新聞
                                                                        • MITが「湯沸かし」を再発明。微細構造で効率化、産業用ボイラーや発電等の省エネ期待 | テクノエッジ TechnoEdge

                                                                          ガジェット全般、サイエンス、宇宙、音楽、モータースポーツetc... 電気・ネットワーク技術者。実績媒体Engadget日本版, Autoblog日本版, Forbes JAPAN他 マサチューセッツ工科大学の研究者が、少ない熱量で水を沸騰させる省エネ技術を発表しました。この技術では水を沸騰させる容器の表面処理に着目し、気泡の発生を抑えて水への熱伝達を効率化しています。 水を沸騰させると聞けば、多くの人はキッチンでお湯を沸かすことを想像すると思いますが、水を沸騰させ蒸気にするというプロセスは、発電所や化学プラントといった産業分野で大規模に行われています。また逆に冷やすという目的のために、沸騰させた水の気化熱を利用する沸騰冷却といったシステムもあります。 ただこれらのプロセスは、いずれもまず液体を沸騰させるために大量のエネルギーを消費します。そのため水を加熱・蒸発させるシステムの効率を高めれ

                                                                            MITが「湯沸かし」を再発明。微細構造で効率化、産業用ボイラーや発電等の省エネ期待 | テクノエッジ TechnoEdge
                                                                          • 世界の発電、太陽光が「新たな王様」に 再生エネ拡大で=IEA

                                                                            国際エネルギー機関(IEA)は13日に公表した年次の世界エネルギー見通しで、太陽光発電が今後10年の再生可能エネルギーの供給拡大をけん引すると予想した。写真はブラジルのサンパウロ郊外に広がる太陽光パネル。今年2月13日撮影。(2020年 ロイター/Amanda Perobelli) [パリ 13日 ロイター] - 国際エネルギー機関(IEA)は13日に公表した年次の世界エネルギー見通しで、太陽光発電が今後10年の再生可能エネルギーの供給拡大をけん引すると予想した。現在と条件が変わらないという前提で、再生エネは発電量全体の伸びの80%を占めると見込む。

                                                                              世界の発電、太陽光が「新たな王様」に 再生エネ拡大で=IEA
                                                                            • コンクリートがらを蒸して100%再利用、強度も2.5倍以上に

                                                                              東京大学生産技術研究所は、砕いて粉末にしたコンクリートのがれきを圧縮して高温・高圧で蒸すことにより、従来の圧縮強度を超えるコンクリートとして100%リサイクルする技術を開発した。リサイクル時にセメントなど新たな材料を投入する必要がなく、副産物も発生しない。 開発した技術ではまず、コンクリートを粉砕して圧縮成形する。その後、水と共に密閉容器に入れて180度で加熱する。砂と砂利の代わりに鉄鋼スラグを使ったコンクリートでも、同様の手法で再利用できる。 一般的なコンクリートの圧縮強度は1mm2当たり20Nほど。開発した技術でリサイクルしたコンクリートの圧縮強度を計測したところ、同52Nで2.5倍以上の強度だった。「高温・高圧の水蒸気により、コンクリートの空隙が埋まったり、セメントの反応が促進したりしたのだろう」と、東京大学生産技術研究所の酒井雄也准教授は推測する。 東京大学生産技術研究所はこれまで

                                                                                コンクリートがらを蒸して100%再利用、強度も2.5倍以上に
                                                                              • どうして? 空が「紫色」に! ネットざわつく意外な理由

                                                                                25日、FNNビデオPostに投稿された、夕方の住宅街の写真。 何の変哲もないが、見上げてみると、おかしい! 別の写真でも、やっぱり変。 空が紫色だった。 この空は、25日午後6時半ごろ、千葉市で撮影。 投稿者によると、「鮮やかな紫で、不気味なほどでした」という。 さらに、ネット上も「空が紫になってた。俺地獄行きか」など、ざわざわ。 紫の空は、なぜ出現したのか。 フジテレビ・三井気象予報士は、25日は千葉市でも雨が降り、地上と雲が近かったため、何らかの光が反射したのではないかと推測する。 しかし、千葉市の観光協会によると、把握しているかぎり、光を使ったイベントなどは開催されていないとのこと。 では、この紫色の空は、いったい何なのか。 取材を進めていく中で、有力な情報が。 株式会社OSMIC・鈴木正人さん「わたしたちでミニトマトを栽培してる。日照時間を補うために、LEDライトで補光している。

                                                                                  どうして? 空が「紫色」に! ネットざわつく意外な理由
                                                                                • 福島沖浮体式風力発電の実証実験を“失敗”と批判する不思議

                                                                                  この数カ月間、脱炭素や再生可能エネルギー、そして水素社会関連の話を聞かない日はないほど、日本や世界でエネルギーを改革しようという動きが活発になっています。 特に日本でその主力電源の1つになると考えられているのが洋上風力発電システム(以下、洋上風力)です。日経クロステックと日経エレクトロニクスでは、日本でも洋上風力を大規模に導入する動きが急速に進んでいることを2020年8月に特集「いきなり風力発電大国」で報じています。 2020年10月に、内閣総理大臣の菅義偉氏が国会の所信表明演説で2050年までの温室効果ガスの排出を実質ゼロにする、と発言したことを受けて計画にはさらに弾みがついたようで、資源エネルギー庁は、2040年に洋上風力発電を最大45GWにするという目標を2020年12月に掲げました。 ただし、世界からみるとこの目標は決して特別高くありません。例えば、英国は菅総理の所信表明演説の少し

                                                                                    福島沖浮体式風力発電の実証実験を“失敗”と批判する不思議