韓国・ソウルの体育館で行われた開票作業(2020年4月15日撮影)。(c)Jung Yeon-je / AFP 【4月15日 AFP】韓国で15日に投票が行われた総選挙で、文在寅(ムン・ジェイン、Moon Jae-in)大統領率いる与党が過半数の議席を獲得する見通しとなった。投票所でマスクと手袋の着用を義務付けられた有権者らは、文大統領の新型コロナウイルス感染拡大防止対策を評価した形だ。 韓国は同ウイルスのパンデミック(世界的な大流行)が発生して以来、世界で初めて国政選挙を行う国のうちの一つとなり、投票に当たっては多くの感染防止策が講じられた。 投票率は今世代で最高となり、韓国の公共放送KBSが行った出口調査によると、定数300議席のうち、与党「共に民主党」とその姉妹政党が合わせて155〜178議席を獲得する予想となった。 一方、最大野党の「未来統合党(UFP)」とその姉妹組織は合わせて1