ワルプルギスの廻天、脚本は鎧武を終えた直後、東離劍遊紀にとりかかる直前に脱稿してたので、思えばまだ私が自力で可愛い女の子の台詞を書けていた頃の最後の本になります。ついに日の目を見る時が来て嬉しいです! https://t.co/VJcDBqpX97
先日、若い世代を中心に広がる「倍速視聴」について、若者の消費行動に詳しい20代のゆめめさんと40代の筆者で語り合った「ドラマも『切り抜き動画』で観る…『倍速視聴派』Z世代の視聴実態」は大きな反響を呼んだ。「1時間ドラマを5分30秒で観る」と語ったゆめめさんの感覚には、共感と驚き、批判、さまざまな声がタイムラインに溢れた。 では、こうした状況に「作り手」はどんな思いを抱いているのか。拙著『映画を早送りで観る人たち ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形』(光文社新書)で現役の脚本家としての気持ちを語ってくれたのが、アニメ『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』のシリーズ構成や「プリキュア」シリーズの各話脚本などを務める小林雄次さんだ。携わった作品が早送りされることについて、小林さんに率直な思いを聞いた。 見放題サービス=食べ放題サービス 稲田 映像作品を倍速視聴したり、10秒スキップしたりする習
これが実写版ゲッターロボ! - 初期開発デザイン 漫画家・永井豪さんと石川賢さんによる大ヒット作「ゲッターロボ」(1974~1975)が、50周年を迎える2025年春に初めて実写映画化されることが明らかになった。 プロデューサー・監督・脚本は、『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』などの岡部淳也さんが担当。本作へ向けて、パイロット映像の制作資金調達を目的とするクラウドファンディングもスタートした。 【画像】初の実写映画化!永井豪&石川賢の原作「ゲッターロボ」 「ゲッターロボ」は、ゲットマシンと呼ばれる3機のメカで構成された変形合体ロボの活躍を描いた巨大ロボット作品の金字塔。「週刊少年サンデー」で連載された原作漫画、およびフジテレビ系で放送されたアニメ作品は、現在も熱狂的ファンから支持されている。 ADVERTISEMENT 実写映画は、漫画版の持つアウトロー、バイオレンス、
漫画『ゲッターロボ』の実写映画(2025年春公開)でストーリー(脚本)を担当する予定だった太田垣康男氏が、企画の脚本から外れることが20日、わかった。太田垣氏が自身のSNS(旧ツイッター)で発表した。 【写真】その他の写真を見る SNSでは「実写版ゲッターロボ企画の脚本から外れる事になりました。監督との間に生じた方向性の違いを埋める事が出来ず離脱する結果となり残念でなりません。今後はゲッターロボファンの1人として企画の成功を願ってます」と報告。 映画の脚本は、岡部淳也、太田垣康男、田畑由秋との共作を予定しており、実写特撮経験を多く持つ岡部と、SF・ロボットのシナリオのプロとの共同脚本により、傑作を目指していた。
理由は、ファンから見たら出演者や設定から「なぜ万城目さんの名前が無いんだろう?」と思う内容であったからだそうです。 監督の鈴木雅之さんは「プリンセストヨトミ」 脚本の相沢友子は「鹿男あをによし」「プリンセストヨトミ」 に関わった方であるということ、そして出演者の綾瀬はるかも堤真一も濱田岳も、万城目さん原作の映画に出演していたことがよりそう思わせているようです。 ちなみに「本能寺ホテル」の映画プロデューサーは土屋健さんで、やはり「プリンセストヨトミ」に携わっていた方です。 モントリオール世界映画祭、無事終了しました〜(^ ^)暖かいモントリオールの皆さん反響ありがとうございました〜(^ ^)#グッドモーニングショー pic.twitter.com/wiSOovRHXv — 土屋 健 (@tsuchiyaken) 2016年9月6日 そして、この映画が「完全オリジナル」と言うことも、万城目さん
日本が世界に誇るアニメ制作の現場で、多くの話題作を手掛ける脚本家の花田十輝(じゅっき)。デビューから30年、第一線で活躍を続けながら、ほとんど取材を受けないこの人物の実像に迫ったインタビュー。前編(https://www.47news.jp/47reporters/6734173.html)に続き、後編をお届けする。その言葉は第一線で執筆を続ける醍醐味(だいごみ)を巡って深みを増していく。(共同通信=川村敦、敬称略) ▽特殊で不思議な仕事 ―アニメの脚本執筆のやりがいは何でしょう。 今日は「日常」を書いて、明日「ノーゲーム・ノーライフ」を書いて、あさっては「やがて君になる」を書くことができるところ。ゲームについてそんなに詳しくなくても、ギャグが得意じゃなくても、仕事として書けるのはすごく楽しいです。どんなに天才的な作家さん、クリエイターさんでも、どうしても自分のできる作品の範囲が限られます
やったー! - 画像は『第9地区』より - TriStar / Photofest / ゲッティ イメージズ 第82回アカデミー賞で作品賞など計4部門にノミネートされたSF映画『第9地区』(2009)の続編が製作されるという。メガホンを取ったニール・ブロムカンプ監督が現地時間25日にTwitterを更新し、脚本作業に入っていると明かした。 【動画】武器もカッコいい!『第9地区』予告編 『第9地区』は、エイリアンが難民として生活している南アフリカを舞台に、彼らと共存する人間の困惑と、地球でマイノリティーとして生きるエイリアンとのドラマを描いた作品。『エリジウム』『チャッピー』といった野心作を手がけたブロムカンプ監督の長編デビュー作であり、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの監督で知られるピーター・ジャクソンが製作として彼をバックアップした。 ADVERTISEMENT ブロムカンプ監督は続
【写真】その他の写真を見る 1971年4月3日の午後7時30分からテレビ朝日系にて放送を開始した『仮面ライダー』(原作:石ノ森章太郎)。以来、令和仮面ライダー2作目で、現在放送中の『仮面ライダーセイバー』まで、子どもから大人まで楽しめる仮面ライダーが数多く登場し、半世紀にわたり愛され続けてきた。 「全人類に向かって放つ作品です」と確かな自信を持ってアピールした東映・白倉伸一郎氏は「正直に言うと、50周年イヤー中に公開までこぎつけたらいいなと思って準備してきましたが、コロナ禍でのドミノ現象が起こりまして2023年目指しとなりました」と明かしつつ、「逆に申しますと、準備はもう十分できています。撮影はこれからなんですが、余裕を持って2023年を目指せるものと思っております」と話した。 ■庵野秀明氏のコメント 50年前、当時の小学生男子のほとんどが仮面ライダーという等身大ヒーローに憧れ熱中しました
ロシア・モスクワで開かれた第35回モスクワ国際映画祭で、主演映画『ワールド・ウォー Z』の宣伝ポスターの前で笑顔を見せる米俳優ブラッド・ピット(2013年6月30日撮影)。(c)Kirill KUDRYAVTSEV / AFP 【8月6日 AFP】人口14億人を有する中国の巨大市場目当てに、米ハリウッド(Hollywood)は中国政府を満足させようと、映画を自主検閲している。言論の自由の擁護団体「ペン・アメリカ(PEN America)」が5日に公開した最新の報告書で明らかとなった。 【写真】中国の検閲に皮肉たっぷりの「謝罪」をした米アニメ「サウスパーク」制作者 これによると、ハリウッドの脚本家やプロデューサー、監督らは、中国政府の検閲に触れることを恐れ、台本を変えたり、シーンをカットしたり、内容を差し替えたりしているという。 例えば、公開予定の映画『トップガン マーヴェリック(Top G
俳優の高橋一生が主演するNHK総合/BS4Kのドラマ『岸辺露伴は動かない』(28日から3夜連続 後10:00)。荒木飛呂彦氏の大ヒット漫画『ジョジョの奇妙な冒険』からスピンオフした傑作漫画を初めて映像化する。脚本は、原作の“完全再現”で熱烈なファンからも高評価を得ているアニメ版のシリーズ構成を手掛けた、小林靖子氏が担当。実写版《岸辺露伴》はどのように生まれたのか。執筆秘話を明かした。 NHKで実写ドラマ化される『岸辺露伴は動かない』の脚本を担当した自称“脚本士”の小林靖子氏=12月28日から総合/BS4Kで3夜連続で放送 (C)ORICON NewS inc. 写真ページを見る 【写真】その他の写真を見る 『岸辺露伴は動かない』の主人公は、『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』(第4部)に登場する漫画家・岸辺露伴。相手を「本」にしてその生い立ちや秘密を知り、書き込んで指示を与える
「『岸辺露伴は動かない』実写化決定、主演は高橋一生、脚本は小林靖子」。本情報が発表されたとき、多くの“ジョジョファン”が期待に胸を膨らませた。なぜなら、以前からジョジョ好きであることを公言していた高橋が露伴を演じること、そして原作を見事に昇華したアニメシリーズを手掛けた小林靖子が脚本を担当するからだ。『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの中でも屈指の人気キャラ・岸辺露伴を実写として、いかに構築したのか。小林靖子にその脚本術を聞いた(編集部)。 “実写に落とし込める”描写にするために ーーまずは実写化が決まった時の感想を教えてください。 小林靖子(以下、小林):最初に話をいただいたときは、実写、しかもNHKさんでということでびっくりしました。結果として、短編で短期の放送に向いているお話でとてもよかったんじゃないかなと思います。 ーーNHKでの放送ということで、脚本化するに当たって意識された部分は
相沢氏は「このたびは芦原妃名子先生の訃報を聞き、大きな衝撃を受け、未だ深い悲しみに暮れています。心よりお悔やみ申し上げます」と追悼。「芦原先生がブログに書かれていた経緯は、私にとっては初めて聞くことばかりで、それを読んで言葉を失いました。いったい何が事実なのか、何を信じればいいのか、どうしたらいいのか、動揺しているうちに数日が過ぎ、訃報を受けた時には頭が真っ白になりました。そして今もなお混乱の中にいます」と心境をつづった。 続けて「SNSで発信してしまったことについては、もっと慎重になるべきだったと深く後悔、反省しています。もし私が本当のことを知っていたら、という思いがずっと頭から離れません。あまりにも悲しいです。事実が分からない中、今私が言えるのはこれだけですが、今後このようなことが繰り返されないよう、切に願います」と記した。 最後に「今回もこの場への投稿となることを、どうかご容赦くださ
ビートルズ大学 Masa Miyanaga (Beatles Univ. Japan) @beatles_univ 「セクシー田中さん」問題で思い出すのがNHKのドラマ「さくら家の人びと~ちびまる子ちゃん一家のその後の生態~」。さくらももこ自ら脚本を書き下ろし、キャスティング案も提出し、祖父役をいかりや長介にして最後に「全員集合!」と仕切らせたり画期的な内容にしたのに脚本もキャスティングも(続く) 2024-02-13 14:49:46 ビートルズ大学 Masa Miyanaga (Beatles Univ. Japan) @beatles_univ (続き)一切無視した酷い出来ドラマが「完成版」としてビデオで突然届いたのが放送数日前。金沢という担当プロデューサーが「先生には叱られるかもしれませんが」と一筆添えられているだけ。こちらはウブで「NHKが大々的に正月特番として放送するドラマを今
「おしん」「春日局」「渡る世間は鬼ばかり」などテレビ史にさん然と輝く名ドラマを数多く手掛けた脚本家で劇作家の橋田寿賀子(はしだ・すがこ、本名・岩崎寿賀子=いわさき・すがこ)さんが4日午前9時13分、急性リンパ腫のため死去した。一般財団法人「橋田文化財団」が5日、発表した。95歳。韓国ソウル生まれ。「橋田ファミリー」と呼ばれる俳優たちとの堅い結束でも知られた。 【写真】1982年NHK「おしん」発表時の橋田寿賀子さん、小林綾子、田中裕子、乙羽信子 今年2月下旬、急性リンパ腫の治療のため都内の病院に入院。3月中旬に自宅のある静岡県熱海市内の病院へと移り治療を続けていた。今月3日に熱海市内の自宅に戻り、4日午前、息を引き取った。 故人の遺志により、通夜・告別式は執り行わず、本日5日、荼毘に付された。 1964年、TBS東芝日曜劇場「袋を渡せば」の脚本でデビュー。以来、今日まで55年以上にわたり、
月刊少年シリウス(講談社)にて連載された「はたらく細胞」は、白血球、赤血球、血小板などの細胞を擬人化したマンガ。人体で働く無数の細胞たちが病原菌と戦いながら、成長し、友情や愛情を育んでいくさまが描かれる。単行本は全6巻が発売され、2018年と2021年にはTVアニメ化を果たし、舞台化もされた。「はたらく細胞 BLACK」「はたらく血小板ちゃん」「はたらく細胞 LADY」などスピンオフ作品も登場している。 武内は「普段見ることのできない体内の世界では日々一体どんなことが起こっているのか?そんな細胞たちの日常を、笑いと学びに溢れた壮大なスケールでお届けしたいと思っています。この作品を監督することが決まってからは、私自身も普段の生活で自分の体内の細胞たちのことを意識するようになりました」とコメント。なお脚本は「翔んで埼玉」で武内とタッグを組んだ徳永友一が担当する。 武内英樹(監督)コメント「はた
舞台公演の企画などを手掛けるLol(東京都渋谷区)は3月9日、13日から上演予定だった朗読劇「~AI朗読劇~AIラブコメ」の公演を中止すると発表した。生成AIを使って脚本を作り、それを声優が朗読するという企画だったが、同社は「関係者たちに多大なる迷惑が掛かる危険がある」との理由から、公演中止の判断を下した。 同公演は、13~20日に上演を予定していた。生成AIが作った3本の恋愛ドラマを声優が朗読するという内容で、脚本以外にも、キービジュアルなどのデザインにも生成AIを利用していた。同社は「(生成AIは)一部利用しているにすぎず、生成AIアプリに複数のキーワードを入力し、導き出した成果物に、クリエイターが手を加えて仕上げている」と説明していた。 同社は企画について「AIを使って、人間が紡ぎ出す作品に、固定概念にとらわれない要素が入る、新しいクリエイティブへの挑戦であり、今までにない世界を楽し
さまざまな考え方の、さまざまな立場の人が集まって働く会社という場。ふとした瞬間に、同僚や上司とのズレを感じたり、考え方の違いにモヤモヤしたり。会社だけでなく、家族や友人という身近な存在に対しても感じたことがあるかもしれません。その場ではやり過ごしても、なんとなくモヤモヤしたものを引きずってしまう……なんてことも。 ドラマ『恋せぬふたり』『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい(チェリまほ)』などの脚本を手掛けた吉田恵里香さんは、意見が違う相手に対して「まずは受け入れて、折衷案を探していく」というスタンスで接するそう。作品づくりにもそうした姿勢が表れているように思います。 自分とは異なる考えや立場を否定せず、コミュニケーションを取っていくあり方について、お話を伺いました。 ※取材はリモートで実施しました いろんな人がいることを作品では書きたい 吉田さんが脚本を手がけた『恋せぬふたり』では、
『ドラクエ』スライムの合体練習をドット絵のショートアニメにしてみた! 応援されながらがんばる姿に「優しい世界」「かわいいの極み」の声 海外でバズり中のボカロ曲「ヤババイナ」楽曲配信開始!初音ミク、ずんだもん、重音テトの破茶滅茶なMV映像に「中毒性やばい」「何度も聞きにきたくなる」の声 かつて、アニメ制作の際、脚本家が映像化を意識して原作を改変するのが一般的だった。 しかし、近年においては、どうやら原作に忠実な脚本作りをするアニメ作品が増えているようだ。 『化物語』や『ソードアート・オンライン』(『SAO』)、『魔法科高校の劣等生』など、多くの原作付きアニメ作品において脚本を担当してきた、中本宗応氏はそう語る。 もともとアニメの雑誌や書籍の編集者であった中本氏は、2008年にアニメ化された『魔法先生ネギま!~白き翼 ALA ALBA~』でアニメ制作の現場にデビュー。 同作、総監督の新房昭之氏
毎朝のようにSNSのタイムラインを席巻している「虎に翼」。主演・伊藤沙莉(30)が日本で初めて弁護士になった女性を演じている。今作がこれまでの多くのリーガルドラマ(司法ドラマ)と違うのは、現役弁護士たちの心も掴んでいることだ。 毎朝タイムラインを席巻している「虎に翼」 公式サイトより 「一体どこまで調べて脚本を書いてるんだ」「脚本侮っててすんませんでした」と絶賛する國本依伸弁護士に、『虎に翼』のどんなところがすごいのか話を聞いた。 ――『虎に翼』の放送がある日はXに國本先生のポストが流れてくるのを楽しみにしています。弁護士としてどんなところにハマったんでしょう。 國本依伸弁護士(以下 國本) 日本のリーガルドラマは用語その他内容が不正確で、嫌な気分になることが多いのでほとんど観ないんです。だから妻から「次の朝ドラは日本で最初に弁護士になった人みたいやで」と聞いたときには、「伊藤沙莉めっちゃ
相沢にはかなり同情している 原作改変禁止契約が破られたことがよく言われているが、多くの脚本家がそうであるように相沢はテレビ局の所属ではないフリーランス 芦原とテレビ局のあいだの原作改変禁止契約は相沢を直接拘束しているわけではない だから仮に芦原の遺族が裁判を起こしたとしても相沢に賠償させるのはまあまあ難しい 芦原:漫画の使用権をテレビ局に売った 相沢:テレビ局の指示通りに書いた脚本をテレビ局に売った つまり芦原と相沢はお互いに「取引先の取引先」という遠い関係 よく一緒に仕事しているというわけでもないからほぼ他人だ 取引先の取引先になぜか自分の原稿をチェックされて書き直されて結局外された相沢はそりゃ困惑しただろう ドラゴンボールのハンカチを縫ってる会社のところにいちいち鳥山明が修正指示に来たら困る ただこの件で問題だったのは芦原とテレビ局が原作改変禁止契約を結んでいたこと これで相沢は盗品な
ハァ…… ハァ…… ハァ…… ハァ……… ウッ・・・・! ガクッ ドサッ…… 「来週三者面談かー、将来の夢とかいきなり言われても困るよなー」 「ってアレ……」 「人だっ!!」 「人が倒れてる!!」 「た、大変だ」 「大丈夫ですかっ!!」 「いやーありがとう。本当に助かったよ」 「僕、タクヤってんだ」 「ぼくは江ノ島」 「江ノ島兄ちゃんはどうしてあんなところに倒れていたのさ」 「それが……ネタ出しをしてたらご飯を食べ忘れちゃってて、いやー恥ずかしい」 「ネタ出し?」 「うん、今度書く記事のね」 「記事って…もしかしてお兄ちゃんライターさんなの!?」 「まあね」 「どこで書いてるのっ!?」 「スーパーマンスリーポータルXX(ダブルエックス)って知ってるかい?」 「うーん、あんまり聞いたことないかも」 「月に一度だけ、珠玉の記事を公開するすごいサイトでね、ぼくはそこの新人なんだ。」 「pvも
アクションゲーム『Vampire Survivors』のアニメ化が発表された。アクション映画『ジョン・ウィック』シリーズの脚本家であるデレク・コルスタット氏らの会社Story Kitchenがゲームを開発したponcleとともに手掛ける。 米エンターテインメント誌のDeadlineの記事によると、このプロジェクトは現在アニメ系のケーブル局との契約を目指し、脚本家を探しているという。 なお、poncleのルカ・ガランテ氏は公式発表にあたり、「Vampire Survivorsにとって最も重要なのはストーリーです。週末に作る小さなインディーゲームとして始まったものがアニメシリーズになるなんて夢のようです」と、ゲーム同様にどこまで本気かわからない“らしい”コメントを残している。 (※編注: ヴァンパイアとタイトルにあるのにゲームにはヴァンパイアは出て来ないし、直接的なストーリー要素もほぼない)
2021年3月8日に公開された庵野秀明総監督による『シン・エヴァンゲリオン劇場版』。本作は他に類をみない映画であり、間違いなく歴史に残る大傑作となった。 しかし、すべてを語るにはあまりにも時間も理解も足りない。よってここでは“誰も観たことのない映像”と“フィクションの究極的な脚本”という2点にフォーカスして本作について語ろうと思う。 目次誰も観たことのない、虚構と現実を超えた映像アニメの原点へのリスペクトと特撮へのオマージュ「これまでにないアニメづくり」へ結集された総力フィクションの“究極”を成し遂げた脚本「プロジェクトエヴァ」とは告白である──引き裂かれたあらゆる可能性が1つになった、奇跡のような作品 誰も観たことのない、虚構と現実を超えた映像 本作は2つのアバンタイトル(AVANT1、AVANT2)と、4つの本編パート(便宜上、登場順にA、B、C、Dと呼称)という、合計6つのパートで構
藤本タツキ原作のTVアニメ『チェンソーマン』が放送スタートした。 熱狂的なファンを獲得している同作のアニメ制作を手掛けるのは、『進撃の巨人 The Final Season』や『呪術廻戦』を作ってきたMAPPA。そして、本作の脚本を手掛けるのは、数々のヒットアニメの脚本を手掛けてきた瀬古浩司だ。 近年、数多くのアニメ作品の脚本を任されている瀬古だが、そんな彼から見て『チェンソーマン』の魅力とは何か、その魅力を映像に翻訳するためにどんなことを考えて執筆したのかなどについて話を聞いた。(杉本穂高) 原作ものは愛情とリスペクトが出発点 ――瀬古さんは原作を読んだ時、どんな印象を抱きましたか? 瀬古浩司(以下、瀬古):すごく映画的な漫画だと思いました。モノローグは少なく、カメラワークは時にダイナミックで時に繊細、画面には常に空気が流れている(たとえば常に埃が舞っていたり風が吹いていたりする)ように
先月開催されたカンヌ国際映画祭で、脚本賞を含め4つの賞を受賞した映画『ドライブ・マイ・カー』が8月20日より公開中だ。 監督を努めたのは、昨年、『スパイの妻』(‘20)でヴェネチア国際映画祭銀獅子賞を受賞(共同脚本)し、今年に入って『偶然と想像』(今秋公開予定)でベルリン国際映画祭銀熊賞した濱口竜介さん。村上春樹原作の本作に込めた思いについて聞いた。 『ドライブ・マイ・カー』 舞台俳優であり演出家の家福悠介(西島秀俊)は、かつて女優であり、その後脚本家に転身した愛する妻の音(霧島れいか)と幸福な日々を送っていた。ところが、音は秘密を残して突然この世からいなくなってしまう。2年後、広島での演劇祭に愛車で向かった家福は寡黙な専属ドライバーの渡利みさき(三浦透子)と出会う。妻との記憶が刻まれた車の中で、ドライバーのみさきとお互いの過去を明かすうちに、家福は目を背けて来たあることに向き合うようにな
全米脚本家組合(WGA)のストライキが始まって、3日目。2007年から2008年にかけての前回のストは100日続き、映画、テレビの製作に大きな打撃をもたらした。製作がストップすることの影響はケータリングやドライバーなど周辺のビジネスにも及び、このストがロサンゼルスの街に与えた損失は30億ドルといわれる。 だから、今回のストが起こらないでほしいと誰もが思っていた。その一方で、業界では、このストは避けられないだろうともわかっていた。映画スタジオ、テレビ局、配信会社などを代表する映画製作者協会(AMPTP)とWGAは、契約更新期限の6週間前から新しい契約内容についての話し合いを重ねてきたが、両者の求めることにはあまりに開きがありすぎ、真夜中まで続くかと思われた最終日の交渉は早々と終了したほど。ストが始まってからも、話し合いは再開されていない。 この大きな対立の背景には、配信の台頭によって伝統的な
映画「私をスキーに連れてって」などの脚本家で知られる一色伸幸氏が16日に自身のX(旧ツイッター)を更新し、原作問題について持論を展開した。 昨年10月期放送の日本テレビドラマ「セクシー田中さん」の原作者で漫画家の芦原妃名子さん(享年50)の急死をめぐり、議論となっている原作改変問題。 一色氏はこの件について「原作者も脚本家も自分の名前で発言してるのに、出版社やテレビ局は個人の名前を出さない。誰か個人が担当していたはずなのに、頑なに出さない。うん、卑怯だと思う」と私見を投稿。 また「脚本家や原作者に、局や出版社と仕事している認識は薄い。『最初の読者』である担当者に向けて書いている。『個人』と仕事をしている。一番事情を知っているその人たちの説明や思いは、やはり知りたいのです。こういうことを繰り返さないためにも」と思いをつづっていた。
AIに書き起こさせて、途中まで手を入れましたが面倒になったのでひとまずここで公開。 本文黒沢久子 こんばんは、脚本家たちの深夜密談です。今週はちょっと先週からの予告を変更しまして、急遽セクシー田中さんのお話をしたいと思っております。言いますのもですね、やっぱり「脚本家の深夜密談」ということで脚本家の名前を貸している以上、ちょっと脚本家の立場からこの話をして、ご理解していただきたいところもあるなというところから、はい、急遽決めました。なかなか勇気のある決断だったので、私達だけでは心もとないので、40年にわたってテレビドラマで活躍されている伴一彦さんに急遽ゲストとして来ていただきました。伴さん、よろしくお願いいたします 伴一彦 はいこんばんは。お邪魔します 黒沢久子 よろしくお願いします。伴さんのお話をお伺いする前に、一応ちょっとここまでの経緯を簡単にお伝えしますと、まずこの件の発端というのが
すゞひ企画@演劇×体験型ミステリー @taiken_mystery 『最高の演劇で、最高のミステリーを届け、最高の体験を』を合言葉に“演劇×体験型ミステリー”を制作する団体です。お問い合わせは、公式ホームページ内のフォームからお願いします。#未来予言ミステリー #雨降るミステリー #花嫁ミステリー #雪降るミステリー #33分のブレーキランプ #星降るミステリー #体験型ミステリー suzuhi-kikaku.online すゞひ企画@演劇×体験型ミステリー @taiken_mystery \明日開幕❣️/ 演劇×体験型ミステリー 『密室は致死量の未来を予言する』 すゞひ企画が贈る、 新感覚ミステリー舞台😍 事件の真相をあばくのはあなた自身😏 チケット絶賛発売中です💕💕 ↓詳細↓ suzuhi-kikaku.online/yogenmystery/ #未来予言ミステリー 2024-
約20年の年月を経て、遂に「SEEDシリーズ」完全新作『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』が、全国大ヒット公開中だ。 今回は「SEEDシリーズ」を手掛けてきた福田己津央監督に、両澤千晶の遺したプロットを基にどのように本作を作り上げていったのかなどについて語ってもらった。 ▲福田己津央監督 ※本文にはネタバレ要素が多く含まれます。劇場版ご鑑賞前の方はご留意ください。 ──『FREEDOM』大ヒットおめでとうございます。公開した現在の率直な感想は。 福田 好調だそうで、とてもありがたく思っています。新作を作ったっていう変な気負いもなく、一番緊張するフィルム完成時からもだいぶ時間が空きましたので、ファンの皆さんがどういう風にこの作品を受け取ってくれるのかが、今一番の関心事となっています。 ──やはりファンの皆さんの反応は気になるわけですね。 福田 今回は脚本家の両澤(千晶)がいない状態で
脚本の科学 認知と知覚のプロセスから理解する映画と脚本のしくみ 作者:ポール・ジョセフ・ガリーノ,コニー・シアーズ発売日: 2021/01/26メディア: 単行本先日認知科学の観点からみた、最強の英語の勉強法について書かれた『英語独習法』の記事を書いたばかりだが、今度は認知科学meets脚本術! 脚本技術について書かれた本は数多くあるが、認知科学・神経科学からのアプローチははじめて読んだ。 数多くある脚本術の本だが、矛盾していたり、違うことを言っているケースも珍しくない。脚本を17のステップにわけたり、22にわけたり、全体を三幕にわけたり、七幕だったり、さまざまな理論があり、読むと全部もっともらしく見えるが、それに反するヒット作も多々ある。本書は、そうした先行する脚本術を拾い上げながら、人間の視覚や脳の認知的に、よく用いられる三幕構成にはどのような意味があるのか、どんな技術を用いることで人
2004年から2020年にかけてメロディ(白泉社)で連載された「大奥」は、男子のみを襲う謎の疫病が国中に蔓延し、男子の数が激減した江戸時代を舞台にしたSF時代劇。将軍職をはじめとした主な役職を女性が受け継ぎ、男性は希少な“種馬”として大切に育てられるようになった日本で、代々の将軍とその周囲のさまざまな絆が描かれてきた。単行本は全19巻が刊行されており、第10回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、第13回手塚治虫文化賞マンガ大賞、ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア賞、第1回ananマンガ大賞、第56回小学館漫画賞少女向け部門、第42回日本SF大賞など数々の賞も受賞。2010年と2012年に実写映画化、同じく2012年にTVドラマ化も果たしている。 ドラマの脚本は「JIN-仁-」「ごちそうさん」「おんな城主 直虎」など手がけた森下佳子が担当。「3代 徳川家光×万里小路有功 編」「5代 徳川綱
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