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脳と心の検索結果1 - 4 件 / 4件

  • 家庭崩壊もあり得る!? カサンドラ症候群の見えづらい苦しみ | 脳と心の再生カンファレンス | 工藤千秋 | 毎日新聞「医療プレミア」

    パートナーや家族が自分に興味や関心のある話ばかりして、こちらの話はまるで聞いてくれない――。そんな経験、したことありますか。相手が発達障害の「自閉スペクトラム」の場合、コミュニケーションがうまく取れず、ストレスから心身に異常を来すことがあります。これは「カサンドラ症候群」と呼ばれ、周囲に悩みを打ち明けられず、孤立して家庭が崩壊する悲惨なケースもあります。そんな実態を知ってもらいたく、今回はカサンドラ症候群についてお話しさせていただきます。 夢中になると周りが気にならない 5年ほど前、クリニックに1人の女性がやってきました。そして、僕にこう悩みを打ち明けたのです。 「会話が下手で、家族とコミュニケーションが取れません。娘が私にくってかかってくるんです。息子は反社会的勢力とつながっていて……。旦那は私が何を言ってもどこ吹く風。突然、怒り出すんです」 女性は40代。少しうつ状態にあるかと思い、ク

      家庭崩壊もあり得る!? カサンドラ症候群の見えづらい苦しみ | 脳と心の再生カンファレンス | 工藤千秋 | 毎日新聞「医療プレミア」
    • お酒やコーヒーならいい? 独居認知症高齢者の誤った熱中症対策 | 脳と心の再生カンファレンス | 工藤千秋 | 毎日新聞「医療プレミア」

      7月も中旬となり、いよいよ夏本番。各地で気温が35度以上の猛暑日になるなど酷暑に見舞われていますが、熱中症対策は万全でしょうか。もちろん、予防するには脱水を防ぐための水分補給が欠かせませんが、「水分」なら何でもいいわけではありません。自分では補給していたつもりでいても、脱水症に陥り、熱中症になってしまうケースもあります。特に、独居の認知症患者は認知機能が低下しているため理解がおぼつかず、注意が必要です。最近、クリニックで遭遇した認知症患者さんのケースをもとに、熱中症につながりかねない危ない水分補給についてお伝えします。 「お酒も水分」大丈夫? 熱中症は、脱水症や体温上昇によって体調不良になる病気です。頭痛や吐き気、虚脱感などの症状がみられたら病院へ救急搬送しなければなりません。意識障害やけいれんなどがみられたら重症で、命の危険もあるため病院での集中治療が必要です。 つい最近、あるかかりつけ

        お酒やコーヒーならいい? 独居認知症高齢者の誤った熱中症対策 | 脳と心の再生カンファレンス | 工藤千秋 | 毎日新聞「医療プレミア」
      • 【テストステロンを増やす↑堀江メソッド 筋トレ&生活習慣】足のストレッチ継続で「睡眠の質」向上 硬くなった筋肉が緩んでリラックス、翌日の脳・体・心の健康につながる(1/2ページ)

        筆者(吉田)が代表をつとめる「ロジカルジム」は、筋肉を鍛えるだけでなく回復させることが運動の継続につながり、継続が健康をつくるという方針です。また、筆者がヘッドスパのスペシャリストでもあるため、お客さまからは「睡眠の質が上がった」「寝つきが良くなった」との声もいただいています。 トレーニングで適度に身体を動かすと、筋肉の直接的な疲労に加えてストレスホルモンの分泌が抑えられリラックスできることから、寝付きが良くなるといわれています。さらに、トレーニング後のストレッチは、硬くなった筋肉が緩んでリラックスできるため、心地よい状態で入眠できるようです。 トレーニングとストレッチは睡眠にも良い効果をもたらし、翌日の脳・体・心の健康につながるようです。そこで今回は、大きくて硬くなりやすい筋肉である足のストレッチを紹介します。 【やり方】 ■前腿のストレッチ 壁の前に立ち、右手を壁に添えます。左手で左足

          【テストステロンを増やす↑堀江メソッド 筋トレ&生活習慣】足のストレッチ継続で「睡眠の質」向上 硬くなった筋肉が緩んでリラックス、翌日の脳・体・心の健康につながる(1/2ページ)
        • 人はなぜ高齢になると「頑固おやじ」や「意地悪ばあさん」になるのか? | 脳と心の再生カンファレンス | 工藤千秋 | 毎日新聞「医療プレミア」

          頑固だったり、意地悪をしてすぐ怒鳴ったりする高齢者、ときどき見かけませんか。僕と同じくらいの世代の人たちなら、テレビドラマ「寺内貫太郎一家」(1974年)で小林亜星さん演じる頑固おやじの寺内貫太郎や、「意地悪ばあさん」(81~82年)で青島幸男さん演じる波多野たつを思い出すことでしょう。僕のクリニックでも、そんな親の姿を目の当たりにして、「昔は違った」と嘆く子どもの声をよく聞きます。それにしても、人はなぜ高齢になると、この2人のように頑固や意地悪になったりするのでしょうか。今回は、脳がもたらす秘密の一端をお話しします。 人間らしさを規定する前頭前野 「父はすぐ怒鳴るし、母は孫にいたずらばかりしています。私が子どもの頃はやさしかった父と母なのに……。認知症ですかね」。最近も、僕のクリニックに通う女性からこんな相談を受けました。 この女性の父親は85歳、母親は82歳といずれも高齢です。そこで、

            人はなぜ高齢になると「頑固おやじ」や「意地悪ばあさん」になるのか? | 脳と心の再生カンファレンス | 工藤千秋 | 毎日新聞「医療プレミア」
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