ラテン語の勉強法ですね。それにはすぐにお答えします。語学が好きで文法を覚えるのを苦にしない語学好きの人がいます。そういう人は例外なので、放っておきます。ラテン語をマスターするには、文法書を買ってきて、それを制覇するしかないのですが、ほとんどの場合、挫折します。続かないのです。たとえば、松平・国原『新ラテン文法』(東洋出版)はお勧めですが、練習問題に答えがないので進む元気が出ない、ということがあります。そして、名詞や動詞の活用や変化がたくさんあって、気力が失われます。覚えても覚えてもたくさんの学習事項が出てきて、そのうちに飽きてきて、目的がないと、かならず途中で止めてしまいます。私の場合は、ライプニッツを読むという目的があって、読めないうちから分からない文法事項が出てきても、辞書を引いて、意味を推理するということをしていました。文法を追いかけるというよりも、文法を探していました。「こういう意