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葛西敬之の検索結果1 - 8 件 / 8件

  • 東大に93人、京大に33人、旧帝大に70人……安倍晋三の意を受け、葛西敬之が創設した「全寮制スパルタ校」の卒業生たちの進学先(森 功)

    東大に93人、京大に33人、旧帝大に70人……安倍晋三の意を受け、葛西敬之が創設した「全寮制スパルタ校」の卒業生たちの進学先 「葛西敬之?そんなたいして有名でもない企業経営者が、日本を牛耳ってたなんて、そんなわけないだろう」 本書を読む前は、多くの人がそう思うようだ。森功著『国商 最後のフィクサー葛西敬之』では、一企業経営者にすぎない葛西氏が、官邸の人事を牛耳り、霞が関と内通して政策に口を出し、はてはNHKの会長選びに介入してマスコミを支配する姿までが描かれる。 前回記事に引き続き、本年度の講談社本田靖春ノンフィクション賞(7月20日に最終選考会)にもノミネートされた本作から一部を抜粋してお届けする。 第一次政権で「教育改革」を安倍にやらせた 「桃李(とうり)もの言わざれども、下自(したおの)ずから蹊(みち)を成す」 司馬遷の「史記」を好んで読んだ葛西敬之は、第一次安倍晋三政権の「教育再生

      東大に93人、京大に33人、旧帝大に70人……安倍晋三の意を受け、葛西敬之が創設した「全寮制スパルタ校」の卒業生たちの進学先(森 功)
    • 「JR東海のフィクサー」が安倍晋三と密談して「3兆円」を引っ張るまで(森 功)

      安倍・菅政権の「フィクサー」として政界を牛耳っていたJR東海名誉会長の葛西敬之。ついにはリニア中央新幹線のために、財政投融資3兆円が注ぎ込まれることになる。融資なので返済するとはいえ、市場金利より安く抑えられていることを思えば、金利分の国家のカネがJR東海につぎ込まれた、と見ることもできる。 『国商 最後のフィクサー葛西敬之』では、安倍と葛西によって「3兆円財投」が決まるまでの政権内部の動きが、生々しく明かされている。 ブレーンは財務省の事務次官ライン 葛西は数多くの政府審議会の委員となり、霞が関の高級官僚たちと政策勉強会を兼ねた懇親会を開いてきた。なかでも葛西の大事にしてきた省庁が財務省であり、財務官僚には葛西を取り巻くブレーンが少なくない。ざっとあげれば、元国税庁長官の牧野治郎にはじまり、勝(かつ)栄二郎や香川俊介、岡本薫明(しげあき)といった事務次官ラインが葛西と懇親を深めてきた。

        「JR東海のフィクサー」が安倍晋三と密談して「3兆円」を引っ張るまで(森 功)
      • 高橋洋一氏が川勝知事のリニア開業延期の内幕暴露「スズキ自動車の鈴木修さんに…」「本当にくだらない」(東スポWEB) - Yahoo!ニュース

        元財務省官僚で経済学者の高橋洋一氏が6日にABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」に出演し、静岡県の川勝平太知事の辞任の内幕を語った。 【写真】次の県知事選で出馬が予想される2議員 川勝知事は1日に行った新規採用職員向けの訓示で「県庁はシンクタンク。毎日毎日、野菜を売ったり、牛の世話をしたり、モノを作ったりとかと違い、基本的に皆さま方は頭脳、知性の高い方たち。それを磨く必要がある」と発言し批判が殺到。6月議会で辞任すると表明した。辞任理由として度重なる不適切な発言と着工を認めてこなかったリニア中央新幹線の開業延期という区切りがついたと説明した。 高橋氏は「辞任した理由の中に『リニアにメドがついた』と言った。要するに遅らせることが目的だった」と指摘。なぜ川勝知事は遅らせることにこだわったのか。高橋氏は「(メディアは)みんな知りたいからスズキ自動車の鈴木修さんにインタビュー行ってる

          高橋洋一氏が川勝知事のリニア開業延期の内幕暴露「スズキ自動車の鈴木修さんに…」「本当にくだらない」(東スポWEB) - Yahoo!ニュース
        • 「国鉄民営化」を進めたのは「“ソ連側の”証人」として戦犯裁判に出た元関東軍幹部…ヤバすぎる昭和史に迫る(森 功)

          安倍元首相が国士と賞賛した葛西敬之が死の床についた。政界と密接に関わり、国鉄の民営化や晩年ではリニア事業の推進に心血を注ぎ、日本のインフラに貢献してきた。また、安倍を初めとする政治家たちと親交を深め、10年以上も中心となって日本を「事実上」動かしてきた。 本連載では、類まれなる愛国者であった葛西敬之の生涯を振り返り、日本を裏で操ってきたフィクサーの知られざる素顔を『国商』(森功著)から一部抜粋して紹介する。 『国商』連載第16回 『「日本最大の労働組合を潰す」...日本財界のフィクサー・葛西敬之の「国労の力を削ぐ」驚くべき「画策」』より続く 瀬島龍三という男 葛西は自ら手掛けた分割民営化について、〈スタートしたばかりの経営改善計画の否定から始めるべきものだった〉とまで述べている。前に書いたように当時の葛西は臨調との連絡係にすぎない。なのに、なぜそこまでできたのか。この当時、職員局に勤め、国

            「国鉄民営化」を進めたのは「“ソ連側の”証人」として戦犯裁判に出た元関東軍幹部…ヤバすぎる昭和史に迫る(森 功)
          • NHKが抱える小さくない問題 リーダーシップが見えにくい組織

            「NHKは最も明日が見えないメディアだ」と前回書いた。その結論は、NHK自身がどこへ進めばいいか分かっていないからだとした。なぜならばNHKには、組織の中にリーダーシップが欠如しているからだ。NHKは本来、色々言われながらも公共放送として日常的な報道でも災害の時にも頼りになるメディアだ。そんな大事な組織のトップがリーダーシップを発揮していない。だから明日が見えないのだと思う。そもそも、トップを誰がどう選んで決めているのかが外から見えない。 NHKは会長の選任などについてばかり取り沙汰されがちだが、会長を決めるのは経営委員会だ。この経営委員会がどうにもモヤモヤした組織で、私はNHKの明日が見えない問題の根源はそこにあるのではと考えている。 NHKを厳しくチェックする集団に 経営委員会は、株式会社で言うと取締役会のような役割があり、会長以下の業務執行を監督する役割を持つ組織だ。 経営委員会につ

              NHKが抱える小さくない問題 リーダーシップが見えにくい組織
            • 高橋洋一氏が川勝知事のリニア開業延期の内幕暴露「スズキ自動車の鈴木修さんに…」「本当にくだらない」 | 東スポWEB

              元財務省官僚で経済学者の高橋洋一氏が6日にABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」に出演し、静岡県の川勝平太知事の辞任の内幕を語った。 川勝知事は1日に行った新規採用職員向けの訓示で「県庁はシンクタンク。毎日毎日、野菜を売ったり、牛の世話をしたり、モノを作ったりとかと違い、基本的に皆さま方は頭脳、知性の高い方たち。それを磨く必要がある」と発言し批判が殺到。6月議会で辞任すると表明した。辞任理由として度重なる不適切な発言と着工を認めてこなかったリニア中央新幹線の開業延期という区切りがついたと説明した。 高橋氏は「辞任した理由の中に『リニアにメドがついた』と言った。要するに遅らせることが目的だった」と指摘。なぜ川勝知事は遅らせることにこだわったのか。高橋氏は「(メディアは)みんな知りたいからスズキ自動車の鈴木修さんにインタビュー行ってるんですよ。その時に『川勝はよくやったよ』、『実

                高橋洋一氏が川勝知事のリニア開業延期の内幕暴露「スズキ自動車の鈴木修さんに…」「本当にくだらない」 | 東スポWEB
              • 【平成30年史 JRの歩んだ道編(4)】新幹線技術「中国移転は失敗」 いまや日本のライバルに(1/5ページ)

                「ずうずうしくも大ぼらを吹く」「中国の高速鉄道技術は、すでに日本の新幹線をはるかに凌駕(りょうが)している」 平成23(2011)年7月7日、中国鉄道省宣伝部長の王勇平は、中国国営新華社通信のインタビューにそう答えた。 川崎重工業などの技術供与をもとに高速鉄道を共同生産した中国の国有メーカーが、「独自の技術」として米国での特許申請を目指す動きが明らかになったことについてだ。中国政府がいわゆるパクリ疑惑に公式反論するのは異例だ。 王は「新幹線と北京-上海間の高速鉄道は、同列に論じられるレベルではまったくない」と中国の新型車両が優れていると主張してうそぶいた。 「中国は日本に技術援助したい」 ■  ■  ■ 王の発言は「高速鉄道の輸出」という野望をむき出しにするものだった。中国が独自開発をあきらめ、日独仏の技術導入を決めたのは、わずか13年前。だが一昨年には、インドネシアが日本の提案する高速鉄

                  【平成30年史 JRの歩んだ道編(4)】新幹線技術「中国移転は失敗」 いまや日本のライバルに(1/5ページ)
                • 倉重篤郎のニュース最前線:表からは決して見えない 政治を動かす「日本のフィクサー」 異色鼎談 田原総一朗×佐高信×森功 | 毎日新聞

                  安倍元首相を動かした葛西敬之 新自由主義推進の竹中平蔵 児玉誉士夫、そして政商たちの興亡史… 日本の深部をえぐる! 表からだけでは政治は見えない。歴代首相には「フィクサー」がいた。中曽根康弘と親密だった児玉誉士夫、小泉純一郎と規制緩和を進めた竹中平蔵、安倍政権を動かした葛西敬之……。田原、佐高、倉重が、政界の裏を見据えてきた森功氏を迎えて、現代政治の闇の領域に踏み込む。 世にはフィクサーと呼ばれる人たちがいる。 フィクサーとは、政治や行政、企業活動における意思決定の際に、正規の手続きを経ずに決定に対して影響を与える手段、人脈を持つ人物を指す。政界フィクサーといえば、永田町の裏情報に通じ、時の首相ら政界の実力者たちに対して一定の影響力を有する人物だ。表の世界と、右翼や暴力団など裏社会とをつなぐ役割を担うこともある。 私も政治記者の端くれとして、フィクサーたちを追ったことがある。画商が表看板の

                    倉重篤郎のニュース最前線:表からは決して見えない 政治を動かす「日本のフィクサー」 異色鼎談 田原総一朗×佐高信×森功 | 毎日新聞
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