大手クラウド事業者がこぞって力を入れるサービス分野の1つは機械学習だ。米Amazon Web Services(アマゾン・ウェブ・サービス、AWS)も、製造設備の故障や不具合の兆候を察知してメンテナンスに生かす「予知保全」や、傷・剥離・亀裂など物品の「欠陥検出」といった用途に役立つ多様な機械学習サービスを提供している。 AWSの年次イベント「AWS re:Invent 2021」(米国時間の2021年11月29日から12月3日にかけて開催)の会場で日経クロステックの取材に応じた同社Machine Learning & AI部門ゼネラルマネジャーのバシ・フィロミン氏によれば、米国企業を中心に機械学習サービスの採用が進んでいるという。