インドネシア西部アチェ州サバンで、移動の用意をするロヒンギャ難民(2023年12月4日撮影)。(c)CHAIDEER MAHYUDDIN / AFP 【12月7日 AFP】インドネシア西部アチェ(Aceh)州サバン(Sabang)島で6日、先週漂着したミャンマーのイスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)難民の移送を求め、地元住民約150人が抗議デモを行った。デモ参加者が警察と衝突する一幕もあった。 大半がイスラム教徒のロヒンギャは仏教徒が大半のミャンマーで迫害されており、毎年数千人が危険を顧みず船でイスラム教国のマレーシアやインドネシアを目指す。 先月になり、バングラデシュの難民キャンプから約1800キロ離れたアチェ州にたどり着く難民の数が急増。1000人以上が漂着した。ミャンマー国軍による迫害が始まった2017年以降で最大の流入が起きている。 今月2日にもサバンに女性や子どもを含