並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 14 件 / 14件

新着順 人気順

購買力平価の検索結果1 - 14 件 / 14件

  • ドル円は購買力平価へと回帰するのか? ~2024年以降に円高へ転換する可能性~ | 前田 和馬 | 第一生命経済研究所

    要旨 長期的な為替レートの水準として参照される「購買力平価(PPP)」と比べると、足下の市場実勢レートは3割強円安方向で推移している。 新興国通貨の市場実勢レートはPPP対比で割安な水準にあり、日本円が先進国通貨としての位置づけを保てない場合、足下のドル円水準が中長期的にも維持されるリスクがある。 一方、主要先進国通貨における市場実勢レートとPPPの大幅な乖離は2~3年しか持続しない傾向にある。先進国通貨としての日本円のポジションが不変である場合、ドル円レートは2024~2025年にかけて120円近辺まで円高が進行する可能性が示唆される。 為替レートは金利差、貿易・経常収支、潜在的な経済力などの多様な要因によって変動するが、長期的な為替レートの水準を考える際には「購買力平価(PPP: Purchasing Power Parity)」を参照することが一般的だ。PPPとは「為替レートは異なる

      ドル円は購買力平価へと回帰するのか? ~2024年以降に円高へ転換する可能性~ | 前田 和馬 | 第一生命経済研究所
    • PPP(購買力平価)はどれくらい成立するか|服部孝洋(東京大学)

      こないだ金融学会で、国際金融のパネルディスカッションをしました。その際に、為替を説明する理論として、PPP(購買力平価)は、現在、市場参加者の中で、大変人気がない理論だという話になりました。その重要な要因は、今の円安を全く説明できないからです(もしPPPが成立するなら、逆に言えば、これから円高になるということも示唆されます)。 その一方、私の理解では、経済学者の中で、中長期的にPPPが成立するという緩やかなコンセンサスがあると感じています。そこでいくつか国際金融のテキストをみてみたのですが、結構、教科書にとってトーンが違うという印象をうけました。 まず、一番、おそらくスタンダードなテキストであるオブストフェルド・クルーグマン・メリッツのInternational Economicsでは、第18章でPPPについて触れられています。このテキストの書きぶりは、驚くほどPPPに冷たいです。 PPP

        PPP(購買力平価)はどれくらい成立するか|服部孝洋(東京大学)
      • IIMA-GMVI・購買力平価 | 公益財団法人 国際通貨研究所

        IIMA GMVI(Global Markets Volatility Index) とは? 国際通貨研究所では、グローバルな金融・資本市場のリスク度を表す指数としてIIMA Global Market Volatility Indexを作成しています。これは、世界の主要国の株式、債券、外国為替市場の日々の相場変化率を合成して、世界の金融市場の総合的な相場変動率(historical volatility)を算出し、指数化したものです。指数が高いほど市場が動揺し投資家がリスク回避的になり、指数が低いほど市場の信認が高まり投資家がリスク選好を強めていることを示します。データは日次で、毎週初更新します。 IIMA-GMVIのグラフとデータはこちら IIMA-GMVI半期振り返りレポートはこちら IIMA-GMVIの解説はこちら 購買力平価(PPP:Purchasing Power Parity

        • 反転し始めた円相場、「購買力平価を反映して円高に戻る」論は本当か? 過剰な円安の修正には輸出数量の増加と貿易黒字の拡大、実需の円買いが不可欠 | JBpress (ジェイビープレス)

          ドル/円相場の続落を受け、円安局面の終焉を唱える声が強まっている。購買力平価(PPP)を見ても、消費者物価指数(CPI)ベースのPPPは108円と、実勢相場が過剰な円安だとする見方も根強い。 もっとも、PPPを反映した水準にまで円高が進むためには、円安による輸出数量の増加と、それに伴う貿易黒字の拡大、そして実需の円買いが不可欠だが、円安による輸出数量の増加という経路は機能していない。 日本のデフレが終わったのであれば、PPPも円安・ドル高方向に修正される可能性がある。「実勢相場が過剰に円安なのではなく、PPPが過剰に円高だった」との視点を無視するべきではない。 (唐鎌 大輔:みずほ銀行チーフマーケット・エコノミスト) PPPで見ると、足もとは過剰な円安 ドル/円相場の続落を受けて、円安局面の終焉を囃し立てる声が大きくなりつつある。 過去のコラムでも言及したことはあると思うが、米連邦準備理事

            反転し始めた円相場、「購買力平価を反映して円高に戻る」論は本当か? 過剰な円安の修正には輸出数量の増加と貿易黒字の拡大、実需の円買いが不可欠 | JBpress (ジェイビープレス)
          • 20240508 クロス円購買力平価データ集 - 日独経済日記

            ★現時点での市場実勢(ドル円155、ユーロ円167、ポンド円194、人民元円21) tradingeconomics.com ①IMF世界経済見通し(2024年4月) https://www.imf.org/en/Publications/WEO/weo-database/2024/April ②OECDデータベース(2022年分まで) https://data.oecd.org/conversion/purchasing-power-parities-ppp.htm ③ビッグマック平価(2024年1月)~ドル円79.09、ユーロ円83.49、ポンド円100.22といずれも実勢レートは過度の円安を示唆。人民元円18はほぼフェア。 https://www.economist.com/big-mac-index ④(ご参考)足元の日銀短観想定為替レート(2024年4月)~ドル円もユーロ円も15

              20240508 クロス円購買力平価データ集 - 日独経済日記
            • 20231113 ドイツの気になるデータ5選(ECB金融政策、購買力平価など) - 日独経済日記

              ①投資家の景況感(ZEWとSentix)~中東戦争勃発にもかかわらず「そろそろ底打ちしてくれるかも」という、そこはかとない期待のこもった動き。 https://www.sentix.de/ https://www.zew.de/ ②ECB金融政策軌道(1mEURIBORフォワード金利)~利上げは打ち止めで、来年前半(FEDよりは早め)に利下げが始まり、2025年末に向けて累計1%強利下げする、という市場織り込み。 https://www.chathamfinancial.com/technology/european-forward-curves ③OECD購買力平価~現在の市場実勢よりは、かなりの円高。来年央あたりから予想されている内外金利差縮小(上記②)が意識され始めるタイミングを注視。 https://stats.oecd.org/Index.aspx?DataSetCode=CPL

                20231113 ドイツの気になるデータ5選(ECB金融政策、購買力平価など) - 日独経済日記
              • 相対的購買力平価の定式(そうたいてきこうばいりょくへいかのていしき)とは? 意味や使い方 - コトバンク

                …物価指数を用いて購買力平価を求めるには,絶対的購買力平価が成立していた時点を基準時点にとり,次の公式により求める。これが相対的購買力平価の定式化である。これによると,たとえば基準時点から比べて自国の物価指数が100から200になり,外国は変化せず100のままであったとすれば,相対的購買力平価は2倍に上昇する。…

                  相対的購買力平価の定式(そうたいてきこうばいりょくへいかのていしき)とは? 意味や使い方 - コトバンク
                • 市場レートと購買力平価の乖離に周期性が!?

                  このまとめは、@yumiharizuki12さんによるフォロワー限定まとめです。 まとめを見るためには、ログインして権限を確認してください。

                    市場レートと購買力平価の乖離に周期性が!?
                  • 円ドル為替レート(実勢相場と購買力平価)のグラフ化 - Qiita

                    はじめに 円ドル為替レートの推移を実勢相場とともに購買力平価(消費者物価、企業物価指数、輸出物価基準のもの)を描いてみた。 データは、公益財団法人国際通貨研究所( https://www.iima.or.jp/ )から出されているExcelファイルのデータ( https://www.iima.or.jp/docs/ppp/pppdata.xlsx )にもとづいている。 もともとグラフも提供されているので描画の必要はないが、Excelファイルの読み込みの備忘録。 コード 今回はmatplotlibでグラフを描くので、日本語フォントの準備から。 # モジュールの読み込み import pandas as pd import matplotlib.pyplot as plt import matplotlib.ticker as ticker import matplotlib.dates as

                      円ドル為替レート(実勢相場と購買力平価)のグラフ化 - Qiita
                    • 購買力平価とは?

                      このまとめは、@yumiharizuki12さんによるフォロワー限定まとめです。 まとめを見るためには、ログインして権限を確認してください。

                        購買力平価とは?
                      • 平均給与の国際比較:為替レート換算と購買力平価換算

                        1. 平均給与の推移 前回は各国の平均給与について名目と実質の違いを確認してみました。 名目でも実質でも停滞しているのは、日本特有の傾向のようです。 今回は、OECDで公表されている平均給与の水準について、国際比較してみたいと思います。 OECDで公開されている平均給与は、自国通貨ベースの名目・実質と、2022年購買力平価換算による実質です。 パートタイム労働者がフルタイム働いたと見なした調整の入っている平均給与となります。 今回はまず実質の水準から確認してみましょう。 図1が平均給与の実質 購買力平価換算のグラフです。 このグラフは何を意味しているかというと、各国の自国通貨ベースの実質値(2022年基準)を、2022年の購買力平価でドル換算したグラフという事になります。 基準年である2022年で、実質値=名目値となりますね。 各年の購買力平価ではなく、どの年も2022年の購買力平価で統一

                          平均給与の国際比較:為替レート換算と購買力平価換算
                        • 騙されない投資家9~購買力平価って何?|マネースクエア

                          「騙されない投資家」になるために・・・。投資の初心者が知っておくべきこと、勘違いしやすいことを、できるだけ平易に解説しようと思います。なお、シリーズの過去レポートは#騙されない投資家で表示されるので、是非ご活用ください。 ******* 「購買力平価とは」 外国為替に関連した投資の経験のある方なら、購買力平価という言葉を聞いたことがあると思います。今回はこれを解説してみましょう。 購買力平価、PPP(Purchasing Power Parity)とは、通貨の異なる二つの国であっても、同じモノが同じ値段で買えるはずだという考えを基本としています。別の言い方をすると、それぞれの通貨で表された値段が同じになるように、2つの通貨の交換レート、つまり為替レートが決まるという考えです。そして、実際の為替レートには購買力平価に近づけるような力が働くと考えるわけです。 インフレである(物価が上昇している

                            騙されない投資家9~購買力平価って何?|マネースクエア
                          • 円相場は購買力平価に向けて上昇するのか?|唐鎌大輔(みずほ銀行 チーフマーケット・エコノミスト)

                            照会の多い、PPPへの収斂について 11月中旬から下旬にかけて直面したドル/円相場の続落を受けて、円安局面の終焉を唱える声が強くなっていることを感じます: https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB211PU0R21C23A1000000/ 過去のnoteでも言及している事実ではありますが、FRBの姿勢に応じて円安局面がピークアウトすること自体は想定の範囲内です。日々、「円安の構造的要因」をお話する機会が増えていることもあって、「私=円安」と見なす人も多いようで、「ほら円高になったじゃないか!」と鬼の首を取ったようにご意見を頂くこともありますが、そういった日々の乱高下に惑わされない大きな流れをつかむためのお話を平時、させて頂いているつもりです。明日どうなる、来週どうなる、と言ったお話は別の諸賢の方々における議論を参照頂ければ幸いです。業務上、お話させて頂

                              円相場は購買力平価に向けて上昇するのか?|唐鎌大輔(みずほ銀行 チーフマーケット・エコノミスト)
                            • ビジネス英語の決まり文句を制覇する(30)~購買力平価とは~ – 実践英語の達人

                              こんにちは、Frankです。 ビジネスに直結したものから文法や読解に関するものまで、多種多様 な問題を出題している実践ビジネス英語講座ですが、今回は「購買力 平価とは」をテーマにした問題です。 経済用語が苦手でも、頑張って最後まで読んでください。 断片知識が将来の教養の大きな礎になることがあります。 ■ ビジネス英語の決まり文句を制覇する(30)~購買力平価とは~  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ Described below is the explanation about Purchasing power parity (PPP). Fill in the blanks with the most appropriate word Purchasing power parity (PPP) is an (1. e*******) theory and

                              1