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高野陽太郎の検索結果1 - 7 件 / 7件

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高野陽太郎に関するエントリは7件あります。 science認知 などが関連タグです。 人気エントリには 『「チコちゃんは知らない」 – 高野陽太郎 ホームページ』などがあります。
  • 「チコちゃんは知らない」 – 高野陽太郎 ホームページ

    NHKの番組『チコちゃんに叱られる』(2018年10月20日放映)で鏡映反転が取り上げられました。 この番組では、「鏡に映った人は、左右は反対に見えるが、上下は反対に見えない」ということを映像で確認した上で、なぜそういう現象が起きるのかについては、「分からない」と答えていました。 「チコちゃん」は、「分からないことが分かっている」とも言っていました。しかし、これは間違いです。鏡映反転の理由について、「分からない」ということが定説になっているわけではありません。 なぜ「分からない」のか、その理由については、「心の働き方は、人それぞれなので、誰もが納得する説明はできないのだ」と解説していました。この解説も間違いです。 「人それぞれ」であることを示す実例として、「自分の鏡映反転を認識しない人がかなりいる」という事実を紹介していました。これは、私の実験で(世界で初めて)明らかになった事実です。番組

    • 「アカハラ」は中傷 – 高野陽太郎 ホームページ

      私が指導を担当していた元大学院生Aは、私から「アカハラ(アカデミック・ハラスメント)を受けた」と主張し、私に対する非難をツイッターなどに書き込みました。私を告発する文書もネット上に公開しました。 それらの文書では、私の名前は、ソフトウェアで赤い四角を貼りつけることによって隠してありましたが、隠し忘れた箇所もあり、また、ソフトウェアで隠した名前は、電子的に読み取る方法がいくつも存在するため、元院生Aの中傷は、すぐに私の実名と結びつけられて、ネット上に拡散しました。 私は元大学院生Aを名誉毀損で訴えました。その結果、裁判所は、元大学院生Aに書込を削除するように命じました。 このことを根に持った元大学院生Aは、私の実名をあげて、私が研究費を不正使用したとネットに書き込み、それを読んだ朝日新聞の記者が私に取材を申し込んできました。私は証拠となる書類を見せて、自分が東京大学人文社会系研究科の内規に従

      • 鏡の左右反転 – 高野陽太郎 ホームページ

        鏡の中では左右が反対に見えます。これが 「鏡映反転」 です。古来、多くの人たちが、「鏡に映ると、上下は反対にならないのに、左右が反対になるのは何故だろう?」 と首をかしげてきました。 2千数百年前、プラトンが対話編 『ティマイオス』 の中で、この鏡映反転の説明を試みています。プラトンは視覚について間違った理解をしていたので、鏡映反転の説明も間違っているのですが、この問題が紀元前から人びとの興味を惹いてきたということがわかります。 その後、多くの人びとが鏡映反転の説明を試みてきました。誰もが知っている身近な現象ですし、「左右が反対になる」 というだけの単純な現象にみえるので、ちょっと考えてみれば誰にでもすぐに答がわかりそうな気がします。ところが、数多くの哲学者、数学者、心理学者、それにノーベル賞を受賞した物理学者までが論じてきたにもかかわらず、鏡映反転が起きる理由については、未だに定説がない

        • 「日本は同調圧力が凄い」というのは本当なのか?(高野 陽太郎) @gendai_biz

          2020年、インターネットで「自粛警察」という言葉がはやりました。それをきっかけに、「日本は同調圧力が凄い」という議論が盛り上がりました。「同調圧力」をテーマにした本もベストセラーになっています。 私のところにも、ある雑誌から「同調圧力」の特集に原稿を書いてほしい、という依頼が舞いこんできました。この特集の「主旨」には、「世界と比べて日本社会における同調圧力は凄まじい」と記されていました。「私が原稿を書くと、企画の主旨と正面衝突してしまいますが……」と申し上げたところ、原稿の依頼は取り下げられました。 インターネットでも「日本は同調圧力が凄い」と盛んに論じられていますが、はたして、それは本当のことなのでしょうか? 根拠はあるのか? 「日本は同調圧力が凄い」という議論をみると、証拠らしい証拠はあげられていないことがわかります。 「自粛警察」の例としてよく言われるのは、たとえば、店舗のシャッタ

            「日本は同調圧力が凄い」というのは本当なのか?(高野 陽太郎) @gendai_biz
          • 「日本は同調圧力が凄い」というのは本当なのか?(高野 陽太郎) @gendai_biz

            「自粛警察」は「同調圧力」の証拠か? とはいえ、「自粛警察」があれだけ話題になったのですから、やはり「日本は同調圧力が凄い」と言っていいのではないでしょうか? いや、そう単純に結論することはできません。「自粛警察」が話題になったという事実は、いろいろに解釈できるからです。 たとえば、日本では「ロックダウン」ができなかったからかもしれません。欧米の多くの国々では、政府が商店に休業を命じたり、市民に外出を禁じたりして、警察官に取り締まらせました。いわゆる「ロックダウン」です。一方、日本の政府には、それほどの強い権限はなかったので、ロックダウンはできませんでした。「だから、市民がたがいに自粛を要求するほかなかったのではないか」という解釈もできるのです。 それどころか、正反対の解釈だって可能です――「『自粛警察』という言葉までつくって、そろって『同調圧力』を非難するぐらいだから、日本人はよほど『同

              「日本は同調圧力が凄い」というのは本当なのか?(高野 陽太郎) @gendai_biz
            • 児童相談所が息子を「拉致」した…その理不尽すぎる「一部始終」(高野 陽太郎) @gendai_biz

              子どもが親に虐待され、殺されてしまうという事件が、近年、マスメディアで大々的に報じられてきました。児童相談所は虐待防止キャンペーンを繰り広げ、その効果もあって、虐待の通報は急増しています。 しかし、その陰で、虐待をしたわけでもないのに、児童相談所に子どもを拉致され、返してもらえないという事件が多発しています。こうした事件は、虐待死の事件ほど広く知られてはいませんが、私は自分自身の息子が拉致されてはじめて、じつは大変な事態が進行していることを知りました。 私は癌の治療をすることになったとき、男手ひとつで育てていた息子を児童相談所に預かってもらいました。ところが、治療が終わって息子を引き取ろうとすると、児童相談所は息子を返そうとせず、実力で児童養護施設に強制収容してしまいました。 息子を取り戻そうと裁判を起こしたところ、児童相談所は強制収容を正当化するために、私が息子を虐待していたと主張しはじ

                児童相談所が息子を「拉致」した…その理不尽すぎる「一部始終」(高野 陽太郎) @gendai_biz
              • 児童相談所が強制収容した息子を取り戻すための裁判「壮絶な全経緯」(高野 陽太郎) @gendai_biz

                前回は、私の息子が児童相談所に強制収容され、行政不服審査でも裁判でも息子を取り戻すことができなかった、というところまでお話をしました。最高裁判所への特別抗告が却下された時点で、私は「すべてが終わった」と思ったのですが、じっさいには、裁判はまだ続くことになりました。 再び家庭裁判所 児童相談所は、家庭裁判所に再び審判を請求しました。息子を一時保護所から児童養護施設に移そうとしていたのですが、保護者の同意がない場合には、やはり家庭裁判所の承認を得なければならないからです。児童相談所が家庭裁判所に提出した「申立書」によれば、じっさいには、「一時保護委託」という名目で、息子はすでに児童養護施設に移されていたのですが、この措置を正式なものにする必要があったのでしょう。 児童相談所は、前述のとおり、高等裁判所に提出した「反論書」には、「心理的虐待が疑われる」と記していました。しかし、今回の「申立書」で

                  児童相談所が強制収容した息子を取り戻すための裁判「壮絶な全経緯」(高野 陽太郎) @gendai_biz
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