並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 40 件 / 53件

新着順 人気順

Ambientの検索結果1 - 40 件 / 53件

Ambientに関するエントリは53件あります。 music音楽*Music などが関連タグです。 人気エントリには 『竹田ダニエル (11/22に単行本発売) on Twitter: "このサイト本当にすごい...!! バーの雰囲気を音声で再現できるんだけど、 ・バーテンダーの作業音 ・人の会話 ・混雑度合い ・雨音 ・ドリンクの音 などなど、音量を自分好みに調整したり、I Miss My Barがキュレート… https://t.co/5WeKrGB1Pg"』などがあります。
  • 竹田ダニエル (11/22に単行本発売) on Twitter: "このサイト本当にすごい...!! バーの雰囲気を音声で再現できるんだけど、 ・バーテンダーの作業音 ・人の会話 ・混雑度合い ・雨音 ・ドリンクの音 などなど、音量を自分好みに調整したり、I Miss My Barがキュレート… https://t.co/5WeKrGB1Pg"

    このサイト本当にすごい...!! バーの雰囲気を音声で再現できるんだけど、 ・バーテンダーの作業音 ・人の会話 ・混雑度合い ・雨音 ・ドリンクの音 などなど、音量を自分好みに調整したり、I Miss My Barがキュレート… https://t.co/5WeKrGB1Pg

      竹田ダニエル (11/22に単行本発売) on Twitter: "このサイト本当にすごい...!! バーの雰囲気を音声で再現できるんだけど、 ・バーテンダーの作業音 ・人の会話 ・混雑度合い ・雨音 ・ドリンクの音 などなど、音量を自分好みに調整したり、I Miss My Barがキュレート… https://t.co/5WeKrGB1Pg"
    • 国内で長らく“無視”されていた日本産アンビエント&ニューエイジが、今なぜ世界的に注目されているのか

      昨今、かつてここ日本で制作されたアンビエントミュージックやニューエイジミュージックと呼ばれる作品が、国内外の音楽ファンから熱い注目を集めているということを見聞きしたことのある方は少なくないだろう。 1980年から90年にかけて制作されたそうした楽曲をコンパイルした「KANKYO ONGAKU: JAPANESE AMBIENT ENVIRONMENTAL & NEW AGE MUSIC 1980-90」(Light in the Attic)が、第62回(2019年度)グラミー賞における最優秀ヒストリカルアルバム部門にノミネートされるといった象徴的な出来事もあったし、そこに収録されていた、吉村弘、芦川聡、矢吹紫帆、尾島由郎、日向敏文、小久保隆といったアーティストたちのオリジナル作が中古レコード市場において軒並み高騰し、関連作を含め海外レーベルから次々と再発されるという事態も並走してきた。

        国内で長らく“無視”されていた日本産アンビエント&ニューエイジが、今なぜ世界的に注目されているのか
      • どのようにブライアン・イーノがWindows95の起動音を作曲したか

        Industry Observerより。 Macで作りました。 BY ネイサン・ジョリー この音は、音楽と言われたもピンとこないほど、すぐにWindows 95の起動音であると分かる音楽の一つです。テクノロジーと自然が融合した天国のチャイムで、6秒以内で収まります。 Windows 95の起動音です。どんな音か思い出せない人は、ここで復習しておきましょう。6秒後に裏で会いましょう。 Windows95の起動音を確認してください。 いいですよね? 作曲として聞いてみると、かなり複雑な音に聞こえます。エーテル的な。完璧に作り込まれています。驚くべきことに、この曲を作ったのは環境音楽の帝王ブライアン・イーノで、彼はMicrosoftの幹部からこの曲を作るように指名されたのです。 音に込めなければならない形容詞が次々と提示されたのです。それが、3.25秒という短い時間であることを考えると、かなり大

        • 細野晴臣とアンビエントミュージック(前編) | 細野ゼミ 1コマ目(前編)

          活動50周年を経た今なお、日本のみならず海外でも熱烈な支持を集め、改めてその音楽が注目されている細野晴臣。音楽ナタリーでは、彼が生み出してきた作品やリスナー遍歴を通じてそのキャリアを改めて掘り下げるべく、さまざまなジャンルについて探求する連載企画「細野ゼミ」を始動させる。 ゼミ生として参加するのは、細野を敬愛してやまない安部勇磨(never young beach)とハマ・オカモト(OKAMOTO'S)という同世代アーティスト2人。第1回では、細野のキャリアを語るうえで欠かせない音楽ジャンルの1つ、アンビエントミュージックを題材に語り合ってもらった。前編では細野と「アンビエントミュージック」の出会いを中心に聞く。 取材 / 加藤一陽 文 / 望月哲 題字 / 細野晴臣 イラスト / 死後くん 今の時代こそアンビエント──「細野ゼミ」第1回の題材は「アンビエントミュージック」です。 細野晴臣

            細野晴臣とアンビエントミュージック(前編) | 細野ゼミ 1コマ目(前編)
          • I Miss My Bar - Recreate Your Favorite Bar's Atmosphere

            A modern digital artifact recreating the atmosphere of our favorite local bars to keep us company while it’s safe to visit them again. An initiative by Maverick Monterrey.

            • ブライアン・イーノが語る、ポストコロナ社会への提言とこれからの音楽体験 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

              2020年に音楽活動50周年を迎えたブライアン・イーノは、多くの顔を使い分けながら新しい歴史を切り拓いてきた。70年代からポップ音楽にアートの前衛精神を持ち込み、近年最注目されているアンビエント・ミュージック=環境音楽の概念を確立。デヴィッド・ボウイのベルリン三部作に貢献し、プロデューサーとしてトーキング・ヘッズやU2などに携わり、映画/テレビ番組のスコアでも輝かしい功績を残してきたほか、インターネットの普及を牽引したWindows95の起動音や、iPhoneの自動音楽生成アプリ「Bloom」の制作などを通じて、科学やテクノロジーの領域にまで影響をもたらしている。リベラルな現代思想家としても知られるイーノは、パンデミックに見舞われた2020年に何を考え、どのような未来を思い描いているのか? ※この記事は2020年12月25日発売の『Rolling Stone JAPAN vol.13』に掲

                ブライアン・イーノが語る、ポストコロナ社会への提言とこれからの音楽体験 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
              • ヴァンゲリス死去 『ブレードランナー』『炎のランナー』等 - amass

                『ブレードランナー』や『炎のランナー』などの映画音楽も担当したギリシャの作曲家・シンセサイザー奏者のヴァンゲリス(Vangelis)が死去。英ガーディアン紙や米ワシントン・ポスト紙によると、彼の代理人は、治療を受けていたフランスのパリの病院で5月17日に亡くなったと伝えています。詳しい死因は明らかにされていませんが、ギリシャのニュースサイトINは新型コロナウイルスの治療を受けている最中だったと報じています。ヴァンゲリスは79歳でした。 ヴァンゲリスことエヴァンゲロス・オディセアス・パパサナスィウは、1943年3月ギリシャのヴォロス生まれ。父は画家、母はシンガーという芸術一家に育ち、4歳からピアノを始める。60年代前半にFORMYNXというポップ・バンドを結成して、音楽活動を本格的に始める。1968年にはデミス・ルソス、ルカス・シデラスとともにアフロディテス・チャイルドを結成。パッヘルベルの

                  ヴァンゲリス死去 『ブレードランナー』『炎のランナー』等 - amass
                • エイフェックス・ツインがついに帰還 時代を変えたテクノ伝説とデビュー32年目の現在地 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                  エイフェックス・ツイン(Aphex Twin)の5年ぶりとなる最新作『Blackbox Life Recorder 21f / In a Room7 F760』が7月28日に世界同時リリースされる。エレクトロニック・ミュージック史上最大の鬼才はどこへ向かおうとしているのか? 音楽ライターの小野島大にこれまでの歩みと最新モードを解説してもらった。 エイフェックス・ツインことリチャード・D・ジェイムスと言えば、90年代以降のエレクトロニック・ミュージックの潮流を決定づけ、テクノというジャンルの確立に多大な貢献を果たした音楽家である。 去る6月21日、5年ぶりの新曲「Blackbox Life Recorder 21f」を発表。同時に同曲を含む4曲入りEP『Blackbox Life Recorder 21f / in a room7 F760』を7月28日に全世界同時発売するという一報が流れた

                    エイフェックス・ツインがついに帰還 時代を変えたテクノ伝説とデビュー32年目の現在地 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                  • 毎月、数百枚の音楽ソフトを購入。若手屈指のコレクターが語るリスナー遍歴 | ブルータス| BRUTUS.jp

                    ニューエイジ、イタリアの前衛音楽、アニメ系などのコレクション 何度か断捨離していたり、新たな収集物のために毎月レコードを手放したりと、ここ10年くらい自転車操業ですが、新譜旧譜問わず毎月数百枚のレコードやCD、カセットなどを買ったりしています。 近年再評価されている日本のアンビエントや環境音楽。 今は少数精鋭のセレクトで、3000枚いかないくらいのコレクションになっています。ニューエイジや日本のアンビエント、イタリアの前衛音楽、オブスキュアなアニメ系はいいコレクションを持っていると思います。 次のレコードを買うために、多分今まで買ったレコードの8割近くは売ったはずです。京都の三条あたりにあるレコード屋数店だけで、数千枚は売ったんじゃないでしょうか。一時期あのエリアの某店の実験音楽の棚とテクノの棚は僕の売ったもので埋まっていました。もちろん、この大学時代に買った量もエグかったですね。 毎週2

                      毎月、数百枚の音楽ソフトを購入。若手屈指のコレクターが語るリスナー遍歴 | ブルータス| BRUTUS.jp
                    • アンビエントミュージックの先駆者ブライアン・イーノ。小山田圭吾らのコメントからその才能に迫る | Kompass(コンパス) ミュージックガイドマガジン by Spotify&CINRA

                      ビジュアル・アートに革命をもたらした英国出身の音楽プロデューサーであるブライアン・イーノ。彼の主要3作品と世界初公開作品が一堂に会する展覧会『BRIAN ENO AMBIENT KYOTO』が、京都を舞台に開催中。音と映像、そして空間を融合させたインスタレーションによって大好評を博し、2週間の会期延長も決まった。 Roxy Musicのメンバーとしてはもちろん、デヴィッド・ボウイやTalking Heads、U2などのプロデューサーとして数々の名盤を残し、現在はアンビエントミュージックの先駆者として存在感を放ち続けるブライアン・イーノとはいったい何者なのか。その多彩な経歴について、シンコーミュージックの荒野政寿が解説。 また、ブライアン・イーノからクリエイティブなインスピレーションを受けてきた3名のアーティスト、小山田圭吾、岩井莉子(LAUSBUB)、小林祐介(THE NOVEMBERS

                        アンビエントミュージックの先駆者ブライアン・イーノ。小山田圭吾らのコメントからその才能に迫る | Kompass(コンパス) ミュージックガイドマガジン by Spotify&CINRA
                      • マイルス・デイヴィスから、環境音楽へ——ジャズの「帝王」が1980年代の日本の環境音楽に与えた影響を探る - TOKION

                          マイルス・デイヴィスから、環境音楽へ——ジャズの「帝王」が1980年代の日本の環境音楽に与えた影響を探る - TOKION
                        • ブライアン・イーノ展で世界初公開作品も。全ラインナップが発表

                          ブライアン・イーノ展で世界初公開作品も。全ラインナップが発表今年6月に京都で予定されているブライアン・イーノによる音と光の展覧会「BRIAN ENO AMBIENT KYOTO」。その作品ラインナップが発表された。 Light Boxes アンビエント・ミュージックの創始者、歴史的プロデューサー、アクティビスト、そしてヴィジュアル・アートに革命をもたらしたアーティスト──多彩な顔を持つブライアン・イーノが、コロナ禍において初となる大規模な展覧会「BRIAN ENO AMBIENT KYOTO」を、6月3日より京都で開催する。 ブライアン・イーノは70年代初頭にイギリスのバンド、ロキシー・ミュージックの創設メンバーのひとりとして世界的に注目を集め、その後、一連のソロ作品や様々なコラボレーション作品を発表。プロデューサーとしては、トーキング・ヘッズやU2、ローリー・アンダーソン、コールドプレイ

                            ブライアン・イーノ展で世界初公開作品も。全ラインナップが発表
                          • 裏モノ睡眠BGMの世界

                            睡眠用に作られたものではないのに、聴いていると寝落ちしてしまう音を勝手に「裏モノ睡眠BGM」と名付け、毎晩聴きながら寝ている。 これら裏モノ睡眠BGMは、聴いていて癒されるわけでもなく、教養が身に着くわけでもなく、ただただひたすらに退屈なだけ。 この退屈がたまらない! ヒーリング系の睡眠用BGMではあきたらなくなったあなたに、退屈な時間の贅沢さを教えてくれる裏モノ睡眠BGMの世界をご紹介させてください。

                              裏モノ睡眠BGMの世界
                            • 元ちとせ | ele-king

                              私は元ちとせのリミックス・シリーズをはじめて知ったのはいまから数ヶ月前、坂本慎太郎による“朝花節”のリミックスを耳にしたときだった、そのときの衝撃は筆舌に尽くしがたい。というのも、私は奄美のうまれなので元ちとせのすごさは“ワダツミの木”ではじめて彼女を知ったみなさんよりはずっと古い。たしか90年代なかばだったか、シマの母が電話で瀬戸内町から出てきた中学だか高校生だかが奄美民謡大賞の新人賞を獲ったといっていたのである。奄美民謡大賞とは奄美のオピニオン紙「南海日日新聞」主催のシマ唄の大会で、その第一回の大賞を闘牛のアンセム“ワイド節”の作者坪山豊氏が受賞したことからも、その格式と伝統はご理解いただけようが、元ちとせは新人賞の翌々年あたりに大賞も受けたはずである。すなわちポップス歌手デビューをはたしたときは押しも押されもしない群島を代表する唄者だった。もっとも私は80年代末に本土の学校を歩きはじ

                                元ちとせ | ele-king
                              • 「アンビエントは騒音やノイズも包括して完成する音楽」アンビエントの専門レコード店兼カフェ〈春の雨〉がオープン | ブルータス| BRUTUS.jp

                                ご近所の方が気軽に立ち寄れるように 東急大井町線・中延駅から、大きなアーケード商店街を抜けること5分。のんびりした雰囲気の住宅地の一角に、2022年11月13日にオープンする〈春の雨〉。まだピッカピカの店内には、すでにレコードが並んでいる。 店内の様子。 「サラリーマンとして会社勤めをしている中で、コロナ禍になり、改めて自分がやりたいことを考えたんです。元々はミュージシャン志望だったので、音楽に携わる仕事がしたいと考えました。同時に、なにか地域の役に立てることはないかと思ったんです。中延に住んで10年、本当にいい街なので、ご近所の方が気軽に立ち寄れるレコード店兼カフェを営もうと思いました」と、〈春の雨〉オーナーの中澤敬さん。 オーナーの中澤敬さん。 店内はテーブル席と、そしてコーヒーを飲みながらレコードが見られるよう、ラックにも工夫が施されている。 「実は近所にあまり喫茶店やコーヒースタン

                                  「アンビエントは騒音やノイズも包括して完成する音楽」アンビエントの専門レコード店兼カフェ〈春の雨〉がオープン | ブルータス| BRUTUS.jp
                                • ブライアン・イーノ エリック・タム その2 - 本と奇妙な煙

                                  アート・スクールでの教育 垂直の構造 「非ミュージシャン」であること アンビエント音楽 シンセサイザー、ギター インスピレーション 音声詩 自由な個人 「アート・ディケイド」「センス・オブ・ダウト」 前回の続き。 ブライアン・イーノ 作者:エリック タム 水声社 Amazon アート・スクールでの教育 イーノは、アート・スクールでの教育が「制作のプロセス」に重きを置いて行われていたことを強調している。芸術的行為の残留物である作品よりも、芸術のプロセスに宿るコンセプトのほうがより重要であるというのが、一九六〇年代の前衛の哲学の主要な提言であった。このような状況の中でイーノは、時代の風潮にぴったり合った研究作品を制作した。イプスウィッチの録音機器を用いて、彼は最初の音楽的作品を作った。それは大きな金的属性のランプシェードを叩く音を録音し、そのテープの再生速度を変化させたものだった。その結果とし

                                    ブライアン・イーノ エリック・タム その2 - 本と奇妙な煙
                                  • 「……状況は暗い」。ブライアン・イーノを突き動かすものとは何か。いま、自ら歌い訴えることを明かす | CINRA

                                    知的な作品はペシミズム(悲観主義)と手を組みたがる。考えれば考えるほど暗い結論に達してしまうのは正直なところだろうし、ありもしない希望を謳うよりも誠実だといえる。 ニューウェイブサウンドの先駆者であり、アフロビートやダブをいち早くロックサウンドに取り入れ、さらには「アンビエント・ミュージック」を提唱したことで注目されたブライアン・イーノが特異だったのは、しかし、彼の作品が知的であるにもかかわらず未来に対して楽観的だったことも大きい。 彼の音楽を聴いていると人類の一員であることに喜びが感じられ、「午後の空気」や「匂い」を楽しむ余裕を持つことができた。「落ち着く」ことで得られることがあると、彼の音楽はいつも教えてくれた。そのブライアン・イーノが2016年にリリースした『The Ship』はそれまでのどの作品とも異なり、異様に暗く、不安のなかを突き進んでいくサウンドスケープだった。『The Sh

                                      「……状況は暗い」。ブライアン・イーノを突き動かすものとは何か。いま、自ら歌い訴えることを明かす | CINRA
                                    • ブライアン・イーノの待望の大規模個展「BRIAN ENO AMBIENT KYOTO」を最速フォトレポート

                                      ブライアン・イーノの世界を凝縮した展覧会がスタートブライアン・イーノの大規模個展「BRIAN ENO AMBIENT KYOTO」が2022年6月3日から9月3日まで、京都駅にほど近い「京都中央信用金庫 旧厚生センター」で開催中だ。そのオープンに先駆け、6月2日に関係者に向けて行われた内覧会を訪ねた。 展示では、かつて実際に銀行として使われていた建物の1階から3階までが活用されている。大小の空間を使ったイーノのインスタレーションはもちろん、1階にはスペシャルなショップ、さらに会場の廊下や階段には、日本人作家が設えた盆栽や石も展示空間の一部として設えられている。 匿名性の強い、シャープで近代的なデザインの、しかし地域や建築の固有の歴史を有しもするこの空間を、イーノはひとつの鳴動する巨大な楽器あるいは1枚のアルバム(ネット上でのサブスク視聴が一般的になった今日では、ある主題に沿って多数の曲が編

                                        ブライアン・イーノの待望の大規模個展「BRIAN ENO AMBIENT KYOTO」を最速フォトレポート
                                      • 立体音響と90年代のイルカ ヘンリー川原論考(時代考証資料編) | TURN

                                        【はじめに】 昭和天皇崩御のちょうど1年前、日本の書店の局所で、『ホロフォニクス・ライブ』と題されたまがまがしい装丁のカセットブックがとぶように売れていた。そのカセットの中味は外装から連想できそうもない日常に付帯する音が収録され、定価は当時のミュージックテープの倍近い4800円。てっとり早くいえば、生活音のテープが高値でバカ売れしたのだ(!)。昨今、動画投稿サイトにひしめく「ASMR」コンテンツの系類の先祖(※註1)でもあるこのリリースを仕掛けたのは、古史古伝や神道霊学関連の文献を出版していた《八幡書店》だった(※註2)。これが呼び水となり、ヘンリー川原を名乗る音楽家が同出版社を訪れたことでひとつのストーリーが動きはじめる。 『ホロフォニクス・ライブ』カセット ヘンリー川原は福岡出身のエレクトロニック・ミュージック・プロデューサーで、エンジニアリングも得意とし、90年代前半の短いあいだ、ア

                                          立体音響と90年代のイルカ ヘンリー川原論考(時代考証資料編) | TURN
                                        • Brian Eno | ele-king

                                          昨日、ブライアン・イーノが唐突に新曲を発表している。いや、じつはぜんぜん唐突ではない。タイトルは“Everything's On The Up With The Tories”で、「トーリーなら万事順調」という意味。「トーリー」とは保守党のことで、明日12日にイギリスでおこなわれる総選挙が明確に意識された曲だ。現時点ではジョンソン率いる保守党がリードしており、同党が第一党になるのはほぼ確実なようなのだけれど、過半数を獲得する(=期限内にEUを離脱する)かどうかはわからない情況のよう。ブレグジットだけではなく、医療や気候変動も大きな争点になっている。 同曲は軽快なポップ・ソングに仕上がっており(オアシスばりの韻の踏み方にもびっくり)、イーノ本人も歌っている。やや意訳気味にいくつか歌詞を抜き出すと、「金持ちと貧乏人の格差もばっちり」「NHS(イギリスの医療サーヴィス)をカウボーイに売り払ってく

                                            Brian Eno | ele-king
                                          • Googleアシスタントのホワイトノイズが変更されて「迷惑」「子どもが眠ってくれない」とユーザーから苦情が相次ぐ

                                            ホワイトノイズの「ザーッ」という音には心を落ち着かせたり、集中力を高めたりする効果があるといわれており、就寝時にホワイトノイズを流して眠る人もいます。そんな中、「Googleアシスタントが流すホワイトノイズの音」がいきなり変更されてしまったとして、多くのユーザーが苦情を寄せていることが報じられています。 Google Home, Nest Hub white noise ambient sound changes - 9to5Google https://9to5google.com/2022/01/15/google-home-white-noise/ Google changed the Assistant’s white noise sound, and many aren’t happy about it - The Verge https://www.theverge.com/2

                                              Googleアシスタントのホワイトノイズが変更されて「迷惑」「子どもが眠ってくれない」とユーザーから苦情が相次ぐ
                                            • クラウス・シュルツェが74歳で死去 ドイツが生んだ電子音楽のパイオニア | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                              クラウス・シュルツェ、1983年撮影(Photo by National Jazz Archive/Heritage Images/Getty Images) 「電子音楽のパイオニア」として知られるドイツ・ベルリン出身の作曲家、クラウス・シュルツェ(Klaus Schulze)が4月26日に亡くなった。享年74。彼の公式Facebookページで明らかになった。 Facebookの投稿は、息子のマキシミリアン・シュルツによるもの。「彼は偉大な音楽遺産だけでなく、妻と2人の息子、4人の孫も残しています。彼と家族に代わって、長年にわたる愛情とサポートに感謝したいと思います。彼の音楽、私たちの思い出とともに生き続けるでしょう」と綴られている。 1948年8月4日生まれのクラウス・シュルツェは、タンジェリン・ドリームやアシュ・ラ・テンペルのドラマーを経て、1972年にソロ・アルバム『Irrlicht

                                                クラウス・シュルツェが74歳で死去 ドイツが生んだ電子音楽のパイオニア | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                              • interview with Yutaka Hirose | ele-king

                                                1980年代の日本の環境音楽が国際舞台で再評価されていること自体はポジティヴな出来事に違いないが、その代表のひとつを芦川聡のサウンド・プロセス一派とするなら、やはり、ニュー・エイジと一緒くたにするべきではないだろう。というのも、彼らは環境音楽をジョン・ケージ以降の音楽として捉えていたからだ(つまり、感情や感覚ではなく、妄想や幻覚でもなく、極めて論理的に考察されている)。 しかしながら、海外メディアが80年代における日本のアンビエントの急速な展開を高度経済成長がもたらしたさまざまな害悪(都市生活のストレス、モルタルとコンクリートが引き起こす閉所恐怖症、自然破壊などなど)への反応と分析するとき、まあそれはたしかに遠因としてあるのだろうと認めざるえない側面に気が付く。細野晴臣のアンビエントはYMO以降における心の癒しでもあったし、実際、疲れ切った都会人の心に吉村弘の透き通ったアンビエント・サウン

                                                  interview with Yutaka Hirose | ele-king
                                                • ブライアン・イーノを今こそ再発見 アンビエント/ポップの両側面から本質に迫る | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                                  ブライアン・イーノがサウンドトラック作品を集めた初のコレクション・アルバム『フィルム・ミュージック 1976-2020』をリリース。ポップとシリアスを横断する稀有な音楽家の魅力を、音楽ディレクター/ライターの柴崎祐二に解説してもらった。2020年代にイーノを聴くべき理由とは? コロナ禍が深刻化していく中、不安にまみれる世界へそっと差し出されたアンビエントという「安らぎ」。今年4月末にニューヨーク・タイムズのweb版で公開されたブライアン・イーノのアンビエント作品をプレイリスト形式で紹介する記事は、彼が長いキャリアに渡って作り出してきた音楽が、この混乱の時期にあっていかに優しく人々を慰撫しうるかを示したものだった。……そうやって世界中が悲しみ(と怒り)に浸された2020年だが、一方で、イーノ本人は果敢にもその歩みを緩めることはなかった。 まず3月には、弟ロジャー・イーノと初の共同名義による新

                                                    ブライアン・イーノを今こそ再発見 アンビエント/ポップの両側面から本質に迫る | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                                  • 広瀬豊 インタビュー -前編- TOKION

                                                      広瀬豊 インタビュー -前編- TOKION
                                                    • Calm Office • Interactive Office Noise Generator

                                                      Usage Each slider controls a particular audio stream; adjust sliders to taste and mood. The animation button turns the soundscape into an slowly evolving texture. Use this feature if you intend to listen to the generator over a long period of time. The office noise, without the boss yelling at you ;-) While some people have difficulty working in a noisy environment, others feel the opposite. Once

                                                        Calm Office • Interactive Office Noise Generator
                                                      • ブライアン・イーノのベスト・ソング20曲:アートとアヴァンギャルドの重要性

                                                        Photo courtesy Paul Stolper Gallery 2017 photogrpahy © Mike Abrahams ブライアン・イーノのアートの重要性を、20曲で要約することができると考えるのは、勘違いもはなはだしいと思われるだろう。しかし、イーノの最も素晴らしい功績のひとつは、インスパイアされる、刺激的でアヴァンギャルドなアイディアを広め、楽しく自由な感性をポップ・ミュージックとロック・ミュージックにもたらしたことだ。彼の名前がアルバムのクレジットに入っていれば、リスナーは喜んで聴くであろう。 <関連記事> ・ブライアン・イーノとロジャー・イーノ兄弟による初のデュオ・アルバム ・ブライアン・イーノの集大成『Music For Installations』とは何か? ロキシー・ミュージック時代 われわれの多くは、1972年の夏に、ロキシー・ミュージックの「Virgin

                                                          ブライアン・イーノのベスト・ソング20曲:アートとアヴァンギャルドの重要性
                                                        • Burberry Open Spaces Film

                                                          A pioneering spirit has been part of Burberry since the beginning, with our founder Thomas Burberry inventing our signature fabric gabardine to help people embrace the outdoors and explore new spaces and places.   Today, we continue this journey with a film that blurs the lines between reality and fantasy. The cast bound weightlessly through fields, defying gravity as they take flight – challengin

                                                            Burberry Open Spaces Film
                                                          • 音楽の現場から隔離されたアンビエントな日々。パソコン音楽クラブと三田格がいま肌で感じること | CINRA

                                                            少しずつであるが、いま、確実に音楽の現場に人と活気が戻りつつある。大きなフェスは再開を控え、来日公演も無事に開催されている。かつて失われた「日常」が息を吹き返していることに喜びを感じる一方、この2年あまりのことを思い出そうとしても、記憶は彼方でぼんやりと揺れて像を結ばないことに気づく。不安、落胆、悲しみ、怒り……感情はあんなに激しく揺れ動いていたはずなのに。 2021年10月にリリースされたパソコン音楽クラブの3rdフルアルバム『See-Voice』をいま聴くと、不思議な気持ちになる。リリース当時は不安な気持ちになったことを思い出しながら、遠い過去の出来事を思い返すときのような感情が湧き上がるのだ。それは水のなかにいるかのようなサウンドテクスチャーのせいかもしれないし、2人が影響を受けた過去のさまざまな音楽のムードが色濃く匂い立っているからかもしれない。 本稿は、『AMBIENT defi

                                                              音楽の現場から隔離されたアンビエントな日々。パソコン音楽クラブと三田格がいま肌で感じること | CINRA
                                                            • Inside the Ambient Music Streaming Boom

                                                              As more people turn to ambient playlists for sleeping, meditating, and growing houseplants, what does it mean for the artists behind the serene soundscapes? William Basinski’s “Melancholia II” sounds like what might happen if despair itself walked into a studio and someone pressed the record button. Little pops poke through its smeared dreariness, like a despondent person bumping their forehead sl

                                                                Inside the Ambient Music Streaming Boom
                                                              • ブライアン・イーノ(Brian Eno)の90年代とアンビエントを再考――柴崎祐二 × 伏見瞬 対談 | Mikiki

                                                                ブライアン・イーノ&ジョン・ケイルの90年作『Wrong Way Up』と、イーノ&ジャー・ウォブルの95年作『Spinner』という2作のコラボレーション・アルバムがリイシューされた。それぞれ、リリースから25周年と30周年を記念して、ボーナス・トラックが追加された高音質UHQCD仕様の〈エクスパンデッド・エディション〉としてよみがえっている(『Spinner』にはウォブルの新録曲“Lockdown”が収録)。 Mikikiはこのリイシューを機に、両作とブライアン・イーノというアーティスト、そして彼が生み出した〈アンビエント〉という概念についての対談を実施。語り手の一人は、〈俗流アンビエント〉の提唱者であり、先日刊行された『ニューエイジ・ミュージック・ディスクガイド』に携わるなど、八面六臂の活躍をしている音楽ディレクター/ライターの柴崎祐二。もう一人の語り手は、批評誌「LOCUST」の編

                                                                  ブライアン・イーノ(Brian Eno)の90年代とアンビエントを再考――柴崎祐二 × 伏見瞬 対談 | Mikiki
                                                                • Brian Eno - There Were Bells (Official Music Video) - YouTube

                                                                  Listen to FOREVERANDEVERNOMORE: https://brianeno.lnk.to/OutNow 'There Were Bells’ was written by Brian Eno for a performance by him and his brother Roger at UNESCO World Heritage site, the Acropolis in August 2021. It was 45 degrees in Athens on the day of the concert with wildfires raging just outside the city, prompting his introductory comment "I thought, here we are at the birthplace of Weste

                                                                    Brian Eno - There Were Bells (Official Music Video) - YouTube
                                                                  • Brian Eno - We Let It In (Official Lyric Video)

                                                                    Producer: Brian Eno Executive Producer: Jack Brown Director: Orfeo Tagiuri Creative Direction by Brian Eno Handwriting by Anya “We Let It In” performed by Brian Eno with Darla Eno “We Let It In” written by Brian Eno & Darla Eno Listen to FOREVERANDEVERNOMORE here – https://BrianEno.lnk.to/OutNow. Music video by Brian Eno performing We Let It In (Lyric Video). A UMC recording; © 2022 Opal Musi

                                                                      Brian Eno - We Let It In (Official Lyric Video)
                                                                    • 吉村 弘 風景の音 音の風景 | 神奈川県立近代美術館

                                                                      企画概要 1970年代初めから環境音楽の先駆けとして活躍した吉村弘(よしむら・ひろし/1940–2003)。2003年の葉山館開館を機に吉村が作曲したサウンドロゴ『Four Post Cards』は、現在も葉山館で朝夕に館内を流れ、来館者を惹きつけています。 エリック・サティの楽譜に魅せられて音楽の道に進んだ吉村の活動は、音楽ばかりでなく、音を描くドローイングやパフォーマンス、サウンドオブジェ(音具)の創案、執筆と幅広いものでした。なかでも、1982年にリリースされたLP『Music For Nine Post Cards』は、環境音楽という言葉を日本で広く世に知らせるきっかけとなりました。 一方で釧路市立博物館(北海道、1983年)や営団地下鉄南北線(東京都、1991年)、横浜国際総合競技場の外周部(神奈川県、1998年)など、公共空間の音響デザインを多く手がけ、また早くから美術館で開催

                                                                      • 「ニューエイジ・ミュージック・ディスクガイド」600作を網羅、細野晴臣への取材などで電子音楽としての真価をあぶり出す | Mikiki

                                                                        「ニューエイジ・ミュージック・ディスクガイド」600作を網羅、細野晴臣への取材などで電子音楽としての真価をあぶり出す ニューエイジ思想とニューエイジ・ミュージックの不遇 おおよそ70年代半ばに始まり、80年代に隆盛を誇り、90年代に徹底的に商業化された〈ニューエイジ〉なる音楽ジャンル/スタイル。それが音楽の世界で肯定的に捉えられるようになったのは、2010年代に入ってからだと思う。もちろん、〈そんなことはない!〉という意見もあるだろうし、2000年代からすでに再評価が始まっていたこともまたたしかだ。しかし、少なくとも2010年代まではリヴァイヴァルのような大きな波になることはなく、ごく一部の好事家の間で聴かれているものにすぎなかっただろう。レコードやCDの市場価値は無いに等しく、それ以上に、シリアスに聴かれるべき音楽とは考えられていなかったのだ。 そもそもニューエイジ・ミュージックは、〈癒

                                                                          「ニューエイジ・ミュージック・ディスクガイド」600作を網羅、細野晴臣への取材などで電子音楽としての真価をあぶり出す | Mikiki
                                                                        • 追悼ジョン・ハッセル | ele-king

                                                                          “悪行と善行の観念を越えたところに平原が広がる。我々はそこで会おう” ジャラール・ウッディーン・ルーミー(13世紀ペルシャの神秘主義詩人) ジョン・ハッセルに電話インタヴューしたのはちょうど1年前の昨年7月だった。 実はそのとき、もしかしたらこれが最後の取材になるんじゃないか……という予感があった。彼の問答には、明晰さのなかにも随所で精神的衰弱が垣間見られたから。取材3ヶ月前の同年4月には、ジョン・ハッセルの生活サポートのためのファンドが立ち上がったことをブライアン・イーノがツイートしていたが、当時ハッセルは、骨折治療とコロナ禍での健康不安により生活が困窮していたという。昨年の新作『Seeing Through Sound』により、新たなリスナーを増やしていただけに、彼の逝去はあまりにも残念だ。 件のインタヴュー記事では『Seeing Through Sound』のことだけでなく、過去のキ

                                                                            追悼ジョン・ハッセル | ele-king
                                                                          • How Brian Eno Created "Ambient 1: Music For Airports"

                                                                            In 1978, Brian Eno released Ambient 1: Music for Airports, a landmark album in ambient and electronic music. Although it wasn’t the first ambient album, it was the first album to be explicitly labelled as ‘ambient music’. Music for Airports was a continuation of Brian Eno’s experimentation with the tape machine as a compositional tool, a process he’d begun three years prior with 1975’s Discreet Mu

                                                                              How Brian Eno Created "Ambient 1: Music For Airports"
                                                                            • interview with Nils Frahm | ele-king

                                                                              ニルス・フラームは、ポスト・クラシカルの旗手としてもはや押しも押されもせぬ存在である。 彼のプロフィールとしてまず筆頭に来るのはピアニストとしての顔であることは衆目の一致するところだろうし、続いて作曲家、電子音楽家という顔を持つことももちろん重要だ。しかし、2018年の『All Melody』以来4年ぶりとなるオリジナル・アルバム『Music for Animals』を聴いたひとは誰でも驚愕するに違いない。 このアルバムからは彼のトレードマークであったあのピアノの音が聴こえてこないのだから。 驚くのはそれだけではない。この『Music for Animals』のトラック数は10。しかしそのランニングタイムのトータルは3時間を超えるのである。密やかなフィールド・レコーディングによるノイズからフェイドインしてくるオープニング・トラック “The Dog with 1000 Faces” のラン

                                                                                interview with Nils Frahm | ele-king
                                                                              • interview with Jon Hassell | ele-king

                                                                                いま我々はとんでもなく奇妙な……なんともおかしな時期を潜っているものだね。この疫病のおかげで自宅に閉じ込められているわけだし……。エレクトロニクス関連の性能が上がり、放送の方法も変化し、ディジタルといった新しいことも存在していて……うん、これは非常にパワフルな転換点だろうね、いまのこの世界を「第四世界」と呼ぶタイミングとして。 作曲家/トランペット奏者ジョン・ハッセルの2年ぶりのニュー・アルバム『Seeing Through Sound』が登場した。前作『Listening To Pictures』は“Pentimento Vol.1”なるサブ・タイトルが付いていたが、今作は“Pentimento Vol.2”、つまり続編である。また、前作同様、自身で設立したレーベル〈Ndeya〉からのリリースだ。 1937年3月生まれ(米テネシー州メンフィス)だから、現在83才。ミュージシャンとしてのキ

                                                                                  interview with Jon Hassell | ele-king
                                                                                • Burial | ele-king

                                                                                  文:小林拓音 周知のようにブリアル*は2007年の『非真実(Untrue)』を最後に、アルバム単位でのリリースを止めている。なのでこの新作「反夜明け(Antidawn)」はおよそ14年ぶりの長尺作品ということになるわけだが……2ステップのリズムを期待していたリスナーは大いに肩透かしを食うことになるだろう。本作にわかりやすいビートはない。もちろん、これまでも彼はシングルでノンビートの曲を発表してきた。今回はその全面展開と言える。 厳密には、冒頭 “Strange Neighbourhood” の序盤、聴こえるか聴こえないかぎりぎりの音量で4つ打ちのキックが仕込まれている。それは “New Love” の中盤でも再利用されているが、そちらではより聴取しやすいヴォリュームで一瞬ハットのような音がビートを刻んでもいる。あいまいで、小さく、すぐに消えてしまう躍動。間違ってもフロアで機能させるためのも

                                                                                    Burial | ele-king

                                                                                  新着記事