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MMTの検索結果241 - 280 件 / 1016件

  • 田中秀臣 on Twitter: "匿名MMT支持者の特徴だが、私的な恨みをベースに 1)消費減税が自分たちしか言っていないMMTの見解 2)デフレの時に財政政策使うのはMMTのオリジナル 3)高橋洋一、田中秀臣、上念司を叩けば日本経済がよくなる という嘘の塊。この… https://t.co/usSynLzKpF"

    匿名MMT支持者の特徴だが、私的な恨みをベースに 1)消費減税が自分たちしか言っていないMMTの見解 2)デフレの時に財政政策使うのはMMTのオリジナル 3)高橋洋一、田中秀臣、上念司を叩けば日本経済がよくなる という嘘の塊。この… https://t.co/usSynLzKpF

      田中秀臣 on Twitter: "匿名MMT支持者の特徴だが、私的な恨みをベースに 1)消費減税が自分たちしか言っていないMMTの見解 2)デフレの時に財政政策使うのはMMTのオリジナル 3)高橋洋一、田中秀臣、上念司を叩けば日本経済がよくなる という嘘の塊。この… https://t.co/usSynLzKpF"
    • サイモン・レン=ルイス「新たなマクロ経済政策割り当て」(2019年8月28日)

      [Simon Wren-Lewis, “A New Macropolicy Assignment,” Mainly Macro, August 28, 2019] 次に景気後退が生じたときにこれを抑えられるかどうかについて中央銀行家たちが正しくも悲観的になるなか,中央銀行はインフレを目標値に維持しつつその責務を政治家に渡すときがきているのかもしれない. 先日,ジャクソン・ホールで開かれた中央銀行家たちの会議では,新たに景気後退が生じたときにこれに効果的に対処するツールがないことが全体的に受け入れられたようだ.その理由は,ここ〔翻訳〕でいくらか論じておいた.いちばんおなじみの理由は名目金利の下限だが,Anna Stansbury と Larry Summers はさらにこう論じている――下限にたどりつく前であっても,非常に低くなっているときに名目金利は効果的な安定化ツールではないかもしれない

        サイモン・レン=ルイス「新たなマクロ経済政策割り当て」(2019年8月28日)
      • 少なくとも「ネット論壇」界隈で日本版MMTの議論はすっかり下火になっているように見える。MMTのお題目を唱え続けて「野党共闘」を拒否する山本太郎を『しんぶん赤旗』が批判したのも、共産党がMMT政党としての新選組を見限ったことを意味するのではないか - kojitakenの日記

        下記記事のコメント欄より。 kojitaken.hatenablog.com ぎすぎす 山本-枝野の関係性について、ブログ主とこたつぬこ氏は主張が異なると思います。それは、山本-野田の関係性への見解の相違にはっきり現れています。 こたつぬこ氏は、野田氏が消費税増税の三党合意の立役者だから、消費税減税原理主義のれ新からすると攻撃対象、と言いたいのでしょう。つまり、(経済・財政)政策の違いによる対立と言っているわけで、枝野氏についても同様に2021年衆院選の時の野党共闘で消費税減税の踏み絵を踏まなかったことが対立の根源だ、という見解に相違ありません。これはブログ主の言う、 >それは「希望の党」騒動で枝野がヒーローになったからだ。本当は俺がなるべきヒーローに枝野がなりやがった、許せない。 という、よく言えばライバル意識、悪く言えば妬み根性による感情的なしこりとは全然別次元の話です。 じゃあブログ

        • Tagomago on Twitter: "そういえば、ケルトンちゃん本の書評の中で、俺が唯一読む価値があると思っている、表現者クライテリオンに載ってた金濱君の書評が公開されてた。批評とはかくあるべし。 【書評】『財政赤字の神話;MMTと国民のための経済の誕生』ー金濱裕|… https://t.co/LQQvB07vyT"

          そういえば、ケルトンちゃん本の書評の中で、俺が唯一読む価値があると思っている、表現者クライテリオンに載ってた金濱君の書評が公開されてた。批評とはかくあるべし。 【書評】『財政赤字の神話;MMTと国民のための経済の誕生』ー金濱裕|… https://t.co/LQQvB07vyT

            Tagomago on Twitter: "そういえば、ケルトンちゃん本の書評の中で、俺が唯一読む価値があると思っている、表現者クライテリオンに載ってた金濱君の書評が公開されてた。批評とはかくあるべし。 【書評】『財政赤字の神話;MMTと国民のための経済の誕生』ー金濱裕|… https://t.co/LQQvB07vyT"
          • れいわ新選組・山本太郎が秋田に来た〜!寺田静を応援していたよ😄 | sakigake news

            平日の午後1時、普段の秋田市は、人もまばらで閑散としている。 しかし、この日の秋田市は違った。 れいわ新選組・山本太郎が秋田に来たのだ。 僕が知ったのは、前日の夜、ツイッターに情報が流れてきた。 どうやら、急遽日程が決まったようだ。 聴衆は、せいぜい100人もいないだろうと思いながら、足を運んでみた。 アゴラ広場の大屋根下、ざっと見る限り300人は超えていたはずだ。 平日の午後1時にこれだけ集められる集客力はすごい。 最初は静かに話を聴いていた秋田県民だが、中盤から熱がこもり、山本太郎の主張に対し、大勢が拍手を送っていた。 山本太郎は、秋田選挙区で無所属から出馬している寺田静(てらたしずか)を応援していた。 何度も何度も「秋田は寺田静さんしかいません。秋田は寺田静さん一択です。どうか寺田さんに一票をお願いします」と演説していた。 たぶん、山本太郎が秋田に来た目的は、それなんだろうと思う。

              れいわ新選組・山本太郎が秋田に来た〜!寺田静を応援していたよ😄 | sakigake news
            • ビル・ミッチェル「グレッグ・マンキューへの返答 – Part 3」(2019年12月31日)

              Bill Mitchell, “A response to Greg Mankiw – Part 3”, Bill Mitchell – Modern Monetary Theory, December 31, 2019 クリスマス前に、グレゴリー・マンキューの現代通貨理論(MMT)に関する論文「A Skeptic’s Guide to Modern Monetary Theory」(2019年12月12日)への回答を2回に分けて発表した。休み前に回答を仕上げようとしたのだが、第2部はすでに長くなりすぎてしまった。クリスマス休暇が明けてブログを再開したら短めの第三部を書こうと思ったので、問題をひとつ取り上げずに残しておくことにした。この部分は、公の記録に残す必要があると思う。この論点は、評論家は、MMTが何であるかを実際に理解するために、いかにさらなる努力が必要かを例示している。彼らは、M

                ビル・ミッチェル「グレッグ・マンキューへの返答 – Part 3」(2019年12月31日)
              • 「消費増税はいらない」世界注目の経済学者が来日

                世界から注目を集める経済学者が来日し、「消費増税はいらない」と主張しました。 米ニューヨーク州立大学、ステファニー・ケルトン教授:「消費者が不安を抱いているとお金を使ってくれません」 財政赤字が増えても国が破綻することはないとするアメリカのケルトン教授は「物価が低迷する日本では消費増税の必要はなく、もっと公共事業にお金を使うべき」だと指摘しています。この考え方はMMT(現代貨幣理論)と呼ばれて世界で注目を集めていますが、麻生財務大臣はハイパーインフレを起こす恐れがあるなどとして否定的な考えを示しています。

                  「消費増税はいらない」世界注目の経済学者が来日
                • ビル・ミッチェル「日本式Q&A – Part 3」(2019年11月6日)

                  Bill Mitchell, “Q&A Japan style – Part 3“,  Bill Mitchell – Modern Monetary Theory, November 6, 2019. Part1はこちら Part2はこちら これは今週の4部構成シリーズの第3部で、日本の諸派が提起した現代通貨理論(MMT)についてのいくつかの重要な質問に関するガイダンスを提供する。今日、私は東京にいる。日本のメディアでMMTを宣伝するために、1日の記者会見とテレビ撮影を行う予定だ。私はすでに(昨日)記者会見で非常に明確に論じた。彼ら(メディア)が日本の人々に我々の考えを正しく表してくれることを願っている。 たとえば、昨日の日本の国会(議会)での講義の後の記者会見で、私は数多くのジャーナリストに対し、「MMTは赤字は問題ではないと考えている」あるいは「MMTとは政府による紙幣印刷支出のこと

                    ビル・ミッチェル「日本式Q&A – Part 3」(2019年11月6日)
                  • 黒船MMTが来航、開国を迫る。その時、日本の与野党は | ele-king

                    選挙の夏、反緊縮の夏がやって来た。 私たちの代表者を選ぶ準備はできているだろうか? 4月のはじめにAOC(アレクサンドリア・オカシオ-コルテス下院議員)やMMT(モダン・マネタリー・セオリー=現代貨幣理論)、そして欧米の反緊縮運動についてのコラムを書かせていただいた。執筆時期は3月であったが、それから4ヶ月あまりが経って、日本の政治情勢にも大きな変化があったので、またこちらで報告させていただくことにさせてもらった。 4月初旬に前回拙コラムの掲載があった頃には、日本ではMMTに関する記事は中野剛志氏(元・京都大学工学研究科大学院准教授)によるものしか存在しなかったが、現在までに主流メディアから各雑誌に至るまで、あらゆるメディアが繰り返しMMTを扱うまでになった。それほどMMTという黒船は強烈で、物議を醸したことに他ならない。日本語の記事も充実してきたこともあるし、経済学の専門家でもない筆者が

                      黒船MMTが来航、開国を迫る。その時、日本の与野党は | ele-king
                    • 仮にMMTが正しくても「特効薬にはならない」訳

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                        仮にMMTが正しくても「特効薬にはならない」訳
                      • MMT(現代貨幣理論)の批判的検討(4)─クラウド・アウトが起きない世界の秘密

                        ●これまでの記事はこちら <MMTは「政府財政は景気循環を通じて均衡する必要すらない」と結論しているが、それがどのような推論から導き出されるのかを検討する......> その主唱者たちによれば、MMTの目的は、主流派マクロ経済学という「歪んだメガネ」によって生み出された財政と金融に関する誤った観念を排し、それをMMTから得られる正しい把握に置き換えていき、それを通じてマクロ経済政策を正しい方向に導いていくことにある。MMT派の教科書Macroeconomicsの第8章では、そのMMTによって駆逐されるべき主流派の誤謬(Mainstream Fallacy)として、以下の9つの命題が掲げられている。 誤謬その1:政府は家計と同様な「予算」の制約に直面している。 誤謬その2:財政赤字(黒字)は悪(善)である。 誤謬その3:財政黒字は一国の貯蓄を増加させる。 誤謬その4:政府財政は景気循環を通じ

                          MMT(現代貨幣理論)の批判的検討(4)─クラウド・アウトが起きない世界の秘密
                        • ステファニー・ケルトン「中央銀行は利上げによって、インフレを低下させられるのだろうか? それとも高進させてしまうのだろうか?」(2023年2月20日)

                          先週、パウエルFRB議長は、「インフレ低下プロセスが始まった」と述べた。パウエルは、インフレを2%まで引き下げるまで「かなりの時間がかかるだろう」と言っていたのだが、先週の発言を受けて多くの人が安堵したかっこうだ。インフレ率を目標率まで低下させるため、パウエルは、政策金利の持続的な引き上げを示唆している。 今週になって、インフレのたるみは進行中ーーつまり、インフレは加速していることが判明した。 1月の総合インフレ率(CPI)は、前月比では0.5%上昇している。これは、2022年10月以降で最も高い物価上昇率だ。前年比では、6.4%上昇している。これは2021年10月以降だと最も低い物価上昇率だ。食料とエネルギーを除いたコアインフレ率は、複雑な変遷を描いている。 1月のCPI統計が発表される前だと、〔FRBが示唆していた〕「継続的な利上げ」という表現は、25ベーシスポイントの一連の政策金利の

                            ステファニー・ケルトン「中央銀行は利上げによって、インフレを低下させられるのだろうか? それとも高進させてしまうのだろうか?」(2023年2月20日)
                          • 【フッ化水素】森田化学工業「売上が30分の1に減った、もう韓国に行きたい」 : てきとう

                            2019年10月24日09:00 カテゴリ自民党経済ニュース 【フッ化水素】森田化学工業「売上が30分の1に減った、もう韓国に行きたい」 1番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です (ワッチョイ 5f20-7WEr)2019/10/20(日) 12:44:54.82ID:bp1Cj55y0?2BP(1000)>>20>>185 [単独] '崖っぷち」日メーカー... 「韓国に行く」隠密打診 日本政府が半導体コア材料の輸出規制を開始して以来、日本の輸出企業がどのように 深刻な打撃を口のか数値で示して政府の報告書をMBCが入手しました。 30分の1書き、このような事情一部のベンダーは初めから生産ラインを韓国に移したいとの意向を、 私たちの方に伝えてきていることも確認された。 イムミョンヒョン記者が取材しました。 液体フッ化水素を製造する森田化学の場合、最近の貿易投資振興公社大阪貿易館に

                              【フッ化水素】森田化学工業「売上が30分の1に減った、もう韓国に行きたい」 : てきとう
                            • cargo『スティグリッツとハドソンの話がほぼ同じ(Ⅰ) -全体主義からの脱獄⑰』

                              今回までの3つの記事でハドソン教授らが語った話は、学会の片隅で陰謀論にかぶれた無名の学者が言ってるだけで信憑性がないと感じている方もいるかもしれない。「Geopolitical Economy Report」におけるMMT派ハドソン教授、デサイ教授、アン・ペティフォーの鼎談の続きを抄訳する前に、このハドソンらの話は陰謀論でも何でもないことを立証したいと思った。 cargo『MMT派ハドソン教授「ドル覇権の終焉(Ⅲ)」 -全体主義からの脱獄⑮』本記事は前回の「MMT派ハドソン教授 -ドル覇権の終焉(Ⅱ) -全体主義からの脱獄⑭」の続きとなる。cargo『MMT派ハドソン教授「ドル覇権の終焉(Ⅱ)」 …ameblo.jp*前回記事*この記事はシリーズ「全体主義からの脱獄」の一部となる。他の記事はこちらから。cargo『連載「全体主義からの脱獄」 まとめページ』米大統領候補のロバート・F・ケネデ

                                cargo『スティグリッツとハドソンの話がほぼ同じ(Ⅰ) -全体主義からの脱獄⑰』
                              • ジェンダー社会学者のダメなところが詰まっている『炎上CMでよみとくジェンダー論』

                                COVID-19 (39) MMT (12) ゲーム (7) ジェンダー (166) ソフトウェア (98) デザイン (16) 医療 (130) 英語 (23) 科学 (165) 確率・統計 (144) 環境問題 (136) 企業 (71) 記事整理 (5) 技術 (254) 金融 (263) 軍事 (93) 携帯電話 (94) 芸術 (11) 広告 (32) 航空 (110) 災害 (18) 財政問題 (71) 資源 (72) 事故 (32) 写真 (16) 社会 (557) 書評 (221) 冗談 (39) 数学 (45) 政治 (399) 中国 (32) 朝鮮半島 (60) 動画 (135) 犯罪 (68) 批評 (883) 表現規制 (80) 歴史 (84) 労働問題 (92) ネット界隈で表現物に関する言い争いは多く、ジェンダー社会学者の議論の雑さにはあきれる事が多い*1のだが

                                  ジェンダー社会学者のダメなところが詰まっている『炎上CMでよみとくジェンダー論』
                                • MMT理論の致命的な理論的破綻と日本がもっともMMT理論にふさわしくない理由

                                  <MMT理論が肯定的に評価される日本だが、インフレの起きない日本経済との相性はむしろ最悪だ> 世界的に、いまだにMMT理論が話題になっているのは日本だけだ。そしてそれ以上に日本が特殊なのは、MMT理論に対して一定の肯定的な評価があることである。 日本がMMTにもっとも相応しくない経済である(社会、政治的状況ではなく、「経済」が、である)にも関わらず、このような現象が起きているのは極めて危険だ。 サマーズもスティグリッツも日本に関心がないからこの問題に気づいていないし、ケルトンは理解力不足でMMT理論の本質を理解していないから、問題を正反対に捉えている。 つまり、日本人たちをせせら笑うように、インフレが20年間も起こせなかった日本で、インフレの心配ばかりの質問を受けるとは、と皮肉った。 ケルトンは何もわかっていない。インフレが起きない国でこそ、MMT理論はもっとも危険なのだ。 財政赤字を気に

                                    MMT理論の致命的な理論的破綻と日本がもっともMMT理論にふさわしくない理由
                                  • MMT太郎🐶日・米など先進国の自国通貨建て国債のデフォルトは考えられない。 on Twitter: "2022年3月23日 馬場会見 及川さん 「総選挙の時の街頭演説で馬場代表が 『私立高校の授業料無償化、これを47都道府県の中で大阪だけが完全に無償化している』と仰ってるんですが、これは本当でしょうか?」 馬場 「国会のような… https://t.co/ewzucKTFbF"

                                    2022年3月23日 馬場会見 及川さん 「総選挙の時の街頭演説で馬場代表が 『私立高校の授業料無償化、これを47都道府県の中で大阪だけが完全に無償化している』と仰ってるんですが、これは本当でしょうか?」 馬場 「国会のような… https://t.co/ewzucKTFbF

                                      MMT太郎🐶日・米など先進国の自国通貨建て国債のデフォルトは考えられない。 on Twitter: "2022年3月23日 馬場会見 及川さん 「総選挙の時の街頭演説で馬場代表が 『私立高校の授業料無償化、これを47都道府県の中で大阪だけが完全に無償化している』と仰ってるんですが、これは本当でしょうか?」 馬場 「国会のような… https://t.co/ewzucKTFbF"
                                    • 防衛費の財源を「増税」で賄うのは不可能なワケ

                                      拡充される防衛費の財源を巡って、自由民主党内で議論が白熱している。 例えば、西田昌司参議院議員は、財源は、国債の発行でよいと主張している。 これに対して、稲田朋美衆院議員は「防衛費の抜本的強化が必要だとすれば、それをすべて国債、また安定しない財源に頼るというのは非常に私は無責任だという考えです」と述べ、増税を容認している。 西田議員と稲田議員といずれが正しいのか、検証してみよう。 大勢順応的で閉鎖的かつ反知性的な姿勢 ちなみに、西田議員は、MMT(現代貨幣理論)の影響を受けていることで知られている。確かに、MMTによれば、政府支出を増やすのに増税は必要ではないということになる。 もっとも、「MMT」と聞いただけで眉をひそめ、耳をふさぐ経済学者や政治家があとを絶たない。 MMTが、主流派経済学から異端視されているのは事実である。しかし、MMTは、クナップ、ケインズ、シュンペーター、ラーナーら

                                        防衛費の財源を「増税」で賄うのは不可能なワケ
                                      • MMT理論とか、どないするねん|山本一郎(やまもといちろう)

                                        最初、発言者の活舌が悪すぎて「MMR論理」と聞こえたため、なんでこんなそこそこ高尚な会議でキバヤシの話が出るのか不思議でしょうがなかったんですけど、空耳でした。屈辱です。 きっと、私の心が汚れていたんですね。 ちなみにこの漫画を読んだことはありません。すみません。 珍しく、私のようなフラワーロックに声をかけてくる暇人がいたので、市場をある程度知る投資家のサイドの意見として、次のようなことを申し上げました。 ・MMT理論が議論されること自体は違和感はなく、いろんな意見があってもよいと思う。 ・一方で、無理に貨幣を回したところで、社会が持つ富が増えるわけではない。フリーランチはない。 ・とはいえ、お金が多く循環することで経済合理性が高まる可能性はあるかもしれない。 ・その結果として、富を生み出す源泉に近い人ほど、MMTで出回る貨幣よりも多くの貨幣を手にするため、ジニ係数が悪化して富がより集中す

                                          MMT理論とか、どないするねん|山本一郎(やまもといちろう)
                                        • ビル・ミッチェル「国債の発行は必要ない」(2015年9月3日)

                                          Bill Mitchell, “There is no need to issue public debt“, – billy blog, September 3, 2015. 先週催されたロンドンでのイベントで、政府は国債を発行するべきではないという話をした。国債発行の機会費用は利益を上回るからだ。現代貨幣理論(MMT)の目で見れば、財政赤字を政府債務と一致させる特段の必要性はなく、財政赤字は、Overt Monetary Financing(OMF)と呼ぶ金融オペレーションで運営されるべきなのだ。驚いたことに、聴衆から政府債務の発行は続けるべきではないかという声も出ていた。私の理解が正しければ、その根拠は、国債は労働者が将来のために貯蓄する安全な避難所を政府が提供するためにあるからだ。つまり、労働者が苦労して得た貯蓄を保持しておく無リスク資産を提供するためだけのために、国債の発行にまつ

                                            ビル・ミッチェル「国債の発行は必要ない」(2015年9月3日)
                                          • 財政赤字の不可欠性とコントロール - 経済を良くするって、どうすれば

                                            財政赤字と言うと、「赤字」という言葉だけで、何やら悪いもので、少ないほど良いとイメージされがちだが、赤字と黒字は表裏一体であり、MMT論者がよく指摘するように、誰かの赤字は誰かの黒字だから、赤字のみを減らすことはできない。すなわち、財政の赤字を減らそうとするなら、企業、家計、海外のいずれかの黒字も減らさなければならない。財政赤字の削減は権力で可能でも、「民間黒字」を削減するために、設備投資、消費、輸出を無理やり増やすわけにはいかない。こうした非対称性への無理解が成長を度外視する財政再建論を生むのである。 (図) ……… 主流派の経済学では、財政赤字を削減すると、資金需要が減って、金利が低下し、設備投資が刺激され、緊縮で失われた需要が補われると考える。これが本当だと、設備投資の増加で成長が加速するから、財政再建は「良いこと」でしかない。ただし、日本の場合は、金利に低下の余地がないので、このメ

                                              財政赤字の不可欠性とコントロール - 経済を良くするって、どうすれば
                                            • 【藤井聡】ケルトン教授を招聘した、MMT国際シンポジウムを開催します! | 表現者クライテリオン

                                              皆さんこんにちは、 表現者クライテリオン編集長、 京都大学教授の藤井聡です。 今、日本経済を救う力を持つ新しい経済理論として 大きな話題を集めているMMT(現代貨幣理論)。 MMTとは、 「自国通貨建ての国債では破綻しない」 という「事実」、ならびに、 「国債に基づく政府支出拡大は、経済成長を促す」 という「事実」の双方を踏まえつつ 「デフレ脱却までは、 国債に基づいて政府支出を拡大すべき」 (ただし、インフレになれば支出拡大を抑制すべし) と主張するもの。 これまで「国債発行は悪いことだ」という 認識が、我が国では共有されてきましたから、 実に様々な人達から MMTは「批判」されているのですが、 それらのMMT批判が如何に不当であるかは、 筆者も含めて、様々に指摘してきた通りです。 https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/56429 https://3

                                                【藤井聡】ケルトン教授を招聘した、MMT国際シンポジウムを開催します! | 表現者クライテリオン
                                              • 『日本の学術予算は実は簡単に増やせる』という話|倉本圭造

                                                月末恒例記事連投、3つ目はタイトル通りの話をしたいと思っています。日々ネットのSNSで学問関係者の呪詛の声を見ることになっている日本の学術予算は、ほんとうは簡単に増やせるはず・・・という話。(その話だけをするつもりで書き始めたら、思いがけず話が転がっていって、この日本社会に蔓延するその他の色々な機能不全をどうやって解きほぐせばいいのか・・・という深い話にも繋がる力作記事になったので、良かったら最後まで読んでいってください) 最初に言っておきますが、これは最近ネットでよくある 「日本の国債は無限に発行できるのだぁぁぁわははははは!」 みたいな話ではありません。(ただ難しいんですが私はいわゆる”MMT”に反対しているわけでもないんで、そういう話が読みたい方は以下のリンク先記事↓をどうぞ) 今回の話は、「国債発行についてのあまりに非伝統的でアグレッシブな方策」を取らないとしても、それでも十分日本

                                                  『日本の学術予算は実は簡単に増やせる』という話|倉本圭造
                                                • ななしいんくのバーチャルライブ制作を学べる エピックゲームズ ジャパン、「UEなんでも勉強会」を7/25に無料開催 | PANORA

                                                  エピックゲームズ ジャパンは11日、同社が扱うゲームエンジン「Unreal Engine」を活用したバーチャルライブ制作について学べる勉強会「UEなんでも勉強会 – バーチャルライブ編 – vol.1」を7月25日に開催すると発表した。参加費は無料。現地参加は抽選で60名募集し、オンラインでも無料配信の予定だ。チケット申し込みページはこちらで、7月16日の23時59分まで受け付ける。 VTuberプロダクション「ななしいんく」が2023年5、6月に開催したバーチャルライブをテーマに、制作のワークフローや3Dモデルのセットアップ方法、トラブルシューティング、Tipsなどを解説していく。事前に下記動画の視聴を推奨している。 登壇者は、ライブ制作を主導した「MMT・REZ&」よりREZ&のCo-Founder/ディレクターのNOBUAKI KAZOE氏、ライブで使用したVRM4Uプラグインの開発

                                                    ななしいんくのバーチャルライブ制作を学べる エピックゲームズ ジャパン、「UEなんでも勉強会」を7/25に無料開催 | PANORA
                                                  • 参院選挙近いので最終的な雑感をびぼうろく - ぽこあぽこ あしあと帳

                                                    とあるカフェの珈琲が美味しかったので 同じ豆を購入してお家カフェ ゴッドマウンテンですって。バリ島の珈琲豆って見かけないですよね。 甘味があってチョコレートのような香りがするの。ご縁があればお試しください☆ さて… 参院選挙の投票日が近づいてきましたね。 投票先はもう決めているのだけど…最近の空模様のようにスッキリしない*ぽこあぽこ*です。こんばんは。 この1~2週間、選挙に関して何度か記事にしたのだけどアップはしてません。 投票するつもりの政党に対してつい厳しい言葉を向けてしまうし 投票日までに万が一?気持ちが変わってしまったら無責任だから。 でも もう投票日の2日前です。 さすがに考えが変わることもないだろうし最終的な雑感をびぼうろく。 政党や候補者の政治スタンスがひと目でパっと比較できるサイトでチェック こういうの探してました↓ www.asahi.com じぶんの選挙区の候補者や政

                                                      参院選挙近いので最終的な雑感をびぼうろく - ぽこあぽこ あしあと帳
                                                    • 人類史上、最も平和的な革命

                                                      国民が政府を恐れるのはおかしい。政府が国民を恐れるべきなのだ。 ー Vフォー・ヴェンデッタ 絶対服従が人間を幸せにするという衝撃的だが単純な考えが、これほどまで明確に示されたことは未だかつてない。 ー ミシェル・ウエルベック「服従」 ビットコイナーとは革命家であるリバタリアンは勘違いしていた。民主主義的手法に則って国家権力の縮小を試みたが、失敗に終わった。政府の権力欲はJ・R・R・トールキンの「指輪物語」に描かれるウンゴリアントのように際限がない。有権者は投票を通じて政府の権力拡大を承認し、それと引き換えに様々な給付金、補助金を受け取る、というのが現代の構図だ。リバタリアンは政府からの援助で満足してしまった。あなたがどんなに抵抗しても、政府は映画「ブロブ/宇宙からの不明物体」に出てくる粘液状の生命体のように肥大化し続ける。あなたが投じる一票、つまり、民主主義プロセスに参加することが国家権力

                                                        人類史上、最も平和的な革命
                                                      • 選挙雑感

                                                        こんどの選挙についてこんなふうに投票しようと思ってるんですが、はてなーの諸先輩方はどう思いますか? なんか勘違いや提案あれば教えてほしいです。 それを受けて追記するかも(更新履歴残します)。 結論自民党が圧倒的な与党であり続けるのはよくないと思っています。 なので特定の野党を支持、というわけではないけれど、選挙区では野党で強そうなところ・比例区ではれいわ新選組に入れようと思ってます。 理由大きな理由は2つ ・権力は腐敗するから(友人を優遇しすぎ。公文書処分しすぎ。官僚人事をすきにやって支配しすぎ。メディアに影響力を発揮して不都合な情報を隠蔽したり) ・安保関連法の強行採決や、国民を縛る方向への憲法改正を目指していること、また、夫婦別姓反対など守旧的で(≠保守的な)安易な国粋主義にすすみそう。 経済政策については重要な点だけれど決めかねている。 アベノミクスはスタグフレーションを招いていて所

                                                          選挙雑感
                                                        • 迫る日銀含み損 疫病が呼ぶMMT待望論 日経QUICKニュース(NQN) 編集委員 永井洋一 - 日本経済新聞

                                                          新型コロナウイルスという生物学的な自然災害が突然発生し、世界の金融市場の動揺が収まらない。需要と供給と金融――。経済を成り立たせる3要素が同時にむしばまれる異例のショックに投資家は右往左往する。しかし、時としてそうした困難は逆バネをもたらすことがある。2月18日、首相官邸。「新型肺炎対策のため、必要ならば予算成立を待たずに財政支出を即刻、実施すべきだと思う。病原対策、災害対策の不足は現役世代に

                                                            迫る日銀含み損 疫病が呼ぶMMT待望論 日経QUICKニュース(NQN) 編集委員 永井洋一 - 日本経済新聞
                                                          • 【ユヴァル・ノア・ハラリを読む】貨幣の未来――ハラリ・MMT・仮想通貨|Web河出

                                                            寄稿 単行本 - 人文書 【ユヴァル・ノア・ハラリを読む】貨幣の未来――ハラリ・MMT・仮想通貨 井上智洋(駒澤大学経済学部准教授) 2020.01.15 貨幣の虚構性 誰もが知っていることではあるけれど、一万円札というのはただの紙切れだ。日銀が「一万円」と印字しているから、それだけの価値を持っているに過ぎない。紙幣というのは「紙の約束」(註1)なのである。 世の中に出回っている貨幣は「現金」と「預金」から成り立っていて、預金の方の正体は何かというと、現代ではコンピュータ上のデータに他ならない。 ハラリは、貨幣の持つこの情報性・記号性を「虚構」という言葉で言い表している。この虚構こそが、多数の人々が協力して大きな目的を成し遂げる原動力である。 ホモ・サピエンスの脳の平均容量はおよそ1,350cc で、ネアンデルタール人は1,550ccである。脳の大きさのみが、賢さを決定づけるわけではないに

                                                              【ユヴァル・ノア・ハラリを読む】貨幣の未来――ハラリ・MMT・仮想通貨|Web河出
                                                            • 「『緊縮』(財政支出に消極的)か『反緊縮』(財政支出に積極的)か」だけが判断基準になる「一部界隈」の馬鹿馬鹿しさ - kojitakenの日記

                                                              黒川滋(くろかわしげる)氏のツイートより。 昨日も人と会話していて出てきたが、MMTか緊縮かどちらかしかないようなスキームで経済政策の会話させられていないか、と思っています。 その中間ゾーンはいくつもありますし、両極端の純化路線に対置できる合理的な処理もたくさんあります。 こういう選択肢のかけ方は言葉の呪縛です。 — くろかわしげる (@kurokawashigeru) 2021年11月15日 少し前までの「リフレ」もそうだったが、MMTについても「『緊縮』(財政支出に消極的)か『反緊縮』(財政支出に積極的)か」だけが判断基準になって、「リフレ」がもてはやされていた頃に高橋洋一が「味方」扱いになっていたのと同様、積極財政さえ唱えていれば、所得税を均等税率(フラットタックス)にせよと唱える髙市早苗までもが「『反緊縮』の闘志」ってことになって界隈から評価されるという奇妙奇天烈な現象が起きている

                                                                「『緊縮』(財政支出に消極的)か『反緊縮』(財政支出に積極的)か」だけが判断基準になる「一部界隈」の馬鹿馬鹿しさ - kojitakenの日記
                                                              • アダム・トゥーズ「もしプーチンの戦争レジームがMMTに転じたら?…あるいは戦時ケインジアンに?」(2022年3月4日)

                                                                Chartbook #91: What if Putin’s war regime turns to MMT? … or to wartime Keynesianism? Posted by Adam Tooze on March 4, 2022 制裁は、プーチンの侵略に対して西側諸国が選択した武器である。 我々は小さな攻撃から始めず、すぐにロシア中央銀行への攻撃に踏み切った。 これに対し、ロシア中央銀行は、ロシアからの資本流出を事実上停止し、主要輸出企業の外貨収入を国有化した。現在では、ロシア企業に対して、ドル建やユーロ建の収益の80%をルーブルに交換することを要求している。これにより、ルーブルの価値を高め、国内に外貨を流入させている。 露銀の「広く尊敬される」(つまり非常に保守的な)指導部は直ちに金利を引き上げ、銀行システムに流動性を供給し、資本要件を緩和するという、中央銀行に期待され

                                                                  アダム・トゥーズ「もしプーチンの戦争レジームがMMTに転じたら?…あるいは戦時ケインジアンに?」(2022年3月4日)
                                                                • 現在の立民支持層に多い「財政規律重視派」と新選組・民民・一部安倍派の「ジャパニーズMMT派」の対立は、かつての自民党内の「増税派」(与謝野馨ら)と「上げ潮派」(中川秀直ら)の論争と同型。両者とも新自由主義陣営内の異なる流派だ - kojitakenの日記

                                                                  まずは泉立民と玉木民民の話から。 「嫌われることを恐れた結果、認知すらされずに敗北していくのが、提案型野党のような路線だということもできるかもしれません。」 https://t.co/GQt4RktKSh — mittel ( ・∇・) みってる (@mittelfield) 2022年11月21日 ツイートからリンクされた三春充希氏のnoteへのリンクを改めて張る。 note.com 最初にリンクしたツイートから引用されている一節に続く部分から引用する。 けれども目を向けるべき層は具体的にあります。投票に行かず、労働組合などにも組織されず、明かりを見出すことができずに日々を生きることに必死になっている層がおり、それは刻々と増えています。社会は動かない、自分もまた変わることがない、と諦めてしまった層。物価上昇や増税策、防衛予算の肥大化で最も負荷を受ける人たちです。 どの政党もまだ取り込めて

                                                                    現在の立民支持層に多い「財政規律重視派」と新選組・民民・一部安倍派の「ジャパニーズMMT派」の対立は、かつての自民党内の「増税派」(与謝野馨ら)と「上げ潮派」(中川秀直ら)の論争と同型。両者とも新自由主義陣営内の異なる流派だ - kojitakenの日記
                                                                  • Facebook、英語を中間言語としない機械翻訳システムをGitHubで公開

                                                                    米Facebookは10月19日(現地時間)、中間言語として英語を使わずにダイレクトに2国語間の翻訳を行う多言語機械翻訳(MMT)モデル、「M2M-100」を発表した。GitHubで公開している。 Facebookは現在、プラットフォーム上で提供している翻訳サービスでは中間言語として英語を介している。 新モデルでは英語データに依存せずに100言語の組み合わせで直接翻訳できるとしている。これにより、機械翻訳の評価に一般的に使わるBLEUの評価が、英語を介するシステムより平均で10ポイント高くなったという。 中間言語として英語を用いるのは、サンプルデータが豊富だからだ。Facebookは数年かけて100言語の75億文のデータセットを構築し、150億以上のパラメータを使ってユニバーサル翻訳モデルをトレーニングした。 関連記事 Google翻訳にウイグル語など5カ国語追加で108言語対応に Goo

                                                                      Facebook、英語を中間言語としない機械翻訳システムをGitHubで公開
                                                                    • 【特別寄稿】スクープ! 官邸への忖度か!? 参院選静岡選挙区に関する報道をめぐって、『報ステ』から消えた『6分』のVTR! 官邸は国民民主候補への支援と引き換えに改憲賛成を要求か!? | IWJ Independent Web Journal

                                                                      【特別寄稿】スクープ! 官邸への忖度か!? 参院選静岡選挙区に関する報道をめぐって、『報ステ』から消えた『6分』のVTR! 官邸は国民民主候補への支援と引き換えに改憲賛成を要求か!? 2019.7.20 2012年末に第2次安倍晋三政権が成立して以降、権力に対するメディアの萎縮や忖度が顕著になっている。そして時には、権力側からメディアに対して露骨な圧力をかけることさえある。 今年2月には、菅義偉官房長官の会見で鋭い追及を続けている東京新聞社会部の望月衣塑子記者に対して、官邸が事実上の質問制限を要求する文書を官邸記者クラブに送っていたことが広く知れ渡った。日本新聞労働組合連合(新聞労連)や市民からは、官邸の対応に対する厳しい批判の声が次々と上がった。 今年に入ってからメディアに対する圧力の苛烈さが一層増しているのか、権力に「忖度」しないテレビ番組が突如打ち切りとなったり、腑に落ちない人事異動

                                                                        【特別寄稿】スクープ! 官邸への忖度か!? 参院選静岡選挙区に関する報道をめぐって、『報ステ』から消えた『6分』のVTR! 官邸は国民民主候補への支援と引き換えに改憲賛成を要求か!? | IWJ Independent Web Journal
                                                                      • MMT論者は政府の管理能力を信用しすぎている

                                                                        MMT(Modern Monetary Theory: 現代貨幣論)をめぐる論争は、議論がかみ合わないことも多い。MMTに関する説明はWEB上への投稿など断片的なものが多く、体系的に説明されたものが少なかったため、理論の前提や提唱者たちがどう考えているのかよく分からない部分が少なくなかったことが一因だ。 しかし、2019年になってMMTの提唱者であるビル・ミッチェル教授やランダル・レイ教授が書いたマクロ経済学の教科書(注)が刊行されるなど、体系的に説明された書籍が増えてきたため、全体像が理解しやすくなった。 MMTが前提としている制度や政策運営のルールと、現在多くの国々が採用している政策とは異なっているということが十分に理解されていないことも議論のすれ違いを生んでいる。 (注)Mitchell,William and Wray, L. Randall and Watts, Martin,

                                                                          MMT論者は政府の管理能力を信用しすぎている
                                                                        • 聖帝・仁徳天皇の逸話に学ぶ「コロナ救済の最優先事項」 貧しい民を見て為政者は何を想うか

                                                                          しかし、経済学でいわばダークホースの学説、MMT(現代貨幣理論:Modern Money Theory)によると、政府赤字が出ても、政府は紙幣を発行すればいいので、通貨発行国は破産することはない。政府が貨幣を発行しすぎるとインフレーション(以下、インフレ)が起こって国民を困らせることはある。インフレが起きないならば、財政赤字は国民の福祉を助けるというのである。 しかし読者は、それでも政府が無駄遣いしてもよいのかと問いかけてくるだろう。たとえば、トランプ前米大統領は、個人的利益のために、主要7カ国首脳会議(G7サミット)を自分が所有するフロリダやスコットランドのリゾートでやろうと試みた。このように、一般に政府は民間の経済主体と異なり利益を求めて経済合理性に従って行動しないから、財政支出が政治的な利害だけで決定されて、無駄に使われる可能性も高い。

                                                                            聖帝・仁徳天皇の逸話に学ぶ「コロナ救済の最優先事項」 貧しい民を見て為政者は何を想うか
                                                                          • 「寓話で学ぶ信用貨幣論」の補足説明1 | 角谷快彦 | 広島大学医療経済研究拠点・広島大学大学院社会科学研究科社会経済システム専攻

                                                                            2020年5月10日(同8月31日一部修正) ますは 「寓話で学ぶ信用貨幣論」をお読みください。 拙稿「寓話で学ぶ信用貨幣論」は、財政政策を含むマクロ経済の政策決定において、論者の貨幣観の違いが、全く逆の結論を生むことを明らかにしました。お陰様で同コラムは各所で拡散され、概ね「わかりやすい」とご好評を頂きました。一方で、特に寓話の部分が「まったく意味がわからない」とおっしゃる方が一定数居たのも事実です。そこで、本稿ではより丁寧な貨幣(お金)の説明を行い、皆様のご理解の促進に供したいと思います。 まず、現実社会の貨幣観である「信用貨幣論」および私の寓話の意味を理解できるかどうかは、一重に、私がコラムで何度もしつこく書いた「貨幣は『何もないところから』創出される」ことがわかるかどうかにかかっています。まずは「信用創造」を十分に理解された上で、「経済成長」、「貨幣の信任」、「政府の信用創造」にお

                                                                            • アングル:MMT理論、5つの疑問点

                                                                              8月7日、米国を中心に話題となっている現代貨幣理論(MMT)について、5つの質問に対する答えをまとめた。写真はニューヨークの街並み。6月21日撮影(2019年 ロイター/Mike Segar)

                                                                                アングル:MMT理論、5つの疑問点
                                                                              • 日銀は明日にも国債を全て買える MMT「伝道師」語る:朝日新聞デジタル

                                                                                財政赤字の拡大を容認する「異端」の理論として議論を呼ぶ「MMT」(Modern Monetary Theory=現代金融理論、現代貨幣理論)。米国発のこの理論の提唱者の一人、ニューヨーク州立大のステファニー・ケルトン教授が来日し、朝日新聞の単独インタビューに応じた。財政赤字の拡大を問題視する主流派経済学者を批判し、MMTでは税収による予算の制約がなく、教育や社会保障を充実できるとする。さらに巨額の政府債務を抱える日本の政策については、消費増税を否定し、国債は日本銀行が全て買い入れられる、という。MMTの「伝道師」の主張の全体像とは。 MMTは空調ダイヤルのようなもの ――日本や米国では、MMTが若者から支持を受けています。 「若い世代は、MMTを『Yes,We can』と言うための有効な理論として考えているのではないでしょうか。国の債務を気にして、これもできない、あれもできないと言われてき

                                                                                  日銀は明日にも国債を全て買える MMT「伝道師」語る:朝日新聞デジタル
                                                                                • 給付金支給が大嫌いな麻生太郎財務大臣 特別定額給付金の再支給を早くしてください(藤田孝典) - 個人 - Yahoo!ニュース

                                                                                  特別定額給付金の再支給を求める声昨日の記事に大きな反響をいただいた。 #二回目の現金一律給付を求めます がTwitterトレンド入り 自民党議員からも給付すべきとの声 さらには記事を配信した「藤田孝典」という著者の名前まで、Twitterトレンドに浮上するくらい大きな盛り上がりを見せている。 1月11日午後10時時点のTwitterのトレンドの一部(著者撮影) 特別定額給付金の二度目の支給を求めるTwitterの声は切実であり、いまでも多くの意見が #二回目の現金一律給付を求めます というハッシュタグと同時に発信されている。 与野党関係なく、政治家はこれらの声を尊重、重視すべきである。 本当に生活がギリギリであり、有権者の心からの要求であることが理解できるから。 それに応えない政治があるだろうか。 Twitter上の特別定額給付金をめぐる意見では、現在のところ、圧倒的に賛成派が多く、反対派

                                                                                    給付金支給が大嫌いな麻生太郎財務大臣 特別定額給付金の再支給を早くしてください(藤田孝典) - 個人 - Yahoo!ニュース