有害な形で「言論の自由」がまかり通れば、ユーザーのツイッター離れが進む可能性も/Ryan Lash/TED Conferences, LLC/AFP/Getty Images (CNN) 今月25日、財界が心配そうに行方を見守ってきたストーリーが劇的なクライマックスを迎えた。米ツイッターが、米電気自動車大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)への自社売却で合意したのだ。買収額は約440億ドル(約5兆6000億円)。1株当たり54.20ドルで買い取った計算だ。 もしマスク氏が当初提案したことを遂行するなら、売却はツイッターにとっての破滅の予兆になる可能性がある。しかし最良のシナリオでは、売却を契機に別のSNSが立ち上がり、我々全員にとってより安全で健全な場所が生まれる展開にもなり得る。 マスク氏はかねて公言している通り、ツイッターがほぼ制約のない言論プラットフォームになるべきだと