1980年、東京生まれ。片手袋研究家。町中で見かける片方だけの手袋を研究し続けた結果、この世の中のことがすべて分からなくなってしまった。著書に『片手袋研究入門』(実業之日本社)。 前の記事:有名人と同じ高さの棒で身近に感じられる > 個人サイト 片手袋大全 世界を変えるかもしれないアイディアが、ふいに降りてきた 「スリットアニメーション」あるいは「スキャニメーション」というものをご存じだろうか?人間の錯視を利用したアニメーションの手法で、パラパラ漫画なんかに近いものだ。
沖縄では昔からツナ缶の需要が高く、スーパーなどではバラ売りや3缶パックなどと並んで普通に1ダース(12缶)の箱入り商品が並んでいる。 なぜ沖縄県民はツナが好きなのか。ツナ缶の箱売りはいつ頃どのようにして始まったのか。その謎に迫る。 沖縄県民はツナ缶を箱で買う 長く保存ができ、栄養もあって美味しいツナ缶。台所の戸棚に常備しているという方も多いのではないだろうか。 ひとくちにツナ缶と言っても油漬けと水煮があったり、ソリッド、チャンク、フレークといった形状の違い、唐辛子やガーリックなどで味付けしたもの、コーンなど他の具材とミックスしたものなどそのバリエーションはたいへん豊富である。 まだまだ缶が主流だが最近はパウチの商品も増えてきた そんなツナ缶なのだが、購入する単位でいえばだいたいバラ売りの1缶か、せいぜい3缶または4缶のシュリンクパックだろう。しかし沖縄では、これが日常の風景としてある。 ツ
東京葛飾生まれ。江戸っ子ぽいとよく言われますが、新潟と茨城のハーフです。 好きなものは犬と酸っぱいもの全般。そこらへんの人にすぐに話しかけてしまう癖がある。上野・浅草が庭。(動画インタビュー) 前の記事:まもなく終了してしまう東海道新幹線の車内ワゴン販売を堪能する > 個人サイト twitter キャプ翼の作者が葛飾区出身だ キャプ翼の作者である高橋 陽一先生は、葛飾区の四ツ木・立石エリアが地元だ。 なんと私の地元でもある。 キャプ翼の漫画の舞台は静岡県という設定だが、翼君たちがいる学校「南葛(なんかつ)」は、高橋先生が通った南葛飾高校(南葛高校)からとっているのだ。 四ツ木駅はすごい事になっています!キャラクターの銅像も四ツ木・立石のまちにたくさんあり、マップが用意されているほど。 サッカー少女だった私 高橋先生と地元が一緒というのを知ったのは、10年前に翼君の銅像が「四つ木つばさ公園」
1988年神奈川県生まれ。普通の会社員です。運だけで何とか生きてきました。好きな言葉は「半熟卵はトッピングしますか?」です。もちろんトッピングします。(動画インタビュー) 前の記事:ごめん駅で土下座する 高知の芋ケンピ 高知のお土産には必ず芋ケンピが売られている。本当にどこにもある。コンビニにハイチュウが売られているぐらい、芋ケンピが売られている。 なんでハイチュウの例えの出したのかというと最近、ハイチュウを食べから。想像の10倍おいしくて、一気に一本食べてしまった。芋ケンピの話をしなよ。 二郎の野菜マシマシかと思ったら芋ケンピだった。 芋ケンピの誕生には諸説あるらしく、江戸時代に鹿児島から高知にサツマイモがもたらされたときに生まれた説や大正時代に近藤満喜によって作られた説などいろいろあるようだ。 人気なのは青いパッケージの甘塩味。 もちろん買いました。甘じょっぱくておいしい。(撮影したの
1980年、東京生まれ。片手袋研究家。町中で見かける片方だけの手袋を研究し続けた結果、この世の中のことがすべて分からなくなってしまった。著書に『片手袋研究入門』(実業之日本社)。 前の記事:どこでも富士山になれるスカート > 個人サイト 片手袋大全 何故やるか? しかし当然、「何故そんなことをやる必要があるのか?」という疑問が湧く。「わんこそばを食べたことがないので、代替案として」「最近太ってきたので、小分けにすればカップヌードル1個だけで満腹感を味わえるはず」。もっともらしいが、どれも本音ではない。 しかし1つだけ確かなことがある。もし明日地球が滅亡するとしても、「何ひとつやり残したことなかったね!」と言い合える人類でありたいと私は思うのだ。ならば、カップヌードルをわんこそば形式で食べたことはまだないから、やってみる。それで良いじゃないか。 林編集長に相談すると、「やりましょう」の一言。
1988年神奈川県生まれ。普通の会社員です。運だけで何とか生きてきました。好きな言葉は「半熟卵はトッピングしますか?」です。もちろんトッピングします。(動画インタビュー) 前の記事:熊本で太平燕をわかりたい 給食用の食器を買った 熊本にやってきた。熊本はおいしいものがたくさんあると聞く。それを全部のせて、自分なりのバイキングを楽しみたい。余裕があれば2周したいと思ってます。 熊本です! 食器を持ってこなければならない。大皿と小皿、そしてトレーである。荷物にならないように軽い食器を探していたら、給食用の食器がヒットした。 隠れミッキーだ。 給食のときに出てくる食器。アルマイトというアルミを加工した材質である。 軽くて割れにくいために多くの学校で使われていたこちらの食器だが、今ポリプロピレンの食器にだんだんと変わっているそうだ。 ただ今でもかさばらなくて軽いためにキャンプ用の食器としても人気ら
かいわれを育てるのに一番適しているのはリコーダーなのではないか、とずっと思っていたので、育ててみることにした。 暗いところで育てる植物 かいわれは暗い場所でないと育てることが出来ない。 一度タンスの引き出しで育てたことがあるが、結構光が入っている気がしていた。 せっかく育てるなら、可能な限り光を遮りたい 穴が空いている入れもの、……リコーダー? もしかして、一番適しているのはリコーダーなのではないか。 物は試しだ。やってみよう! とりあえずAmazonでリコーダーを買った ぬれたティッシュを入れるのにリコーダーの掃除の棒が役立つ 分解できるのでかなり入れやすい。そのために作られたかのような利便性だ。 そして種まき。1つの穴に2粒ぐらいずつ入れていく 土に植える種まきは数cm間隔で植えることが多いが、リコーダーで育てる場合、自動的に等間隔で植えることが出来る。こちらの行動まで含めてデザインさ
1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー) 前の記事:デイリーポータルZをはげます会、はげまし王に挨拶しました(報告) > 個人サイト webやぎの目 これがヘッドホンだんご だんごになったヘッドホンをほどいている間に目的地につく。 急いでリモート会議に出るときなどはヘッドホン知恵の輪を解かずにからまったまま使うこともある。とても短くて不便だ。 しかもヘッドホンがふたつある なぜヘッドホンが2つもあるのかはわからない。 たぶんスマホでのリモート会議では大げさなヘッドセットより純正のヘッドホンが意外に良いという話をどこかで読んだのだろう。 それが2回あったと思われる。
こんにちは! 編集部の古賀です。 まいにち無料の記事を配信しているデイリーポータルZ、その制作料の一部は有料の会「はげます会」の会費でまかなわせてもらっています。 「はげます会」には会員と関係者が集うFacebookグループ「はげましひろば」や、会員限定のコンテンツエリアがあります。 限定公開されたなかから一部を(ほんの一部ではありあますが)無料公開します。 ウェブマスター 林雄司:保存版!便利な専門通販サイト 「ものづくりに必要なのは便利な通販サイトである。」 と言ったのはビル・ゲイツではなく僕である。 冗談で書き始めてしまったが、専門特化した通販サイトは本当に便利なのだ。 僕が利用したことがある通販サイトを紹介したい。 ポスター印刷・ABポスター ネット印刷か近所の出力ショップで頼んでしまうが、ここは安い。いちど頼んだことがあるが、印刷も仕上がりも問題なかった。A0サイズが1690円。
行く先々で「うちの会社にはいないタイプだよね」と言われるが、本人はそんなこともないと思っている。愛知県出身。むかない安藤。(動画インタビュー) 前の記事:トンビは油揚げをさらわない(デジタルリマスター) > 個人サイト むかない安藤 Twitter 大人たちは二人三脚を忘れていないか 先日、ライターの江ノ島さんと一緒に撮影をする機会があった。 江ノ島さんとは長いこと担当編集とライターという関係でやってきた仲である。この日もわりと真面目なネタ相談なんかをした。 「次はゴルフが来ると思うんですよね」「僕は釣り堀だと思うな」 安藤:というわけで江ノ島くん、今年も二人三脚で頑張っていきましょうよ。 江ノ島:そうですね。 安藤:二人三脚で。 江ノ島:どうしたんですか。目が笑ってないじゃないですか、なんか怖いな。 二人三脚で。 江ノ島:なんすかそれ。 安藤:二人三脚で使う帯です。 江ノ島:いまやるんす
鯖と大根おろしがシャレてる! さばのおろしぽん酢 林: さばのおろしぽん酢がおいしいんですよ。 橋田: それずっと言ってましたよね。 林: 見た目は悪いですね、これね。 橋田: まあ、たしかに。 林: 人んちのおかずみたいにぐちょっとした感じですよね。 石川: カップデリはぐちょっとしたものが多いんですよね。 林: 多いですね。 古賀: ふーん。 林: それでこのカップに入ってるとなんでも美味しそうに見える。カップデリが好きすぎて。 それぞれ分けて食べます 林: じゃあみなさん、どうぞ。 古賀: はい。 林: なんか特に味わうポイントはないですけど……。味が濃いかな? 橋田: へー、え? これえのきが入ってるの? 古賀: そうね。 橋田: 商品名なんでしたっけ? 古賀: 「さばのおろしぽん酢」。おいしー。 石川: うまい。これうまいですね。 林: コンビニっぽい味の濃さでしっかりしてる。
1988年神奈川県生まれ。普通の会社員です。運だけで何とか生きてきました。好きな言葉は「半熟卵はトッピングしますか?」です。もちろんトッピングします。(動画インタビュー) 前の記事:会津若松にある『白べこラーメン』ってなんだ? バーミヤンのチャーハン そういえばチャーハン部でバーミヤンへ行ってないことに気づいた。気づいたときには、部員たちを誘っていた。おれたちの新年会はバーミヤンだ! 部長の地元のバーミヤンに来てもらった。 メンバーは左から安藤さん、月餅さん、江ノ島の3人です。 バーミヤンは中華料理を提供するファミリーレストランで、魅力的な中華料理が数多くあるのはもちろん、チャーハンも悩むぐらいある。バーミヤン、おれたちを悩ませてくる。やるな。 レギュラーメニュー表に載っているチャーハンだけで6品もあるし、 今なら本ずわい蟹祭りをやっていて、かにあんかけチャーハンがある。しかもかに肉3倍に
そういう目でプラモデルを選ぶ というわけで買いに来ました。 とはいえ自分ひとりでやるとなると、買う時すでに完成形を知ってしまっているので興奮が半減しかねない。 そこで今回、同じ思いを持つ発掘調査員をもう一人用意した。互いにプラモデルを買い、箱から出して説明書を抜いた状態で相手に渡すのだ。やばい、もう興奮してきた。 さて、何を選ぼうか。 パーツの形状からすぐに完成形がわかっちゃいそうなものは避けたい タイヤが四つ出土されたらまず間違いなく車だろう。これも今回はパスだ 盾が発掘された時点でわかっちゃいそう なかなか難しい。簡単に完成形が見えてしまってもつまらないし、かといってとんでもなく難しくては時間がかかりすぎるだろう。 そういう目でおもちゃ売り場を物色したところ、丁度よさそうなプラモデルを見つけた。 すごい。人工衛星みたいなのが手から出てきている。 見つけたときこれしかないなと思った。 ハ
1985年福岡生まれ。思い立ったが吉日で行動しています。地味なファッションと言われることが多いので、派手なメガネを買おうと思っています。(動画インタビュー) 前の記事:秋のプールで情緒を感じたい(デジタルリマスター) > 個人サイト Web独り者 彼女がいる風の地主恵亮 鮭の遡上 秋に北海道の川を見ていると大きな魚が泳いでいることに気がつく。これが鮭だ。厳密にはシロサケということになる。川で生まれ、やがて海に降りて、1年から7年半ほどを海で回遊して過ごす。そして、産卵のために生まれた川へと戻ってくる。 北海道の川を見ていると、 鮭がいるのがわかります! 鮭の稚魚は5mmほどと非常に小さい。イクラを見るとわかるけれど、そんなに大きくは生まれないのだ。しかし、海で生活して、川に戻ってくる頃は70cmほどになっている。そして、産卵して死ぬことになる。 大きい!!! その時期に川を見ていると鮭が死
1992年三重生まれ、会社員。ゆるくまじめに過ごしています。ものすごく暇なときにへんな曲とへんなゲームを作ります。 前の記事:シーチキン目線の世界はこうなっていた! > 個人サイト ほりげー 謎解きをしないと買えない まずはこの服を見てほしい。 なんか暗号っぽい。 実はこれは謎解きになっていて、その答えはアルファベット4文字の言葉になる。今回訪れる「トキキル」というアパレルブランドの服だ。 このように、トキキルでは服のデザインが謎解きになっており、その謎を解いた者だけがその服を買うことができる。当サイトで数々の謎解き記事を書いてきた筆者としてはぜひとも挑戦したい。 トキキルに来た トキキルは毎日やっているわけではなく、定期的に開催されるイベントだ。この日は南青山で開催される。 閑静な住宅街の中で輝きを放つあやしい部屋。ここがトキキルの会場だ。 入ってすぐ地下に案内された。どきどき…。 おお
1993年東京都生まれ。与太郎という柴犬と生きている普通の会社員。お昼休み時間に事務員さんがDPZを見ているのを目にしてしまい、身元がバレないかハラハラしている。 前の記事:自動販売機で売っているものを全部買うと重いし寒い 東南アジアでミスドがめちゃくちゃ出店している 台湾のミスタードーナツ。知ってるお店があると安心する。 大きめな駅構内でこうした小さめの店舗を何度か見かけた。台湾には持ち帰り専用のお店が多いのかもしれない。 ミスドの運営会社ダスキンの公式サイトを確認すると、タイ、フィリピン、台湾、インドネシアの4カ国だけで11,362 拠点ある。ちなみに日本は2023年3月時点で998店。 国ごとに数の偏りはあるだろうが、単純に4で割っても約2800拠点と日本の3倍近くの店舗数だ。ちょっとびっくりしてしまう。 ポンデリング中心のラインナップ 気になるのが日本とのメニューの違いだ。 パッと
去る8月26日、東京・渋谷に70人ほどの不器用な人たちが集まった。 その手には紙袋や段ボール箱が握られ、その中には戦闘用のロボット……のつもりで作った、がらくたのようなものが…。 この記事はロボット相撲イベント「技術力の低い人限定ロボコン(通称:ヘボコン)2023」のレポートです。 >ヘボコンの最新情報はこちらのFacebookグループでどうぞ! >Discordも仮運用中! >Twitterもある!! インターネットユーザー。電子工作でオリジナルの処刑器具を作ったり、辺境の国の変わった音楽を集めたりしています。「技術力の低い人限定ロボコン(通称:ヘボコン)」主催者。1980年岐阜県生まれ。 本『雑に作る ―電子工作で好きなものを作る近道集』(共著)がオライリーから出ました! 前の記事:黒くてサクサク、金沢カレーの世界(デジタルリマスター) > 個人サイト nomoonwalk ままならな
今回紹介する沖縄そば! 納豆そば(てだこそば) 花レモンそば(花はな商店) 牛もやしそばパクチーまみれ(沖縄そば OKINAWA SOBA EIBUN) 特製冷やしジュレダレぶっかけまぜそば(沖縄そば OKINAWA SOBA EIBUN) 坦々そば(与那原家) チキンそば(与那原家) 8種の朝摘みハーブリーフそば(喫茶ジャーン) 納豆そば(てだこそば) まずは浦添市にある老舗沖縄そば屋「てだこそば」の「納豆そば」。 その名の通り、メイン具材は納豆。そこにネギが添えられただけのシンプルな構成だ。見た目のインパクトがかなりあるのだが、結構あっさりと食べられる不思議な沖縄そばだ。豚骨ベースのそばだしに納豆が合わさって不思議と食が進む。 冒頭でニューウェーブみたいな事を言ってしまったが、てだこそばは20年以上前からある老舗沖縄そば屋で割と昔からちょっと変わった沖縄そばを出している。納豆そばの他に
自由律俳句と路上観察をしています。大阪在住。私家版の自由律俳句集『麦わら帽子が似合わない』『ブルマ追いかけて八位』『待ち受け画像がちらし寿司』も販売しています。 前の記事:ホワイトハウスは大阪にもいくつかあって、わりと白くない > 個人サイト note 何気なく街を歩いていると、歩道の植樹帯に気になるものが。 植物に書類が! なかなか見ない組み合わせだったので、ゴミがくっついているのかとも思いましたが、近づいてみると―― 一行目に「告」の字が! どうやらこの植物に対して、直接警告文のようなものが貼られているらしい。 これは最近ニュースで見た「勝手植え」(公園や植樹帯などに勝手に植物を植える違法行為)かもしれない、と脳裏によぎりました。 この植物が故意に植えられたものか、自然に生えたものかは不明ですが、確かニュース映像でも大きなソテツにこのような勧告書がぶら下げられていたので、その小さいバー
大阪生まれの大学院生。工作や漢字が好きです。ほら貝も吹けます。先日、教授から「あなたは何を目指しているのか分からん」と言われました。 前の記事:Googleマップのレビューで☆3未満の滝をめぐる > 個人サイト 唐沢ジャンボリー とにもかくにもマイコレクション とりあえず、私の盆栽チェキを見てください。大盆栽まつりに行った話などするつもりですが、盆栽チェキの良さを紹介する前で離脱されては困るので、先に見せます。 名品が手のひらサイズに! 横に広がる盆栽もステキにおさまり、 チェキスタンドに装填すると一層味わい深い・・・ よい・・・ 一滴も水やりしていないのに、一巻きも針金を巻いていないのに、こんなに身近に盆栽をたのしんでいいのかと申し訳なさすら感じます。 盆栽のあこがれ 中国語に、「植物杀手(植物の殺し屋)」という言葉があります。意味は「植物を必ず枯らす人」、すなわち私です。 そこまで育て
博物館の年パスを買って、月に何度も通い詰めていた時期がある。 器や装飾品、日用品に衣服と、何百年何千年の暮らしの記憶が所狭しで並んでいる様子が面白くて、ずっと眺めていられた。 何より私を惹きつけるのは復元した土器の、あのツギハギ。土の中から掘り起こして、欠片(かけら)を集めてくっつけて過去の記憶を蘇らせる。これこそロマンじゃないか。 実際に土器の復元をしているところを見てみたい。あわよくばわたしも復元作業をやってみたい。 なんと、とうとうその夢が叶う日が来ました。 いざ、復元の現場に潜入! 訪れたのは茨城県の北西部、城里町にある公益財団法人茨城県教育財団埋蔵文化財整理センターだ。 今回は取材用に特別に復元作業の体験をさせてもらえることになっている。 わー!やってる!! 本物の土器だ! 接合だ! 同センター職員のお二人にレクチャーしていただきました! 本橋さん: まずは復元の手順をご説明しま
1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:エコ除草?ベルリンの草刈りひつじ > 個人サイト words and pictures たこ焼き器でポッフェルチェを焼こう 私の住むベルリンでは、ここ数年でたこ焼きを出す店が増えたこともあり、ベルリン民の間でたこ焼きは人気の日本食となっている。 私の周りにもたこ焼き好きの友人が多いので、今度みんなで集まってたこ焼きパーティをしようということになった。 じゃあデザートはどうしようかという話になった時、友人から「たこ焼き器、ポッフェルチェを焼くのにちょうどいいんじゃないか」という提案があった。 ポッフェルチェ? なんだか聞き覚えがある気がするが、なんだったっけ。 日本でも手に入る、オランダ生まれのポッフェルチェ 聞くと、ポッフェルチェとはオランダ生まれのお菓
1ヶ月の間ヨーロッパ旅行することになり、洗い替えに沢山服を持っていくの、荷物多いな……と思っていた。 でも、長いこと滞在するなら、現地で材料を調達してその場で1着ぐらい作ればいいのでは?と思い直し、旅行中に服を作ることにした。 入らない荷物 2月から3月にかけて、1ヶ月ヨーロッパ旅行をした。 そんな長い間海外に行くのは初めてなので、かなり浮かれながら持っていく荷物を準備していたのだが、全然入り切らないのだ。以前記事にも書いたが、妖怪の化けわらじを連れていくことにしたため、スーツケースは化けわらじがパンパンに入っている状態である。 無理やり詰めたら化けわらじだけは入った。私物を入れる余裕は一切なし 1ヶ月の旅行なのに機内持ち込みのリュックに入る荷物しか持っていけない危機的状況である。でも、正直生きる上で必要なものって、現地でも手に入るのでは?材料が手に入れば作ってもいいし。 ……そうだ!現地
大阪在住のフリーライター。酒場めぐりと平日昼間の散歩が趣味。1,000円以内で楽しめることはだいたい大好きです。テクノラップバンド「チミドロ」のリーダーとしても活動しています。(動画インタビュー) 前の記事:閉店した大阪・都島のスナック「ブスの店 杏」の長い歴史をママに語ってもらった とにかく圧倒された作品「地下道」 “ズガ・コーサクとクリ・エイト二人展「地下道」”は、新開地アートひろばという場所で、2023年6月11日から6月30日まで開催されていた。 私は会期に先駆けて知人から「この展示、面白そうですよ」とチラシをもらって、なんとなく気になっていたところに、展覧会のスタート後、また別の知人が会場の模様を動画つきでSNSにアップしているのを見て、これはいよいよ行くしかないと思った。 そして、会期終了が迫ったある日、やっとタイミングが合って会場へ行くことができた。その時に撮った写真をまずは
1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー) 前の記事:ケーキの箱の匂いをいつもかいでいたい(デジタルリマスター) > 個人サイト webやぎの目 スモークマシンとは こちらがそのスモークマシン。中国のUlanzi製である。 Ulanziはよくあるカメラアクセサリーを格安で作っているほか、たまに見たことないようなものを出す。 これは後者である。 フォグマシンとも呼ばれてこのUlanziのもフォグマシンという商品名だったが、スモークのほうが一般的なのでスモークで続ける。
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