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palaeontologyの検索結果1 - 26 件 / 26件

  • なぜ昆虫は大きくなれないか

    最初に言っておくけど、自分は昆虫の専門家でも何でもない。ただ子供の頃から昆虫が好きで、昆虫を捕ったり飼ったり図書館で本を読んだり考えたりしてわかったことを書きます。 ちなみに内容的には新規性は特になくて、ググれば似たような内容は見つけられると思う。(専門家の方、間違っていることがあれば訂正してください) 昆虫が大きくなれない理由は主に2つある。一つは循環器、もう一つは骨格。 昆虫を含む節足動物にも血液はある。心臓もある。ただ脊椎動物と違うのは、循環器が開放系だということだ。 脊椎動物の循環器は、体の中心に心臓があって、そこから体の末端まで張り巡らせた血管を通して体のすみずみまで血液を行き渡らせるしくみ(閉鎖系)になっている。 昆虫の場合、閉鎖した血管を持たない。スポイトとかスポンジとかをイメージしてほしいのだが、水を含ませて皿の上とかでギュッと押すと皿の上に水が広がる。離すとまた戻る。昆虫

      なぜ昆虫は大きくなれないか
    • 五つ目を持つ「エビ」の化石、節足動物の進化のミッシングリンクか

      中国・雲南省で発見された「キリンシア」の化石。南京地質古生物研究所提供(2019年撮影、2020年11月4日提供)。(c)AFP PHOTO /NANJING INSTITUTE OF GEOLOGY AND PALAEONTOLOGY/HUANG AND ZENG 【11月12日 AFP】約5億2000万年前に生息していた五つの目を持つエビに似た生物の化石が見つかり、地球上で最も多い生物種の進化をめぐる長年の議論に終止符が打たれる可能性が出てきた──。ロブスターやカニ、クモ、ヤスデなどを含む、節足動物だ。 節足動物は、現存する全動物種の約80%を構成する。だが、その進化については長年にわたって謎とされてきた。古代の祖先が、現代の節足動物にはないさまざまな特徴を有していたことがその理由だ。 しかし、中国の雲南(Yunnan)省で見つかったエビに似た生物「キリンシア(学名:Kylinxia

        五つ目を持つ「エビ」の化石、節足動物の進化のミッシングリンクか
      • Recently Discovered Dinosaur ‘Mummy’ Is So Well-Preserved It Even Has The Skin And Guts Intact

        “We don’t just have a skeleton,” one researcher involved said. “We have a dinosaur as it would have been.” It is being celebrated by scientists as the most well-preserved dinosaur specimen ever found. That’s why you cannot see its bones – they remain covered by intact skin and armor. Discovered accidentally by miners in Canada, this fossilized nodosaur dates back over 110 million years, and remark

          Recently Discovered Dinosaur ‘Mummy’ Is So Well-Preserved It Even Has The Skin And Guts Intact
        • 初期の恐竜が人類みたいな知能進化させてたら隕石の回避盛り上がったろうな

          なんとしてでも、軌道を逸らすぞ! 人類の方は隕石ぶつかるの1000年以内はない 当面安泰ですね

            初期の恐竜が人類みたいな知能進化させてたら隕石の回避盛り上がったろうな
          • 皮膚が残る2億8000万年前の化石がねつ造された偽物だったことが判明

            うろこ状の皮膚などの軟組織の痕跡を残し、恐竜出現前の初期の爬虫(はちゅう)類の姿を現代に伝える大変貴重な標本とされてきた古生物の化石が、「岩を掘ってから焼いた骨で作った塗料を塗ったねつ造品」だということが判明しました。保存状態はよくないものの、塗料の下の骨格の一部は本物の可能性があることから、科学者らは最新技術を使った化石の分析に望みをかけています。 Forged soft tissues revealed in the oldest fossil reptile from the early Permian of the Alps - Rossi - 2024 - Palaeontology - Wiley Online Library https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/pala.12690 Latest News and Views

              皮膚が残る2億8000万年前の化石がねつ造された偽物だったことが判明
            • 新種のティラノサウルスが発見され「死神」と命名される

              ティラノサウルス属の種として知られている恐竜は、「Tyrannosaurus rex(ティラノサウルス・レックス)」のみですが、2020年2月10日にティラノサウルス科に属する新種として、「Thanatotheristes degrootorum」という学名の恐竜の化石が発見されました。この新種の恐竜は、同時期に生態ピラミッドの頂点に君臨していたと思われることから、ギリシャ神話の死神「タナトス」と呼ばれています。 Announcing a New Meat-eating Dinosaur from Alberta | Inside the Royal Tyrrell Museum https://royaltyrrellmuseum.wpcomstaging.com/2020/02/10/announcing-a-new-meat-eating-dinosaur-from-alberta/

                新種のティラノサウルスが発見され「死神」と命名される
              • 進化:地球上最古の動物を示す証拠かもしれない | Nature | Nature Portfolio

                古代の岩礁の中に海綿動物のような構造体が特定され、海綿動物が早ければ8億9000万年前から海洋に生息していたと考えられることを報告する論文が、Nature に掲載される。この知見の妥当性が確認されれば、この化石は、これまで知られている中で最古の動物の体化石となり、その次に古い、議論の余地のない海綿動物の化石を約3億5000万年さかのぼることになる。 海綿動物は単純な動物で、現生海綿動物から得られた遺伝学的証拠から、海綿動物が新原生代初期(10億~5億4100万年前)に出現したことが示唆されている。しかし、この時代の海綿動物の体化石は見つかっていない。 今回、Elizabeth Turnerは、カナダ北西部の8億9000万年前の岩礁から採取された岩石試料を調べた。この岩礁は、炭酸カルシウムを析出する細菌類によって形成された。この岩石試料の中に、方解石の結晶を含み、それに囲まれた管状構造体の分

                  進化:地球上最古の動物を示す証拠かもしれない | Nature | Nature Portfolio
                • 【大発見】恐竜のミイラから皮膚や臓器を確認!「ほぼ完全な状態」「これまでに見たことのないもの」 | 情報速報ドットコム

                  【大発見】恐竜のミイラから皮膚や臓器を確認!「ほぼ完全な状態」「これまでに見たことのないもの」 2020年5月24日 エンタメ&トレンド(話題系), ニュース 18494view 7件 恐竜のミイラからほぼ完璧な状態で皮膚や臓器を確認しました。 これは数年前にカナダ・アルバータ州の鉱山作業員が発見した物で、ロイヤル・ティレル古生物学博物館が貴重な化石として一般公開。 その後に専門家チームが化石の状態を確認したところ、皮膚や臓器が完璧に近い形で残っていることが判明し、調査報告をメディアが取り上げた形です。 このミイラを調べた研究者は「皮膚、鎧、腸の一部でさえ無傷で、これまでに見たことのないものだ」とコメントしており、草食恐竜ノドサウルスの貴重な資料になると強調していました。 ノドサウルスは1億1000万年前に生きていたと推測される恐竜で、分厚い鎧のような硬い甲羅を背中に持っています。今回のミ

                    【大発見】恐竜のミイラから皮膚や臓器を確認!「ほぼ完全な状態」「これまでに見たことのないもの」 | 情報速報ドットコム
                  • 産総研:真核生物誕生の鍵を握る微生物「アーキア」の培養に成功

                    発表・掲載日:2020/01/16 真核生物誕生の鍵を握る微生物「アーキア」の培養に成功 -生物学における大きな謎「真核生物の起源」の理解が大きく前進- 私たち人間を含む真核生物の祖先に最も近縁な微生物を深海堆積物から培養することに世界で初めて成功した。 培養した微生物は「アーキア」と呼ばれる微生物系統群に属し、他の微生物との共生に依存した生育をすること、真核生物に特有とされてきた遺伝子 (例えばアクチンやユビキチン等を作る遺伝子) を多く持つこと、細胞外に非常にユニークな触手状の長い突起を伸ばすこと等が明らかとなった。 細胞構造や生理学的特徴ならびに生命史を踏まえ、真核生物の誕生について新しい進化説 (E3 model) を提案した。 国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 松永 是)超先鋭研究開発部門の井町寛之主任研究員、国立研究開発法人産業技術総合研究所(理事長 中鉢 良治)生物プ

                    • 【カナダ】ドラムヘラー観光 恐竜の化石で有名な町!

                      ドラムヘラーは知る人ぞ知る恐竜の化石の有名スポット 太古の恐竜の歴史に触れてみませんか? カナダのドラムヘラーは 地形の複雑さ 繁華街から遠く離れている ということから、今でも化石が発見され続けています。 恐竜好きにはたまらないスポットです! 記事の執筆者 カナダ在住。ドラムヘラーでの観光経験をもとに記事を執筆。 日本では10年以上の銀行員経験を持ち、メガバンクで資産運用から金融商品の提案・販売まで多岐にわたる業務を経験。証券外務員一種二種に合格し、ファイナンシャルプランナーとして1000件以上の相談に対応。その専門性と信頼性で読者に役立つ情報を提供します。 ドラムヘラーはカナダのどこにあるの? ドラムヘラーはカナダのアルバータ州に位置する町です。 独特な風景と豊かな歴史が特長。 カナダのバッドランドの中心に位置し、丘が続き、深い峡谷と高いフードゥー(岩塊の柱状の細長い形状)が点在している

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                      • ティラノ類の「子どもメニュー」が判明、胃の中身残る初の化石

                        肉食恐竜のティラノサウルスたちは、成長して大型の獲物を仕留めるようになるまで、このゴルゴサウルスの子どものように小型の獲物を狩り、肉厚な部分を選んで食べていたことが、新たな研究で明らかになった。(ILLUSTRATION BY JULIUS CSOTONYI, ROYAL TYRRELL MUSEUM OF PALAEONTOLOGY) ティラノサウルス科ゴルゴサウルスの子どもの化石から発見された胃の内容物を分析したところ、小型の獲物の選りすぐりの部位を食べていたことが明らかになった。噛む力が弱いティラノサウルスの子どもが何を食べていたかは、古生物学者たちにとって長年の謎だった。これはまた、先史時代の北米の食物網を理解するうえで重要な発見だ。論文は2023年12月8日付で学術誌「サイエンス・アドバンシズ」に発表された。(参考記事:「T・レックスのメニュー拝見、ときには共食いも」) 1914

                          ティラノ類の「子どもメニュー」が判明、胃の中身残る初の化石
                        • 6600万年前、恐竜を絶滅させた小惑星の衝突直後に起きたことがわかった

                          巨大な小惑星が6600万年前に現在のメキシコに落ちた。その影響で恐竜を含む当時の地球上の生物の75%が絶滅した。 小惑星のクレーターの奥深くにある岩石を分析することで、科学者たちは衝突直後に起こったことを再現することができた。 サンプルを分析したところ、小惑星の衝突によって数百メートルの高さの津波や山火事が発生し、大量の硫黄が放出されたことが明らかになった。それが太陽を隠し、地球を寒冷化へと導いた。 もちろん衝突現場の近くで多くの恐竜が死んだが、全体としては気温の変化のために絶滅した可能性が高い。 科学者は、6600万年前に地球に衝突した小惑星が恐竜の絶滅に導いたことを長い間受け入れてきた。 しかし、衝突後に地球と生物に何が起こったのかについては議論が分かれている。恐竜が絶滅した理由としては、太陽を消し去って地球を冷やした粉塵や煤の雲が原因だという説や世界的な火山噴火による有毒ガス、大規模

                            6600万年前、恐竜を絶滅させた小惑星の衝突直後に起きたことがわかった
                          • 2021年に発見された驚異の新種恐竜10選、ヤマトサウルスも

                            今から6600万年以上前の中生代末期、現在の日本にあたる地域には2種の「アヒル口」の大型草食恐竜が生息していた。そのうちの1種(中央)が、2021年に発表された新種の「ヤマトサウルス・イザナギイ(Yamatosaurus izanagii)」だ。(ILLUSTRATION BY MASATO HATTORI) 2003年以降、新種の恐竜が毎年平均して45種以上という驚異的なペースで発見されている。黄金時代を迎えた古生物学は、先史時代の世界に対する私たちの理解を大きく変えようとしている。(参考記事:「アップデートされる恐竜」) 2021年はこれまでに42種の新種が発見されていると、恐竜の新発見に関するデータベースを管理する米メリーランド大学のトム・ホルツ氏は話す。これほど発見が相次ぐ理由について、「1つは恐竜の研究に携わる人が増えたことです。化石を探す人の数も、研究チームの数も、調査が行われ

                              2021年に発見された驚異の新種恐竜10選、ヤマトサウルスも
                            • 9歳の小学生が川岸で6600万年前の恐竜の卵発見、11個発掘される

                              【8月4日 CNS】中国・広東省(Guangdong)河源市(Heyuan)区東江大橋東面の川岸で、遊んでいた小学生の張仰喆(Zhang Yangzhe)君(9)と母親の李小芳(Li Xiaofang)さんが、壊れた橋脚の付近で恐竜の卵の化石のようなものを発見した。河源恐竜博物館のスタッフが発掘調査をしたところ、6600万年前の恐竜の卵の化石11個が見つかった。 【関連記事】1.6億年前のコウモリのような翼持つ恐竜の化石 遼寧省で発見 河源市に住む李さんによると、7月23日午前、地元の東江大橋近くの川岸へ張君と遊びに行ったところ、張君が今年の洪水で橋が流されて壊れた橋脚の露出した土の中から卵の殻を見つけたという。さらに張君は、斜面の赤い砂岩層の中からも、丸い恐竜の卵の化石を1個見つけた。 李さんはつい最近、地元の河源恐竜博物館に張君を連れて行き、いろいろな恐竜の卵の化石を見せたばかりだった

                                9歳の小学生が川岸で6600万年前の恐竜の卵発見、11個発掘される
                              • むかわ竜は「新種の恐竜」 背骨などに特徴、学会報告へ:朝日新聞デジタル

                                北海道むかわ町穂別で見つかった恐竜「むかわ竜」(通称)について、北海道大学総合博物館の小林快次教授は18日、「新属新種の可能性が極めて濃厚」と発表した。21日から静岡市で開かれる日本古生物学会で報告する。 小林教授によると、北大やむかわ町穂別博物館などの共同研究で、前脚がきゃしゃで細いこと、背骨(胴椎骨〈ついこつ〉)の上にのびる突起(神経棘〈きょく〉)が大きく前に傾いていること、頭骨にも多くの固有の特徴がみられることなどが判明し、新種と判断した。骨の分析などから、9歳以上の成体で、体重は4~5・3トンと推定している。また、系統の解析結果で、ハドロサウルス亜科のエドモントサウルス類というグループに属していることも分かったという。 「むかわ竜」は全長8メートル以上の植物食恐竜。2003年、約7200万年前(白亜紀後期)の地層から尾の骨の一部が見つかり、その後、全身の骨格が発掘された。大きさや全

                                  むかわ竜は「新種の恐竜」 背骨などに特徴、学会報告へ:朝日新聞デジタル
                                • 世界最古の動物の精子? 琥珀から発見 雄の4倍超の特大サイズ

                                  ミャンマー北部カチン州で売られている琥珀(2018年5月12日撮影、資料写真)。(c)Ye Aung THU / AFP 【9月16日 AFP】1億年前に現在のミャンマーで琥珀(こはく)の中に閉じ込められた小さな甲殻類の体内から、世界最古とみられる動物の精子が見つかった。 中国科学院(Chinese Academy of Science)南京地質古生物研究所(Nanjing Institute of Geology and Palaeontology)の研究者率いる専門チームによると、これまでに確認されている最古の化石化した動物の精子は、わずか1700万年前のものだという。 16日に英学術誌「英国王立協会紀要(Proceedings of the Royal Society B)」に掲載された論文によると、5億年前から存在し現在でも各地の海に生息する甲殻類の一種、貝虫の雌の体内から複数の精

                                    世界最古の動物の精子? 琥珀から発見 雄の4倍超の特大サイズ
                                  • 7000万年前の巨大魚化石、アルゼンチンで発見 全長6メートル超

                                    米カンザス州で発見された、白亜紀に生息した捕食性魚類のグループ、シファクティヌス属の巨大魚の化石(2010年5月6日撮影、資料写真)。(c)ROBYN BECK / AFP 【7月8日 AFP】7000万年前に恐竜と共存していた巨大魚の化石が、アルゼンチン南部パタゴニア(Patagonia)地方で発見された。同国の古生物学者らの研究チームが6日、発表した。 【特集】古代生物図鑑~太古に生きた奇妙な動物たち 今回の発見は学術誌「Alcheringa: An Australasian Journal of Palaeontology(アルチェリンガ:オーストラレーシアの古生物学誌)」で発表された。研究チームは、全長6メートルを超える捕食性魚類の化石を、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスの約1400キロ南方に位置するコルウエ・ウアピ(Colhue Huapial)湖の近くで発見。この巨大魚は「白

                                      7000万年前の巨大魚化石、アルゼンチンで発見 全長6メートル超
                                    • 世界最古の精子が発見される

                                      1億年前の琥珀(こはく)の中から世界最古の精子を発見したと古生物学者らが発表しました。この精子は恐竜のものではなく、体長よりもはるかに長い精細胞を持つ、貝虫のものとのことです。 Giant sperm and reproductive organs in 100-million-year-old ostracods----Nanjing Institute of Geology and Palaeontology Chinese Academy of Sciences http://english.nigpas.cas.cn/rh/rp/202009/t20200914_243042.html 100 million-year-old sperm is the oldest ever found. And it's giant. | Live Science https://www.liv

                                        世界最古の精子が発見される
                                      • 人間サイズの超巨大ペンギンの化石がニュージーランドで発掘される

                                        南極に住むコウテイペンギンは世界最大のペンギンで、体長は130cm・体重は45kgにも達します。しかし、このコウテイペンギンよりさらに巨大なペンギンが、かつてニュージーランドで暮らしていたことが判明しました。 Leg bones of a new penguin species from the Waipara Greensand add to the diversity of very large-sized Sphenisciformes in the Paleocene of New Zealand: Alcheringa: An Australasian Journal of Palaeontology: Vol 0, No 0 https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/03115518.2019.1641619 A Human-Si

                                          人間サイズの超巨大ペンギンの化石がニュージーランドで発掘される
                                        • 古代のカエルが「激しすぎる交尾」で疲れ果てて大量死していたことが判明

                                          4500万年前の地層から見事な保存状態の化石で発掘されながらも、なぜほぼ同時に大量死していたのかが謎に包まれていた古代のカエルの死因が、なんと交尾のしすぎだったことが判明したとの研究結果が報告されました。 The skeletal taphonomy of anurans from the Eocene Geiseltal Konservat‐Lagerstätte, Germany: insights into the controls on fossil anuran preservation - Falk - 2022 - Papers in Palaeontology - Wiley Online Library https://doi.org/10.1002/spp2.1453 Ancient frogs in mass grave died from too much sex

                                            古代のカエルが「激しすぎる交尾」で疲れ果てて大量死していたことが判明
                                          • 堅い植物食で歯がダメになり最終的に餓死していた「リンコサウルス」 - ナゾロジー

                                            人生には年相応の食べ方が必要です。 若い頃は分厚いステーキでもガツガツ食べられますが、歯が弱ってくる老齢になると、噛みやすい食べ物に変えて柔軟に対処しなければなりません。 ところが、この柔軟性がないことで自滅の道をたどった生物がいたようです。 英ブリストル大学(University of Bristol)はこのほど、恐竜時代の前にいた「リンコサウルス(Rhynchosaur)」という爬虫類が堅く丈夫な植物を食べ続けて、年をとるほど歯や顎の骨をすり減らしていたことを発見。 老齢になる頃には歯も顎もボロボロで植物が食べられなくなり、それによって飢餓に陥り、命を落としていたことが示唆されました。 心はヤングのままでも、歯は嘘をつかなかったようです。 研究の詳細は、2023年6月8日付で科学雑誌『Palaeontology』に掲載されています。 Ancient herbivore’s diet w

                                              堅い植物食で歯がダメになり最終的に餓死していた「リンコサウルス」 - ナゾロジー
                                            • 大ペンギンの化石発見!昔は人と同じ背の高さだった!?

                                              ペンギンの中で最も大きいのは、南極大陸の周辺に生息するコウテイペンギンだ。立ち上がったときの高さが、高いもので130cmほどになる。 130cmといえば人の子供くらいの背丈。結構な大きさと言えるが、最近ニュージーランドで化石として見つかった大ペンギンと比べると、まだまだ可愛いものだ。 大人と肩を並べる大昔のペンギン 発見されたペンギンの化石は、今からおおよそ6千万年前のもの。掘り出された化石から当時の姿を復元すると、身長(立ち上がったときの背丈)が約160cm、体重は80kgになるという。 6千万年前といえば、恐竜が絶滅して間もない頃。数種類の大ペンギンが繁栄したと考えられており、今回見つかった化石はそのうちの1種ということになる。 化石の詳しい調査結果は論文としてまとめられ、オーストラリアの古生物学術誌「Alcheringa」に発表されている。 Canterbury Museum 海竜類

                                                大ペンギンの化石発見!昔は人と同じ背の高さだった!?
                                              • 東大、謎の古生物「タリーモンスター」の脊椎動物説を否定する証拠を確認

                                                東京大学(東大)は4月17日、1966年の発見以来その分類について論争が続く、約3億年前の海に生息していた動物「タリーモンスター(トゥリモンストゥルム)」の153点におよぶ化石の表面の3次元形状を3Dレーザスキャナにより収集し、同じ地層から産出するさまざまな動物化石との比較解析を行うと同時に、タリーモンスターの吻部にある歯のような構造をX線マイクロCTで撮影し、その3次元形状を詳細に明らかにしたことを発表した。 また、その形態学的特徴を詳細に調べた結果、近年の先行研究で提唱されたタリーモンスター脊椎動物説の根拠として使われた筋節・脳・鰓孔(さいこう/えらあな)・鰭を支持する構造と同定された構造が、脊椎動物のそれらとは明確に異なる特徴を持っていることから、タリーモンスターは脊椎動物ではないことが示唆されたと発表した。 (上)タリーモンスターの化石。(下)今回の研究の結果に基づき描かれた復元画

                                                  東大、謎の古生物「タリーモンスター」の脊椎動物説を否定する証拠を確認
                                                • ゴミ箱分類群 - Wikipedia

                                                  ゴミ箱分類群(ごみばこぶんるいぐん)または分類のゴミ箱 (ぶんるいのごみばこ、Wastebasket taxon または wastebin taxon[1]、 dustbin taxon[2]、もしくは catch-all taxon[3]) は、アルファ分類法で使用される用語で、他のどの分類群にも当てはまらない生物を分類することを唯一の目的とする分類群である。それらは通常、指定されたメンバーの相互の表面的な類似性、または1つ以上の異なる固有派生形質の「欠如」、または他の分類群に属さないことによって定義される。ごみ箱分類群は、定義上、側系統または多系統のいずれかである。したがって、厳密な分類学の分類規則の下では有効な分類群とは見なされない。ただし、ごみ箱分類群の名称は、進化段階を指定するものとして使用される場合がある。 例[編集] 無脊椎動物: 脊椎を持たない全ての動物。 魚類: 四肢動物

                                                  • 「犬サイズの巨大サソリ」が4億年以上前の古代の海を歩いていたことが判明

                                                    サソリというと、たいていの人は長さが数センチ、大きくても10センチ程度のものを思い浮かべます。しかし、新たに発表された新種の化石により、今から4億年以上前の地球の海には体長が1メートルにもなるウミサソリが、これまで考えられていたよりも広い範囲に生息していたことが分かりました。 First mixopterid eurypterids (Arthropoda: Chelicerata) from the Lower Silurian of South China - ScienceDirect https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2095927321005004 【EurekAlert】Mixopterid found in China for the first time----Nanjing Institute of Ge

                                                      「犬サイズの巨大サソリ」が4億年以上前の古代の海を歩いていたことが判明
                                                    • 古代植物だと思っていた化石が実は「カメ」だったと発覚!研究者「ナエトルと名付けよう」 - ナゾロジー

                                                      化石は古代の重要な記録ですが、全ての発見された化石が正しく判定されているわけではありません。 化石から得られる情報は、場合によっては非常に曖昧であり、それが実際はなんであったのか明確に判断出来ないケースもあるのです。 今から数十年前、南米コロンビアで約1億3000万年前の白亜紀に遡る植物の化石が発見されました。 ところが最近、コロンビア国立大学(UNC)の再調査により、これは植物ではなく、白亜紀前期に生息していたカメの赤ちゃんの化石だったことが判明したのです。 何をどう間違えたら亀が植物になるのか? と思う人もいるかもしれませんが、専門家によればこの化石は確かに植物と間違えられても仕方ない見た目だったらしく、研究者らは植物とカメを融合させたポケモンにちなんでこの化石に「ナエトル(英名はTurtwig)」と愛称を付けています。 研究の詳細は、2023年10月25日付で科学雑誌『Palaeon

                                                        古代植物だと思っていた化石が実は「カメ」だったと発覚!研究者「ナエトルと名付けよう」 - ナゾロジー
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