並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 40 件 / 318件

新着順 人気順

古生物の検索結果1 - 40 件 / 318件

古生物に関するエントリは318件あります。 生物science科学 などが関連タグです。 人気エントリには 『米南部にある民主党支持層の青い帯は、恐竜がいた一億年前の海岸に堆積した藻類の死骸の痕跡だという話』などがあります。
  • 米南部にある民主党支持層の青い帯は、恐竜がいた一億年前の海岸に堆積した藻類の死骸の痕跡だという話

    ACTIVE GALACTIC @active_galactic 恐竜がいた時代の沿岸に堆積した藻類の死骸が,1億年後の現代,綿花栽培の良い土壌となり,人口比で相当割合の黒人が奴隷としてつれてこられ,赤い南部州に民主党支持の青いバンドを作り出す。かなり遠大な政治物語だ。 twitter.com/RebeccaRHelm/s… 2020-11-04 06:42:04 Rebecca R Helm @RebeccaRHelm In the South, there is a political strip of blue in a sea of red, and that strip hints at a 100 million-year-old coast that still shapes our world today... [thread based on the article by

      米南部にある民主党支持層の青い帯は、恐竜がいた一億年前の海岸に堆積した藻類の死骸の痕跡だという話
    • 「あつ森」博物館は恐竜の最新学説に則った展示をしている? かはくの研究員に聞いてみた - エキサイトニュース

      「あつまれ どうぶつの森」、通称・あつ森がニンテンドースイッチ向けソフトの売り上げで歴代トップになるなど、空前のヒットとなっている。あつ森は釣りをしたり化石を掘ったり、自分のペースで「無人島」での生活が楽しめることが魅力のゲームだが、見どころのひとつはなんといっても「博物館」だ。 博物館は、ゲーム上でつかまえたムシやサカナ、化石などを展示できるスポットだが、前作からかなりバージョンアップされ、建物の雰囲気から展示まで驚くほど本物の博物館そっくりに作られている。 なかでも「化石」の展示ゾーンは、東京・上野にある国立科学博物館を思わせるところが多く、ファンの間でも大きく話題となっている。というわけで今回は、あつ森の博物館を、実際に国立科学博物館、通称・かはくに勤める研究者と職員の方々に解説してもらい、その様子を前編・後編に分けてお届けする。

        「あつ森」博物館は恐竜の最新学説に則った展示をしている? かはくの研究員に聞いてみた - エキサイトニュース
      • 卵の中で丸まった恐竜の赤ちゃん、完全な保存状態で発見

        (CNN) 恐竜の赤ちゃんが卵の中で丸まったまま、完全な保存状態で残っている化石が見つかった――。科学誌「アイサイエンス」に21日、そんな論文が発表された。恐竜と鳥のつながりにさらなる光を当てる研究になりそうだ。 化石は7000万年前のもので、中にオビラプトル科恐竜の胎児の骨格が保存されている。この胎児は所蔵先の博物館の名称にちなみ、「英良ベビー」と名付けられた。 赤ちゃん恐竜の骨は小さくもろく、化石として保存されているケースは非常にまれなことから、今回の発見は非常に幸運だった。そう語るのはカナダ・カルガリー大地球科学部の古生物学者、ダーラ・ゼレニツキー准教授だ。

          卵の中で丸まった恐竜の赤ちゃん、完全な保存状態で発見
        • 国立科学博物館が困った「後継者がいない」 化石のレプリカ作り続けて50年、研究者らが惚れ込むレジェンド職人ついに引退 | 47NEWS

          博物館を訪れると、絶滅した恐竜や哺乳類、魚類など大昔の生き物の化石を間近で見られる。これらの化石標本に「複製」や「レプリカ」といった説明が付いているのに気付いたことはないだろうか。そう、展示されているのは必ずしも実物の化石とは限らない。腕利きの職人が本物と見分けがつかないほど精巧に作ったレプリカ(複製品)だ。中には、50年以上の歳月をレプリカ作りに注いできた〝レジェンド職人〟がいる。その職人が今年3月、引退した。 円尾博美さん(90)。本業は彫刻家で、主に国立科学博物館の研究者から依頼を受けて標本のレプリカを作ってきた。訪れた人の視線を釘付けにする迫力のある首長竜「フタバスズキリュウ」の全身骨格をはじめ、東京・上野にある同博物館の日本館で展示するレプリカの大半の製作に関わったという。博物館の展示と古生物研究を長きにわたって支えてきた円尾さんの足跡と功績を取材した。(共同通信=岩村賢人)

            国立科学博物館が困った「後継者がいない」 化石のレプリカ作り続けて50年、研究者らが惚れ込むレジェンド職人ついに引退 | 47NEWS
          • 約1100万年前の隕石の痕跡 海底で発見 生物絶滅に関係か | NHKニュース

            太平洋の南鳥島沖の海底で、およそ1100万年前に巨大な隕石が衝突したことを示す痕跡を、海洋研究開発機構などの研究グループが発見し、この時代に起きた生物の大量絶滅の原因になった可能性が高いとしています。 海洋研究開発機構などの研究グループは、太平洋にある南鳥島沖の海底を掘削して資源調査を行っていたところ、海底下3メートル余りで、イリジウムやプラチナなどの特殊な元素が通常の数十倍の濃度に達する部分があることを見つけました。 イリジウムやプラチナなどの濃度の急激な上昇は、隕石衝突の痕跡と考えられていて、年代を分析すると、およそ1100万年前と推定されたということです。 地球では1160万年前に哺乳類を中心に、主な生物の種類の15%程度が死滅したという大量絶滅が起きていて、これまで、その原因は謎とされてきましたが、研究グループはイリジウムの濃度などから、直径数キロの巨大な隕石が落下して大量絶滅が起

              約1100万年前の隕石の痕跡 海底で発見 生物絶滅に関係か | NHKニュース
            • 3万年前のライオン、氷漬けで発見 シベリアの永久凍土:朝日新聞デジタル

              シベリアの永久凍土から、氷河期に生息していたホラアナライオンの赤ちゃんとオオカミの頭部が氷漬けの状態で見つかったと、ロシアと日本の共同研究チームが3日発表した。いずれも約3万年前の個体で、表情が分かるほど「奇跡的に良好」な保存状態だという。 発表によると、ホラアナライオンの赤ちゃんは昨年7月、シベリア北東部の川の近くで見つかった。体長約40センチ、体重800グラムほどで、生まれて間もないとみられる。オオカミは2~4歳で牙や顔の毛が残っていた。いずれも寒い地域に適応して生きていたらしい。 2体をCTで調べた東京慈恵会医科大の鈴木直樹客員教授は「筋肉や内臓、脳などが良好に保存されている。いまのライオンやオオカミと比べることで、当時の運動能力や生態を明らかにしたい」と話した。今後、DNAも調べる。 チームはシベリアで調査を続…

                3万年前のライオン、氷漬けで発見 シベリアの永久凍土:朝日新聞デジタル
              • 世界最小、頭部とくちばし 琥珀の中に恐竜発見 原始的な鳥か 中国チーム - 毎日新聞

                極めて小さな恐竜の頭部がはっきりと残る9900万年前の琥珀(こはく)を発見したと、中国地質大などのチームが11日付の英科学誌ネイチャーに発表した。原始的な鳥の一種とみられ、頭部はくちばし部分を入れても長さ1センチ余り。体全体は現生する最小の鳥「マメハチドリ」と同じくらいと考えられ、これまでに見つかった恐竜の化石では最小という。 地層の中で直接化石となるのと違い、琥珀の中では皮膚や羽のような組織が良好な状態で保存されている可能性がある。チームは「古代への窓だ」として、さらに詳しく調べるという。 この記事は有料記事です。 残り415文字(全文664文字)

                  世界最小、頭部とくちばし 琥珀の中に恐竜発見 原始的な鳥か 中国チーム - 毎日新聞
                • 学名 カムイサウルス・ジャポニクスに 北海道で発見のむかわ竜 | NHKニュース

                  全身の骨格の化石が残る国内最大の恐竜である「むかわ竜」が新種の恐竜であることがわかり、発見場所の北海道にちなんで学名にはアイヌ語を入れ、「カムイサウルス・ジャポニクス」と名付けられました。 北海道大学総合博物館の小林快次教授らの研究グループが詳しい分析をしたところ、下あごの骨や背骨の突起の特徴から、ハドロサウルス科という草食恐竜の仲間の新種であることがわかり、学名にはアイヌ語を入れ、「日本の恐竜の神」という意味で「カムイサウルス・ジャポニクス」と名付けられました。 小林教授は「研究は始まったばかりで、今後、どのような生態や動きをしていたか明らかにしたい」と話していました。 むかわ竜の第1発見者の堀田良幸さんは「関わった方々の執念が新種判明に結び付き感謝している。北海道にふさわしい名前になってよかった」と話しました。 小林次教授は「これまで恐竜の研究は北米を中心に行われてきたが、日本にはそれ

                    学名 カムイサウルス・ジャポニクスに 北海道で発見のむかわ竜 | NHKニュース
                  • 池の水ぜんぶ抜いたら「完全な状態の巨大な魚竜の化石」が出てきた(英国) - ナゾロジー

                    英国ラトランドウォーター自然保護区で発見された魚竜の化石。全長は10m以上ある。 / Credit:Rutland Water Nature Reserve,Britain’s largest ‘Sea Dragon’ discovered in UK’s smallest county(2022)

                      池の水ぜんぶ抜いたら「完全な状態の巨大な魚竜の化石」が出てきた(英国) - ナゾロジー
                    • 翼竜「ヒタチナカリュウの化石」 実は国内最大級のスッポンの骨 | 毎日新聞

                      スッポンの右上腕部の骨と判明した化石=茨城県坂東市大崎で2021年2月9日午前10時8分、安味伸一撮影 茨城県ひたちなか市で2002年に見つかり、翼竜の骨とされてきた化石が、太古のスッポンの骨だったことが、ミュージアムパーク茨城県自然博物館(同県坂東市)などの研究で分かった。化石は当時、翼竜の肩甲骨と鑑定され、「ヒタチナカリュウ」と命名されて新種の可能性にも言及されるなど話題になっていた。白亜紀のスッポンの化石では国内最大級と推定されている。 化石は長さが約9センチ。ひたちなか市の平磯海岸の白亜紀後期(約7200万年前)の地層から小学校教諭が02年に発見した。ドイツの専門家にレプリカを送って調査を依頼したところ、「翼竜の肩甲骨」との回答を得て、同館に寄贈された。

                        翼竜「ヒタチナカリュウの化石」 実は国内最大級のスッポンの骨 | 毎日新聞
                      • 肉食恐竜Tレックスの歩行速度、驚くほど遅かった 新研究

                        ティラノサウルス・レックスの新たな歩行速度が発表された/Rick Stikkelorum/Arthur Ulmann/Pasha van Bijlert (CNN) 巨大肉食恐竜のティラノサウルス・レックス(Tレックス)は恐ろしい捕食動物だが、歩くスピードはそれほど速くなく、人間でも汗をかかずに付いていける程度だった――。そんな研究結果が20日、科学誌「王立協会オープンサイエンス」に発表された。 オランダの古生物学者による新たな計算結果によると、Tレックスの歩行速度は時速約4.8キロ未満と、人間や多くの動物と同程度だった。これは従来の他の推計を下回るスピードとなる。 人間を含む大半の動物は、走る理由がない場合、体のエネルギー消費量が最小になるような自然な歩行速度を取る。 これまでの推計では計算の際、Tレックスの体長の半分以上を占める尾の役割を完全には考慮に入れてなかった。こう指摘するのは新

                          肉食恐竜Tレックスの歩行速度、驚くほど遅かった 新研究
                        • 淡路島で発見の化石 新種の恐竜と判明 | NHKニュース

                          兵庫県淡路島でおよそ7200万年前の地層から見つかった化石が新種の恐竜のものだとわかり、島ゆかりの神話にちなみ「ヤマトサウルス・イザナギイ」と名付けられました。 この化石は、17年前の平成16年5月に兵庫県洲本市のおよそ7200万年前の白亜紀末期の地層から、県内の化石の愛好家、岸本眞五さんが発見しました。 その後、兵庫県立人と自然の博物館による調査も行われ、岸本さんが発見したものと合わせて23点の化石が見つかり、北海道大学総合博物館の小林快次教授らのグループが解析を行いました。 その結果、見つかった化石は、白亜紀の後期に繁栄し、多様に進化したハドロサウルス科という草食恐竜の仲間の下あごの部分で、骨や歯の並び方などから新種だとわかりました。 体長は7メートルから8メートル、重さは4トンから6トンで、学名を古代の日本を示す「倭」と、淡路島ゆかりの神話に登場する神「伊弉諾」にちなんで「ヤマトサウ

                            淡路島で発見の化石 新種の恐竜と判明 | NHKニュース
                          • 琥珀の中から「最も完全なカニ化石」 恐竜時代の白亜紀の祖先:朝日新聞デジタル

                            ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

                              琥珀の中から「最も完全なカニ化石」 恐竜時代の白亜紀の祖先:朝日新聞デジタル
                            • 孵化前のティラノサウルス類の化石を発見、初

                              孵化したてのティラノサウルス・レックス(Tyrannosaurus rex)の想像図。今回発見された胚の化石はティラノサウルス・レックスのものではなく、近縁の初期のティラノサウルス類と考えられているが、まだ特定はされていない。(ILLUSTRATION BY JULIUS CSOTONYI) ティラノサウルスの仲間は地上最大級の肉食恐竜として知られるが、赤ちゃんのころはチワワほどのサイズで、長い尻尾をもっていたらしい。英エディンバラ大学の古生物学者グレゴリー・ファンストン氏は、発掘された赤ちゃん化石をティラノサウルス類と特定、2020年10月中旬にオンラインで開催された古脊椎動物学会の年次総会で発表した。 化石のティラノサウルス類は、まだ胚の段階で、卵の殻に守られて発達の途中だったと見られる。足の爪と下あごに当たる二つの化石が、北米の別々の発掘現場で見つかった。どちらも7500万年前~71

                                孵化前のティラノサウルス類の化石を発見、初
                              • 翼のような胸びれ持つ「イーグルシャーク」 太古の新種ザメ発見

                                フランス国立科学研究センターのローマン・ブロ氏が率いる研究の対象となった「Aquilolamna milarcae」の想像画(2021年3月18日提供)。(c)AFP PHOTO /UNIVERSIDAD DE ALCALA/OSCAR SANISIDRO 【3月19日 AFP】翼のようなひれを持つ太古のサメの新種の存在が明らかになった。19日の米科学誌サイエンス(Science)に掲載された論文によると、このサメは大型のエイであるマンタが出現するはるか昔に生息しており、プランクトンを餌にしていたという。 研究対象となったサメの化石は2012年、メキシコ北東部の化石の宝庫バジェシージョ(Vallecillo)で発見された。「Aquilolamna milarcae」という学術名を持つこのサメは、全長約1.65メートルで、ひれの先端から先端までの長さは1.9メートル。約9300万年前に生息し

                                  翼のような胸びれ持つ「イーグルシャーク」 太古の新種ザメ発見
                                • 古代ワニ、「綱渡り」のように二足歩行 研究

                                  【6月12日 AFP】(写真追加)古代のワニは、現代のワニと同じく四足歩行していたと長い間考えられていたが、実際は2本足で歩き回っていた可能性があるとの新たな研究論文が11日、英科学誌ネイチャー(Nature)系列のオンライン科学誌「サイエンティフィック・リポーツ(Scientific Reports)」に発表された。 中国、オーストラリア、米国の研究者からなるチームは、現在の韓国にある晋州層(Jinju Formation)から発見された足跡を分析した。この地層は豊かな考古学的発掘現場となっており、これまでにも1億2000万年前にさかのぼるトカゲやクモの古代種や小型恐竜が発見されている。 韓国の晋州教育大学校(Chinju National University of Education)の金景洙(キム・ギョンス、Kyung Soo Kim)氏によると、発見された足跡は新種のワニの祖先の

                                    古代ワニ、「綱渡り」のように二足歩行 研究
                                  • 2.3億年前のワニに近い動物「偽鰐類」の新種を発見、レア

                                    新たに発見された先史時代の爬虫類、ディナモスクス・コリセンシス(Dynamosuchus collisensis)。2億3000万年前の三畳紀に生息していた。その背中は2列の皮骨で守られていた。(ILLUSTRATION BY MÁRCIO L. CASTRO) ブラジル南部の山の麓で、発掘された岩塊を調べていた古生物学者のロドリゴ・ミュラー氏は、珍しい骨を見つけた。爬虫類や両生類のうろこの下層に形成される板状の骨、皮骨だ。 「驚きました。ブラジルでは、これまで一度も見つかっていなかったからです」と同国サンタ・マリア連邦大学に所属するミュラー氏は話す。思いがけない発見があった発掘現場は、最古級の恐竜が闊歩していた場所としても知られる。(参考記事:「最古級の肉食恐竜を発見、完全に近い姿、ブラジル」) 氏は慎重にブラシで土を払い落とすと、無傷の頭骨や他のいくつかの骨の化石が姿を現した。これらの

                                      2.3億年前のワニに近い動物「偽鰐類」の新種を発見、レア
                                    • 初期のヘビ、7千万年にわたり足があった 新化石から判明

                                      化石の分析によって、後ろ脚がヘビの祖先にとって役立っていた可能性が示唆された/Courtesy Ral Orencio Gomez (CNN) ヘビは7000万年にわたり後ろ足を持っていたが、その後の進化の過程で失われた――。新たな化石を分析した結果として、20日の米科学誌サイエンスアドバンシズにそんな論文が発表された。 ヘビは1億7400万年前~1億6300万年前に出現。その後の進化で手足のない生態に適応したが、これまでの限られた化石記録からは変化の様子が分かっていなかった。 従来の説ではヘビに手足があった期間について、四肢のない現在の体形に適応するまでの過渡期に過ぎないとの見方もあった。 しかし、新たに発見された保存状態のよい化石を分析した結果、長期間にわたり後ろ足があったことが判明した。 分析対象となったのは、ナジャシュ・リオネグリナと呼ばれる初期の種。研究者はアルゼンチンのパタゴニ

                                        初期のヘビ、7千万年にわたり足があった 新化石から判明
                                      • 三畳紀の海洋生物の大量絶滅と恐竜の多様化は200万年続いた雨が原因か?

                                        九州大学(九大)、熊本大学(熊大)、海洋研究開発機構(JAMSTEC)、神戸大学(神大)、千葉工業大学(千葉工大)、早稲田大学(早大)の6者は12月8日、高温で乾燥した時代として知られる中生代三畳紀(約2億5190万年前~約2億130万年前)の中で、後期の約200万年間(約2億3200万年前の前後100万年)にわたって劇的に降雨量が増加した“雨の時代”こと「カーニアン多雨事象」は、非常に大規模な火山活動が引き金となって起こったことを明らかにしたと共同で発表した。合わせて、火山活動の活発な時期に雨の時代が訪れたことで、海洋での生物群の大量絶滅や、陸上での恐竜の多様化といった生態系の変化も同時に引き起こされた可能性があることも発表された。 同成果は、九大大学院 理学研究院の尾上哲治教授、同・奈良岡浩教授、熊大大学院 自然科学研究科の冨松由希大学院生(九大委託研究生)、JAMSTECの野崎達生グ

                                          三畳紀の海洋生物の大量絶滅と恐竜の多様化は200万年続いた雨が原因か?
                                        • 新種の恐竜ステゴウロスを発見、尾に「前例のない」武器

                                          約7300万年前、現在のチリ南部に暮らしていた新種の恐竜ステゴウロス(想像図)。平たいこん棒のような尾を持ち、河口の三角州で暮らしていた。(ILLUSTRATION BY MAURICIO ÁLVAREZ) 7500万~7200万年前、現在の南米パタゴニア地方で、ごつごつしたある恐竜が河口の三角州に埋もれ、やがて化石となった。 この生物は、恐竜としては巨大な部類ではなかった。高さは60センチ足らず、鼻から尾までの長さは2メートルほどと小さいながらも、タフな恐竜だった。よろいのような皮膚で身を守り、尾にはユニークな武器も備えていた。 その武器は科学者たちでさえ見たことのないものだった。尾のいくつかの骨が融合し、平たくギザギザしたうちわのようになっていたのだ。「全く前例がありません」とチリ大学の古生物学者アレクサンダー・バルガス氏は話す。 バルガス氏らの研究チームは、この新種の装甲恐竜を「ステ

                                            新種の恐竜ステゴウロスを発見、尾に「前例のない」武器
                                          • 異常巻きのアンモナイト、北海道で新種発見 新しい属か:朝日新聞デジタル

                                            アンモナイトは蚊取り線香のような渦巻きが特徴だが、ゼムクリップのような「異常巻き」の新種の化石が北海道北部の中川町で見つかった。既知の化石とは種の一つ上の属レベルで異なっており、新しい属をつくる必要があるという。新属のアンモナイトが日本で見つかるのは37年ぶり。1月1日発行の日本古生物学会専門誌に発表される。 アンモナイトは、タコやイカ、オウムガイなどの仲間。4億年前ごろに現れて世界中の海で栄え、6500万年前ごろに絶滅した。ぐるぐると渦を巻く一般的なタイプが正常巻きと呼ばれ、渦をまったく巻かない直線状のものや、巻き貝のような渦のものなどをまとめて異常巻きという。 公益財団法人深田地質研究所(東京都)の村宮悠介研究員らは2015年と18年、世界的なアンモナイト化石の産地として知られる中川町で、ゼムクリップのような折れ曲がりを持つ異常巻きの化石を3個発見。巻き始めが蚊取り線香のような渦になっ

                                              異常巻きのアンモナイト、北海道で新種発見 新しい属か:朝日新聞デジタル
                                            • 5億年前の「行進」 化石発見、最古の集団行動か

                                              一列に並んだ三葉虫の一種「Ampyx priscus」の化石(2019年10月17日公開)。(c)AFP PHOTO / CNRS / UNIVERSITE CLAUDE BERNARD LYON 1/JEAN VANNIER 【10月18日 AFP】モロッコ・ザゴラ(Zagora)の近くの砂漠で、一列になって移動する約4億8000万年前の生物の化石がみつかった。17日に発表された研究論文は、化石が、動物の集団行動を示す最古の例になったとしている。 英科学誌ネイチャー(Nature)系オンライン科学誌「サイエンティフィック・リポーツ(Scientific Reports)」に掲載された論文によると、化石は三葉虫のもので、海底を一列縦隊でゆっくりと移動していたと考えられるという。三葉虫はすでに絶滅した生物だ。 三葉虫もすべての節足動物と同様に、体節のある体と外骨格を持っていた。節足動物門には

                                                5億年前の「行進」 化石発見、最古の集団行動か
                                              • お墨付きの翼竜化石、スッポンの骨だった きっかけは鍋:朝日新聞デジタル

                                                茨城県ひたちなか市で見つかった後、翼竜の骨として長い間扱われてきた化石が、実はスッポンのものだったことがミュージアムパーク茨城県自然博物館(坂東市)などの再調査でわかった。きっかけは学芸員が食べたスッポン鍋だったという。 この化石は、ひたちなか市の平磯海岸に広がる白亜紀後期(約7200万年前)の地層から2002年に見つかった。当時、発見者から寄贈を受けた同博物館がドイツの研究者にレプリカを送って鑑定を依頼し、「翼竜の肩甲骨」とお墨付きを得た。関東で初めて見つかった翼竜の化石で、その肩甲骨が見つかるのは国内初とされた。地元では「ヒタチナカリュウ」の愛称がつけられ、観光パンフレットで紹介されたり、県外の化石展に出品されたりしてきた。 ところが17年、博物館の学芸員加藤太一さん(32)が、同じ地層から見つかった爬虫(はちゅう)類の化石について論文を書き上げ、自分へのご褒美として自宅でスッポンをさ

                                                  お墨付きの翼竜化石、スッポンの骨だった きっかけは鍋:朝日新聞デジタル
                                                • サカバンバスピスのグッズを販売しても大丈夫?「模型に著作権はあるのか」解剖学者や弁護士それぞれの意見

                                                  郡司芽久(キリン研究者) @AnatomyGiraffe Anatomist / Morphologist.東洋大学助教。博士(農学)。小さい頃からキリンが好きで、2017年3月に念願のキリン博士になりました。動物(特にキリン)の体の構造や動きの研究をしています。 著書→キリン解剖記(ナツメ社2019)・キリンのひづめヒトの指:比べてわかる生き物の進化(NHK出版2022) megugunji.wixsite.com/giraffesneck 郡司芽久(キリン研究者) @AnatomyGiraffe 話題のサカバンバスピスの模型に著作権はあるか問題、とても気になります。私の感覚だと「模型には著作権はある(模型の写真を勝手に商用利用したらNG)」が「復元デザインに著作権はない(デザインをモチーフにした二次利用はOK)」なのではないかと思うのですが、有識者のお考えを伺いたいところ。 twitt

                                                    サカバンバスピスのグッズを販売しても大丈夫?「模型に著作権はあるのか」解剖学者や弁護士それぞれの意見
                                                  • 重さ150キロを超える「史上最大の新種ペンギン」を発見! - ナゾロジー

                                                    ペンギンといえば、ぽってりした体でよちよち歩く姿がとても愛らしい生き物です。 しかし大昔の地球には、”愛らしさ”とは程遠いモンスター級のペンギンがいたようです。 米ブルース博物館(Bruce Museum)、アイオワ州立大学(ISU)らの共同研究チームはこのほど、約5000万年前のニュージーランドに存在した新種の超巨大ペンギンを発見したと報告しました。 化石から推定される体重は150キロを超え、これまでに見つかった史上最大のペンギンとなっています。 研究の詳細は、2023年2月8日付で科学雑誌『Journal of Paleontology』に掲載されました。 Largest penguin ever discovered weighed a whopping 340 pounds, fossils reveal https://www.livescience.com/largest-pe

                                                      重さ150キロを超える「史上最大の新種ペンギン」を発見! - ナゾロジー
                                                    • 「謎めいた古生物」全身骨格を発掘 8割以上で「最も完全な形」:朝日新聞デジタル

                                                      ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

                                                        「謎めいた古生物」全身骨格を発掘 8割以上で「最も完全な形」:朝日新聞デジタル
                                                      • 世界初、中生代爬虫類の思春期を特定 ─古生物における性的二型の発達のタイミングが明らかに─|東京都市大学

                                                        東京都市大学(東京都世田谷区、学長:三木千壽)理工学部自然科学科の中島保寿准教授らの研究グループは、化石爬虫類が成長する過程で性別による形の違い(性的二型)の現れる時期、すなわち「思春期」を初めて特定しました。 このたび、中国貴州省の中期三畳紀ラディン期(約2億4000万年前)の地層から大量に発見される海生爬虫類「ケイチョウサウルス(Keichousaurus)」の骨を顕微鏡で解析することによって、誕生後2年間で急速に成長すること、および、オスとメスの形態差が誕生後1年目から2年目にかけて現れることを明らかにしました。 爬虫類の化石は数が少なく、保存状態は不完全なことが多いため、絶滅爬虫類の性成熟過程とそれが性的二型に与える影響について、詳しいことはわかっていませんでした。 今回の発見により、ケイチョウサウルスは現在の小型爬虫類と同様、生後約1年目から2年目にかけての「思春期」に性成熟した

                                                          世界初、中生代爬虫類の思春期を特定 ─古生物における性的二型の発達のタイミングが明らかに─|東京都市大学
                                                        • 4億6千万年前の海洋世界をすっぽり保存した化石群がイギリスで見つかる! - ナゾロジー

                                                          失われた太古の海洋世界がすっぽり丸ごと掘り当てられたようです。 中国科学アカデミー(CAS)、スウェーデン・ウプサラ大学(Uppsala University)らの国際研究チームはこのほど、英ウェールズにあるキャッスルバンク採石場にて、約4億6200万年前のオルドビス紀中期に当たる海洋生態系の化石群を発見したと発表しました。 これまでに170種以上の古生物の化石が見つかっており、そのほとんどが新種とのことです。 研究者らはこの驚くべき化石群を”海洋の小人世界(Marine Dwarf World)”と呼んでいます。 研究の詳細は、2023年5月1日付で科学雑誌『Nature Ecology & Evolution』に掲載されました。 Middle Ordovician ‘marine dwarf world’ found in Castle Bank, Wales https://phys

                                                            4億6千万年前の海洋世界をすっぽり保存した化石群がイギリスで見つかる! - ナゾロジー
                                                          • 英海岸で発見のヤスデの化石、「史上最大の虫」と判明 全長2.6m

                                                            (CNN) 英イングランド北部の海岸で見つかった「アースロプレウラ」と呼ばれる巨大なヤスデの化石について、「史上最大の虫」であることが判明した。古生物学者の研究チームが明らかにした。 化石の発見は2018年1月。ノーサンバーランド州ホウィック湾の砂浜に崖から砂岩が落下し、割れた岩の中から化石が顔をのぞかせていた。 「まったく偶然の発見だった」。ケンブリッジ大学地球科学部のニール・デイビス講師はそう振り返り、石を見つけたのは元博士研究員だったと言い添えた。あまりに巨大なため、4人がかりで崖の上まで運ぶ必要があったという。 化石の年代は石炭紀の約3億2600万年前で、恐竜の出現より1億年あまり前に当たる。 声明によると、生きていた時の体長は幅55センチ、全長2.63メートル、体重50キロに達していたと推定され、以前最大とみられていたウミサソリを超える史上最大の無脊椎(せきつい)動物になる。 ア

                                                              英海岸で発見のヤスデの化石、「史上最大の虫」と判明 全長2.6m
                                                            • “まるでエイリアン”新種の化石「パリシカリス・ナオヤイ」に日本人漁師の名前が入った理由 | TBS NEWS DIG

                                                              宮城県南三陸町にあるおよそ2億5千万年前の地層から、見た目がエイリアンのような古代生物の新種の化石が発見されました。見つけたのは、南三陸町を化石で盛り上げようと活動する男性で、今回の発見が町おこしの追…

                                                                “まるでエイリアン”新種の化石「パリシカリス・ナオヤイ」に日本人漁師の名前が入った理由 | TBS NEWS DIG
                                                              • 5億5000万年前の世界最古となる「ほぼすべての動物の祖先」の化石が発掘される

                                                                南オーストラリアの奥地で、最も古いもので5億5000万年前のものとみられる化石が発見されました。化石には2mm~7mmという米粒のように小さな生物がひしめいており、化石を発掘した研究チームは「人類を含むほとんどの動物の祖先の化石としては世界最古かもしれない」と報告しています。 Discovery of the oldest bilaterian from the Ediacaran of South Australia | PNAS https://www.pnas.org/content/early/2020/03/17/2001045117 Fossil hunters find evidence of 555m-year-old human relative | Science | The Guardian https://www.theguardian.com/science/20

                                                                  5億5000万年前の世界最古となる「ほぼすべての動物の祖先」の化石が発掘される
                                                                • 新種巨大魚竜、頭骨化石発見 全身は17メートル超か―2.4億年前・米国:時事ドットコム

                                                                  新種巨大魚竜、頭骨化石発見 全身は17メートル超か―2.4億年前・米国 2021年12月24日04時46分 米ネバダ州の約2億4600万年前の地層から発見された新種巨大魚竜の頭骨化石(ロサンゼルス郡立自然史博物館、マーティン・サンダー博士提供) 米西部ネバダ州の約2億4600万年前(三畳紀中期)の地層から、魚竜の巨大な頭骨や前脚の化石が見つかり、新種に分類したと、ロサンゼルス郡立自然史博物館などの研究チームが24日付の米科学誌サイエンスに発表した。頭骨化石の長さは1メートル89センチで、全身の長さは約17.7メートル、体重は約44.7トンもあったと推定された。現代のマッコウクジラ並みの大きさで、当時の四肢動物では最大級だったという。 〔写真特集〕恐竜の化石 魚竜は爬虫(はちゅう)類の仲間だが、約2億5200万年前(ペルム紀末)に地球上の生物が大量に絶滅した後、陸上から海に進出して大型化した

                                                                    新種巨大魚竜、頭骨化石発見 全身は17メートル超か―2.4億年前・米国:時事ドットコム
                                                                  • まさにドラゴン、空飛ぶ爬虫類の化石発見 オーストラリア最大

                                                                    (CNN) 1億500万年前のオーストラリアに生息していた空飛ぶ爬虫(はちゅう)類、「翼竜(よくりゅう)」の新種の化石が見つかった。両翼を広げると7メートル近くあり、オーストラリアの翼竜の中では最も大きい。クイーンズランド大学の研究チームが9日の古脊椎(せきつい)動物学会誌に発表した。 この翼竜は、かつてクイーンズランド州の内陸部にあった巨大な内海「エロマンガ内海」の上空を飛行していたと思われる。槍(やり)のように鋭い歯が並ぶ大きな口は、海から魚を取って食べるには最適だった。 クイーンズランド大学の学生ティム・リチャーズ氏らの研究チームは、同州北西部リッチモンドの北西にある採石場で2011年に発見された翼竜のあごの化石を調査した。 この翼竜は、恐竜の子どもを餌にする「恐ろしい野獣」だった可能性が大きいとリチャーズ氏は解説する。 「これは本物のドラゴンに最も近い」「頭蓋骨(ずがいこつ)に長い

                                                                      まさにドラゴン、空飛ぶ爬虫類の化石発見 オーストラリア最大
                                                                    • 8億3000万年前の「まだ生きている可能性のある生物」を塩の結晶で発見

                                                                      天然の塩の結晶・ハライト(岩塩)の中の液体に、原核生物や真核生物の細胞や有機化合物と一致する反応があることを地質学者が発見しました。この有機物の一部はまだ生きている可能性もあるとのことです。 830-million-year-old microorganisms in primary fluid inclusions in halite | Geology | GeoScienceWorld https://doi.org/10.1130/G49957.1 Potentially Alive 830-Million-Year-Old Organisms Found Trapped in Ancient Rock https://www.sciencealert.com/830-million-year-old-microorganisms-found-trapped-in-australi

                                                                        8億3000万年前の「まだ生きている可能性のある生物」を塩の結晶で発見
                                                                      • 5億年以上前の地球に存在、『ほぼ全ての動物の祖先』の化石が発見される | VAIENCE

                                                                          5億年以上前の地球に存在、『ほぼ全ての動物の祖先』の化石が発見される | VAIENCE
                                                                        • 史上最大のサメ「メガロドン」は温血動物だったことが判明

                                                                          by Karen Carr 地球上に存在した中で最大の肉食動物のひとつであるメガロドンは、2300万年前に登場し、360万年前に姿を消すまで約2000万年間にわたり地球の海に君臨していた巨大なサメで、体長は少なくとも15メートル、最大で20メートルにも達したとされています。そんなメガロドンの体には周囲の海水より温かい血が流れていたことがわかりました。 Endothermic physiology of extinct megatooth sharks | PNAS https://doi.org/10.1073/pnas.2218153120 Megalodon was a warm-blooded killer, but that may have doomed it to extinction | Live Science https://www.livescience.com/ani

                                                                            史上最大のサメ「メガロドン」は温血動物だったことが判明
                                                                          • 第6回 恐竜が絶滅した「瞬間」の化石が見つかった!

                                                                            昔は愚鈍とされていた恐竜。だが今は、鳥や哺乳類のような温血動物で、羽毛が生えていたものもいたことがわかっている。そこで、日本を含めた恐竜研究の変遷や、最新のトピックスを教わりに、日本の恐竜研究のパイオニアで国立科学博物館の特別展「恐竜博2019」の監修を務める真鍋真さんの博物館に行ってみた!(文=川端裕人、写真=内海裕之)

                                                                              第6回 恐竜が絶滅した「瞬間」の化石が見つかった!
                                                                            • 9900万年前のアンモナイトが琥珀に、おそらく初

                                                                              白亜紀に生きていたアンモナイトの殻。どういうわけか、海の生物であるアンモナイトの殻が樹脂に覆われて化石化し、非常に珍しい琥珀となった。(PHOTOGRAPH BY BO WANG) 琥珀といえば、樹脂が長い年月をかけて化石化したもの。ところがその中から意外なことに、海の生物アンモナイトが見つかった。おそらく初めての発見という。中国の古生物学者、兪婷婷(ユー・ティンティン)氏の研究グループが5月13日付けの学術誌「米国科学アカデミー紀要(PNAS)」に発表した。 アンモナイトは絶滅した海の軟体動物で、タコやイカの仲間。陸に上がることのない生物が、陸上でできるはずの琥珀から見つかるのはきわめて異例で、かつて海底だった場所から恐竜が見つかるようなものだ。 「通常、琥珀の中から見つかるのは、地上の昆虫や植物、動物だけです。海の生物が見つかるのは、とても珍しいことです」と、論文の共著者で、南京地質古

                                                                                9900万年前のアンモナイトが琥珀に、おそらく初
                                                                              • 超新星爆発が地球の生物多様性に影響した可能性

                                                                                今から約38億年前に海の中で誕生したと考えられている地球上の生命は、環境の変化とともに進化と絶滅を繰り返しつつ、現在まで繁栄してきました。 デンマーク最大の宇宙研究機関であるデンマーク国立宇宙センター(DTU Space)の科学者チームは、地球の生命の生物多様性の変化と超新星爆発が関連しているという興味深いアイデアを提唱しています。 【▲ 超新星爆発によって発生した宇宙線が海洋に降りそそぐイメージ(Credit: Henrik Svensmark, DTU Space)】科学者チームは、過去5億年の間に起きた海洋生物の多様性の変化と、太陽系近傍での超新星の発生との間に強い相関関係があると考えています。この研究論文の著者であるヘンリック・スヴェンスマルク(Henrik Svensmark)氏は、超新星がもたらす影響の1つとして、地球の気候が変化する可能性を指摘しています。 そのプロセスは以下

                                                                                  超新星爆発が地球の生物多様性に影響した可能性
                                                                                • 20数億年前に地球の酸素急増の謎、1日が長くなったから? 新説

                                                                                  米五大湖のひとつヒューロン湖の陥没穴「ミドルアイランド・シンクホール」を探索するダイバー。ここの微生物マットは、約20億年前の地球の海のものと似ていると見られ、今回の研究に使われた。(PHOTOGRAPH BY NOAA, THUNDER BAY NATIONAL MARINE SANCTUARY) 地球の大気には酸素がおよそ20%含まれている。多くの生命が生きていけるのはそのおかげだ。しかし、できたばかりの46億年前の地球の大気にはほとんど酸素が含まれておらず、24〜22億年前に急激に増えたことが地質学的な記録からわかっている。 その理由は、光合成を行うシアノバクテリア(藍色細菌)が海で増えたからと考えられている。だが、光合成を行う微生物はもっと前から地球に存在しており、だとしたらなぜこの時期に大量に酸素が増え始めたのかは大きな謎だった。 このたび、その謎にまつわる驚くべき新説が発表され

                                                                                    20数億年前に地球の酸素急増の謎、1日が長くなったから? 新説

                                                                                  新着記事