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suaddに関するエントリは12件あります。 考え方book経営 などが関連タグです。 人気エントリには 『ほとんど理解されていない「良い戦略、悪い戦略」 – suadd blog』などがあります。
  • ほとんど理解されていない「良い戦略、悪い戦略」 – suadd blog

    「戦略」とは何か、を深く考えさせられる良書。経営思想家として大学やコンサルタントとして活躍しているリチャード・P・ルメルトが、様々な事例をもとに良い戦略の作り方を書いています。事例は後付けの生存者バイアスがかかっているものの、多くは納得感がありました。また、そこまで体系だっているわけでもないですが、実例が大変おもしろく、非常に勉強になりました。 自社を振り返ると、無意識にうまく戦略を実行してきたこともありましたが、全然できてないなぁと思うことも多く、どうやったら良い戦略を作り、実行していけるかをすごく考えさせられました。すぐに役に立つことも多かったですし、まさに今、中期経営計画を更新しているところでもあり、活かしていきたいと思ってます。 良い戦略がなければ、まぐれ当たり以外、成功するのは難しいので、特にスタートアップに関わるひとには必読かなと思います。 以下、ちょっと長くなってしまいました

    • 知らないことばかりの「睡眠こそ最強の解決策である」 – suadd blog

      睡眠について分かっていることを分かりやすく解説してくれているのですが、全然知らないことがばかりで非常に勉強になりました。そして、生活をいろいろ変えなければと思いました。調べながら、いろいろ試して行きたいと思います。 個人としては、寝ないとダメなタイプなため、できるだけ規則正しく8時間寝るようにしているのですが(平均7.5時間は寝ている)、当然夜ふかしすることもあります。今までは、一晩くらいは問題ないので、次の日きちんと寝よう、とくらい思っていたのですが、それはダメということが分かったのが一番大きかったです。 以下、抜粋・コメント形式で。 カフェインの半減期は、平均して5時間から7時間になる。たとえば 午後7時 30 分ごろに夕食後のコーヒーを1杯飲んだとすると、午前1時 30 分になってもまだ半分のカフェインが体内に残っている ことになる。  たった半分だと思って甘く見てはいけない。それで

      • スタートアップの急激な成長で何が起こるか「ブリッツスケーリング」 – suadd blog

        Linkedinを創業し数兆円まで育て上げMicrosoftに売却し、Facebookなど含め数々の投資でも知られるリード・ホフマンが、スタートアップが急拡大する際に何が起こり、どう対処すべきかをかなり具体的に書いています。この急拡大をブリッツスケーリングと呼んでいます。 メルカリの成長と照らし合わせてものすごい勉強になりました。ブリッツスケーリングしているスタートアップの方には、経営陣でも社員でも、かなりおすすめです。若干矛盾があったりストーリーで語られている部分もありますが、経験からの示唆に富んでいます。 以下で、抜粋コメントしていきますが、かなり長くなってしまいました。。 ブリッツスケーリングの5つのステージ  スタートアップのブリッツスケーリングは単純な外挿法のプロセスではない。みすぼらしいガレージから出発した会社の規模が1000倍になり、モダンな高層ビルに本社が移ってめでたしめで

        • 自らを見つめ直す機会になる「残酷すぎる成功法則」 – suadd blog

          成功した人々がなぜ成功したのかをエビデンスベースで様々に検証しているのですが、結果として「残酷すぎる」真実が明らかになってしまうという恐ろしい本です。 カリフォルニア大心理学教授のディーン・キース・サイモントンによれば、「創造性に富んだ天才が性格検査を受けると、精神病質(サイコパシー)の数値が中間域を示す。つまり、創造的天才たちは通常の人よりサイコパス的な傾向を示すが、その度合いは精神障害者よりは軽度である。彼らは適度な変人度を持つようだ」という。 要するに、適度な変人度が必要なわけですが、 私たちは「最良」になろうとしてあまりに多くの時間を費やすが、多くの場合「最良」とはたんに世間並みということだ。卓越した人になるには、一風変わった人間になるべきだ。そのためには、世間一般の尺度に従っていてはいけない。世間は、自分たちが求めるものを必ずしも知らないからだ。むしろ、あなたなりの一番の個性こそ

          • 2020振り返り+本ベスト5 – suadd blog

            あけましておめでとうございます。 昨年のポストを見返すと、都市スケール(下記紹介の「ブリッツ・スケーリング」での定義)となった会社経営に七転八倒していたのだったな、と思い返されました。その中で、2020年は「結果を出す」をテーマにしてきました。 しかし、年初にはまったく予想だにしなかったコロナという前代未聞の荒波に翻弄された一年になりました。 メルカリでは、3月まで特にUS、メルペイで大きく投資をしてきました。1,2月にはOrigami買収やNTTドコモ提携なども実施しました。3月になりコロナ影響でアクティビティが落ち込み始めると、連結赤字であるメルカリとしては企業存続を第一に、コストセーブなどで筋肉質な体質への転換を図りました。 4月に入り、日本の緊急事態宣言やUSのロックダウンに伴い在宅時間が増えると、逆に日米メルカリのGMV(流通額)は急増しました。特にUSは、継続的なプロダクト改善

            • 2020年謹賀新年+本ベスト5 – suadd blog

              ■2019年の振り返りと今年のテーマ 2019年は、引き続き難しかった一年でした。 メルペイを無事にローンチし、500万人以上のお客さまに使っていただけるようになりました。これによりメルカリ本体も進化したと思うし、USも成長しています。また特に外国籍社員が激増したことでダイバーシティも進んで、強い組織になってきたと思います。鹿島アントラーズの経営のような新しい試みも始めました。 一方で、圧倒的な結果を出せたかというと出せていません。 メルカリグループの社員数は2,000人に迫っていますが、ゼロからこのような成長をしたスタートアップは最近の日本には存在していません。スタートアップの経営は数百人くらいまではノウハウもいろいろ蓄積しつつありますが、それ以上となると急に手探りになります。 アプリとしてほぼ一体のインターネット・サービスを1,000人以上でどのように開発していくのかというのはすごくチ

              • 人生への考え方を変えるコンセプト「DIE WITH ZERO」 – suadd blog

                DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール 実は2年前に読んだのですが、その時はおもしろいなと思ったものの書評にしませんでした。しかし、その後「DIE WITH ZERO」すなわち「ゼロで死ね」という言葉をよく使うようになりました。そして、それを聞いた友だちが読んで感銘を受けた、という話もよく聞くようになりました。影響力が非常に大きいので、改めて読み返してみました。 その名の通り、お金を使い切って「ゼロで死ね」ということを提唱しています。多くのひとはお金を貯めるためにがんばりすぎている、もっと早くから自分のやりたいことにお金を使うべきだし、仕事も早くリタイアして健康なうちに楽しむべき、そして最後に資産がゼロになって死ぬことが望ましい、という主張です。 死は人を目覚めさせる。死が近づいて初めて、私たちは我に返る。先が長くないと知り、ようやく考え始めるのだ。 自分は今までい

                • 2021振り返り+本ベスト5 – suadd blog

                  ↑オスロ(ノルウェイ)の海上サウナ。この後我々もダイブしました 2022年、あけましておめでとうございます! 2021年は「足るを知る」をテーマにしていました。 「足るを知る」は老子の言葉で、「身分相応に満足せよ」という意味とも言われますが、僕は、前後の文脈から、もっと積極的に「満足することを知れば、周囲への感謝と共に、本来の自分を知り受け入れることができる。そうすればやりたいことへの努力を続けながら自らに打ち勝ち、豊かな人生を送ることができる」というような解釈をしています。 様々なことがありましたが、今までやってきたことを前進させると同時に、新しいことへのチャレンジもできた素晴らしい一年だったと思います。そのこと自体が本当に運がよく、周りに助けられた奇跡だなと、満足と感謝をしています。私に関わっていただいた方、ありがとうございました。 メルカリとしては、コロナ影響の2年目ということで、Y

                  • 2022振り返り+本ベスト5 – suadd blog

                    ↑カタールW杯、ドイツ戦勝利直後 2023年、あけましておめでとうございます。 昨年のテーマは「やりたいことをやる」でした。 2022年のテーマは「やりたいことをやる」にしようと思います。今年私は45歳になりアラフィフになります。年齢はそんなに気にしていませんし、「ライフスパン」であったように老化の研究が進み寿命は劇的に伸びる可能性もありますが、それでも健康である時期がどのくらいあるか、その間に何をやりたいのか、を真剣に考える年頃になったのかなと思ってます。自分にとって大切なことは何なのか、家族や友達とも一緒に考えて、やりたいことは先送りせずに今年中にやれるだけやろうと思います。 いろいろやっていこう、という矢先に戦争が始まりました。現代にこんなことがあるんだ、という思いですが、現実です。人類は一直線で進化するわけではないし、うっかりと脱線して核戦争で滅亡することもありえるのだなと気付かさ

                    • 一般常識とは異なる効果「ソーシャルメディア・プリズム」 – suadd blog

                      ソーシャルメディア・プリズム――SNSはなぜヒトを過激にするのか? デューク大学社会学および公共政策教授クリス・ベイル氏が、一般的にソーシャルメディアで言われているエコーチェンバー効果に対して、対立意見に触れられるようにすることでお互いの理解が進む、というような常識を否定し、むしろ逆に強化されるという「ソーシャルメディア・プリズム」を提唱しています。 ここで少々立ち止まり、人が自身のエコーチェンバーから出ると一般的にはどうなると言われているかを思い出そう。まず、対立見解と向き合うことで内省が促される。また、どのような話にも二面性があることに気づくようになる。考えのより良い競争が生まれるし、私たちが互いを教化するのを促したり、仲間割れする要素よりもひとつにまとまる要素のほうが多いと気づかせたりする。やがて、こうした経験を経て誰もがより穏健でより見識の広い市民になり、持論を考える際には幅広い証

                      • 2023振り返り+本ベスト5 – suadd blog

                        ↑LAサンタモニカの夕日 2024年、あけましておめでとうございます! 昨年のテーマは「中長期で考えて、今を楽しむ」でした。 2023年のテーマは「中長期で考えて、今を楽しむ」にしようと思います。改めて、昨年中はお世話になりました。世界は不穏ですが、変化が大きいということはチャンスも大きいと前向きに捉えたいと思います。 ウクライナの次はイスラエルで戦争が起こり、日本でもジャニーズ解体や裏金問題など、想像しなかったことが次々起こった年でした。もはやこれはブラックスワンの常態化ということであり、何があっても対応していくしかない、むしろチャンスと捉えるべき、ということだと思います。もっと言えば、何か起こる前にアクションするのがベストです。 ただ仕事としては、メルカリは10周年を迎えることができ、着実な成長はあったものの、イノベーションは起こせたとは言えません。昨年、 今年はこれらの成果がより見え

                        • 具体的な戦略策定まで踏み込んだ「戦略の要諦」 – suadd blog

                          戦略の要諦 経営思想家として大学やコンサルタントとして活躍しているリチャード・P・ルメルト「良い戦略、悪い戦略」の続編。似ている部分もありますが、前著がどちらかというと戦略の良し悪し、というところにフォーカスしていたのに対して、より悪い戦略に陥らない考え方や、より具体的によい戦略をつくる方法、などまで踏み込んでいます。その中で、特に繰り返し出てくるのが、戦略策定と目標設定の違いについてです。 戦略の策定とは、単なる意思決定ではない。意思決定の場合、とりうる行動の選択肢があらかじめリストアップされていて、その中から選ぶことが想定されるが、戦略を立てるときはそうではない。まずは課題の特定から始まる。また戦略策定と目標設定はちがう。戦略は組織が直面する課題から始まるのであって、先に最終到達地点としての目標を設定するのは順序があべこべである。戦略を立てると言いながら実際には目標を立てている人は、誰

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