増田文集に関するrenosのブックマーク (19)

  • 主人公になると決めた

    僕はずっと、自分の人生の傍観者だった。 この感覚自体、理解出来ないという人が多そうだ。と言うか、そうであって欲しい。僕という人間は世界中に一人しかいないと理屈では分かっているが、僕に対する僕自身の評価が「その他大勢」だったのだ。世界の主人公は僕以外の誰かで、僕はそうではない有象無象の一部だった。 キモオタでコミュ障で、学生時代は教室の隅でキノコを生やしながらを読んでいた。イジメの標的にされなかったのは、比較的育ちのいい子ばかりの私立学校ゆえイジメ自体が少なかったからで、公立に通っていれば悲惨な学生時代になっていたと思う。 漫画の好きな、いわゆるオタク友達ならいたのだが、彼らとも時々隔たりを感じていた。「普通の高校生が異世界に召喚されちゃう、みたいな話あるじゃん。もし自分がそうなったらどうする?」なんて話をしていると、僕は野垂れ死にする自分しか想像出来なかった。ファンタジーの世界に行っ

    主人公になると決めた
    renos
    renos 2017/07/31
    言葉にならない思いが胸中を渦巻いてなんかもう…なんだこれ…
  • 毎朝、立ち食いコロッケそばを食べている

    わたしではなく、30歳ぐらいの女性が。 しかも知り合いではなく、赤の他人だ。 わたしが毎日自宅から最寄り駅につくと、改札をくぐる前に、 朝代わりに月見そばをべる習慣が5年ぐらい続いてる。 そんなある日、 わたしと同じように、30歳ぐらいのメガネの女性が 毎朝、コロッケそばをべていることに気がついた。 遡って考えてみれば、ここ半年ぐらいは続いているだろうか。 さすがに昨年末ぐらいからは、お互いを顔見知り程度には認知しており、 忙しくそばをすすりながらも、 「あ、また会いましたね!」という感じで軽く会釈をするようになった。 ところで、わたしは毎朝月見そばをべているが、コロッケそばなるものをたべたことがない。 たまに気分を変えてもせいぜいきつねそばか、きざみそばぐらいだろう。 ただ、コロッケそばというものには興味が惹かれる。 どうやってべるのかと思い、ちらりと横でたべている彼女の様子を

    毎朝、立ち食いコロッケそばを食べている
  • 私はかつて差別主義者だった、『けものフレンズ』を観るまでは。

    私はかつて差別主義的なケモナーだった。 ご存知のようにケモナーには様々な派閥が存在する。 メスケモ派、オスケモ派にはじまり、マッチョ派、モフモフ派、デブ派、ショタ派(なぜかロリはほとんど見ない)、モンスター派(極左人外連)、トランスファー帝国、肥大化公国、融合辺境伯領、ロイヤル竜奇兵連(ドラゴナーズ)、爬虫人類委員会(レプタリアンズ)、キグルミ派、母性探求派、海生動物会議(「海の人々」)、四ツ足派だけどズーフィリアじゃないもん派(愛ケモ主義的極右)、丸呑みだけが人生だ派、卵胎生出産教会、インターレイシャル(人×ケモ)派、反インターレイシャル派…… 「天はケモナーの上にケモナーを造らず、ただし、ケモナーの横には無限のケモナーを造った」 とは近代日における先駆的ケモナー、福沢諭吉の名言である。 産業革命以降の通信技術の発達は、孤独だったケモナーたちに「同好の士」を発見する機会を与え、ファンダ

    私はかつて差別主義者だった、『けものフレンズ』を観るまでは。
    renos
    renos 2017/03/15
    読了感たまらん
  • 無能と思われたら職場を変えたらいい

    社会人になって15年。転職回数5回。 気づけば中年のオッさんだ。 最近、「社会人は思ったより楽しい」とか、 「社会人は辛い」というエントリーが多数上がってるので、 俺も経験を書いてみたいと思う。 結論から言うと 「会社で無能扱いされたら自分の能力を悲観するより、会社に合ってない」 と考えたほうがいい。 ここからは、そういう考えに至った 自分の職務経歴を書いていく。 超長文なのだが無能と言われて苦しんでる人に、 この言葉が届いたら良いなと思っている。 たぶん、君が輝く職場はどっかにある。 1社目:飲店チーフ 15年前は超就職氷河期。 同時にブラック企業が大学新卒をいつぶし始めた時代でもあった。 大学時代、何も考えていなかった俺は、 安易にチェーン飲店のチーフになった。 今でこそブラック企業の代名詞の外産業だが、 不安な時代を切り抜けるには手に職を付けて 店を持って自立すべしという話は

    無能と思われたら職場を変えたらいい
  • 同窓会の帰り、おれはUFOにさらわれた。 気がつくと、おれは真っ暗なコッ..

    同窓会の帰り、おれはUFOにさらわれた。 気がつくと、おれは真っ暗なコックピットの後部座席に座っていた。 目の前には大きな台形の窓がぽっかり空いてて、そこに東京の夜景が広がっている。さっき飲んでた居酒屋も見える。 そして隣を見るとなぜかメグミさんが同じように座っている。 大学時代、ティム・バートンとか美味いラーメン屋とかについて語り合ってたメグミさんは、当時ゼミの山口先輩に惚れてて、おれは自分の浅い経験を棚に上げてはよく相談に乗っていた。ていうか密かに好きだった。 「メグミさん」と呼びかけると「あ、岡氏」と、同窓会で見たかわいい顔がこちらを向く。あれから10年経って、おれだってそれなりに恋愛に慣れたと思ってたのに、「また会ったね」と微笑むその顔を見ると、当時の恋心があたかも新人の顔して胸を締め付けてくる。そういえばまだ独身だったはずだ。 「岡氏もさらわれたの?」 「らしい。てかこれUF

  • つられて笑う

    私の住む地方は、雪は降るが積もりはしない比較的温暖な場所だった。 幼い私は、テレビに映る積もった雪にダイブする芸能人を見て「私もやってみたいな」と家族の前でこぼした。せがんだけわけではない。ただ、当に口にしただけだった。 その翌年の春休み、日がまだ昇らない時間に出かけることになった。行き先は父しかしらず、家族の誰も目的地を知らないまま車に乗り込み連れられた。 そのまま私は寝てしまい、目を覚ました頃に見た景色は一面の銀世界だった。 一瞬、夢かと思うほど現実味がなく何と言葉にしていいのかわからなかった。 その後、直ぐに自然公園のようなところに車が停められ、私は急いで外に出た。 「雪だ!!!」 私に続き、家族が車を降りてくる。初めて見る、一面の雪景色にただひたすら魅了された。 「飛び込んでいいぞ」 父が私にそう告げた。その時、この旅行が私の為だと理解した。 あの時、何気なくこぼした私の言葉を覚

    つられて笑う
    renos
    renos 2016/11/29
    ほろり。自分も幼少の頃に父に色々してもらった筈なのに思い出せない…。
  • 夜の住宅街を散歩した話

    終電間際まで残業。俺は疲れた顔をして家までの道のりをとぼとぼと歩いていた。 足取りは重い。帰ったところで、頬杖をついて指でカツカツとテーブルを打ち鳴らしているか、トドのように大口を開けながらいびきをかいて眠るしかいないからだ。どちらを想像しても、気が滅入っていた。結婚したてのころは帰宅時にいつも玄関で出迎えて笑顔を見せてくれたのに。5年目となるとしょうがないのか、と諦めている気持ちもある。 しかしながらそんな家にまっすぐ帰る気にもならず、かといって居酒屋に入って一杯引っ掛けるような気力もなく。 せめてもの抵抗、と、コンビニの角を曲がり、遠回りをすることにした。 夜の住宅地は面白い。 もう3年近く住んでいる街なのに、まったくの他人のようなよそよそしさがある。 ふと油断するとすぐに迷ってしまうようなおそろしさがある。 子供のころはよく「冒険」と称して近所を歩き回っていたっけ。 歩いている間

    夜の住宅街を散歩した話
  • 山中伸弥「ノーベル賞委員会が私に相談ですって?」

    「どういうことですか? いきなりスウェーデンまで呼び出して……」 「ミスター・山中、お忙しいところをすまない。が、なにせコトがコトでな。ボブ・ディランの件はご存知だろう?」 「ええ、そりゃあまあ……」 「クソ文学アカデミーめ。だから文学に賞を与えるのは反対なんだ。 しかし、起こってしまったことはしかたあるまい。 たかだかポップ歌手ごときに国王陛下と委員会の威厳を汚させるわけにはいかん。 そこで……ここにディラン氏の毛髪があるわけだが」 「……!? まさか、ips細胞で……」 「さすが、科学者。理解がはやくて助かるよ。 さっそくこれを使ってボブ・ディランのクローンを作ってくれ」 「いや……その…… なんていうか…… よく誤解されますけど、ips細胞ってそういうんじゃないんで……」 「どうした? 万能細胞ならクローンくらい楽勝だろ? 出し惜しみするなよ」 「できないこともないっちゃないんですけ

    山中伸弥「ノーベル賞委員会が私に相談ですって?」
  • 艦これBANされました

    日、艦隊これくしょん(艦これ)のアカウントIDを停止されました。 理由として思い当たるものは某専ブラとUWSCによる自作のクリックマクロです。 ランカーでも有名なプレイヤーでもありません。ニコ生などもやっておらず、専ブラが映ったスクリーンショットを公開したこともないので、純粋にゲーム側のマクロ検知に引っかかったのだと思います。 全てが水泡に帰すまでにかかった時間はたった1ヶ月でした。 社会人1年目の夏に私は艦これと出会いました。 流行りものが好きな知人に教えてもらって登録をし、あっという間にのめりこみました。 ブラウザゲーム自体が初めてだった私は質問掲示板や同じ艦これプレイヤーのブログを参照しながら着実に自分の艦隊を強くしていきました。 プレイしているうちにいわゆる「嫁」キャラを見つけ、その子を旗艦にしてずっと可愛がってきました。 初めての夏イベントであと一歩というところでクリア前に燃料

    艦これBANされました
    renos
    renos 2016/09/15
    提督、最後の手紙。「艦むすの名は。」
  • ポケモンGOやっていたら変な動きのおじさん達に気づいた

    ポケモンGOをみんな遊んでいるから俺もちっとやってやるかーと思って始めたら、すぐにハマった。インドア派だったのに今年の夏は俺も彼女も日焼けして思い出がいっぱいできて良かったんだが、8月の途中、ポケモンやってる俺らと違う動きをする変なおじさんが時々いるのを俺は見つけてしまった。 ポケモンGOをやってる奴はスマホを縦に動かす。だいたい真っ直ぐに投げる。でも、変なおじさん達は真っ直ぐに投げていない。パズドラに近い指の動きをしていて、違ったことをやっているのがわかる。ポケモンの話もしていないしだいたい単独行動だ。 まあパズドラをやっているのかもしれないしtwitterLINEやってるのかもしれんが、どうもそう見えない、暑くて人のたくさんいるところで、場所を変えながらそんな事するか?パズドラだったらもっと落ち着いた場所で止まるだろうし、ねずみみたいに動き回るのは変だ。 おじさん達は周りを気にして立

    ポケモンGOやっていたら変な動きのおじさん達に気づいた
  • モバマスとデレステをやめて二週間経った

    私が「アイドルマスターシンデレラガールズ」および「アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ」をやめてから、二週間が経過した。 「ソーシャルゲームに課金するなんてただの馬鹿だろ」 「所詮ただのデータじゃん、金ドブに捨ててるようなもんだ」 ソシャゲが流行り出して以来、ネットでよく見かけるようになった文面だ。最近では「所詮ただのデータだと思ってたけど、いざゲームを始めてみたら課金する気持ちがよくわかった」なんて声もよく聞くようになった。実際、私もその口だった。ソーシャルゲームという媒体を、所詮ただのデータじゃん、と思いきり馬鹿にしていた。 最初の頃はソシャゲをやっている知り合いなんて私の周りには一人もいなかったのだが、今ではごろごろ見かけるようになった。みんなどうしようもない毒の前にひれ伏していくみたいに、侵されていった。トリフィドの毒で盲目になってしまった。かつてはソシャゲ

    モバマスとデレステをやめて二週間経った
    renos
    renos 2016/08/31
    あなたが佐久間まゆを覗いているとき、佐久間まゆもまた貴方を覗いているのだ。
  • 俺の妹が世界一かわいい話

    長期の休みは、いつも実家に帰省する。実家には二歳下の妹がいる。この妹に再会するたびに、ひょっとして俺の妹は世界一かわいいんじゃなかろうかと思う。今回も思った。なので、多分、俺の妹は世界一かわいい。 よく「リアル妹はかわいくない」的なリアル兄たちの声をネットで見る。そんなことはない。少なくとも、俺は妹がかわいい。かわいくてかわいくて仕方ない。むしろ二次元妹を見て「たしかにかわいいが、うちの妹の方がかわいい」まである。 このかわいいは理屈ではない。家族バイアスがかかっているので、妹の容姿が客観的にどうなのかは正直わからないけれど、多分良い方だと思う。かわいいというよりは、美人系である。一時期あだ名がFFのルールーだった。そういう美人系である。もうぼちぼち三十路を迎える歳だが、いまだに学生の頃とほとんど見た目が変わらない。単純に化粧がうまいという説もある。でも、仮に妹の体重が+100されていよう

    俺の妹が世界一かわいい話
    renos
    renos 2016/08/18
    ほっこり
  • ホチキス貯金してる

    ボトルガムの箱に、ホチキスの芯を貯めている。綴じたあとに間違いに気づいて外したホチキス、上司から「以下の通り」を「以下のとおり」に修正しろといわれて外したホチキス、書類の順番が違うと経理に言われて外したホチキス、を、捨てないで、延々と溜めている。 このボトルガムの箱がいっぱいになったら辞表をだすのだ。 理不尽に電話口で怒鳴られたとき、ボトルガムの箱をみると気持ちが安らぐ。あともう少し。 ときどきとなりの席のひとが、私のボトルガムの箱に、捨てるはずのホチキス芯を入れているのを知っている。

    ホチキス貯金してる
  • うなぎが絶滅する瞬間を見たいという欲望

    あんまり表立って言えないのだけれど、うなぎが絶滅する瞬間を見たい。 昔から環境保護に関心があって、特に人間によって絶滅した種に異常な関心があった(ここでは「果たして『人間によって絶滅した』と言われている種の絶滅要因は当に人間であったのか」という議論は無視する)。 自分では性根がやさしく、動物に対するシンパシーが高いためと思っていたのだが、どうやら違うようだと最近気づいた。 私はおなかが空いていたのだ。 リョコウバトの肉をべたハンターたちに嫉妬していたのだ。 ドードーの肉をべた船乗りたちを羨んでいたのだ。 この世で万金を積んでも味わうことのできない料理があるとするならば、それはメガネウの丸焼きであり、マンモスのステーキであるはずだ。そういう動物たちはまさに「美味い」という理由によって絶滅へと追い込まれたのである。 特にドードーがべたい。どの文献を見ても、「ドードーはまずい」と書かれた

    うなぎが絶滅する瞬間を見たいという欲望
  • お前が憎い

    http://anond.hatelabo.jp/20160728000910 お前は今まで心の底から渇望したことがないんだろう。そして、求めても得られず、何年も苦しんだことがないのだろう。あまつさえ、お前にとっての「プラスマイナスゼロ」になるために、ただ「ふつう」になるためにゴミのような境遇から這い上がらなければならない人間のことなど何も気にかけていないのだろうな。 俺はそれが許せない。 お前のように、何も求めずとも得てきた人間。 健康的な精神、健康的な肉体、趣味友達、親、彼氏、社会的な成功、生きる理由などなくても生きられる暖かい暖かい生活をして生きたお前。 俺は憎悪する。 お前の境遇そのものではない。その境遇にあって何も感じず、その無知から軽い気持ちで他者を見下す前をこそ憎む。 お前が不幸になったときはゲラゲラと笑ってやろう。お前の子供が入院したときは鉢植えの橙百合を贈ろう。 それま

    お前が憎い
    renos
    renos 2016/07/28
    増田の憎しみの刃
  • うちの麦茶が濃くなります

    増田です。 http://anond.hatelabo.jp/20160722082236 みんなのアドバイスのおかげで、家族裁判で満足行く結果が出ました。ありがとう! 1. 残り少なくなってたら、父さんか母さん(夕当番の人)がボトルを洗って、麦茶を沸かす(煮出すところまで) 2. 粗熱がとれたら、娘か息子が(交代で)ボトルに入れて冷やす 3. 週に1回は、母さんがボトルをハイターにつける。 4. 薄めに作って、水で薄めない。 5. 土日にボトルをもう1買う 6. ためしてガッテン の 淹れ方も試してみる。 以下は蛇足です。 ■ 父さんの主張 ・ 麦茶を薄めないでくれ。 ・ 「飲んだら沸かせ」と言ってるわけではない。沸かすのは父さんがやってもかまわない。 ・ 中毒がコワイ。(← これが決め手になった) ■ 母さんの主張 ・ 父さんの麦茶は濃すぎる。だから、飲むときに水や氷で薄めてい

    うちの麦茶が濃くなります
    renos
    renos 2016/07/23
    お姉ちゃんの風呂掃除は継続ということでカルマが刻まれたと思う(主題はそこではない
  • 入籍前夜

    明日、婚姻届を提出する。 決めてからあっという間な気もするし、とても長かった気もする。 付き合って4年目、住居を共有して1年と少し。 明日には姓を共有するらしい。 正直、嫁に行くという感覚はさらさらない。 彼もそうだし、彼の母だってそうだ。 だから私も受け入れられたし、母も安心している。 金曜は実家に帰って泊まった。 特に何かをするでもなく、普通に過ごした。 「今までありがとう」みたいな言葉が頭を掠めることもなくて それはきっと、言葉による区切りや変化をつけようという意志がないのだろう。 プロポーズとは違う。 実家を後にして、地元の馴染みの美容院へ行き髪を切った。 数年担当をお願いしているその人は、私の母親譲りの栗色の髪を褒めつつ、 「式に向けて伸ばすんじゃなかったの?」と笑う。 私の堪え性のなさを少し呆れながらも、ウェディングでアレンジしやすい長さにしてくれた。 今日は彼と一緒に指輪を取

    入籍前夜
    renos
    renos 2016/07/11
    トラバァ!お前後で体育館裏やぞ!
  • 女子中学生が眩しすぎる

    通勤の道すがら、いつも同じ時間に反対側に向かって歩いてくる女子中学生がいる。 力強い眼差しで真っ直ぐ前を見て、いつも少し早めの歩調を崩さずに歩く。 僕はもうすっかりおじさんで、彼女くらいの娘がいてもおかしくない年齢だ。 運動には気をつけているので歳の割には若く見られる方だが、彼女からすれば醜い生き物にしか見えないだろう。 彼女が中学生であることはその着ている制服でわかる。近くにある公立中学のものだからだ。 彼女が学校に向かう時はいつも一人だ。 一見不機嫌そうな無表情で、前だけをみて歩いている。 顔立ちは今時のアイドルといった可愛らしさではなく、マニアックなシンガーソングライターのような大人びた雰囲気を持っている。 回りくどい言い方をしないのであれば、私が好んでやまなかったfra-foaという解散したロックバンドのヴォーカルにそっくりなのだ。 ただ顔立ちが似ているというだけではない。 彼女の

    女子中学生が眩しすぎる
    renos
    renos 2016/06/24
    増田は目を焼かれたのだ
  • 私の記憶の始まりは、田舎に向かう新幹線の途中。 全く知らないおじさんに..

    私の記憶の始まりは、田舎に向かう新幹線の途中。 全く知らないおじさんに話しかけて、遊んでもらっていた。 一緒に乗ってたのはお母さんと妹。お母さんは妹をきつく抱いて、私が遊び呆けているのを黙って見ていた。 しばらく乗って、薄暗い駅に降り立った。おじさんが迎えにきて、私たちを車に乗せた。途中、おじさんがタコの吸盤の話をし始め、その話があまりにも怖くて大人になるまでタコがべれなかった。 これは、私と、ちょっと変わったお母さんのお話です。 お母さんはほどなくして、パートを始めた。スーパーのフードコートでのアイスクリーム売りが彼女のお仕事だった。 私はその当時4歳。お母さんはずっと働きに出ていなかったから、おじいちゃんに主に遊んでもらっていた。おじいちゃんは新聞の漢字を私に教えるのが大好きで、そのおかげか6歳になるころには赤川次郎の三毛ホームズくらいなら読めるようになっていた。 絵を描くのも大好

    私の記憶の始まりは、田舎に向かう新幹線の途中。 全く知らないおじさんに..
    renos
    renos 2016/06/23
    良い子だなあ。
  • 1