ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (4)

  • 第5回 人はなぜ遺影を飾るのか、動画は遺影になるか

    「急に耳が聞こえなくなりまして、今も聞き取りがすごい苦手です。単にボリュームが落ちたんではなくて、子音が聞き分けにくいので、一日中、ヒアリングテストみたいな状態になりまして。補聴器をつけてお葬式に行くと、音楽を聞いてると思われるんですよ。それと、気配がわかんなくなっちゃって。お葬式の調査で、すごい神経遣うのは、どこに自分が立つかなんですよね。目立たないよう、気配を感じて、誰かがひそひそ言っていたら、あいさつをすべきか、むしろ、その場を避けたほうがいいのか、咄嗟に判断しながらやってきたんですけど、もう、それが当に、耳が聞こえなくなったらできなくなったので、フィールドワークはあきらめて。でも、素朴にやりたいことをやるしかないのかなって思って、それではじめたひとつがこれですね──」 山田さんが、差し出したのは「近代における遺影の成立と死者表象」という論文の別刷りだ。

    第5回 人はなぜ遺影を飾るのか、動画は遺影になるか
    rieko168
    rieko168 2016/04/08
  • ヒョウアザラシ目線で見る狩り、衝撃の映像と生態

    気候変動により南極の流氷が減っていることから、研究者は流氷域も餌場とするヒョウアザラシにビデオカメラを取り付けて調査を行った。すると、衝撃の映像がとらえられていた。MMPA Permit #16472-03 ヒョウアザラシは、個体によっては体長約4メートルにまで成長し、頭はハイイログマより大きくなる。鋭くとがった歯で別のアザラシの体を切り裂き、人間を襲って海に引きずり込むこともある。物連鎖の頂点に君臨するこの動物は調査するのが難しく、その生態は謎に包まれていた。 ところが最近、南極に暮らすヒョウアザラシたちを撮影した50時間超の映像が公開され、これまで知られていなかった行動の数々が明らかになった。そこには、海岸でくつろぐオットセイの子供を水中に引きずり込み、餌を奪い合い、海底の隙間に隠れる魚をべつくす姿がとらえられている。また、捕まえた獲物を後でべるため、海底に隠しているところも確認

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  • ここまで鮮明に! 冥王星の写真の変遷を見てみよう

    ハッブル宇宙望遠鏡による初めての冥王星写真 1994年、冥王星とその衛星カロン(右)を撮影したものとしては当時最も鮮明な写真だった。ハッブル宇宙望遠鏡の微光天体カメラによる画像で、2つの天体がはっきりと写っているが、その他はほぼ何も見えない。(PHOTOGRAPH BY DR. R. ALBRECHT, ESA/ESO SPACE TELESCOPE EUROPEAN COORDINATING FACILITY; NASA) NASAの探査機「ニューホライズンズ」は、日時間の7月14日午後9時ごろ冥王星へ最接近した。それから数時間に渡って、探査機は旋回しながら7台の機械をフル回転させ、冥王星と5つの謎多き衛星の観測を行った。 1930年にクライド・トンボー氏が初めて発見した当時の冥王星は、おびただしい数の星々にまぎれて小さく光るひとつの点だったのが、技術の進歩により、画像は次第に鮮明なも

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  • 40億年の生物進化が一目で! 「生命大躍進展」に行ってみた。

    2015年7月7日(火)から東京・上野の国立科学博物館で開催される特別展「生命大躍進 脊椎動物のたどった道」に行ってきました! この特別展は、地球上に誕生した生物、なかでも脊椎動物の40億年にわたる進化の歴史を、一挙に見てしまおうというもの。生物進化を語るうえで重要な生きものの実物化石を、世界各地からずらりとそろえて展示しています。 見たこともないワクワクする生物がたくさん紹介されているのですが、なかでも絶対に見逃せないのは4つ。まず、カナダのバージェス頁岩(けつがん)で発見された、アノマロカリスをはじめとするカンブリア紀(約5億年前)の生物たち。次に、標の長さが2メートルを超える史上最大の節足動物ウミサソリ。3つ目は、恐竜時代(中生代)にひっそりと生息していた哺乳類ジュラマイア。最後に、全身の95パーセントが化石として残っている霊長類「イーダ」です。 カンブリア紀最強の生物、アノマロカ

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