プロトタイピングによる不確実性の低減 / Reducing Uncertainty through Prototyping
プロトタイピングによる不確実性の低減 / Reducing Uncertainty through Prototyping
(編注:誤訳、意味の分かりづらい訳を修正しました。リクエストありがとうございました。) 毎日、Pusherは数十億のメッセージをリアルタイム、つまり送り元から宛先まで100ms未満で送信しています。どのようにしてそれを可能にしているのでしょうか。重要となる要因はGoの低レイテンシのガベージコレクタです。 ガベージコレクタはプログラムを一時停止させるものであり、リアルタイムシステムの悩みの種です。そのため、新しいメッセージバスを設計する際には慎重に言語を選びました。Goは 低レイテンシを強調している ものの、私たちは懐疑的でした。「本当にGoを使えば実現できるのか? もしできるならどうやって?」 このブログ記事ではGoのガベージコレクタを、どのように機能し(トリコロールアルゴリズム)、なぜ機能し(こんなに短いGCによる一時停止時間の実現)、そして何よりも、それが機能するのかどうか(GCによる
(訳注:2016/9/28、頂きましたフィードバックを元に記事を修正いたしました。) 私たち Twitch では、通信が大変混み合うシステムの多くで Go を採用しています。ライブ映像を配信したり、何百万人というユーザにチャットサービスを提供したりする場合に直面する問題を考慮すると、Goはそのシンプルさや安全性、パフォーマンス、読みやすさの点で良いツールだと言えます。 しかしこれは、私たちにとってGoがいかに素晴らしいツールかを説明する、よくある記事ではありません。Goで現在実装されているランタイムにより行き詰まったいくつかの局面をどう打開するか、さらに、私たちはそうした限界に達した時にどう対応したらいいのかについて書いたものです。 これからお話しするのは、「Go 1.4からGo 1.6へのGoランタイムの改善が、どのようにしてガベージコレクション(GC)の停止時間を20倍も改善することに
http://golang.org/s/gctoc Goの新しいGCのProposalが出た.まだProposal段階であり具体的な実装はないが簡単にどのようなものであるかをまとめておく. GoのGCはGo1.5において単純なStop The World(STW)からConcurrent Mark & Sweepへと変更され大きな改善があった(詳しくは“GolangのGCを追う”に書いた).先の記事に書いたようにGo1.5におけるGCの改善は主にレイテンシ(最大停止時間)に重きが置かれいた.数値目標として10msが掲げられGo1.6においては大きなヒープサイズ(500GB)においてそれを達成していた. GCの評価項目はレイテンシのみではない.スループットやヒープの使用効率(断片化の対処)なども重要である.Go1.6までのGCではそれらについて大きく言及されていなかった(と思う).例えばスル
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