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本と人生に関するrocketboy_miyaのブックマーク (6)

  • 大泉サロン伝説は、完璧な物語となった|いま気になること|中川右介

    人気漫画家の萩尾望都さんが過去の大泉時代のことをほぼ初めて語った『一度きりの大泉の話』(河出書房新社、2021年4月)が話題を集めています。 少女マンガの変革を目指した女性たちが集まったあの時代を、男性中心の漫画史に正面から位置づけた『萩尾望都と竹宮惠子 大泉サロンの少女マンガ革命』(2020年3月、幻冬舎新書)の著者である中川右介氏は、今回ので、大泉の核だった二人のすれ違いや新事実が明確になっても、大泉時代の重要性は変わらない、むしろ少女マンガ“革命”の中身は、二人の考えよりもっと広く重要なことだったのでは、と問いかけます。その意味とは――。 * * * 稿は『萩尾望都と竹宮惠子 大泉サロンの少女マンガ革命』を読んでいただいた方へ向けて書かれる。 (敬省略) 左から、 萩尾望都『一度きりの大泉の話』(河出書房新社)、竹宮惠子『少年の名はジルベール』(小学館)、竹宮惠子『扉はひらく い

    大泉サロン伝説は、完璧な物語となった|いま気になること|中川右介
  • 山崎まどかの『一度きりの大泉の話』評:萩尾望都が竹宮惠子に向けていた眼差しとその痛み

    1970年から1972年まで竹宮惠子と萩尾望都が同居し、そこに同世代の少女マンガ家「花の24年組」を中心とするメンバーが出入りして「大泉サロン」と呼ばれた借家。それは少年マンガにおける「トキワ荘」と並ぶ、少女マンガ文化におけるひとつの伝説だった。 萩尾望都の側から見た残酷な事実 『少年の名はジルベール』(小学館) 竹宮惠子が自伝『少年の名はジルベール』(小学館/2016)で「大泉サロン」時代の話を書くと、この伝説には新たなベクトルが加わり、より神話性が強まっていった。接近し過ぎた若い創作者同士の思わぬ齟齬。竹宮惠子はそれを天才・萩尾望都への自分の一方的な嫉妬として描いている。 萩尾望都の語り下ろしである『一度きりの大泉の話』(河出書房新社)は『少年の名はジルベール』そのものというよりも、竹宮のに対する反響で自分が被ったことへの返答として書かれている。これは単体で読む彼女の自伝というよりも

    山崎まどかの『一度きりの大泉の話』評:萩尾望都が竹宮惠子に向けていた眼差しとその痛み
  • 老後に金がなくても楽しく暮らすために今から準備しておくべきこと|ふろむだ@分裂勘違い君劇場

    老後のためにコツコツ2000万円貯めていても、リストラされたり、転職に失敗したり、病気をしたりして、貯金がみるみる減っていき、ろくな貯金がないまま老後を迎えることになるかもしれない。 これに対し、「カネを使わずに人生を楽しむスキル」という資産は、たとえ不運が重なって生活保護で暮らすようになったとしても、がっつり残る。 「カネを使わずに人生を楽しむスキル」は、これ以上ないくらい、安全で確実な資産なのだ。 しかも、2000万円貯めるために毎月10万円貯金すると、毎月10万円生活費を削る必要があるので、現在の生活が貧しくなってしまう。 これに対し、「カネを使わずに人生を楽しむスキル」を蓄積するために毎月40時間を使ったとしても、現在の生活は貧しくなるどころか、逆に豊かになる。 なぜなら、「カネを使わずに人生を楽しむスキル」は、それを身につけるプロセス自体が、とても楽しいことだからだ。 あなたは、

    老後に金がなくても楽しく暮らすために今から準備しておくべきこと|ふろむだ@分裂勘違い君劇場
  • 家に良書が300冊もあれば、子どもはそのうちどれかと触れ合って、勝手に賢い子に育ちますよ() @moneygendai

    家に良書が300冊もあれば、子どもはそのうちどれかと触れ合って、勝手に賢い子に育ちますよ 紀伊國屋書店 高井昌史社長に聞く 出版業界のご意見番に話を聞いた。高井昌史氏(67歳)、国内はもとより世界に書店網を持つ、紀伊國屋書店の経営者だ。劇場を経営し、現在は電子書籍やネット販売にも注力する同社。その経営の根には、文化を愛する高井氏の熱い経歴があった。 * * * たかい・まさし/'47年、東京都生まれ。'70年に成蹊大学法学部を卒業後、'71年に紀伊國屋書店に入社。学術書の営業となって関東、関西の大学を担当。'75年から宇都宮営業所長となり、図書館の設立などに尽力、情報製作部長などを経て、'93年取締役に就任。常務、専務などを歴任し、'08年より現職 出世払い 紀伊國屋書店への入社後、大学を中心に、洋書を含む学術書を売り込む営業職に就きました。でも大学の助手の方などは、とにかくお金がなくて

    家に良書が300冊もあれば、子どもはそのうちどれかと触れ合って、勝手に賢い子に育ちますよ() @moneygendai
    rocketboy_miya
    rocketboy_miya 2015/08/20
    本棚に本が並び、背表紙をザッと追えること自体凄い迫力があるし、とてもシアワセな気持ちになる。たとえKindleを子供に与えても、Kindle Unlimitedが開始されても、本棚の本とは違うんだろうな。
  • 一人飲みの自己弁護 - Rocketboy Digital

    晩酌の時には、TVのチャンネルをWOWOWに回すか、録画しておいたゲームセンターCXかアメトーーク!を観るか、iPod ClassicにCDを取り込みながら音楽を聴くか、そして同時にや雑誌をパラパラめくりながら黙って飲む事が多い。 最近家で酒を飲みながら読んでいるのが山口瞳の「酒呑みの自己弁護」。元々夕刊フジで「飲酒者の自己弁護」というタイトルで連載されていた読み物の書籍化で、僕のはちくま文庫版である。全113篇それぞれの話が短く、どこから読んでもいいエッセイ集なので酒を飲みながら読むのに都合がいい。そして何より山藤章二氏のイラストが味わい深い。 山口瞳氏は「江分利満氏の優雅な生活」で直木賞、「血族」で菊池寛賞を受賞している作家だが、基的にエッセイは説教くさい。著書には「礼儀作法入門」「続・礼儀作法入門」「人生作法入門」「行きつけの店」等があり、タイトルからしていかにも説教臭いが、池波

    一人飲みの自己弁護 - Rocketboy Digital
    rocketboy_miya
    rocketboy_miya 2015/05/01
    書きました。一人で酒を飲む理由は自己弁護をするためです。
  • 嫌われる勇気とは自由を選ぶ勇気のことである - まつたけのブログ

    『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』を読んだので感想を書いてみます。 著者は岸見一郎さんと古賀史健さん。アドラーといえばもちろんフロイトやユングと並ぶ(日ではそれほどの知名度はありませんが)心理学者として知られていますが、面白いことに岸見一郎さんの専門は心理学ではなく哲学(プラトン哲学を中心とした西洋古代哲学)で、アドラーの心理学(というか思想)にプラトンに代表される西洋古代哲学に通じるものを感じて精神科医院でカウンセリングなどもしているそうです。 この岸見一郎さん解釈によるアドラー心理学に感銘を受けた古賀史健さんがライティングを担当しているようです。あくまで「岸見一郎解釈によるアドラー心理学」という注釈は必要な気もしますが、変にアドラーが提唱した概念を辞書的に解説するような入門書より、かえって一度一個人のフィルターを通したほうがわかりやすくて飽きずに楽しく読めました。 嫌

    嫌われる勇気とは自由を選ぶ勇気のことである - まつたけのブログ
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