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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/kishi-akira (12)

  • ALSOK杯王将戦第4局。

    封じ手開封直後、次の▲88銀では▲86銀が勝りました。対局中はここが重要な分岐という認識はなかったのですが、藤井竜王は局後の第一声で▲88銀△44銀で感じが良くなったと言っていたので、この辺りの判断の差がそのまま結果に出ています。

    ALSOK杯王将戦第4局。
  • ALSOK杯王将戦第3局。

    ここでは悪くはない(少しいいかも)と思っていましたが、次の△73角では△56桂が良かったようです。その後の攻め方が分からなかったので、受けに回ったのですが、あまり受けになってなかったですね。 最後は△93同玉なら分からなかったんですけど、譜の筋が詰むので落胆してしまったというか、ここは両者エアポケットでその空気感もあったし、という説明しか出来ないですね。

    ALSOK杯王将戦第3局。
  • ALSOK杯王将戦第2局。

    結果的に先手が変化するとしたら、ここで▲23歩成しかなかったです。譜の▲88同金でもすごく悪いとは思っていなかったのですが。。。

    ALSOK杯王将戦第2局。
  • ヒューリック杯棋聖戦第3局。

    図では▲64角で勝ちなのかと思っていたら△72飛で寄らないのが誤算で譜▲31角は予定変更ながら、最善だったようです。

    ヒューリック杯棋聖戦第3局。
  • 名人戦第6局。

    封じ手直後の局面。図から△75歩▲同歩△同銀は▲76歩で追い返せるため後手は工夫が必要ですが △75歩▲同歩△86歩には▲76金の強防があり、譜の△86歩▲同歩△75歩には▲53歩で戦える、という構図。 これらは封じ手を終えて考えている中で整理できたことで、▲53歩、▲74歩という歩の手筋で桂損でも戦えるという読みでした。 この▲41銀が詰めろで入り、受けた手に対しては▲63角と金取りに打って、それが逃げたら▲54角成で△64銀を取りにいく、という組み立てで勝ちが見えてきました。 あと1勝になった先週から間がなかったので、あまり意識せずに来ましたが、これから対局や仕事をしていく中で実感も出てくると思います。

    名人戦第6局。
  • 王座戦挑戦者決定戦、久保九段戦。

  • 棋聖戦第4局。

    ▲68金と寄って左側は受かったと思っていましたが、ここから△46歩▲同銀△25金と右辺に展開されて、自信が持てない展開になっていきました。 ▲59飛に誰でも浮かぶ△47桂は▲同金△同金▲78玉でむしろ先手が良くなるため「どういう狙いなんだろうか」と思っていましたが、△86桂は気が付きませんでした。意味としては▲78玉を防いでから△47桂ということなんですが△82飛が当たりになっているので、ただ縛るだけの△86桂は見えにくい手です。 番勝負をやると、手付き、仕草、息遣いなどで相手が形勢をどう判断しているか、なんとなく分かるようになりますが、自信ありという感じで△86桂を指されて、そこでこっちも手が止まったので、この将棋は負けたなと覚悟しました。 第3局のように持ち時間を残すという点では途中まではプラン通りでしたが、▲85歩(54分)▲95歩(22分)▲68金左(12分)と時間を使った割には形

    棋聖戦第4局。
  • 棋聖戦第3局。

    図で考えたのは譜の△94同香からの攻めと△21玉と守る手ですが、△21玉▲73角成の展開は先が見えないので、△94同香を選択。 1時間58分から15分しか使ってないので、負けたら「なんであそこでもっと考えなかったのか」となるだろうなとは思いました。 終盤、▲34香から一連の手順は読めてなく、焦ることになりました。時間があったので腰を落とせましたが最後は13分しか残らなかったですし、結果的には最初の図で短考で攻めて行ったのが幸いしました。 研究が当たったところがあるので手応えを感じるという内容ではないですが、悪い流れは勝つことでしか変えられないので、前向きに来週へ向かいたいと思います。

    棋聖戦第3局。
  • 棋聖戦第2局。

    △31銀は全く浮かんでいませんでしたが、受け一方の手なので、他の手が上手くいかないから選んだ手なんだろうというのが第一感でした。50分、58分、29分、23分という時間の使い方と△31銀という手の感触からは先手がいいだろう、と。 5分くらい眺めたところでは▲79玉で互角はある、▲25銀で決まってたりしないかな、と思ってましたが、読み進めていくうちに▲79玉△46歩は少し悪いのか、▲25銀は△46桂で負けだ、となって28分考えて▲79玉とした時点では「形勢は悪いけど持ち時間の差でひと勝負」という気持ちでした。 △87歩と垂らされたところで「あれ、全然粘れない」となって、あと数手指したら、もう大差になっていました。 感想戦では△31銀の場面は控室でも先手の代案無しということでしたし、控室でも同じように意表を突かれたと聞いて、そりゃそうだよなと納得したんですが、いつ不利になったのか分からないまま

    棋聖戦第2局。
  • 棋聖戦第1局、明日対局。

    ▲13角成の王手に△42玉と逃げるのは長い将棋になりますが、少し悪いと思ったので△22銀と勝負しました。譜のように大駒4枚を手にする展開は勝機十分と思いましたが・・・。 ▲22銀に対して浮かんだ手は①△13歩と打ったらどうなるんだろう、ということと、譜のように詰ましにいったらどうか、の2つ。残り3分では両方読む時間はないので②△79角から詰ましに行きましたが、足りませんでした。△77桂成の開き王手から△66金と王手で銀を補充できるので詰みそうにも思いましたが・・・。感想戦は少しだけでしたが藤井七段は①△13歩の変化も読み切りでした。 黒星スタートとなってしまいましたが、次戦以降、頑張りたいです。 10日・11日(水・木)は名人戦七番勝負第1局、三重県鳥羽市。今日の昼から移動しますが、温泉事で疲れを取って明日を迎えたいと思います。 名人戦棋譜速報(有料) Abema TV:将棋

    棋聖戦第1局、明日対局。
  • A級順位戦最終局、三浦九段戦。

    現実逃避で静岡県内をぷらぷらしてるので、図面解説は後日で。A級は8期目で、落ちる心配は毎年していたものの、なんだかんだ勝ち越せていたので、気で心配したのは年明けあたりからでした。昨日は感想戦が始まって10分くらいしたら記者の方々が入って来たので落ちたんだと思いました。残ってたらコメントはいらないですからね。 竜王戦のあとに来年は巻き返したい、と言ったもののさらに悪化してる印象で、打つ手が無くなってきた、という感じです。この負けっぷりが一過性なのか、はっきり力が落ち始めてるのかはこの1〜2年ではっきりするんでしょう。前者なのを祈りつつ、打つ手が無い中で模索したいとは思いますが、白星が集まらないことには何が今の自分に合ってる(戦法、取り組み方)のかも分かりません。負けては変えて、負けては変えて、で元に戻る、という負の連鎖が今の状態です。こんな時、将棋にもコーチがいれば、とは思いますが、自分で

    rocketboy_miya
    rocketboy_miya 2018/03/04
    ここから、ここからだと思います
  • 朝日杯。

    決勝の▲44桂は18歳羽生竜王の▲52銀に匹敵する語り草になる手だと思います。自分もテレビで見ていて思わず声が出ました。その前、▲56銀と戻した手は浮かばなかったですが、中学生にしてあの緩急の付け方とは。 ただ谷川先生が「20代、30代の棋士に対しては『君たち悔しくないのか』という気持ちもある」というコメントを出されたように自分も手放しで驚いたり誉めていればいい、という立場ではないです。まだ対戦してないし順位戦や竜王戦のクラスも違うので競争相手として意識したことは無いんですが、これから、この圧倒的な才能と対峙していかなければいけないのかと思うと。。。 棋戦優勝を果たして次の興味は初タイトルはいつか、となります。それにしても昨日の連勝でまた11連勝なんですかw と草が生える勝ちっぷりですよね。中1の息子が「藤井君、何円もらえる?」と聞いてきましたが同じ中学生とは思えないw

    rocketboy_miya
    rocketboy_miya 2018/02/20
    “草が生える勝ちっぷり”
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