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ブックマーク / kadobun.jp (2)

  • 浅倉秋成『家族解散まで千キロメートル』 | カドブン

    〈家族の嘘〉が暴かれる時、当の人生が始まる。 どんでん返し家族ミステリ あらすじ 「この家族、こんな形で終わっていいと思う?」 実家を取り壊し、家族ばらばらに転居することとなった喜佐家一同。 しかし引っ越し準備中、倉庫から不審な箱が見つかる。中には世間を騒がせる盗難品が――。 犯人は、家族のいったい誰? 無料試し読み 5分でわかる!作品紹介 登場人物紹介 著者プロフィール 浅倉秋成(あさくら・あきなり) 1989年生まれ。2012年に『ノワール・レヴナント』で第13回講談社BOX新人賞Powersを受賞しデビュー。19年に刊行した『教室が、ひとりになるまで』が第20回格ミステリ大賞〈小説部門〉候補、第73回日推理作家協会賞〈長編および連作短編集部門〉候補となる。21年に刊行した『六人の噓つきな大学生』は第12回山田風太郎賞候補、「2022屋大賞」ノミネート、第43回吉川英治文学新

    浅倉秋成『家族解散まで千キロメートル』 | カドブン
  • ラストに現れるヒロインの、その強い覚悟と意思の力に、私たちは元気づけられる。―― 早見和真『八月の母』レビュー【評者:北上次郎(書評家)】 | カドブン

    評者:北上次郎(書評家) すごい小説だ。 誰が悪かったのか。なにがいけなかったのか。どこが分岐点だったのか。読み終えてもずっと、考えている。 少しだけ遠まわりをする。早見和真はこれまで、さまざまな素材を扱って、さまざまな作品を書いてきた。野球小説、初恋小説、家族小説あたりまではまだ理解できるけれど、仏教を背景に「我いかに生くべきか」をめぐって彷徨する青年の熱い青春の物語を書いたりするのだ(それが『スリーピング・ブッダ』だ。高校野球を素材にしたデビュー作『ひゃくはち』に続く第2作がこの『スリーピング・ブッダ』だったから、あのときは驚いた)。どんな素材であっても早見和真は、群を抜く人物造形と、巧みなエピソードを積み重ね、鮮やかなエンターテインメントに仕立て上げるのだから感服だ。競馬小説『ザ・ロイヤルファミリー』で山周五郎賞を受賞したのはまだ記憶に新しい。あのときも、早見和真が競馬小説を書くの

    ラストに現れるヒロインの、その強い覚悟と意思の力に、私たちは元気づけられる。―― 早見和真『八月の母』レビュー【評者:北上次郎(書評家)】 | カドブン
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