真犯人 捜査のかく乱狙いか 遠隔操作ウイルスに感染したパソコンなどから犯行予告が書き込まれた事件で、真犯人を名乗る人物から新たに届いたメールには自殺をほのめかす内容が書き込まれていた一方で、これまでの予告と同じように特殊なソフトを使って発信元の特定を難しくしていたことが分かり、警視庁などの合同捜査本部は、捜査のかく乱を狙った疑いもあるとみて調べています。 一連の遠隔操作事件では、先月、犯行声明メールが届いた東京の弁護士などのもとに、13日夜、再び、同じアドレスからメールが届きました。 このメールには「真犯人です。ミスしました。ゲームは私の負けのようです」などと書かれ、自殺をほのめかす内容が記されていました。 しかしその一方で、メールの送信にはこれまでの犯行予告や犯行声明のメールと同じように、発信元の特定を難しくする「Tor」と呼ばれる特殊なソフトが使われ、海外の複数のサーバーを経由