絶滅の危機にあるキタシロサイの1頭がアメリカの動物園で死に、世界で生存するキタシロサイは3頭だけとなりました。 国際的な自然保護団体、WWF=世界自然保護基金によりますと、キタシロサイはアフリカ中部に生息し、1960年代には2000頭以上がいましたが、密猟などで数が激減し、もはや野生には生息していないということです。 このため、今回ノラが死んだことで、生存しているキタシロサイはケニアの自然保護区にいる3頭だけとなりました。ケニアの自然保護区では体外受精なども検討しているということですが、キタシロサイは絶滅寸前に陥っています。