日本銀行の黒田東彦総裁は13日、「現在の強力な金融緩和を粘り強く続ける」との見解を示した。感染症からの回復途上にある経済活動を「しっかりと支える」としている。 2%の物価安定目標の持続的・安定的な実現を目指すと改めて表明した。信託大会でのあいさつを日銀が公表した。 黒田総裁の発言後、市場では円安が進んだ。 円相場は約20年ぶり安値、米長期金利が一段と上昇-一時126円22銭 他の発言輸入コスト起因の物価上昇、家計・企業収益悪化で経済下押し日本のGDPは依然として感染拡大前を下回っているウクライナ情勢の帰すうと資源価格への影響などに不確実性