22日の株式相場は世界的に大荒れでした。 今日の下げはギリシャやイタリアが原因ではなく、「世界的に景気が失速しているのではないか」という懸念が原因でした。 まずアジア市場では前夜の米国の軟調な地合いを受け継いで始まりましたが、HSBC製造業購買担当者指数が49.4と悪かったこともあり、香港ハンセン指数は-4.85%の急落となりました。 購買担当者指数は50が景気拡大・後退の目安であり、これが50を割ると景気が後退していると解釈されます。 アジア市場の軟調を受け、欧州市場も冴えませんでした。欧州の製造業購買担当者指数も48.4と悪かったです。Markitによるとこれは2009年8月以来の悪い数字です。因みに先月は49.0でした。 今日発表された米国の経済指標は特別悪いものはありませんでした。新規失業保険申請件数はほぼ予想通りの42.3万件でした。また8月の景気先行指標総合指数は+0.3%で予