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  • ヨン・フォッセのノーベル文学賞受賞から見えるノルウェー言語事情(ノルウェー夢ネット 青木順子)

    トップ画像:ノーベル賞受賞を受けて早速、オスロのDeichman Bjørvika図書館ではヨン・フォッセの特集展示が設置されている。(撮影:新垣美奈) 2023年のノーベル文学賞はノルウェーの劇作家・作家のヨン・フォッセ(Jon Fosse、1959-)が選ばれた。ノルウェーでは4人目のノーベル文学賞受賞者だが、ニーノシュク(nynorsk)の書き手としては初の快挙である。ニーノシュクとは、ノルウェーの書き言葉のバリエーションのひとつである。このエッセイでは、フォッセが選択しているニーノシュクについて詳しく解説をしようと思う。 ●ノルウェーの公用語 ノルウェーは人口わずか550万人の小国だが、公用語が2つある。「ノルウェー」をNorgeと書くのがブークモール(bokmål)、Noregと書くのがニーノシュク(nynorsk)だ。なぜこのように似ている公用語が2つ誕生したかーーそれはノルウ

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