米OpenAI(オープンAI)が米国で少なくとも6件の生成AIに関連する特許を取得していたことが分かった。同社は特許の取得に消極的とされ、米特許調査会社のIFI CLAIMS Patent Services(IFIクレームズ・パテント・サービス)の調査でも「5件未満」とされていた。日経クロステックとAI(人工知能)特許総合検索・分析プラットフォームを手掛けるパテントフィールドが米国特許商標庁で2024年3月末までに公開されている情報を調べ直したところ、6件の特許取得が判明した。詳細をお届けしよう。 6件のうち2件は公開済み。残り4件も特許公報が発行されており、2024年1月から3月までに6件全てで特許権が成立している。特許出願から公開までは原則として1年半を要するため、今後立て続けにオープンAIの特許が公開される可能性がある。 出願者は非営利組織「OpenAI Inc.」でも事業会社の合同