トランプ氏、交渉による米中摩擦解消に懐疑的-世界中で株安の連鎖 Jenny Leonard、Enda Curran、Saleha Mohsin 世界の2大経済大国、米国と中国は互いに報復関税を振りかざし、一歩も引かない構えだ。トランプ大統領が18日、中国が報復措置を実施すれば同国からの輸入品2000億ドル(約22兆円)相当に追加関税を適用すると警告した後、中国は米国が新たな関税リストを公表するなら「強力な」報復措置を取ると表明した。摩擦緩和に向け交渉が行われる兆候は見られず、世界的に株価は下落した。 トランプ大統領は19日、ワシントンで開かれた全米自営業連盟(NFIB)の記念式典で演説し、協議を通じた対立解消に懐疑的な見方を示した。大統領は「これに関してわれわれは何かをする必要がある。中国が『われわれは同意する。この25年間、ずっと不公正だった』と歩み寄るなら、何かが起こるかもしれない。し