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世界禁煙デー
70th.kadobun.jp
米澤穂信 1978年岐阜県生まれ。2001年、第5回角川学園小説大賞(ヤングミステリー&ホラー部門)奨励賞を『氷菓』で受賞しデビュー。11年『折れた竜骨』で第64回日本推理作家協会賞(長辺及び連作短編集部門)、14年『満願』で第27回山本周五郎賞を受賞。『満願』、15年『王とサーカス』はそれぞれ3つの年間ミステリ・ランキングで1位となり、史上初の2年連続3冠を達成。 ――古典部シリーズ第6弾『いまさら翼といわれても』がいよいよ文庫化ですね。省エネ主義の高校生、折木奉太郎をはじめ古典部の面々が日常の謎に遭遇する学園ミステリで、本作は彼らが高校2年生の1学期から夏休みに入る頃のエピソードが集められた短編集。彼らの過去あるいは未来に関わる話が多く、内面の転機を迎える予感がありますね。 米澤 古典部の4人が2年生になり、それぞれ人間関係も変化しているし、学んだこともあります。だんだん自分自身の問題
京極夏彦 1963年、北海道生まれ。94年『姑獲鳥の夏』でデビュー。2004年『後巷説百物語』で直木賞受賞。主な角川文庫の著作に『嗤う伊右衛門』『鬼談』など。 ――『虚実妖怪百物語』が文庫化されました。原稿用紙にして1900枚、京極小説史上最長の超大作です。 京極 『怪』という雑誌に、足かけ6年にわたって連載した小説です。馬鹿話が延々と続くだけの小説なので、どこでやめてもよかったんですが、なぜか編集部に止められることもなく、気がついたらすごい長さになっていました。 ──『怪』に関係した小説家・マンガ家・編集者、その他多くの出版関係者が妖怪にまつわる事件に巻きこまれてゆく、という驚きの「実名小説」です。 京極 2005年に公開された『妖怪大戦争』という映画がありまして、その時に僕が作った素案がこの小説の基になってます。紆余曲折あって映画はまた違う話になったんですが、『怪』の馬鹿な関係者たちが
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