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米澤穂信の検索結果1 - 36 件 / 36件

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米澤穂信に関するエントリは36件あります。 小説読書 などが関連タグです。 人気エントリには 『都立中央図書館 作家・米澤穂信 - 日本経済新聞』などがあります。
  • 都立中央図書館 作家・米澤穂信 - 日本経済新聞

    ずいぶん前のことですが、仕事中に突然、印旛沼(いんばぬま)干拓の工事中止を指示した命令書には何と書かれていたか、知る必要が生じました。当時私は、新宿のさるホテルで仕事をしていました。自宅の隣の建物が解体されることになり、その工事の騒音で仕事が進まず、一時避難していたのだったと思います。窓の外は夜の気配が濃厚で、私は焦りました。探している文書を参照できれば夜のうちに仕事を仕上げられる一方、見つか

      都立中央図書館 作家・米澤穂信 - 日本経済新聞
    • 滋賀の河川敷で遺体、直木賞作家・米澤穂信さんの父か :中日新聞Web

      署によると、米澤さんは9日、川岸の草むらの中であおむけに倒れているのが見つかった。緑色の釣り用ベスト、茶色の長袖シャツ、紺色ズボンなどを身に着けていた。遺体の傷みが進んでおり、死因は特定できなかった。目立った外傷はなく、事件性は低いとみられる。

        滋賀の河川敷で遺体、直木賞作家・米澤穂信さんの父か :中日新聞Web
      • よねぽオタが非オタの彼女に米澤穂信作品を軽く紹介するための10作

        まあ、どのくらいの数のよねぽオタがそういう彼女をゲットできるかは別にして、 「オタではまったくないんだが、しかし自分のオタ趣味を肯定的に黙認してくれて、その上で全く知らないミステリの世界とはなんなのか、ちょっとだけ好奇心持ってる」 ような、ヲタの都合のいい妄想の中に出てきそうな彼女に、よねぽのことを紹介するために読ませるべき10作を選んでみたいのだけれど。 (要は「脱オタクファッションガイド」の正反対版だな。彼女にミステリを布教するのではなく相互のコミュニケーションの入口として) あくまで「入口」なので、情緒に過大な負担を伴う短編集は避けたい。 できれば長編、シリーズものでも最初の方にとどめたい。 あと、いくらよねぽ的に基礎といっても雑誌でしか読めないものは避けたい。 よねぽの歴史小説好きが「安寿と厨子王ファーストツアー」は外せないと言っても、それはちょっとさすがになあ、と思う。 そういう

          よねぽオタが非オタの彼女に米澤穂信作品を軽く紹介するための10作
        • 大きな本棚を買った米澤穂信先生、喜び勇んで床に置いていた本を本棚にぴったり収めるも、ひどく落ち込みました。何がかなしかったのでしょう?

          米澤穂信 @honobu_yonezawa Hさんは本棚を買いました。大きな大きな本棚でした。Hさんは喜び勇んで、床に置いたままだった本を棚に入れていきました。そうして床の本は新しい本棚にぴったり収まったのですが、隅から隅まできれいに本が並んだ棚を見て、Hさんはひどく落ち込みました。Hさんは何がかなしかったのでしょう。 2023-05-17 21:11:26

            大きな本棚を買った米澤穂信先生、喜び勇んで床に置いていた本を本棚にぴったり収めるも、ひどく落ち込みました。何がかなしかったのでしょう?
          • 直木賞受賞の米澤穂信さん、図書カード3万円分の買い物企画で9階建ての本屋に行くも2階の時点で6万円に→他の作家も似た状況だった

            丸善ジュンク堂書店【公式】 @maruzeninfo 先ほど、第166回(2021年下半期) #直木賞 が発表されました。 今村翔吾さんの『塞王の楯』(集英社) honto.jp/netstore/pd-bo… 米澤穂信さんの『黒牢城』(KADOKAWA) honto.jp/netstore/pd-bo… の2作品です。おめでとうございます🎊 pic.twitter.com/7PuBMn6LJb 2022-01-19 18:06:39

              直木賞受賞の米澤穂信さん、図書カード3万円分の買い物企画で9階建ての本屋に行くも2階の時点で6万円に→他の作家も似た状況だった
            • 第166回直木賞は今村翔吾さんと米澤穂信さん | NHKニュース

              第166回芥川賞と直木賞の選考会が東京で開かれ、 直木賞に ▽今村翔吾さんの「塞王の楯」と ▽米澤穂信さんの、「黒牢城」が選ばれました。 今村翔吾さんの経歴と作品 直木賞の受賞が決まった今村翔吾さんは京都府出身の37歳。 ダンスのインストラクターや滋賀県守山市の埋蔵文化財センターの調査員などを経て、2017年に「火喰鳥 羽州ぼろ鳶組」でデビューしました。 直木賞は2018年に発表した「童の神」、おととしの「じんかん」に続いて、3回目の候補での受賞となりました。 受賞作の「塞王の楯」は、戦国時代、武将たちの活躍の陰で城の石垣作りに命をかける職人集団「穴太衆」の姿を描いた歴史小説で、幼い頃、戦乱で家族を失い、「穴太衆」に育てられた石垣職人・匡介が主人公です。 豊臣秀吉の死後、戦乱の気配が迫る中、大軍に囲まれた大津城を舞台に絶対に破られない石垣こそが戦の無い世を作ると考える匡介と、どんな城でも落

                第166回直木賞は今村翔吾さんと米澤穂信さん | NHKニュース
              • 《直木賞受賞》「赤信号を渡るのが好きな人間ではないですし…」編集者に“特徴がある”と言われた米澤穂信(43)の倫理観 | 文春オンライン

                米澤 言い訳をすると、携帯の画面を表に向けていたので着信が入ったら光って分かると思っていたんですよ。そうしたら、静かに不在着信が入っていました。そもそもノミネートのご連絡の時もたまたま徹夜明けで眠っていて、何度も着信が入っているのに気づかなくて、6回目ぐらいでようやく出たんです。いつもご迷惑をおかけしております。……しょうもない話ですね(笑)。 ミステリランキング4冠、山田風太郎賞も受賞 ――ふふふ。それにしても『黒牢城』は昨年山田風太郎賞を受賞し、年末の4大ミステリランキングで1位を獲得、そして今回直木賞を受賞し、さらに4月に発表の本屋大賞にもノミネートされました。ものすごいことになっています。 米澤 ちょっと思わぬことで、本当に驚いています。実は、どういうかたちで喜んでもらっているのかというのが、いまだによく分かっていないんです。面白い時代小説だと思って読んでもらっているのか、面白いミ

                  《直木賞受賞》「赤信号を渡るのが好きな人間ではないですし…」編集者に“特徴がある”と言われた米澤穂信(43)の倫理観 | 文春オンライン
                • 芥川賞に砂川文次さん 直木賞に今村翔吾さんと米澤穂信さん | NHKニュース

                  第166回芥川賞と直木賞の選考会が東京で開かれ、芥川賞に砂川文次さんの「ブラックボックス」、直木賞に今村翔吾さんの「塞王の楯」と米澤穂信さんの「黒牢城」の2作品が選ばれました。 芥川賞「ブラックボックス」砂川文次さん 芥川賞の受賞が決まった砂川文次さんは大阪府生まれの31歳。 大学卒業後に自衛官になったあと小説を書き始め、2016年に「市街戦」で文芸誌の新人賞を受賞してデビューしました。 現在は東京都内の区役所に勤めながら創作活動を続けていて、芥川賞は今回、3回目の候補での受賞となりました。 受賞作の「ブラックボックス」は、新型コロナウイルスの感染が拡大している世の中で、荷物を自転車などで運ぶ「メッセンジャー」として働いている男性が主人公です。 これまで職を転々としてきた主人公が日々感じている他人や世間への不満、そして、“なぜ、突発的に怒りの感情を爆発させてしまうのか”という自身への問いか

                    芥川賞に砂川文次さん 直木賞に今村翔吾さんと米澤穂信さん | NHKニュース
                  • ひと目でわかる!イラストブックレビュー『Iの悲劇』米澤 穂信 (著) |

                    『Iの悲劇』米澤 穂信 (著)文春文庫あらすじ過疎化により六年前に無人となった南はかま市簑石。 この土地を再生させようというプロジェクトが進んでおり、市ではIターン居住の支援と推進を行なっている。 このプロジェクト担当はほとんど仕事をする姿を見たことがない西野課長、あけっ広げな発言でヒヤヒヤさせる新人の観山、そして中心となって動き回る自分、万願寺の三名。 面談では問題ないように見えた居住者たちは次々とトラブルに見舞われ、一人また一人と簑石を去っていき…。 Iターン居住者に次々とふりかかる災難市長の肝入りで立ちあがったプロジェクトの担当部署、「蘇り課」へ配属された万願寺。 出世の王道から外れ肩を落としますがプロジェクトを成功、つまり居住者たちが定住してくれるようになればまだ望みはあるのではと考え、仕事に取り組みます。 とはいえ西野課長はタバコと言っては席から離れ、毎日ぴったり十七時に退勤。

                    • 祝!直木賞受賞!!米澤穂信さん「黒牢城」、今村翔吾さん「塞王の楯」 - 嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2

                      特別お題「わたしの推し」 本日1月19日、第166回直木賞・芥川賞(日本文学振興会主催)の選考会が東京築地の新喜楽で行われました。 直木賞は、米澤穂信さんの「黒牢城」と今村翔吾さんの「塞王の楯」という、ある種時代物のW受賞となりました。 芥川賞には砂川文次さん「ブラックボックス」が選ばれました。 おめでとうございます!! arashi-golf.hatenablog.jp

                        祝!直木賞受賞!!米澤穂信さん「黒牢城」、今村翔吾さん「塞王の楯」 - 嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2
                      • 夢を持ってしまった以上は、 追いかけたい――恩田 陸×米澤穂信 新作刊行記念対談(後編) | カドブン

                        構成・文=吉田大助 写真=中岡隆造、干川 修 デビュー20周年となる今年、本格ミステリーと“本格”時代歴史小説を融合させ、集大成にして新境地となる最新長編『黒牢城』を発表した米澤穂信。来年デビュー30周年を迎える恩田陸は、本格ミステリーのど真ん中を行く〈理瀬シリーズ〉の実に17年ぶり(!)となる新作長編『薔薇のなかの蛇』を、この春上梓した。互いをリスペクトし合い、作家としてさらなる高みを求め続ける二人が、ミステリーに対する、そして小説に対する愛と夢とを語り合う、楽しすぎる後編! 人体をなぜわざわざ切断するのかは、 ミステリーでは永遠のテーマですよね。(恩田) ――お二人の新作に共通するモチーフの一つは、本格ミステリーらしさ全開と言える「人体切断」の謎。ただ、謎の作り方は全く違いますね。 恩田:私の場合は、ミステリーファンにとって有名なブラック・ダリア事件(※1947年にアメリカで発生した未

                          夢を持ってしまった以上は、 追いかけたい――恩田 陸×米澤穂信 新作刊行記念対談(後編) | カドブン
                        • デビュー20周年!ミステリランキング四冠!山田風太郎賞受賞!直木賞候補!『米澤穂信』特別お題「わたしの推し」 - 嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2

                          特別お題「わたしの推し」 「黒牢城」 2021年6月2日 初版発行 2021年は、本格ミステリー作家、米澤穂信のデビュー20周年にして、戦国時代を舞台とした本書「黒牢城」が「このミステリーがすごい」「週刊文春ミステリーベスト10」「ミステリが読みたい」「本格ミステリ・ベスト10」という4大ミステリランキングを制覇するとともに「第12回山田風太郎賞」を受賞、「第166回直木三十五賞(2021年下半期)」の候補作品となる(発表は明日19日)など、華々しい活躍をされた年でした。 「米澤屋書店」 2021年11月10日 第一刷発行 冒頭に「ご挨拶より本の話をしませんか」とある通り、まさに本、ミステリーに淫してみた一冊となっています。山田風太郎作品で何が好きかと聞かれて短編「新かぐや姫」(廣済堂文庫「夜よりほかに聴くものもなし」、河出文庫新刊「赤い蝋人形」(ご自身で帯の推薦文を書かれています)所収)

                            デビュー20周年!ミステリランキング四冠!山田風太郎賞受賞!直木賞候補!『米澤穂信』特別お題「わたしの推し」 - 嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2
                          • 米澤穂信さんはTwitterを使っています: 「突然すみません。私事ですが、家族が釣りに行ったまま帰って来ません。警察には届けてあります。滋賀県の犬上川流域、または宇曽川流域、ないし岐阜市から滋賀県までの国道21号線沿線などで、不審なところに停まっている小豆色のアクア(トヨタ)を見た方がいらしたら、教えて頂けませんでしょうか。 https://t.co/1hvkY73YuK」 / Twitter

                            • 祝『可燃物』ミステリランキング3冠! 米澤穂信による警察ミステリの新たな傑作。刑事の“名探偵”は菓子パンとカフェオレがお好き? | 文春オンライン

                              米澤 お集まりの方に最初にお伺いしたいのですが、5作の中で「1作は正解した」という方は挙手をお願いします。おお、結構手が挙がりましたね。2作では? なるほど。……3作以上的中は私の心が削れるので、聞かないでおきます(笑)。ミステリは、読者が解こうと思って隅々まで追えば真相に至れるのが“良問”だと考えて書いているので、いま挙手して下さったくらいの正解率なら、フェアネスが守れていたかと安心しました。 ――帯に〈本格ミステリ×警察〉とありますが、実は米澤さん、刑事が探偵役をつとめるシリーズは初ですよね。この葛警部の造型を考えるとき、エッセイ・書評集『米澤屋書店』(文藝春秋)がヒントになるのでは、と感じています。例えば同書のp278~279、ロス・マクドナルド『さむけ』を紹介する一文に、〈本作において、主人公自身はほぼまったく語られません。自宅すら出てこないんじゃなかったでしたっけ。ですが、アーチ

                                祝『可燃物』ミステリランキング3冠! 米澤穂信による警察ミステリの新たな傑作。刑事の“名探偵”は菓子パンとカフェオレがお好き? | 文春オンライン
                              • 関わることで知る、相手の意外な一面 「本と鍵の季節」(米澤穂信) - 読書家になりたい

                                本と鍵の季節 (集英社文庫) 作者:米澤穂信 集英社 Amazon あらすじ・感想 高校の図書委員男子二人が「本」や「鍵」にまつわる謎を解いていく短編集。 短編ということもあって謎自体は軽めな印象でしたが、主人公二人のテンポの良い掛け合いが読んでいて楽しかったです。 そして、最終話でそれぞれの短編に薄く散りばめていた伏線を回収する構図、主人公二人の友情模様の変化は読み応えがありました。 関わることで知る、相手の意外な一面 分類で言えばミステリーですが、この作品のもう一つのテーマとして「付き合っていくなかで見える、最初の印象とは異なった相手の意外な一面」があると思います。 主人公二人は最初、「同じ図書委員でなんとなくウマが合うから一緒にいる」程度の仲でしたが、付き合っていくなかで謎に対するアプローチの違い、考え方の違いに気づいていきます。 「こいつこんなやつだったんだ」と感じていきます。 あ

                                  関わることで知る、相手の意外な一面 「本と鍵の季節」(米澤穂信) - 読書家になりたい
                                • 人の不幸を楽しんでないか 「王とサーカス」(米澤穂信) - 読書家になりたい

                                  王とサーカス 太刀洗万智シリーズ (創元推理文庫) 作者:米澤 穂信 東京創元社 Amazon 「王とサーカス」というタイトルの意味 この本の主人公は記者をしています。 仕事でネパールを訪れた際、偶然王族が殺害される事件が起こりました。 主人公はその事件を追うようになり、重要な手がかりを持つ人物に取材を申し込みますが、こういった言葉を投げかけられ取材を拒否されます。 国王が殺害されたのはこの国の恥だ。なぜそれを世界に知らせなければならない。 私がここで真実を話せば、日本語で書かれたお前の記事が日本の人々に伝わるだろう。 それがこの国となんの関係がある? 記者として「真実を多くの人々に伝えること」を信条としている、主人公の心が揺らぎます。 自分に降りかかることのない惨劇は、この上もなく刺激的な娯楽だ、意表を衝くようなものであれば、なお申し分ない。 恐ろしい映像を見たり、記事を読んだりした者は

                                    人の不幸を楽しんでないか 「王とサーカス」(米澤穂信) - 読書家になりたい
                                  • 夢を持ってしまった以上は、 追いかけたい――恩田 陸×米澤穂信 新作刊行記念対談(前編) | カドブン

                                    構成・文=吉田大助 写真=中岡隆造、干川 修 デビュー20周年となる今年、本格ミステリーと“本格”歴史時代小説を融合させ、集大成にして新境地となる最新長編『黒牢城』を発表した米澤穂信。来年デビュー30周年を迎える恩田陸は、本格ミステリーのど真ん中を行く〈理瀬シリーズ〉の実に17年ぶり(!)となる新作長編『薔薇のなかの蛇』を、この春上梓した。互いをリスペクトし合い、作家としてさらなる高みを求め続ける二人が、ミステリーに対する、そして小説に対する愛と夢とを語り合う、まずは前編! 安楽椅子探偵がなぜそこにい続けなければいけないのか、 という理由が明確にあるんですよ。(恩田) ――お二人が対談をするのは、初対面となった対談(「小説 野性時代」2008年7月号初出、『米澤穂信と古典部』収録)以来、2回目です。初対談の時のことは、覚えてらっしゃいますか? 恩田:もちろんです。昔からファンだったので、ハ

                                      夢を持ってしまった以上は、 追いかけたい――恩田 陸×米澤穂信 新作刊行記念対談(前編) | カドブン
                                    • vol.13 米澤穂信『いまさら翼といわれても』刊行記念スペシャルインタビュー|角川文庫創刊70周年 特設サイト

                                      米澤穂信 1978年岐阜県生まれ。2001年、第5回角川学園小説大賞(ヤングミステリー&ホラー部門)奨励賞を『氷菓』で受賞しデビュー。11年『折れた竜骨』で第64回日本推理作家協会賞(長辺及び連作短編集部門)、14年『満願』で第27回山本周五郎賞を受賞。『満願』、15年『王とサーカス』はそれぞれ3つの年間ミステリ・ランキングで1位となり、史上初の2年連続3冠を達成。 ――古典部シリーズ第6弾『いまさら翼といわれても』がいよいよ文庫化ですね。省エネ主義の高校生、折木奉太郎をはじめ古典部の面々が日常の謎に遭遇する学園ミステリで、本作は彼らが高校2年生の1学期から夏休みに入る頃のエピソードが集められた短編集。彼らの過去あるいは未来に関わる話が多く、内面の転機を迎える予感がありますね。 米澤 古典部の4人が2年生になり、それぞれ人間関係も変化しているし、学んだこともあります。だんだん自分自身の問題

                                        vol.13 米澤穂信『いまさら翼といわれても』刊行記念スペシャルインタビュー|角川文庫創刊70周年 特設サイト
                                      • ミステリー作家の米澤穂信氏が第166回直木賞に選出。『タクティクスオウガ』などゲーム好きな一面も持つ同氏の受賞に、デビュー作『氷菓』へも注目が集まる

                                        今回の受賞作『黒牢城』は、戦国時代を舞台とした歴史ミステリー小説。織田信長に背いて「有岡城」へ立てこもった武将の荒木村重が、説得に来た織田方の軍師・黒田官兵衛を牢獄に幽閉したという史実が元になっており、城内で起きる怪事件を黒田の力を借りて解決していく。 同作は『このミステリーがすごい!』を筆頭に2021年度に発表されたミステリー小説アワードで数々の首位を獲得。大手ショッピングサイト「Amazon」の日本文学カテゴリーでも売れ筋ランキング1位の座を占めるなど一般読者からの人気も高い(執筆時点)。 また米澤氏はゲーム好きな一面を持つことでも知られ、朝日新聞社が運営するウェブサイト「読書好日」のインタビューにおいて、自身のゲーム遍歴を披露している。特に1995年に発売されたシミュレーションRPG『タクティクスオウガ』をお気に入りの作品として挙げ、タイトル名は明かされていないものの、とあるゲームで

                                          ミステリー作家の米澤穂信氏が第166回直木賞に選出。『タクティクスオウガ』などゲーム好きな一面も持つ同氏の受賞に、デビュー作『氷菓』へも注目が集まる
                                        • 「米澤穂信『黒牢城』読んでみた」ゆうきまさみのはてしない物語ー番外編ー 描きおろしコミックエッセイ | カドブン

                                          「#黒牢城感想戦」スペシャル版! 『黒牢城』の担当編集2人も愛読する歴史漫画『新九郎、奔る!』のゆうきまさみ先生による、まさかの『黒牢城』描き下ろし漫画! 皆の衆、括目‼ ゆうきまさみのはてしない物語ー番外編ー「米澤穂信『黒牢城』読んでみた」 おまけ:『黒牢城』編集担当二人の感想座談会~ゆうきまさみ先生から感想コミックがきた~ 担当K: UさんUさんたいへん! ゆうきまさみ先生から『黒牢城』の感想コミックがきちゃったよ!! (耳元で)き・い・て・るー?! 担当U: うわびっくりした……たいへん、って、そもそもお願いしろと言ったのKさんじゃないですか。 担当K: だってだって、戦国武将の先駆け北条早雲が主人公の『新九郎、奔る!』が連載中のゆうき先生だよ! そりゃ戦国武将同士がガチの智謀でぶつかり合う『黒牢城』を読んでいただきたいと思うじゃないですか! 担当U: んなこたあ僕だって百も承知です

                                            「米澤穂信『黒牢城』読んでみた」ゆうきまさみのはてしない物語ー番外編ー 描きおろしコミックエッセイ | カドブン
                                          • 米澤信雄さん死去 直木賞作家米澤穂信さんの父で元岐阜県高野連会長:朝日新聞デジタル

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                                              米澤信雄さん死去 直木賞作家米澤穂信さんの父で元岐阜県高野連会長:朝日新聞デジタル
                                            • 米澤穂信の小説・小市民シリーズがTVアニメ化!梅田修一朗&羊宮妃那が出演(動画あり / コメントあり)

                                              「春期限定いちごタルト事件」「夏期限定トロピカルパフェ事件」は、TVアニメ化もされた「氷菓」などで知られる米澤による、青春ミステリ小説。かつて“知恵働き”と称する推理活動により苦い経験をした小鳩常悟朗が、清く慎ましい小市民を目指そうと決意し、同じ志を立てた同級生の小佐内ゆきと、互いに助け合う“互恵(ごけい)関係”を密かに結んだとろから物語が始まる。小市民としての高校デビューを飾り平穏な日々を送るつもりでいた2人だったが、なぜか不可解な事件や災難が次々と舞い込んできて……。TVアニメは朝日系全国24局ネットの「NUMAnimation」枠とBS朝日にて放送される。

                                                米澤穂信の小説・小市民シリーズがTVアニメ化!梅田修一朗&羊宮妃那が出演(動画あり / コメントあり)
                                              • 直木賞・米澤穂信さんの父、遺体で発見…「釣りに出かけたまま帰らない」と捜索願

                                                【読売新聞】 滋賀県警彦根署は14日、滋賀県甲良町北落の犬上川河川敷で岐阜市茜部寺屋敷、高校非常勤講師米澤信雄さん(71)が遺体で発見されたと発表した。信雄さんは直木賞作家・米澤 穂信 ( ほのぶ ) さんの父で、親族が「釣りに出か

                                                  直木賞・米澤穂信さんの父、遺体で発見…「釣りに出かけたまま帰らない」と捜索願
                                                • 思春期の全能感、あるいは21世紀の偉大なる小市民——米澤穂信論のための覚書 - 宇宙、日本、練馬

                                                  先日、米澤穂信の〈小市民〉シリーズの新刊、『巴里マカロンの謎』が刊行されました。めでたいことです。以下、それにかかわることを書き留めておきます。 米澤穂信は、かつて笠井潔と行った対談の中で、デビュー作の『氷菓』で書きたかったことは「思春期の全能感」だったと述べている*1。 「思春期の全能感」。それは『氷菓』から始まる〈古典部〉シリーズで演じられる、ある種の特別さをめぐるゲームを読み解く際の補助線になるだろう。〈古典部〉シリーズにおけるキャラクターをおおよそ二つに分類するとしたら、この「思春期の全能感」への意識と態度で大きく分けてもよいかもしれない。 「思春期の全能感」に酔い、自身は物事のありようを正しくとらえており、自身の介入によって物事を適切な仕方で解決することができると無意識的に信じているタイプ。これは『愚者のエンドロール』における羽場ら「脚本家」たち、あるいは『クドリャフカの順番』の

                                                    思春期の全能感、あるいは21世紀の偉大なる小市民——米澤穂信論のための覚書 - 宇宙、日本、練馬
                                                  • 巴里マカロンの謎 - 米澤穂信|東京創元社

                                                    国内ミステリ > 連作短編集 創元推理文庫(M) 判型:文庫判 ページ数:298ページ 初版:2020年1月31日 ISBN:978-4-488-45111-0 Cコード:C0193 文庫コード:M-よ-1-11 装画:片山若子 装幀:岩郷重力+WONDER WORKZ。 「わたしたちはこれから、新しくオープンしたお店に行ってマカロンを食べます」その店のティー&マカロンセットで注文できるマカロンは三種類。しかし小佐内さんの皿には、あるはずのない四つめのマカロンが乗っていた。誰がなぜ四つめのマカロンを置いたのか? 小鳩君は早速思考を巡らし始める……心穏やかで無害で易きに流れる小市民を目指す、あのふたりが帰ってきました! *第10位〈ハヤカワ・ミステリマガジン〉ミステリが読みたい! 国内篇

                                                      巴里マカロンの謎 - 米澤穂信|東京創元社
                                                    • 人を信じる者と疑う者、どっちが探偵にふさわしい?米澤穂信『本と鍵の季節』 - 明晰夢工房

                                                      本と鍵の季節 (集英社文庫) 作者:米澤穂信 集英社 Amazon ここに二人の人間がいるとする。前者は性善説論者、後者は性悪説論者だ。あなたはどちらに探偵役をまかせたいだろうか。個人差はあるだろうが、多くの人が後者に探偵役を頼むのではないだろうか。現実でもミステリでも、犯人は必ず嘘をつく。性悪説論者のほうが、その嘘を見抜くき真相を暴くのにむいているだろう。人を疑わない性善説論者に探偵役が務まるのか、はなはだ心もとない。実際、多くのミステリではややひねくれた性格の人間が探偵役をやっている印象がある。だが人を信じることは、ほんとうに推理の邪魔になるのか。 『本と鍵の季節』において、探偵役を務めるのは図書委員の二人組、堀川次郎と松倉詩門だ。この二人の個性はそのまま性善説論者と性悪説論者に対応させられるほど単純ではないが、どちらかというと堀川は素直な性格で、松倉はややひねくれていて人を信じないと

                                                        人を信じる者と疑う者、どっちが探偵にふさわしい?米澤穂信『本と鍵の季節』 - 明晰夢工房
                                                      • 氷菓 米澤穂信 (2001年) - HとRのアトリエ

                                                        初の米澤穂信作品で久しぶりの「日常の謎」。 古典部シリーズの第一作ということで今後レギュラーで登場するキャラクターたちがどのように成長していくのか楽しみです。 「日常の謎」(殺人事件の起こらない推理小説)を好んで読んでいた学生時代を思い出して懐かしく感じました。 その頃は加納朋子作品や坂木司作品を中心に読んでいましたが、このジャンルの元祖である北村薫さんの作品は未読… 近々読みたいと思っています!

                                                          氷菓 米澤穂信 (2001年) - HとRのアトリエ
                                                        • 祝・直木賞受賞記念 12年前の「CREA」豪華座談会を特別公開! 辻村深月×道尾秀介×米澤穂信 | インタビュー・対談

                                                          2022.02.21インタビュー・対談 祝・直木賞受賞記念 12年前の「CREA」豪華座談会を特別公開! 辻村深月×道尾秀介×米澤穂信 出典 : #CREA ジャンル : #小説 ,#エンタメ・ミステリ ,#歴史・時代小説 2000年代に相次いでデビューし、同世代作家として親交を深めてきた三人。米澤穂信さんの『黒牢城』が第166回直木賞を受賞したことを記念し、2010年「CREA」誌上で実現した賑やかな座談会をWEBで特別公開します。 さらに米澤穂信さんの直木賞受賞を喜ぶ、辻村深月さんと道尾秀介さんの、12年ぶりとなる座談会が「オール讀物」3・4月合併号(2月22日発売)の直木賞特集で実現! 残念ながら今回は居酒屋にはいけませんでしたが、変わらぬ仲の良さと、年月を経て強まる“同志感”に溢れる鼎談は、「オール讀物」3・4月合併号誌面にてぜひお楽しみください。 どこでどうして繫がった? “作家

                                                            祝・直木賞受賞記念 12年前の「CREA」豪華座談会を特別公開! 辻村深月×道尾秀介×米澤穂信 | インタビュー・対談
                                                          • 直木賞作家・米澤穂信、行方不明の父が遺体で発見される 「本日警察による本人確認が完了しました」

                                                            推理小説『氷菓』(KADOKAWA)や歴史ミステリー小説『黒牢城』(KADOKAWA)などで知られる直木賞作家の米澤穂信さんが、8月14日にX(Twitter)を更新。行方不明だった父の遺体が発見され、警察による本人確認が完了したことを報告しました。 4日に、X(Twitter)で釣りに出掛けた父の行方が分からなくなっていることを明かしていた米澤さん。その後、父が乗っていた自家用車の写真を投稿しながら情報提供を呼びかけていましたが、(当該ポストは現在は削除済み)6日には、警察から父の車だけが見つかったと連絡があったことを報告し、8日には捜索が長期化する可能性があるとつづりながら、情報提供をしてくれた人や安否を気遣ってくれた人、また実際に車を探してくれた人々に感謝の気持ちをポストしていました。 その後、14日には「滋賀の河川敷で遺体、米澤穂信さんの父か」と題された記事をリポストしながら、「親

                                                              直木賞作家・米澤穂信、行方不明の父が遺体で発見される 「本日警察による本人確認が完了しました」
                                                            • 『春期限定いちごタルト事件』米澤穂信 - 隠し階段、踊り場

                                                              『春期限定いちごタルト事件』(2004) 春期限定いちごタルト事件 小市民シリーズ (創元推理文庫) 作者:米澤 穂信 東京創元社 Amazon 2024/1/27~28(2日間) ※真相のネタバレ普通にあるので注意 1/27(土) ・プロローグ ・羊の着ぐるみ 高校時代がはるか遠くのものになったのだなぁという感慨。 発狂しそう。小鳩くんの飄々としてますよ感に胸を掻きむしりたくなるし、小佐内さんとの関係はなんだこれ!?!? 甘ったる過ぎる!!!! うおおおおおお 好きとか嫌いとかでなくて、ひたすら "発狂" するしかねぇ お互いを盾や言い訳に使って小市民たることを目指す、とかごちゃごちゃ言ってるけど、要するにふたりだけの甘美で居心地の良い空間を守りたいんだよな。本当に目立たずに平穏に暮らしたいなら、そもそもふたりでつるまないほうがずっと良いだろう。意識的にか無意識的にか、そこに関してだけは

                                                                『春期限定いちごタルト事件』米澤穂信 - 隠し階段、踊り場
                                                              • 「虚無の風」が吹いている…米澤穂信が魅せられた「鬼才・山田風太郎」の哲学(風太郎百年“転生”祭) @gendai_biz

                                                                2022年、作家・山田風太郎さんが生誕100周年を迎えられた。天衣無縫にして外連、奇想、大胆とも評される山田風太郎作品は、何よりまず、その濃密かつ自在な物語世界で、今もなお、読むものの心を惹きつけてやまない。 この記念すべき100周年に合わせ山田風太郎作品にゆかりのある方々に、熱く山田風太郎の魅力を語っていただけないか。そしてこの無二の作家を人々の言葉によって、2022年の世に「転生」できないか。それが新連載「風太郎百年“転生”祭」の試みである――。 ■ ■ ■ 第166回直木賞、第12回山田風太郎賞をはじめ主要ミステリランキングで脅威の九冠を達成した『黒牢城』。著者・米澤穂信さんにとって初の歴史小説でありながら、本格ミステリーでもあるという挑戦的な作品として破竹の勢いを見せている。山風作品を「浴びるように読んできた」と話す米澤さんが考える「山田風太郎が見ていた世界」とは――。 虚無の風が

                                                                  「虚無の風」が吹いている…米澤穂信が魅せられた「鬼才・山田風太郎」の哲学(風太郎百年“転生”祭) @gendai_biz
                                                                • 直木賞は2作とも歴史小説。「氷菓」の米澤穂信氏は荒木村重vs黒田官兵衛、今村翔吾氏は「石垣vs鉄砲」がテーマとか。 - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

                                                                  【速報 JUST IN 】第166回直木賞は今村翔吾さんと米澤穂信さん #nhk_news https://t.co/djv8HGLMIY— NHKニュース (@nhk_news) January 19, 2022 www3.nhk.or.jp 直木賞の受賞が決まった今村翔吾さんは京都府出身の37歳。 ダンスのインストラクターや滋賀県守山市の埋蔵文化財センターの調査員などを経て…受賞作の「塞王の楯」は、戦国時代、武将たちの活躍の陰で城の石垣作りに命をかける職人集団「穴太衆」の姿を描いた歴史小説で、幼い頃、戦乱で家族を失い、「穴太衆」に育てられた石垣職人・匡介が主人公です。 (略)大津城を舞台に絶対に破られない石垣こそが戦の無い世を作ると考える匡介と、どんな城でも落とせる鉄砲ができれば、戦は無くなると信じる鉄砲職人の集団「国友衆」の頭目との互いの信念をかけた対決… 塞王の楯 (集英社文芸単行

                                                                    直木賞は2作とも歴史小説。「氷菓」の米澤穂信氏は荒木村重vs黒田官兵衛、今村翔吾氏は「石垣vs鉄砲」がテーマとか。 - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-
                                                                  • 米澤穂信著『黒牢城』が「第22回本格ミステリ大賞」受賞!!驚異の9冠達成!

                                                                    2022年5月13日(金)に「第22回本格ミステリ大賞」の開票式が行われ、株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区)より2021年6月2日(水)に刊行しました、米澤穂信著『黒牢城(こくろうじょう)』が受賞しました。 ※芦辺 拓著『大鞠家殺人事件』(東京創元社)とW受賞 『黒牢城』は、第166回直木三十五賞並びに第12回山田風太郎賞を受賞。さらに、「ミステリが読みたい! 2022年版」をはじめとする主要ミステリランキングすべてで第1位を獲得し、9冠を達成!累計発行部数も24万部を突破しています。作家デビュー20周年を迎える米澤穂信氏の集大成であり、ミステリの精髄と歴史小説の王道を究めたと言える本作。乱世を生きる果てに救いはあるか。 舞台は戦国ながら、現代を生きる皆さんの心にも刺さる作品です。この機会にぜひ読んでみてください。 ★本格ミステリ作家クラブ 公式サイト http://honk

                                                                      米澤穂信著『黒牢城』が「第22回本格ミステリ大賞」受賞!!驚異の9冠達成!
                                                                    • 米澤穂信さん『黒牢城』 | 小説丸

                                                                      英雄と英雄が戦う話よりも、当時の世界で必死に生き抜いた人の姿が好きでした なんと、米澤穂信さんが歴史小説を上梓。これまでにも中世ヨーロッパを舞台にした『折れた竜骨』などを発表してきたとはいえ、新作『黒牢城』は荒木村重と黒田官兵衛という、戦国時代に実在した人物が登場する。しかし読めば、これは実に米澤さんらしい本格ミステリ。執筆のきっかけは何だったのか。 雑談から生まれた戦国×本格ミステリ小説 本能寺の変から四年前を舞台にしたミステリ『黒牢城』。これが米澤穂信さんの新作だといえば驚く読者は多いだろう。だがページをめくり、緻密に構築された謎と、そこから浮かび上がる繊細な人間心理を味わいつつ最後の一行までたどり着いた時、この完成度の高さは間違いなく米澤作品だ、と思うはずだ。 執筆のきっかけは、編集者との雑談だったという。 「何の気もなしに〝地下牢に閉じ込められている黒田官兵衛を安楽椅子探偵役にした

                                                                        米澤穂信さん『黒牢城』 | 小説丸
                                                                      • 【特報】米澤穂信『冬期限定ボンボンショコラ事件』創元推理文庫より2024年4月下旬刊行!!|

                                                                        シリーズ四部作、〈冬〉ついに刊行! 米澤穂信『冬期限定ボンボンショコラ事件』 創元推理文庫から2024年4月下旬刊行!! 名探偵になどならず、小市民として慎ましく生きたいと願っているのに、さまざまな謎に出合ってしまう小鳩君と小佐内さん。春夏秋を経て、ついに冬の巻の刊行が決定いたしました。 新刊のタイトルは『冬期限定ボンボンショコラ事件』です。 2024年4月下旬刊行を予定しております。 今後の詳細は特設サイトにて告知していきますので、ぜひお楽しみに! シリーズ特設サイト https://special.tsogen.co.jp/shoshimin 2024年3月 (5) 2024年2月 (8) 2024年1月 (7) 2023年12月 (8) 2023年11月 (7) 2023年10月 (7) 2023年9月 (4) 2023年8月 (7) 2023年7月 (5) 2023年6月 (12)

                                                                          【特報】米澤穂信『冬期限定ボンボンショコラ事件』創元推理文庫より2024年4月下旬刊行!!|
                                                                        • 米澤穂信『さよなら妖精』ネタバレ考察、新装版収録『花冠の日』感想付 - ネコショカ(猫の書架)

                                                                          米澤穂信の出世作 米澤穂信の三作目。2004年刊行。東京創元社のミステリ・フロンティア枠で刊行された作品。2001年の『氷菓』、そして2002年の『愚者のエンドロール』から二年の沈黙を経て久々に出た新刊が本作である。2005年版の「このミス」では国内20位に入っている。 米澤穂信の出世作 おススメ度、こんな方におススメ! 古典部シリーズとの関係 あらすじ まずもって、タイトルからしてヤバイ マーヤの圧倒的な存在感と「劇的」に惹かれる気持ち 意味を持ち始める「矛盾」 もう一人のヒロイン太刀洗万智 「哲学的な意味」を問い続けた少女の物語『花冠の日』 おまけ:ユーゴスラヴィア史を知りたい人へ その他の米澤穂信作品の感想はこちらから 『さよなら妖精』は、この作品が出ていなかったら、米澤穂信はマイナーラノベレーベルの一作家で終わっていたのではないかと思えるほど重要な作品である。昨今のような一線級の人

                                                                            米澤穂信『さよなら妖精』ネタバレ考察、新装版収録『花冠の日』感想付 - ネコショカ(猫の書架)
                                                                          1

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