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中東情勢
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今回は、アルパカ証券のシステム開発における体制を述べます。 アルパカ証券の開発は要件定義、設計、実装、テスト設計、テスト実施という順に進んでいきます。この中で、全面的に採用しているgRPCが重要な役割を果たしています。 gRPCではproto定義がすべての元となります。そのため開発は以下の順番で行っています。 業務などからこういう機能が欲しいという要望が上がる。この後関係者で議論をし要件としてConfluenceにまとめる要件定義を設計担当者が受け取ったあと設計時にgRPCのproto定義を作成します。この時点でどのようなリクエストとリプライであれば要求が満たされるかを議論するproto定義からバックエンドのJavaコードとフロントエンドのTypeScriptコードを生成するバックエンド側の実装で必要であればDB定義を変更し、コードを生成するバックエンドとフロントエンドの両方の実装が完了し
今回は、アルパカ証券のフロントエンドについて述べます。 アルパカ証券ではReactを採用し、SPA(Single Page Application)として実装しています。また言語としてTypeScriptを初期から採用しています。 技術スタックTypeScriptそれなりに大きな規模のソフトウェアになるため、TypeScriptによって型レベルでの安全性を担保することで開発速度が出ると考えていたため採用しました。 特に型情報が有効なのはサーバーとのAPI部分です。JavaScriptではなにもないと勝手に変換されて不正な値になってしまうことがありますが、TypeScriptである程度保護されています。このAPI部分は前回述べたようにgRPCのprotoで定義されているのでこれを利用できます。 gRPCのproto定義からTypeScriptへの変換は、以下のように行います。 一度proto
こんにちは。shirou(@r_rudi) と申します。アーキテクトという名の雑用係をしています。 Alpaca Japanでは、2021年8月に「アルパカ証券」という証券サービスをはじめました。 この一連の文章は、アルパカ証券の裏側のシステムやその開発体制などについて述べたものです。なるべく証券分野に限らず説明していく予定ですので、証券サービスを立ち上げようとしている人たちにはもちろん、それ以外の方にも参考にしていただけるような文章を目指したいと思っています。 アルパカ証券とはアルパカ証券の詳細はホームページをご覧ください。また、第一種金融商品取引業者登録完了時のプレスリリースにも、「アルパカ証券」サービスの特徴が記載されています。 全体設計方針まず最初に、アルパカ証券を構成するシステムの全体設計方針について説明します。 マイクロサービス vs モノリシック設計は2018年中頃ぐらいから
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