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この度、BtoBに強いウェブ制作会社ベイジと、オールインワン型BtoBマーケティングツール『ferret One』を提供するベーシック社が業務提携しました。それに伴い、両社のノウハウを組み合わせた新サービスをリリースします(詳しくはこちら)。 ウェブ制作会社であるベイジと、ウェブサイト制作をノーコード化する『ferret One』を提供しているベーシック。BtoBマーケティング領域で別の業態を営む2社が、なぜ業務提携することになったのか。 ベイジ代表の枌谷とベーシック代表の秋山氏に話を聞くと、世の中の多くのBtoBサイトが抱えている課題、BtoBマーケティングで成果を出すためのヒント、そしてBtoBにおけるウェブサイトの未来が見えてきました。 これからBtoBマーケティングに力を入れていこうと考えている企業の方、もしくは正直ウェブサイトに予算をかける理由がわからないと考えている方も、ぜひ一
コロナ禍でリモートワークが一気に定着し、ビジネスパーソンの働き方に変化が訪れました。自宅に仕事をする環境が整ったことなどから副業を始める人が増え、副業・複業ワーカーの人口は1年間で100万人以上増加したといわれています。(ランサーズ調査)。とくに副業でライターの仕事を始める人は多く、ライター実態調査によると、ライターとして仕事をしている人の64.9%が副業・複業者との結果が出ています。 副業でライターを始めた理由の1位は「始めやすかったから」。たしかにライターの仕事はPCがあれば今すぐにでも始められます。しかし記事を1本書くためには予想以上の時間がかかります。始めてみたものの長く続けられるか不安を覚える人や、キャリアの作り方に迷っている人も多いのではないでしょうか。 今年ベイジのライターチームが開催したウェビナーにも、ライターのキャリアづくりや将来像に関する質問が多く寄せられました。 現在
Webサイト公開前の最終チェック。ベイジでは「ブラウザチェック」と呼んでいます。サイトの規模によって1~4人日とかかる時間はまちまちで、たいてい複数人で分担してチェックすることが多いのですが、実装完了後に一通りチェックを行っています。 このチェックはどちらかというと「最低限これはできてないとダメ」という品質担保の観点から行うものです。ベイジではスプレッドシートにチェック項目をまとめて、案件ごとにシートを用意してチェックが完了したかを項目ごとにステータス管理しています。 この記事では特に重要な項目をピックアップして、どういった内容をチェックしているか解説します。チェック項目は「全体」「ページごと」というふうに二分していて、「全体」はサイトを全体検索かけて一括でチェックが終わるもの(VS Codeの全体検索や、DB内部であればWordPressの管理画面から検索かけたりしている)、「ページごと
執行役員として主にウェブアプリのデザイン支援事業を引っ張ってきた古長が、8月をもってベイジを退職します。 ベイジは2014年頃から業務システムを中心としたウェブアプリのUI/UXデザイン分野の攻略に取り組んでいます。古長は事業を加速させるために初めて事業の専任担当として入社したメンバーで、UXデザイナー兼事業責任者としてこの3年間で大小含めおよそ20件にものぼるプロジェクトに携わってきました。 自称・人見知り会社のベイジの中でも珍しい社交的性格だった古長は、組織づくりや啓蒙、社内のカジュアルなコミュニケーションまで絶妙な温度感でこなすパワフルな存在でしたが、社員としての活動はここで一区切りとなります。 とはいえ古長とベイジは完全に関係性が途切れるのではなく、今後はUX分野の外部顧問としてウェブアプリの事業に引き続き関わっていくことになりました。今回の記事はいわゆる退職エントリーですが、新し
はじめに ベイジではウェブアプリのモック実装やJSのフレームワークでフロントエンド実装をすることが多いです。 フレームワークでの案件が徐々に増えていくにつれ、様々なJSフレームワークに合わせてCSSをマークアップすることが大変で、課題となっています。これらを解決するためにTailwind CSSを導入することを検討しました。 結果的にはアプリのフロントエンド実装にはとてもメリットがあり、課題を解決することもできました。Tailwind CSSの具体的な機能と、実際に導入してみての感想をご紹介します。 Tailwind CSSとは Tailwind CSSはユーティリティファーストのCSSフレームワークです。個別にCSSを記述する必要がなく、決められたユーティリティクラスをhtmlに追加するだけでスタイリングが可能です。一般的なCSSの書き方との違いは以下のコードで説明します。 Tailwi
最短10分でオウンドメディアを公開!※ オウンドメディアを立ち上げるのに もうウェブ制作会社は必要ありません。 WordPressのインストールにつまずかず、初期設定に必要な情報がすべて準備できている場合の最短時間です。10分で初期設定が完了することを目標にしたマニュアルもご提供します。
はじめに 今やあらゆるサイトで使用されているハンバーガーメニュー。 私たちウェブサイト系のエンジニアは数え切れないくらい実装してきている定番パーツです。 しかしながらその実装は容易ではありません。自分の作り方に自信を持てていない方も少なくないのではないでしょうか。 ただ単にそれっぽく動くものを作るのであれば簡単ですが、アクセシビリティやメニュー展開時の他の箇所の挙動など、不具合がないように徹底的に作り込もうとするとなかなか難しいものです。 今回はそんな厄介な存在であるハンバーガーメニューについて、私なりの現在の作り方を紹介したいと思います。。 ハンバーガーメニューの実装で気を付けるべきこと ハンバーガーメニューの作り方を見る前に、ハンバーガーメニューのあるべき姿、実装時に気を付けるべきことを洗い出してみましょう。 私が思い浮かぶものだと以下のようなものがあります。 メニューボタン、アコーデ
ベイジにデザイナーとして入社し、6年目となる。だんだんとチームメンバーが増え、他のメンバーの育成にも関わることが増えてきた。その仕事の1つに、他メンバーが制作したものにデザインレビューをする機会がある。 私自身、レビューをする中で、進め方やどこまで相手に伝えるべきかを悩んでいた。そんなときに、デザインマネージャーの田渕さんと1on1する機会があり相談してみた。そこで、デザインレビューのポイントをいくつか教えてもらったので、紹介しようと思います。 1. レビュー相手のアウトプットに責任をもつかどうか? 後輩とどのように関わるかによって、私がアウトプットに責任を持つべき場合と、持たなくてもよい場合があるとアドバイスをもらった。 アウトプットに責任を持つべき場合とは、後輩がまだ一人でプロジェクトを完遂できない可能性があるとき。私もプロジェクトメンバーの一人としてアサインされ、サポートをするような
「Webディレクター」と聞いて、どんな仕事をイメージしますか?「やるべきタスクが多くて忙しい」「社内外への調整が大変」などハードワークのイメージが強いWebディレクター。実は現代のビジネスパーソンに必要なビジネススキルの多くを、日々の業務を通して自然と身に付けられる職業です。 Webディレクターは守備範囲の広さがゆえに何屋さんなのかはっきりせず、ふわっとした職業に思われます。たとえばベイジの制作プロセスでは、ディレクターは「戦略フェーズ」とよばれる制作前の調査・分析や要件定義から携わります。他にはリード(見込み客)の管理や仕分けなどのインサイドセールス的な業務や、商談などではフィールドセールスとしての役割も担っています。 一言で表すなら、ディレクターはウェブ制作の責任者です。デザイン制作と実装以外の多くの領域にまたがるディレクション業務を通して、ディレクターはどのようなスキルを獲得できるの
私たちはウェブ制作会社なので、ブランディングが主テーマの仕事をすることは多くはありません。しかしながら、ウェブサイトにとってブランドやブランディングは避けて通れない、日常的なテーマでもあります。 私たちのメインクライアントである中規模BtoB企業の多くは、製品力・サービス力・営業力・販促力などで事業を拡大させてきています。その一方でブランドが体系的に整理されている企業はどちらかというと少数派です。短期的な成果に繋がりにくく、長期的な投資が必要になるブランディングの優先度を下げることは、成長期を駆け上がっていくところまでの戦略としては正しいといえます。 しかし、事業がある程度の規模まで成長して成熟期に差し掛かり、市場での影響力が高まり、社会との接点が増え、関与者も多様になり、コミュニケーションの総量が増えていくと、明確なブランドの指針がないことによって、様々な問題が発生するようになります。
コロナ禍において、急速に変化した働き方。副業を始めたり、転職を考えたりした人も多いかと思います。 そんななか、人気の職業のひとつがライターです。株式会社PLAN-Bが運営するウェブメディア「エラベル」が、2021年に11月に実施した「大人のなりたい職業ランキング」調査(※1)では、第1位にライターが挙げられていました。同調査では、「時間や場所に縛られずパソコンひとつで気軽に始められそう」「文章を書くのが好きだから」といった旨のコメントが寄せられています。一方で、いざライターの仕事を始めても、なかなか思うように仕事を進めることができない人も多いのではないでしょうか。 ベイジでも副業が可能で、私を含め3人のライターが副業でも記事制作をしています。私自身はベイジで働く傍ら、副業でもインタビューを中心に毎月7本前後の記事を執筆しています。この記事では、これからライターとして仕事をしてみたい、すでに
ベイジはこのたび、サイボウズ株式会社さんの採用サイトリニューアルを担当しました。 年を跨いで約8ヶ月を要する、ウェブサイトとしては比較的大規模なプロジェクトとなった本案件。公開後のサイトは会社説明会など採用現場でも活用されており、訪れた方に「なんかわかりやすいな」「企業のカラーが出てるな」と直感的に感じてもらえる点にもご満足いただいています。プロジェクトとしても、サイボウズさんの社内イベント「サイボウズオブザイヤー」で特別賞をいただくとても印象的なものになりました。 こうしてさまざまな場面で高く評価された採用サイトですが、よりよい形で実現できた理由はベイジの知見やスキルと、ほかの誰よりも「サイボウズ」について知っているサイボウズさんの力をうまく掛け合わせられたことにありました。 クリエイティブのクオリティを上げるヒントは、制作プロセスにこそ多く隠されているもの。そこで今回は、普段私たちの目
ネットショップ構築サービスの大手GMOメイクショップは「Commerce for a better future. /商取引でより良い未来に」をミッションに掲げています。2004年から本格的なネットショップを低価格で作成できるASPサービス「MakeShop byGMO」の提供をスタートし、2012年以降10年連続で年間総流通額業界No.1(※)を獲得しています ※ ネットショップASPサービス運営企業各社の発表数値より比較(GMOメイクショップ調べ・2022年3月時点) GMOメイクショップのプラットフォーム事業ではネットショップの構築支援、EC運用受託、ECマーケティング支援の3つの領域において、ECサイト運営に関わるサービスをワンストップで提供し、「本気で売りたい人」を支援しています。 GMOメイクショップは商取引全体をカバーする「トータルプラットフォーマー」を目指して、広範なEC領
ウェブアプリケーションの使い勝手を向上させる上で、入力フォームの操作がスムーズかどうかは、非常に重要なポイントです。 スムーズに入力できないフォームは、ユーザーにたくさんのストレスを与える可能性があります。その中でも、特にストレスとなりやすいのが入力エラーです。 「入力を終えて登録ボタンを押した直後、エラーメッセージが表示されてイライラした」こんな経験は、誰しもあるでしょう。見方を変えれば、入力エラーを制すれば入力フォームの使い勝手を制することができる、といっても過言ではありません。 そもそも、エラーはユーザーに起こさせない仕組みであるのが理想です。つまり、エラーが発生しないUIに工夫したり、エラーを自動的に修正する機能を実装したり、といったことです。 しかし、UIの工夫だけでエラーを完全に回避することは難しいですし、自動化するにも現在のウェブの技術ではまだまだ限界があります。エラーが発生
エンジニアの酒井です。突然ですが、みなさんはWordPressの「再利用ブロック」をご存知でしょうか?WordPressでページを編集していると、中の文章や画像だけ変えて同じパーツを使いまわしたい場面って、よくありますよね。そんなときに活躍するのがこの「再利用ブロック」という機能です。 この「再利用ブロック」という機能を利用すると、あるページで一度作成したパーツをテンプレートとして登録し、それを他のページで呼び出して繰り返し利用できるようになります。 この記事では、以下のような「吹き出し」の作成を例に、再利用ブロックの使い方を説明していきます。 再利用ブロックの登録は以下の流れで行っていきます。 1. デフォルトのブロックを組み合わせる まずはレイアウトを組みます。吹き出しの完成形を見てみると左右にカラムが分かれているので、カラムの「50 / 50」を追加します。 すると、左右のカラムごと
WordPressは機能として実装できないものはないのではないか、と思えるくらい自由度が高く多機能なCMSです。一方で多機能であるが故に管理画面のメニューも多く、サイトによっては使っていない機能なのに導線が残っていたり、設定画面に到達するまで階層が深かったり、操作が複雑だとユーザーに使いにくい管理画面だと思われてしまいます。 この記事では私が普段の制作でよく行うWordPressの管理画面のカスタマイズ方法について、独自で実装するものとプラグインを導入して実現するものを合わせて18個、ソースコードと解説を交えながらご紹介します。エンジニアだけでなくデザイナーやディレクターの方も「こんなことができるんだ」と知っておくだけで、より使いやすい管理画面に仕上げていくことができると思うので、ぜひ参考にしてみてください。 その1. ログインページのロゴを変更する 以下のログインページのWordPres
世間一般ではデザイナーは一括りに語られがちです。しかしデザイナーも千差万別。一人一人に個性があり、異なる価値観を持っています。 この多種多様なデザイナーを一括りにまとめて扱うことは、デザイナーとのミスマッチに繋がります。デザイナーを擁する組織にとって、マネジメント上の深刻な問題を引き起こすリスクを生みます。 私自身が20年以上デザイナーとして仕事をし、経営者や採用担当者として多くのデザイナーを見てきました。その私の経験則では、デザイナーは大きく4つのタイプに分類できると考えています。これは、縦軸に「挑戦的ー保守的」、横軸に「感覚的ー論理的」を置いた4象限で表現できます。 それぞれの特徴について、もう少し詳しく解説していきましょう。 タイプ1:理想実現型 自らが考える「理想のデザイン」を追い求める傾向が強いタイプのデザイナーです。 言語化できない感覚的・エモーショナルな領域も重視し、トレンド
先日、Twitterのフォロワー数が7.5万人を超えました。 私自身はフォロワー数を増やすことへの関心はもうなくなっているのですが、ちょうどいい区切りのタイミングなので、中小企業の経営者目線でのTwitter活動の意義を、よくいただく9つの質問に答える形で、ここで振り返ってみます。 Q1. なぜTwitterをはじめたのか? Twitterアカウントは2009年には開設していました。ただその頃は、長文が書けるFacebookを好んで使っていました。短文しか投稿できないTwitterは自分には向いてないと思っていました。そのため、2016年まではTwitterはほぼ放置の状態でした。 本格的にTwitterを始めてようと思ったキッカケは大したものではありません。当時在籍していた社員が読書の感想をTwitterにまとめていたのを見たからです。こういう使い方なら、読んだ本の定着ができそう。そう思
ユーザーが「使いやすい」と感じるアプリケーションは、良いUIデザインで設計されているともいえます。良いUIデザインでは、ユーザーの認知負荷を下げる工夫がされています。認知負荷を下げる仕組みを知るには、心理学とUIデザインの密接な関係を理解することが重要です。 行動心理学や認知心理学の発展により、人間の感情や行動は、脳の仕組みに基づいて様々な法則に当てはめられることが分かってきました。UIデザインでも、心理学を活用したアプローチでより良いユーザー体験を生み出すことができます。特に業務システムのような複雑なアプリケーションでは、メニューや画面レイアウトなど幅広く活用できます。 今まで心理学はマーケティング領域で応用されることが多く、ウェブサイトやアプリケーションのUIデザインで語られることはそれほど多くありませんでした。そこで本記事では、人の様々な心理現象や認知の法則を、UIデザインに活用する
この記事の主旨 キャリアにはキャリア資産という考え方がある キャリア資産が多いほど、キャリアは有利になる キャリア資産は、金融資産のように資産運用ができる キャリア資産の運用は、仕事以外の活動で行う キャリア資産がある程度貯まると、自動運転モードになる 自動運転モードになると、キャリアが停滞しにくくなる 自動運転モードは、ライフステージの変化によるリスクヘッジになる 時間と健康の資産がある若いうちにキャリア資産に投資した方が安心できる ライフワークミックスの考え方で、楽しみながらキャリア資産を作ろう キャリア資産とは? キャリアの話に正解はありません。大切にしている価値観も、望むライフスタイルも、これまで歩んできた人生も、将来の夢も、人それぞれ異なるからです。 一方で、キャリア形成におけるある種の法則のようなものは、確かに存在します。それを知っていることで、キャリアが劇的には変わらなくても
時間を管理する能力は仕事のパフォーマンスに直結します。それは会社や市場からの評価に繋がり、最終的には年収や生活の質に影響を与えます。それなのに、私を含めて多くの人は、つい時間を無駄遣いするような行動を取ってしまいます。 その理由の一つには、「時間に対する誤解」があるのではないでしょうか。 このような思いと自戒を兼ねて、私なりに考える「時間の原則」をまとめてみました。 社内勉強会で披露したスライドを元に、詳しく解説します。 1. 平等の原則 1分=60秒。1時間=60分。1日=24時間。1年=365日。こうした時間に関する前提条件はすべての人に平等である、という原則です。人によって異なるのは与えられた時間ではなく時間の使い方である、ともいえます。 基礎的な能力に大差ない者同士が、同じ環境・同じタイミングで何かを始め、3年後にパフォーマンスが大きく異なっていたとしたら、その間の時間の使い方が大
頑張って書いたブログやオウンドメディアの記事が、SNS上でほぼ無反応だったりすると、「自分にはブログを書く才能がない…」「自分には文章のセンスがない…」などと、つい落ち込んでしまいます。 しかし記事がシェアされないのは、才能や内容ではなく、届け方の問題かもしれません。 この記事では、ベイジ社内で蓄積されている「記事がSNSでシェアされるための工夫」に関する知見をまとめました。SNSの中でも特に拡散性が高いTwitterでのノウハウを中心にしています。 記事の執筆にあたって、これまで数々の記事やコンテンツをSNSで拡散させてきたベイジ代表の枌谷に取材しました。そこで教わったテクニックを、ライターの林崎から皆様に共有します。 1. 認識しやすく興味を引くタイトルをつける SNSでシェアされやすくするために最初に気をつけたいのは、何よりもタイトルです。ベイジでも、記事タイトルは公開ギリギリまで何
「当たり前にやるべきことを当たり前にできている状態にする」 これはベイジがウェブサイト制作において大事にしている考え方だ。私は入社して半年、主に開発フェーズのディレクターとしていろんな職能の社員と働きながら、この考え方が会社の文化として根付いているのを節々で実感している。 私が入社した当時はリモートワークが主となっていて、半年間ほとんどのメンバーと直接会わない状況だったが、プロジェクトは問題なく進行できた。これはリモートワークが定着していたことに加えて、コミュニケーションに対する姿勢に助けられた面が大きい。 そしてその姿勢とは、誰しもが「当たり前」を省略しないというものだ。 今回はベイジの「当たり前」となっているコミュニケーション習慣を取り上げようと思う。 理解度にあわせてコミュニケーションをとる スムーズなコミュニケーションの鍵は、会話の前提を揃えることだ。もし会議においてお互いの前提が
1. クリッカブルエリアの指定 ウェブサイトには、テキストリンクやボタン、フォームなど、ユーザーが操作できるインタラクションが存在します。多くの場合は、要素の外郭がクリック/タップできる領域(クリッカブルエリア)となりますが、デザインによっては、あえて要素の外郭=クリッカブル領域としないことで、使い勝手が向上することがあります。 しかし、デザインデータにクリッカブルエリアの指定がないと、コーダーはそれを読み解くことができず、デザイナーが意図したクリッカブルエリアにならないことがあります。 そのため、以下のようにデザインデータを作り、どこまでがクリッカブルエリアになるか、明確に伝えるようにしましょう。 例:メニュータイトル 下記のようなケースの場合、デザイナー側からの指定がないと、Aのテキストリンクだけがクリッカブルとしてコーディングされてしまいがちです。しかし、Bのように写真エリアや説明文
「わからないことがあったら質問してね」 誰もが新人の時に一度は言われたであろうこの言葉。この言葉があるのと無いのでは、質問するハードルが大きく異なるので、新人にとってはとてもありがたい言葉だと感じる一方で、こう思ったことはないだろうか?「そもそも、”何が分からないか”わからない」 かくいう私自身も、会議や打ち合わせの場でその状態になり、その場では、良い質問も思い浮かばず、後になって「これを質問しておけばよかった!」と後悔した経験がなんどもある。そのため、今回はどうしたら「何がわからないのかが分からない」という状態を回避できるのか?その改善策についてまとめてみたいと思う。 はじめに そもそも、その「何がわからないのかが分からない」という状況になってしまう主な原因は、その内容について「なんとなく」理解してしまっていることだと考えている。入社したばかりの頃や、初めての業務内容でそう感じるのは仕方
ヘア化粧品メーカー最大手・ミルボン(東証1部:4919)は稀有な存在である。サロン向けのBtoB商材でありながら美容系アワードの常連となるなど、消費者市場においても強いブランドを築いている。 その核にあるのは「ファンがファンをよんでくる」という圧倒的な製品力だ。しかし、単に優れた製品を作るだけでなく、それを顧客に届けるための戦略にも余念がない。 販売チャネルを増やすのはマーケティングの王道である。SNSでオーガニックなUGC※が絶え間なく生まれるほどの製品なら、チャネル拡張はダイレクトに売上に反映されるはずだ。しかしミルボンはサロン(美容室)の支援者である姿勢を崩さない。正規の販路はいまだサロンに限定されている。 ※User Generated Content:口コミなどのユーザー生成コンテンツ ミルボンの前身である1960年創業のユタカ美容化学株式会社は、業務用ヘアの専業メーカーであった
2021年後半から、web3という言葉をよく見かけるようになった。「ウェブの第3段階」のような意味合いの言葉で、ネーミングのベースになっているのはweb1.0、web2.0という概念である。 web3に関してはこの記事が猛烈に詳しいので詳細な解説は譲る。 参考)Web3 とは何か?急速に注目を集める新たなトレンド(The HEADLINE) このweb3の話に絡めつつ、自社の経営やマーケティング、クライアントビジネスを支援する中で感じていることを書き連ねながら、頭の中を少し整理してみたい。 web1.0が成し得たこと web1.0の始まりとはインターネットの始まりである。そのインターネットの人類史上における意義を言い表しているのが、「情報革命」という言葉だと私は思う。 農業革命や産業革命と同列に語られる情報革命は、その名に相応しい貢献をしてきた。そして、その革命にミッションがあるとするなら
2020年のコロナ禍で、多くの会社がリモートワークを始めましたが、収束の兆しが見え始めるとともに、オフィスに戻す会社も増えてきました。ただし、以前のように毎日全社員オフィスに出社する働き方に戻るわけではなく、多くの場合、オフィスとリモートを併用したハイブリッドワークに移行していくと考えられます。 アップルやマイクロソフト、フェイスブック(現メタ)のような大手ITもリモートとオフィスが混在した働き方への移行を明言しています。この世界的な動きを受けて、ハーバードビジネスレビュー2021年8月号の特集記事のタイトルは『ハイブリッドワーク』となっています。 オフィスとリモートが混在する働き方はコロナ前にも存在していました。しかしそれは、あくまでメインはオフィス、事情があって出社できない人のための救済措置としてサブのリモート、がほとんどだったと思います。 一方でコロナ後のハイブリッドワークでは、リモ
みなさんこんにちは、外部ライターのまこりーぬです。 2021年6月より、ウェブ制作会社ベイジではデザイナーの田渕将吾さんを “デザインマネージャー” として社外から迎え入れています。 同業であればご存じの方も多いかと思いますが、田渕さんは数々のデザインアワードを受賞し、現在は審査員を務めるほどの実力の持ち主です。クリエイティブカンパニーAID-DCCでアートディレクターを務めたのち、2020年からは「ビズリーチ」を運営するVisionalグループ 株式会社ビズリーチでご活躍されています。 そんな田渕さんがなぜ顧問としてベイジに参画することになったのか、具体的にどんな取り組みをおこなっているのか。これらを紐解いていくと「若手デザイナーをより成長させるために組織はどうあるべきか」というヒントに満ち溢れていました。 デザイナーのみなさんはもちろんのこと、デザインチームを抱えるリーダーのみなさまも
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